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 やっぱり! ガスパイプライン「サウス・ストリーム」計画中止の裏にマケイン議員
2014年12月03日 (水) | 編集 |

日本もそうだが、海外の政治状況の裏側に何があるのか、一般メディアを
通してだけでは、なかなかわからないことが多い。
今回のロシア―欧州間のガスパイプライン「サウス・ストリーム」計画が潰れたこと
も、その一例だ。
サウス・ストリームについては以前から知っていて(ブログにも書いた)、ずいぶんと
ダイナミックな計画だなと思っていたから、中止になったと聞いて少なからず驚いた。



     ロイター通信 12月2日
      http://jp.reuters.com/article/jpRussia/idJPKCN0JF3G420141201

        ロシア欧州間の新パイプライン計画、ロシアが撤回発表


左の図は毎日新聞より

[アンカラ 1日 ロイター] - ロシアは1日、ウクライナを迂回してロシアから欧州南部に天然ガスを輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の敷設計画を撤回した。

プロジェクトは総工費400億ドル。ロシアからブルガリアを経由して南欧に天然ガスを輸送する計画だったが、競争上の理由から、欧州連合(EU)が反対したという。EUは、ウクライナ問題をめぐってロシアと対立、ロシア産エネルギーへの依存度を減らそうとしている。

プーチン大統領と共にトルコを訪問したロシアの国営天然ガス会社ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)は、アンカラで記者団に対して、サウス・ストリームは「なくなった」と明言した。
プーチン大統領は、EUはブルガリアの主権を否定したとして非難。プロジェクトを妨害することは「欧州の経済的利益に反する」との見方を示した。ブルガリアはロシア産天然ガスに大きく依存している。

一方で、ガスプロムは、ロシアから黒海を経由してトルコに至るパイプラインの敷設事業をめぐり、トルコのボタス社と覚書を交わした。
プーチン大統領は、トルコの来年のロシア産ガスの輸入について、6%値引きすると発表した。トルコ側は15%値引きを求めたという。




上記のような一連の報道によると、費用の高騰とかウクライナをめぐるEUと
ロシアの確執が原因だとされているが、たまたまロシアテレビをチラ見したところ、
EUというより当事者であるブルガリアの首相が計画中止を明言したのであって、
しかも首相のそばに、あの米国共和党マケイン議員の姿もしっかり映っていて
またしてもこのオッサンの恫喝かヨと、あきれた次第である。
それを裏付けるモーニングスター社の記事もあった。



     morningstar 6月10日
      http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1278412

        ブルガリア首相、ロシア主導の送ガス管網
                    「サウスストリーム」の建設中断を指示


 ブルガリアのプラメン・オレシャルスキ首相は8日、米国のジョン・マケイン上院議員(共和党)ら米国の議員団と会談後、記者団に対しロシア産天然ガスを黒海経由でウクライナを通さずに欧州各国に送るガスパイプライン「サウスストリーム」(輸送量は年間630億立方メートル)の建設工事の一時中断を指示したことを明らかにした。ロシアのニュースチャンネルRT(電子版)が伝えた。

 ブルガリアはサウスストリームの最初の経由地となる国で、EU(欧州連合)の行政執行機関であるEC(欧州委員会)が3日、ブルガリア政府に対し同国に接続するガスパイプラインの建設工事を一時停止するよう要請。同首相は、「ECの要請に応じ、一時工事を中断するよう指示した」と述べた。マケイン議員も「ブルガリアが欧州の同胞と協力してサウスストリームの問題の解決を図るべきだ」と指摘している。

 サウスストリームは初期のウクライナの政治混乱時には建設推進の必要性が高まったが、現在は皮肉にもウクライナの政治混乱が建設計画をとん挫させる可能性が出てきている。この背景にはウクライナのEU加盟を支持するEUとしてはサウスストリームの建設問題でウクライナを刺激したくない思惑がある。

 サウスパイプラインの建設投資額は155億ユーロ(約2.2兆円。12年に工事が開始され、計画では18年までに欧州の天然ガス需要の15%相当をフル供給することになっているが、第1段階で150億立方メートルのロシア産天然ガスを16年1-3月期から供給する予定。




でマケインらの米国議員団がどんな恫喝をかけたかというと、ブルガリア内の
ガスパイプライン建設を受注したロシア・ガスプロムグループのストロイトランスガス社が
ウクライナをめぐるロシアへの経済制裁に含まれているため、同社との契約を中止しろ
って脅したらしい。その直後にブルガリアの首相が計画中止を指示したというわけで、
ロシアとアメリカ、どっちがならず者国家か一目瞭然である。


とはいえロシアも負けず劣らずしたたかで、すぐにトルコと新パイプライン建設合意に
こぎつけたし、先月末にはベトナムとのエネルギー分野の協力も取り付けた。

11月26日のロシアテレビによると、25日にロシアのソチでベトナムのグエン・フー・チョン
書記長とプーチン大統領が会談。ロシア・ガスプロムとペトロベトナムガスはロシアの
2つのガス田で共同開発を行うことになった。
ガスプロムネフチはベトナムに石油を供給し、バレンツ海(北極海)のペチョラ湾で、石油
開発の合弁会社を設立する計画だ。
またチョン書記長は、2020年までに両国間の貿易取り引き高が100億ドルになるよう
努力しなければならないと語った。



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