激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 友へ
2015年12月06日 (日) | 編集 |




雨の国会議事堂前 2015年9月17日




 年齢を経て、世の中のしくみを知れば知るほど憂いもまた深くなる。
この社会を覆う数々の理不尽と閉塞感に押しつぶされそうになっているあなたに
この詩を届けたい。
今から8年前の8月18日に、当ブログに記した同じ詩を。
あれから何が変わり、何が変わらなかったのかを、思い出すために。










       唄    
 
                ニコライ・ミンスキー (19世紀ロシアの詩人)



   わたしは夜更けに言った、
   全世界は―― 一つの牢獄、
   そこでは独房に
   魂がとじこめられている。

   蒼ざめた囚人が悩み
   彼と並んで――さらに他の者、
   彼等の苦悩は痕をのこさず、
   やすらぎに歓びはない。

   ある者は狂気にたおれ、
   他の者は憂愁がむしばむ、
   だが 愛しうる者もいて、
   愛する者は唄をうたう。

   夜の倦怠の中で
   わたしはうたい得る者、
   自由なく、光なくとも
   その胸に唄の みのる者だ。

   おおわが遙かなる友よ、知れ、
   もしわが唄をきいたなら、
   それはわたし――孤独な囚人が
   囚人たちの為にうたっているのだ。


             (中島とみ子・訳)




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