激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 地対空ミサイル「ブーク」って何?
2014年07月19日 (土) | 編集 |

今回もマレーシア航空機撃墜事件に関して。
予想通り、日本のメディアのほとんどが親ロシア勢力と背後のロシア犯行説に傾いてきた。
で、撃墜に用いられたのが、下の写真の地対空ミサイル・システム「ブーク」であるという。
しかしながらロシアは、このブークについて、なおもこう伝えている。






Photo: RIA Novosti/Vjacheslav Afonin



     The Voice of Russia 7月18日
       http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_18/274800101/

        ロシア国防省:マレーシア機が墜落した日、
                ウクライナの「ブーク」のレーダーが稼働していた


 マレーシア機の墜落した場所は、ウクライナの地対空ミサイルシステム「S200」の砲台2基と「ブークM1」の発射台3基の迎撃ゾーンに入っていた。イタル・タスが、ロシア国防省の情報として伝えた。
国防省は、ロシアのレーダーによって7月17日、居住区スティラに配備された『ブークM1』の砲台のレーダー『クーポル』の稼働が探知されたと発表した。




     The Voice of Russia 7月18日
       http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_18/274789505/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

           ウクライナ検事総長: 地対空ミサイル「ブ-ク」と「S-300」は
                           義勇軍に奪取されていない


 ウクライナのヤレマ検事総長は、義勇軍が地対空ミサイルシステム「ブ-ク」や「C300」を奪取したことは一度もないと発表した。

「ウクライナ・プラウダ」によると、ヤレマ検事総長はマレーシア機が17日に墜落した後、「ブ-ク」や「C300」が義勇軍に奪取されたことは一度もないことを、ウクライナのポロシェンコ大統領に報告したという。
ヤレマ検事総長は、「民間機が撃墜されたあと、軍人たちは大統領に、テロリストが我々のミサイルシステム『ブ-ク』と『C300』を保有していないことを報告した。これらは奪取されていない」と強調した。
これより先、ウクライナのゲラシェンコ内相顧問は、テレビ「ドーシチ」のインタビューで、マレーシア機は義勇軍によって地対空ミサイルシステム「ブ-ク」で撃墜されたと述べた。
ポロシェンコ大統領も、マレーシア機墜落の責任を義勇軍に負わせた。




ウクライナおよび日本を含む西側は、親ロシア派を武装集団とかテロリストと呼び
親ロシア側やロシアは義勇軍とかレジスタンスと呼ぶ。あたりまえだけど(^_^;)

さて今朝の『デモクラTV』で、軍事評論家の田岡俊次氏が、「ブーク」についてこう言っていた。
それによると、テレビに映し出される上の写真、4基のミサイルを積んだ車は発射装置であり、
この他にも指揮をする車やレーダー車、弾薬車、通信車、整備車など6~7台、加えて人員も
30人とかが必要な正規軍の装備であって、チームとして訓練を受けていないと使えないそう
だ。もしかしたらウクライナ軍が部隊ごと、これらの装備を持ったまま親ロシア側に寝返った
可能性もあるという。
また民間機と軍用機を見間違ったことについては、どれも点のように小さく見えるので、
ウクライナ軍を輸送しているのかと勘違いして撃ったのかもしれない。
3日前にも高度6500メートルでウクライナ軍のアントノフ26型輸送機が撃墜されたばかり
なので、その同じ上空を民間機に飛行許可を出すのはどうだろうか、ということだった。


普通のテレビでの解説では、ロシア軍から提供されたブーク(しかも発射装置だけ)を素人
同然の親ロシア派民兵がすぐに使いこなしてマレーシア機を撃墜したみたいに言っているが
実際はとんでもなく大掛かりなシステムなんだということがわかった。
こんなある意味特殊な知識も、正しく理解することによって物事の見方が違ってくるものだ。




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2014/07/22(火) 11:43:11 | 岩下俊三のブログ