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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ブランド米の下落が止まらない
2007年10月14日 (日) | 編集 |
■06年度の食糧自給率(カロリーベース)がこれまでよりさらに1ポイント下がって、ついに39%になった(8月10日の農水省発表)。
まるで前政権の支持率みたいだが(-""-;)、この原因は天候不順や消費者のコメ離れにあると農水省側はいう。
そんな折、先日のテレビで、米価の下落で農家が困っているといった内容のニュースをやっていた。



■上のグラフは毎日新聞(10月8日)のもの。
93年と03年は不作のため価格が高騰しているが、全体的にはずるずると下がっている。

東北の銘柄米も卸業者が買い控えしているため、60キロ当たり前年より1000円も落ち込んでいて深刻だ。作柄は平年並みで、今年の米だけで23万トンが供給過剰になる予測だという。

自給率が下がるという危機的な状況の中で、肝心な主食の米が供給過剰で金にならないとは、こんな矛盾した話はない。
この下落の原因の一つには、財団法人「全国米穀取引・価格形成センター」の「3%ルール」が導入されたことも大きい。これは「同じ銘柄が2回連続で落札率5割を切った場合、次回の落札下限価格を3%以上低くする」(10月7日の河北新報社より)というルールである。
米も規制緩和の流れを受けて流通が自由化になり、農家にとってますます厳しい状況になっているのだ。
まさに小泉-安倍構造改革の大きな犠牲である。



■下図は河北新報社のを拡大したもの。






   ≪追記

■このブログを書いてから遅い夕食をとっていたら、NHKスペシャル「シリーズ・ライスショック あなたの主食は誰が作る」という番組が始まったのでびっくりした。
きょうは第1回で「世界がコシヒカリを作り始めた」。

偶然というか、こないだは飢餓について書いたところ、クローズアップ現代でやはり日本の飢餓について報じていたそうだ。
なんか最近、NHKと妙にシンクロしている私(^o^)
先日は仕事中で残念ながら番組を観ることはできなかったが、きょうは最後の方だけちょっと観た。

なるほど、消費者の米離れと流通の自由化に加え、アメリカなど外国で作られた米が輸入されて、それも国産米の価格下落につながっていたのか。

番組の最後の方で、WTO(世界貿易機関)農業交渉で関税撤廃を受け入れた台湾の農家の窮状を映していた。
そこには作った米が売れず農業から離脱せざるを得なくなった生産者の姿があった。かれらはどうやって生きていったらいいのかと、苦しい表情で訴える。かろうじて米作りを続けている者も厳しく管理され、かつての自由も誇りもない。
まるであの悪名高いアグリ・ビジネス「緑の革命」の再来ではないか。
そしてこれは日本農業の未来の姿でもあるのだ。






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