

なんの証拠も示さず「イラン」と名指しで非難する態度は、イラクの時とまったく同じだ。
ポンぺオ、ボルトンらのイラク壊滅願望の妄想はトランプにも感染したようだ。
しかも日本のタンカーを所有する国華産業の社長が機雷でなく飛来物によって
攻撃されたと断言しているのに、米国はイラン革命防衛隊がタンカーに機雷を
しかけて爆破させ、その後船体についたままの不発の機雷を回収しに小型船で
やってきたと言い張っている。

精鋭のイラン革命防衛隊ともあろうものが機雷の回収にやってくるなんてありえない。
あれはどう見ても、海賊のたぐいが何かめぼしいものはないかと盗みに近づいたと
私には思えるのだが。
これこそフェイク事件そのものではないのか。

写真:Pars Today
オマーン海でのタンカー襲撃事件

http://parstoday.com/ja/news/iran-i53776
オマーン海でタンカー襲撃事件、イラン国内の反応
オマーンの現地メディアは13日木曜、「オマーン領海でタンカー2隻が攻撃を受けた」と報じました。
奇しくも、安倍晋三首相がイラン訪問中、しかも最高指導者ハーメネイー師との会談中に起きたこの事件は、黒煙をもうもうと上げるタンカーの様子が速報されるなど、イラン国内でも大きく取り上げられました。
イラン政府のラビーイー報道官が、オマーン海で日本系タンカー2隻が攻撃されたとの報に対する懸念を表明し、この地域の政情不安から利益を得る人々の罠に注意するよう、地域の国々に警告しました。
ラビーイー報道官は13日木曜、「イラン政府は戦略的水域を含めた安全確保のため,地域の安全保障に協力する準備が整っている」と述べました。
イランのザリーフ外相は事件後すぐにツイッターで、「安倍首相とハーメネイー師が広範囲かつ友好的な会談を行っている最中に発生した、説明しがたい不審な攻撃」と投稿し、「イランが提唱する地域の対話が不可欠」とコメントしました。
イラン海難救助隊は、「オマーン海で攻撃を受けた」と報じられているタンカー2隻の乗組員あわせて44人がイラン南部ジャスク港に移送されたことを明らかにしています。
イラン南部ホルモズガーン州港湾航行機関のラズヴァーニー広報部長は、13日にIRIB通信のインタビューに応じ、これらのタンカーはジャスク港から25~28kmのところで火災に見舞われたとし、「タンカーの1隻はマーシャル諸島国旗、もう一隻はパナマ国旗を掲揚していた」と述べました。
同部長はまた、「マーシャル諸島船籍のタンカーはエタノールを積み出し、カタールから台湾へと向かう途中で現地時間午前8時50分に事故に遭遇した。イラン・ホルモズガーン州の救援救急センターの調整により、現場を通過中の船舶によって乗組員23人が救出された」と説明しました。
さらに、「パナマ船籍のタンカーは、メタノールを積み出しサウジアラビアからシンガポールへと向かう途中で午前9時50分に出火、その乗組員21人は周辺海域を航行中の船舶によって救出された」と述べました。
その後、イラン外務省の報道官が、安倍首相がイラン訪問中に発生したオマーン海での日本関係のタンカーの火災について、こうした不可解な事件に対する懸念の意を表明しました。
ムーサヴィー報道官は13日、ツイッターに投稿し、「イランは、これらの事件が地域の緊張緩和や治安確立に向けて地域内外のレベルで行っている努力や目標に逆行するものとみなす」と強調しました。
また、「イランは地域での協力や対話を支持する」と重ねて強調しました。
