激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 佐賀知事選で自公推薦候補が落選 安倍政権は、これで地方知事選3連敗だ!
2015年01月13日 (火) | 編集 |

佐賀県知事選は11日の投開票の結果、山口祥義氏(元総務省過疎対策室長)が
当選を決めた。Twitterで応援の声が大きかった島谷幸宏氏(九州大学大学院教授)は
残念ながら及ばなかったが、自公が国政選挙並みに大々的な支援を展開した樋渡
啓祐氏(前武雄市長)が落選したのは、佐賀県民の安倍政権への批判票ゆえだった
と言えよう。
先の衆院選でも、自公の得票数はわずか4分の1に過ぎず、小選挙区制のマジックと
メディアの政権寄り報道による勝利だったわけで、地方選はこれで滋賀、沖縄に続き
3連敗となり、官邸は心穏やかではないようである。
以下、佐賀新聞の記事をいくつか転載する。








     佐賀新聞 1月12日
       http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30301/144469

              山口氏歓喜の輪 「佐賀のことは佐賀で決める」

写真:当選が確実となり、集まった支援者と笑顔で握手を交わす山口祥義さん(中央)=11日午後11時4分、佐賀市多布施の事務所

■「県民党」激戦制す

 「佐賀のことは佐賀で決める」。自公政権が国政選挙並みに幹部を送り込んだ異例の知事選を制した元総務省過疎対策室長の山口祥義(よしのり)さん(49)。歓喜の渦の中、「県民一人ひとりの力がどれほど強いか、日本中に示した」とつぶれた喉で叫んだ。
 事務所には、自民党の推薦する樋渡啓祐さんの政治手法に反発するJAグループ佐賀の政治団体・県農政協議会や多くの首長、地方議員ら約300人が詰め掛け、「ヤマグチ」コールで新知事を迎え入れた。何度も万歳して喜び合った。
 選挙戦を通じ、旗印に掲げたのが党派の垣根を越えた「県民党」だった。反樋渡の一点で、民主党議員や連合佐賀も参戦。集会では過去の選挙でしのぎを削った者同士が席を並べた。国対地方の構図は「佐賀の乱、佐賀の百姓一揆だ」(与党筋)と注目を集めた。
 中でも県内最大の政治団体である農政協は「かつてないほど死に物狂いで動いた」(幹部)。集落単位に張り巡らされた2千数百の生産組合の末端まで指示を下ろし、圧倒的な動員力で決起大会の会場を毎回、満杯にした。
 それでも、立候補表明が告示9日前と出遅れ、知名度不足をばん回できないまま、各報道機関の情勢分析でも苦戦が伝えられた。事務所開きでは司会に名前を「よしひろ」と間違えられ、陣営幹部も「先ほど本人とお会いしたばかり」と繕うほどだった。
 もともと地方自治や防災対策の経験が豊富で、誰とでもすぐに打ち解ける明るい性格。陣営内での認識も反樋渡の「みこし」から、「この人に知事になってほしい」へと変化していった。最終盤の県都決戦では大半の佐賀市議らが「自分の選挙でも記憶にない」ほど汗をかき、大逆転で勝利をもぎ取った。
 出馬を決意したのが昨年12月12日。1カ月前は無名の官僚が佐賀県知事になった。「奇跡の30日間だった。県民一人ひとりの声に耳を傾け、現場目線で改革を進める。選挙が終わればノーサイド」。山口さんは持ち前の気さくな笑顔で支援者らと抱き合った。




     佐賀新聞 1月12日
       http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30301/144468?area=ranking

             共感、票に変えられず 島谷氏

写真:落選が決まり敗戦の弁を語る島谷幸宏さん=11日午後10時20分、佐賀市柳町の事務所

 無党派のうねりは起きなかった。「政局より政策」を掲げ、組織に頼らない草の根選挙を展開してきた島谷幸宏さん(59)。4候補の中で唯一、反原発、反オスプレイを訴えたが支持は一部にとどまった。3万票という結果に「支援の輪を広げることはできた。本当にありがとうございました」と支援者に感謝を述べた。
 2013年夏から、市民とどんな佐賀県にしたいか語り合ってきた。政治理念である「県民主体の県政」を実現するため、選挙期間中もミニ集会を継続し、有権者との対話を重視した。経験に基づく専門家としての具体的な自然再生や反原発政策は、インターネットを介して県内外で共感を集め、有志が寝袋持参で続々と応援に駆け付けた。
 しかし、保守分裂の激しい選挙戦の中で運動は県内で広がりきれず、票を伸ばせなかった。島谷さんは「共感を票に変えられなかった。市民選挙の課題を乗り越えたい」と語り、政治活動を続ける意向を示した。
 




     佐賀新聞 1月13日
       http://www.saga-s.co.jp/senkyo/governor/30303/144764

            =知事選・記者座談会= 自民党本部主導に反発

■分裂選挙に冷めた視線も

 無所属の新人4人が争った佐賀県知事選は、元総務省過疎対策室長の山口祥義氏(49)が前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)に約4万票差をつけて勝利した。両氏の激戦の中で、草の根で支持拡大を目指した九州大学大学院教授の島谷幸宏氏(59)、農業飯盛良隆氏(44)は伸び悩んだ。12年ぶりに保守分裂となった選挙戦を担当記者が振り返った。

 A ふたを開ければ、知名度ゼロだった山口氏が樋渡氏に約4万票の差をつけて勝利した。

 C 保守分裂となり、国政選挙では敵味方となる人たちが手を取り合う場面も多かった。民主党の大串博志衆院議員と自民県議が横に並び手を振ったり、選挙カーに同乗したり。

 D 「呉越同舟」の山口陣営では、県内最大の政治団体である農政協もフル回転した。市議からも「自分の選挙より必死」という皮肉交じりの冗談が聞こえてきたよ。

 C 自民党県連が推薦を決めきれず、党本部に“丸投げ”したことに対する反発も大きかったね。複数の市議が「『地方の時代』と言いながら、やってることは逆だ」と批判していた。

 B 樋渡氏の対立候補として、地元の国会議員や県議、農政協が当初、擁立を目指した政府のTPP担当者を、党本部や官邸が「地元の意向を無視してつぶした」(県議)やり方への反発も相当強かった。

 A 自民と連立を組む公明党も告示日に樋渡候補に推薦を出した。

 C 公式には「全面支援」だったが、佐賀市や杵島地区など、地域によって温度差があったようだ。実質的な自主投票、との声も漏れ、一枚岩ではなかった。

 A 知名度で圧倒する樋渡氏は、当初のリードを守りきれなかった。「反樋渡」の空気はそんなに強かったのかな。最終盤には週刊誌にも言動をめぐる批判記事が掲載されもしたが。

 B 一概には言えないと思うよ。問題とされていたのは「独善的」とされた政治手法だけど、サービスを受ける県民にとっては関係のない話。実際、反発したのは利害関係者だったと思うよ。

 A それにしても自民党や官邸の力の入れ方は異常だった。

 B 佐賀はオスプレイや玄海原発再稼働問題など政権が進める課題を抱え、自民の推薦候補を落とせなかった。昨年の滋賀県、沖縄県に続き、第3次安倍政権のスタートでつまずくわけにもいかなかった。菅官房長官と谷垣幹事長という、官邸と党のナンバー2に加え、公明党は元代表の太田国交相。考えられないメンバーでてこ入れした。

 A 安倍首相の電話メッセージも物議を醸したね。

 B 党本部もプラスマイナスを考慮し、プラスが大きいと判断したようだ。

 D 電話を受けた人からは、「あれは逆効果」という声も聞いたけど。

 B 今回は、「なんで佐賀の知事選に中央が首を突っ込むのか」という党本部主導への反発が大きかった。党本部がてこ入れすればするほど、反発が強まっている印象だった。

 C 自民関係者は「選挙が終わればノーサイド」と言っているけど、実際は戦後処理に骨を折りそうだ。

 A 他の候補者はどうだった。

 D 反原発、反オスプレイを明言した島谷氏は票を伸ばせなかった。結果的には山口、樋渡の戦いの中で埋没し、得票は全体の1割に満たなかった。「共感を票に変えられなかった」という島谷氏の言葉が陣営を象徴していた。

 E 飯盛氏は独自の戦いだった。スタッフ不足を見かねた人が、ポスターはりを申し出ていた。

 A 保守分裂の激戦の一方で、投票率は54%と戦後最低だった。

 C 投票率の低さは、“年またぎ”となった時期や、3連休の中日だったことも関係したのでは。声をかけても、反応が薄いという恨み節をよく聞いた。

 E 無党派の中には、分裂選挙を「内輪のもめ事」と冷めた目で見る人も多かった。

 A インターネットの活用はどうだった。

 D 4候補者ともフェイスブックやブログなどで政策や街演予定、演説の様子を発信していた。

 B 陣営の動きとは別に、ネット上では特定候補者に対する「落選運動」もすさまじかった。陣営のネット活用にも言えることだが、これらがどれだけ県内の有権者に影響したかを把握するのは難しい。

 A まだまだ手探りが続きそうだ。








スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック