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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 米下院がイラク撤退法案を可決したけれど
2007年07月13日 (金) | 編集 |

■戦争は撤退するのが一番難しいとよく言われる。
米国議会で昨日12日に発表されたイラク情勢に関する中間報告では、議会で決められた努力目標の半分近くに不十分な進展しかみられないとされた。
下院は08年4月1日までに戦闘部隊を撤退させ法案を賛成多数で可決。しかしブッシュ大統領はイラク政策について「成功できると確信している」とし、今回も拒否権を行使するつもりのようだ。



■さらにあきれることに、ブッシュ政権の機密報告書「国家情報評価(NIE)」の原案には、アルカイダが化学・生物・核兵器などの大量破壊兵器を入手しようと画策し、米国に工作員を多数送り込んで攻撃の機会を狙っていると書かれているそうだ。
どこまで妄想を膨らませているのやら。
彼らキリスト教原理主義者は、「審判の日」の前に世界の破壊がやってくることを信じて疑わないから始末に終えない。
今は悪魔すなわちテロリストたちとの最終戦争を戦っていて、必ず自分たちは勝利した後に神の栄光に入ると思っているのだから、まったくもって「宗教はアヘン」だよね。




■そこで思い出したのが、これ。
今月2日、ブッシュ・パパの別荘にプーチン大統領を招いて米ロ首脳会談が行われたのだ。
この時はちょっとボーっとした頭でテレビの画面を見ながら、なんか2人でにこやかに握手してるなくらいに思っていた。
だけど考えてみれば、9.11後に米ロは「対テロ」で同調してわりと仲がよかったのが、イラク戦争の是非をめぐって関係が一気に悪化。
最近はロシアと反米諸国が急接近し、中国も仲間に入って、対米関係はますます悪くなる一方で、これはまずいとブッシュもいろいろ気を使って、異例の別荘招待にロブスター料理のおもてなし、モーターボート遊びと、まあご苦労様で。



■で、この別荘会談で2人は何をどうしたかっていうと―。




大食い猫のマイケルことブッシュ大統領です。
ちょいと君、ロブスターはうまかったかね。
5月にモスクワの赤の広場で、よくも私の政権のことを「ヒットラー政権下のドイツのようになってきた」なんて言ってくれちゃったよね。




黒猫のプーチンことプーチン大統領です。
あんたんとこのロブスターって大味なんだよね。
そ~ゆ~あんたこそ、プラハで「プーチン政権下のロシアの民主主義はどうたらこうたら」って批判したじゃないか。




チャーむかつくワ、こいつ。
とにかくね。北朝鮮を何とか手なずけつつある今、残ってるならず者国家はイランなのよ。わかる?
だからイランの核ミサイルに備えるためには、チェコへのレーダー施設とポーランドへの迎撃ミサイル配備は「必要不可欠」なんだ。



とかなんとか言っちゃって、東欧へのミサイル防衛(MD)システムは、イランじゃなくて対ロシアだってことは見え見えなのさ。
もしあんたの言ってることがほんとなら、わがロシア内のアゼルバイジャンにあるレーダー施設を共同使用してもいいよ。
それからモスクワとブリュッセルにも情報交換センターを設置しよう。
どうだ、いい提案だろう。
われわれがこうしてMDで協調すれば、ロ米関係は全く新たなレベルに達するだろうさ。



やだやだ、プーチンのいぢわる。
ロブスター料理とモーターボート遊びで歓迎してやったのにい。
君は時々、私が聞きたくない発言を行うね。
チェコへのレーダー施設とポーランドへの迎撃ミサイル配備は、絶対「必要不可欠」なんだ。(だって敵はイランじゃなくてロシアだもんね)




こうして米ロ首脳会談はほとんど成果をあげられないまま閉幕。
あ~、世界の平和は果たしていつ訪れるのであろうか。




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