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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ソマリア沖海賊ところ変われば…
2008年11月20日 (木) | 編集 |



以前にも使った「しんぶん赤旗」の図




■インド洋給油の継続をめぐって未だ与野党の攻防が続いているが、昨今はアフガン支援という当初の目的よりも、アフリカ東部のソマリア沖に出没する海賊対策の方に目が向いているようである。

政府軍とイスラム武装組織との戦闘が長引き無政府状態になっているソマリアでは、今年に入って海賊事件が激増。国際海事局はこれまでに船舶18隻が襲われ、乗組員330人が人質になって身代金を要求されていると発表した。
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112001000241.html
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200811190019.html


■この事態を重く見た日本でも、超党派の国会議員による「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」が本日20日、海上自衛隊の護衛艦や哨戒機を現地に派遣するための新法案策定検討を決めた。
麻生首相もこの新法案に乗り気というが、海外での武力行使は憲法で禁じられており、どうなるかは不透明だ。
ようするに理由はアフガン支援でも海賊退治でも何でもいいのだ。自衛隊を海外に出して武力行使をしたいというのが本音の目的なのだから。
http://mainichi.jp/select/world/news/20081121k0000m010029000c.html



■一方、海賊ビジネスが盛んなソマリアはいったいどうなっているのか。
そのソマリアの実情について面白い記事が載っていた。


     共同通信 11月20日
     http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112001000174.html

         繁栄するソマリア海賊の町 高級車にネットカフェも

【カイロ20日共同】高級自動車にインターネットカフェ。人質には洋食の出前も-。AP通信は、事実上の無政府状態が続き、貧困にあえいでいたソマリアの沿岸部の町が、身代金を得た海賊たちの落とす金で繁栄を謳歌(おうか)していると伝えた。海賊行為の根絶を求める国際社会の呼び掛けにもかかわらず、地元住民たちは“豊かさ”をもたらしてくれる海賊たちに感謝の念を隠していないという。

 「合法的に金が入ってこようが、違法だろうが、それで私たちはこの町で生活ができる」とハラデレに住むシャムソ・モアリムさん(36)。5人の子どもの母親だ。「子どもたちは食べ物の心配もなく学校にも行ける。みんな幸せよ」

 ソマリアは、イスラム原理主義勢力と暫定政府軍との戦闘などで治安が極度に悪化、中央政府は約20年もの間ほとんど機能していない。平均寿命は46歳。4人に1人が5歳になる前に死亡する。

 だが、沿岸部のハラデレやエイル、ボサソなどの町は“海賊経済”で栄え、中には4輪駆動車を乗り回し、石造りの家を建てる海賊も。海賊行為はここでは“よい生活”を得る手段だ。




■海賊に襲われる船舶はたまったものではないが、なんか痛快で笑ってしまう。
世をあげて人権だ民主制だとか騒いで途上国にも強制する風潮の中で、どっこい底辺の庶民はたくましく生きているといった見本だ。
世の中には表もあれば裏もある。そして裏がすべて悪とはかぎらない。
イギリスだってその昔は、女王の号令の下、国を挙げて海賊行為にいそしみ帝国を築いたという歴史がある。
そういう意味でも、物事の両面を垣間見る思いがした共同通信の記事だった。




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