激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 これが神奈川県温泉地学研究所だ!
2015年05月10日 (日) | 編集 |

前回の続き。大涌谷の帰りに立ち寄った温泉科学研究所が閉館していたので
改めて翌月2014年5月7日に行ってみた。まだ午後3時頃だったので、見学オーケー。






研究所の門。




正面入口。





1階は展示室になっている。





芦ノ湖の逆さ杉とその成り立ちの説明。




 研究所の説明パネル。

 【温泉地学研究所の研究業務】
県土の地質に関する研究を中心に、所内外の様々な分野の研究者と連携を図りながら、 地震・火山災害の軽減や地下環境の保全に役立つ様々な研究を進めています。
温泉資源の保護・地震活動の監視・地質構造の解明・地下水の保全







湯河原温泉の泉質について。
場所によっても成分や温度が異なる。
ちなみにうちの温泉は日本温泉協会の認証済み(湯河原では2軒)。





温泉スケール。
源泉を汲み上げるパイプに沈積した源泉成分。
これが本当にやっかいで、常にメンテナンスが欠かせない。
源泉が金食い虫と言われる所以だ。





成分によって色や形状も異なる。





大涌谷の温泉の花。






箱根の群発地震や大涌谷の噴煙の活発化は、
今に始まったことではない。




    

左:箱根群発地震による歪変化。
2001年、2006年、2008年。
右:箱根山2013年1月~3月の活動。
 





地震の化石。
石の表面に触れてみてください。
上下に細かい線が感じられます。
地震によって石が一瞬にして切断されたもので
磨いたものではありません。
地震の力のものすごさがわかります。
カルサイト(岐阜県)










引き続いて同じ2014年10月29日に、今度はおかみの会で研究所を見学した。
日頃温泉を扱っているのに、意外と当事者に温泉の正確な知識がない場合が多い。
ちょうど私が日帰り見学ツアーの担当になったので、ここを選んだというわけだ。






2階の会議室で、温泉地学研究所の研究員さんから
講習を受けた。






スライドにて。
まずは研究所の沿革と業務内容について。






下の赤字部分を強調!
ぜひこの現実を拡散してほしいとのこと(~_~)

思うに、今回の箱根山騒動は、以前から火山活動が活発化し始めたのに
きちんとした情報を出さず、大涌谷の一部の岩場が崩れたのは台風の
せいだと隠蔽し続けたため、たまたま御嶽山の噴火に習って気象庁と
箱根町が正確な情報を発信した結果、こんな騒ぎとなったのである。

その原因は、上に指摘されているように研究費の少なさにある。
日本は世界でも有数の火山・地震国であるにもかかわらず
火山や地震の研究者は驚くほど少ない。
気象庁も同様で、予算が少ないので全国の主要な火山にさえ地震計を
設置できず、大涌谷をはじめ箱根山で観測しているのはこの研究所のみだ。
上で紹介したとおり、研究所内のパネル説明でもわかるように
温泉地学研究所は箱根山の異変についてずっと発表してきたにもかかわらず
気象庁の正式な発表でなければメディアに取り上げてもらえない。
で今回、ほとんどの人がテレビで初めて箱根山の現状を知って驚いたというわけだ。







研究所はもともと温泉を科学し保護するために設立された。






温泉の定義ももっと明確に、厳しくするべきだ。
井戸水(水道水)を加熱しただけなのに温泉と称している施設も少なくない。
ここの下の赤字部分も、研究所の本音だ。
すべて政治の力や利権がらみで成り立っている。






地震観測モニター。






地震計。
東日本大震災の時の揺れもしっかりキャッチした。





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