激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ちょうど1年前の箱根山はこんなだった!
2015年05月09日 (土) | 編集 |

湯河原の殺人放火事件がひとしきり話題になったと思ったら、今度は隣町の箱根が
大騒ぎになっている。
しかしながら箱根山の火山性微震だの水蒸気噴出などは今に始まったことではなく、
私も何年も前からブログで指摘してきたが、数年前に下の写真の温泉造成施設や
黒タマゴを作る場所が小規模噴火で崩れたさいは、箱根町は台風の影響で壊れた
と説明。つまりずっと事実を隠してきたわけで、ここにきて急に―御嶽山の事故が
あって隠しきれなくなり―事態を公表したので、騒ぎが大きくなってしまったのである。







7日、勢いよく水蒸気を上げる神奈川県箱根町の大涌谷
=朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影



     朝日新聞 5月7日
       http://www.asahi.com/articles/ASH573GJCH57UTIL007.html

          箱根山の火山活動、観光業を直撃 気象庁、警戒呼びかけ

 火山性地震が続いていた神奈川県の箱根山(1438メートル)について、気象庁は6日、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル1(平常)から、火口周辺への立ち入りを規制するレベル2に引き上げた。7日も火山性地震を観測。同庁は、今後、火口付近の大涌谷(おおわくだに)で小規模な噴火が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけている。日本有数の温泉地だけに、地元観光業界への影響も心配される。
(以下略)











大涌谷にはこれまで何度も行ったことがあるが、去年2014年4月23日に訪れた時の
写真を、現在との比較という意味でもご紹介しよう。






人気の大涌谷は観光客でいつもいっぱい。
噴煙の量も日によって多かったり少なかったり、まあだいたいこんなかんじ。





朝日新聞の写真と比べて、この日はあまり水蒸気が上がっていない。






新しくできた箱根ジオミュージアム。
箱根山の成り立ちや大涌谷の温泉の説明、火山の岩石標本など
見ることができる。





ミュージアム内の映像説明
「火山ガスと水を混ぜて温泉を作ります」

つまり朝日新聞の写真で水蒸気がモクモク上がっている場所であり
実はこの装置で、箱根の温泉を作っているのだ。
名づけて「造成温泉」…だそうで。びっくりした?





「大涌谷温泉の湯量は 箱根温泉全体のおよそ1/10です」





「白くにごった湯で 季節によって色や成分が変わります」





「温泉をつくる装置には 硫黄や湯の花がくっつき
固まってしまいます」





「場所によっては半日でつまってしまうので
1日2回点検と掃除を行います」





「温泉ができあがると 最後に行うのが調整作業です」
(画像省略) 「つかう道具はこの3つ 温度計と竹のものさしとガス検知器です」
「ここで温泉の量や温度を調整します」
「火山ガスの濃度もチェックします」



    

左:「この温泉は仙石原や強羅などへ送られています」
右:「温泉は、造成塔で産声を上げる。
温泉の湯量が少なく、安定供給が難しい大涌谷地域。
しかし吹き上げる火山性蒸気は豊富です。
この蒸気の熱と温泉成分を利用して生まれたのが蒸気井温泉です。
大涌谷では、温泉造成塔という装置の中で、地中から噴出する蒸気と
仙石原イタリ池から汲み上げた水を混ぜ合わせることで、
温泉を生み出しています。」
 





冠ヶ岳の成り立ちの映像より。
約3千年前、神山が噴火して崩れた土砂が早川を堰き止め芦ノ湖が誕生。
その後えぐられた斜面で噴火が起こり、盛り上がった溶岩は
冷えて固まり、冠ヶ岳ができた。そのふもとにあるのが大涌谷だ。






実際の冠ヶ岳と大涌谷。






大涌谷から小涌谷方面へ下っていくと、こんな標識が。






配水池(台ヶ岳国有林)と書いてあるので、どんな池かなと
ちょっとのぞいてみることにした。






すると、な、なんと蒸気がモクモク噴出しているではないか!




  

こんなところに無防備にも蒸気(火山ガス)が吹き出していて大丈夫なのだろうか?
少し気分が悪くなってきたので、早々に退散した。
 
 





そのあとで今や話題の温泉地学研究所(小田原)に立ち寄ったが
時間が遅くもう閉まっていた。
というわけで、地学研究所については次回で。




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