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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 米大統領選とグルジア紛争の黒い関係をプーチンが斬る
2008年08月29日 (金) | 編集 |


オバマ、マケインを強く批判する






指名受諾演説をするオバマ候補(ロイター)




■オバマ氏は(ようやく!)米民主党の大統領候補に正式に指名され、28日にデンバーのフットボールスタジアムで指名受諾演説を行った。
45年前のこの日は、故キング牧師が「アイ・ハブ・ア・ドリーム」という有名な演説を行った記念日でもある。
この指名受諾演説の中でオバマ氏は共和党のマケイン氏を、米国経済を悪化させ世界の中での地位を低下させたブッシュの政策をずっと支持してきたと強く批判した。


■オバマ「われわれはこの国を非常に愛しており、次の4年間を過去8年間のようなものにすることはできない。それがわれわれがここにいる理由だ。11月4日には、われわれは立ち上がって『この8年でもうたくさんだ』と言わなければならない。米国は本来、もっと良い国だ」

「ブッシュ―マケインの外交政策は、米国民、民主党と共和党が協力して築いてきたかけがえのない資産を食い潰した。われわれはそれを再生させる」

「私は司令官として、この国を守ることをためらいはしないが、危険な状況において(イラクへ)軍を送るのは明確な使命がある時だけだ。マケイン氏は地獄の門までビンラディンを追っていくと言っているが、彼はビンラディンが潜む洞窟にすら行っていない」









プーチン、グルジア紛争は米国が画策と指摘する






ソチでインタビューに答えるプーチン首相(ガゼッタ・ロシア)




■朝日新聞 8月29日
 http://www.asahi.com/international/update/0829/TKY200808290053.html

       プーチン氏、グルジア衝突を米政府画策と批判 米TVに

【ワシントン=鵜飼啓】ロシアのプーチン首相は28日、米CNNテレビの単独インタビューに応じ、米政府がグルジア衝突を画策したと批判した。大統領選に影響を与えることを狙ったとの見方も示した。米ホワイトハウスのペリーノ報道官はこれに対し、「全くの誤り」と反論した。

 プーチン氏は、ロシア軍とグルジア軍が衝突した現場から米国人の旅券が回収されたとして、米国人がグルジアの軍事行動に加担していた可能性を指摘。「米国民が紛争地域にいたのであれば、上層部の指示を受けた行動だろう。そういう指示ができるのは(国家)指導者だけだ」と述べた。ロイター通信によると、プーチン氏はこのインタビューで「米国のだれかが、大統領選で候補の一人に有利に働くよう意図的に衝突を作り上げたとの疑いが出てくる」とも話した。候補名は挙げなかったが、安全保障面での経験を売り物にする共和党のマケイン上院議員を念頭にした発言と見られる。



■朝日新聞は米国人の旅券について書いているが、CNNでは「具体的な証拠は示さなかった」となっている。当然ながらCNNの方が朝日に比べてプーチンの発言を辛らつに否定しているわけだが、このインタビューのニュースを見ていた人(どちらかというと米国寄り)の感想によると、プーチンは感情を抑えた理性的で巧みな話し方で終始CNNの記者を圧倒していたそうだ。
欧米のメディア(日本を含む)はとかくプーチンをヒステリックで残酷な独裁者として報じようとしているが、実像はおだやかな実務型の人物である。ロシア人というよりドイツ人的な印象だ。


■さて私も先日のブログに、グルジア紛争はオバマ人気を失墜させるためにマケイン陣営がたくらんだものではないかと書いたが、どうやら当たっていたらしい。
また米国は南オセチアとアブハジアの独立承認をロシアが認めることを先読みして、上海協力機構のメンバーである中国との間に亀裂を生じさせる目的もあったのではないかともおとといのブログに書いた。そうしたら、やっぱりそれを示唆する記事が出た。
タジキスタンのドシャンベで、すでに上海協力機構の首脳会議が開かれていたことまでは知らなかったので、ちょっとびっくりしたのだが…。









胡錦濤(フー・ジンタオ)、ロシアの独立承認に苦渋する






上海協力機構の首脳たち(朝日新聞)




■中国、ロシアと中央アジア4ヵ国で作る上海協力機構の首脳会議が28日、タジキスタンの首都ドシャンベで開かれた。出席したのは中国の胡錦濤国家主席、カザフスタンのナザルベーエフ大統領、キルギスタンのバキーエフ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領である。

朝日新聞によると、【胡主席は会議の席上「平和が永続し共に繁栄する調和ある地域を手を携えて建設する」と題する重要演説を発表。「上海協力機構は成立以来7年、地域の安全保障と安定の維持、経済発展の促進に努力し、地域の政治環境・安保環境・発展状況を著しく改善した。ビシュケク首脳会議以来、機構自体の建設と実務協力において前向きな成果を上げ、団結の一層の強化、協力の一層の緊密化、活動の一層の強化、成果の一層の顕著化の目標に向け、引き続き邁進してきた。上海協力機構の発展と業績は誰の目にも明らかだ」と指摘した。 】



■しかしながらグルジア紛争におけるロシアの役割を各国首脳は支持しながらも、南オセチアとアブハジアの独立承認には消極的な態度を見せた。
ことにウイグルやチベット、台湾などの分離独立運動を抱える中国は慎重な態度を取っている。

米国単独覇権への対抗でまとまっている上海協力機構だが、グルジア紛争が落とした影は濃い。この亀裂をも見越してグルジアをけしかけたブッシュ-マケイン陣営(ネオコン)の策略には恐れ入る。
ロシアの孤立も恐れないと宣言したプーチン-メドベージェフがこのネオコン(イスラエル)とどう対抗していくのか、これからもハラハラする日々が続きそうだ(^^;;







       おまけ


■ロイター通信 8月29日
  http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-33504820080829

  ロシアが欧州向け石油供給削減も、ルクオイル幹部に準備指示=英紙

[シンガポール 29日 ロイター] 英デーリー・テレグラフ紙は29日、ロシア政府が、国内石油会社の少なくとも1社に対し、グルジア問題で制裁を検討している欧州向けの供給を削減することを想定した態勢をとるよう通告した、と伝えた。
 同紙は、「ハイレベルの業界筋」とする匿名の情報筋の話を引用し、ポーランド、ドイツに石油を供給するドルツバ・パイプラインを通じた送油が削減される可能性に関する「情報が流れ始めた」とし、少なくともロシア最大の石油会社ルクオイル(LKOH.MM: 株価, 企業情報, レポート)の幹部は政府の通告を受けている、と伝えた。
 この情報筋は、ロシア政府が企業幹部に「早ければ9月1日にも供給を削減する準備をするよう通知した」と述べたという。
 デーリー・テレグラフ紙によると、モスクワのルクオイル幹部は、供給を削減する計画は知らないとコメント。ロシア政府はコメントを差し控えた。




■朝日新聞 8月29日
 http://www.asahi.com/international/update/0829/TKY200808290079.html

 大陸間ミサイル実験、成功と発表 ロシア、米けん制か

【モスクワ=星井麻紀】ロシア軍戦略ミサイル部隊は28日、ロシア北部のプレセツク宇宙基地で大陸間弾道ミサイル「トーポリ」の発射実験を行い、カムチャツカ半島の標的に命中させたと発表した。インタファクス通信が伝えた。同通信は、実験したミサイルにはミサイル防衛システムを突破する特別な装置が装備されていたと報じた。米国が東欧で計画するミサイル防衛システムを牽制(けんせい)するための実験とみられる。






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