
■今から10日程前、ちょうど洞爺湖サミット終了後に、NHKのニュースを見てびっくりした。
そのときの内容を以下のように保存しておいたのだが、報じたのはNHKだけだったのだろうか?
あまり話題にならなかったような気がするのだが…。
夜7時のNHKニュース 7月10日http://www.nhk.or.jp/news/k10015817411000.html
航空機テロ想定 初の図上演習
北海道洞爺湖サミットの直前、ハイジャックされた民間の旅客機による「航空機テロ」を想定して、防衛大臣も参加する初めての図上演習が行われ、サミット会場への突入が避けられない場合、乗客を乗せた旅客機であっても撃墜するという判断が示されていたことがわかりました。
北海道洞爺湖サミットは、2001年にアメリカで起きた同時多発テロのあと日本で初めて開かれたサミットで、航空機を使ったテロにどのように対処するかが安全を確保するうえでの最大の課題でした。図上演習は、サミットの直前の今月2日に防衛省と航空自衛隊の各地の司令部をホットラインで結び、石破防衛大臣と自衛隊の指揮官などが参加して総理大臣官邸とも連絡を取りながら行われました。防衛省によりますと、想定は、乗客およそ200人を乗せた民間の旅客機がハイジャックされ、通常のルートをそれてサミット会場の方向に飛行してくるというもので、時間を追ってどういう判断をするかが検討されました。その結果、ハイジャック機があと1時間でサミット会場の上空に到達すると予測された時点で「治安出動」が発令され、航空自衛隊の戦闘機に武器の使用が許可されました。その後も、ハイジャック機が間近を飛行する戦闘機からの無線での呼びかけや警告射撃にまったく反応せずに飛行し続けたため、協議を重ねた結果「このままでは突入は避けられない」として、上空まであと1分、距離にして18キロ余りのところでハイジャック機を「撃墜」するという判断が下されたということです。防衛省によりますと「航空機テロ」への対処について航空自衛隊の内部で検討したことはありますが、防衛大臣も参加して防衛省全体で演習を行ったのは今回が初めだということです。
■ニュースでは、航空機がサミット会場に近づいていく様子のシミュレーションをやっていたので、かなりの迫力だった。しかし、乗客ごと撃墜とは!
度を越えた過剰警備の上にこんな演習までしていたとは、ほんとに腹が立つ。
有事の際は国民の命など無きに等しいのだ。
そしてこの演習は今後の参考にされて、実行のときをひそかに待つことになるのだろう。


いずれも朝日新聞より
左:海中から引き揚げられるヘリの機体の一部=10日午前6時30分すぎ
青森県大間崎沖、栗田有宏撮影
■昨日は犬吠崎沖漁船転覆の謎について書いたばかりだが、このヘリ墜落に関しても疑問が多い。
当時の新聞記事を2つ転載する。
河北新報 7月7日http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080707t23023.htm
4人搭乗ヘリ墜落か 大間崎沖・地元TV取材中
6日午前11時45分ごろ、青森県大間町の大間崎沖で、青森朝日放送(ABA、青森市)がチャーターした小川航空(大阪市)の秋田空港所属のヘリコプターが消息を絶った。自衛隊艦艇の火災取材で、同放送アナウンサー木村慎吾さん(28)=青森市浦町=ら4人が搭乗していた。当時、現場は深い霧で見通しが悪く、青森海上保安部と青森県警はヘリが墜落した可能性があるとみて捜索している。
海保や県警によると、搭乗者は木村さんのほか、同放送契約カメラマン大森真二さん(39)=同市緑1丁目=、いずれも同航空社員で機長高下工三夫(くみお)さん(57)=秋田市御所野元町=、副機長菊池浩光さん(43)=同市広面=。高下さんは飛行歴約30年のベテランだったという。
ヘリは「アエロスパシアル」と呼ばれるフランス製機種で、6人乗り。同日午前10時10分ごろ、秋田空港を飛び立ち、青森空港で木村さんら2人を乗せ、午前11時15分ごろ、青森県沖を航行中に火災を起こした海上自衛隊護衛艦「さわゆき」の空撮に向かった。正午すぎから連絡が取れなくなり、到着予定時間の午後2時15分になっても戻らなかった。
海保や県警が付近を調べたところ、大間崎の北西約8キロの海上で、油膜が浮いているのを発見。ヘリ燃料の可能性もあり、付近の海域を中心に行方を捜したが、機体は見つからず、日没とともに捜索態勢を一時、縮小した。7日も朝から本格的な捜索を行う。
大間崎付近の防波堤で釣りをしていた大間町の会社員男性(28)は「上空で聞こえていたプロペラ音が急に止まり、その後、『ドカーン』という爆発音がした」と110番したという。青森地方気象台によると、当時、現場は霧が深く、海上濃霧注意報が出されていた。
朝日新聞 7月10日http://www.asahi.com/national/update/0710/TKY200807100010.html
墜落のヘリ引き揚げ 青森・大間崎沖
4人が乗った青森朝日放送(青森市)の取材用ヘリが青森県大間崎沖で墜落し、海中で1人が遺体で見つかった事故で、ヘリを所有する小川航空(大阪市)は10日午前6時半ごろ、大間埼灯台の西南西約700メートル沖の海底から機体を引き揚げた。
付近は水深13メートルの岩場。民間のダイバーが潜って機体にワイヤをかけ、クレーン船で引き揚げた。最初に回転翼のついた操縦席の一部が引き揚げられ、さらに後部が回収された。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の航空事故調査官2人が、引き揚げに立ち会った。機体はクレーン船で青森港に運ばれ、さらに秋田空港の小川航空の格納庫に搬入され、調査が行われる。
6日に発生したこの事故では、9日に副機長の菊池浩光さん(43)=秋田市広面=が遺体で見つかった。木村慎吾アナウンサー(28)、大森真二カメラマン(39)、高下工三夫(こうげ・くみお)機長(57)の3人の捜索が続いている。
■事故が起きたのは、折りしもサミット直前。場所も北海道近く。
火災を出した(放火だという)海上自衛隊護衛艦「さわゆき」の空撮に向かったヘリが墜落した。
「ドカンという爆発音」という証言がひどく気にかかる。
また引き揚げられたヘリの損傷が尋常ではないという。
他にもいろいろ疑問点があるようだ。
ヘリはなぜ墜落したのか。
考えるほどに疑惑は膨らむばかりだ。






