激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 シリアを巡る大国の攻防(1) G8サミットでの米ロ首脳会談
2013年06月18日 (火) | 編集 |

梅雨前線の停滞と台風の影響で、じめじめと蒸し暑い。
1週間のうち5日は仕事以外はやる気が起こらず、眠いとか暑い寒いを
理由にブログも書かず本も読まずに放ったらかしで、後の2日でようやく
少し覚醒して世の中の動きに追いついていかなくちゃと焦る日々の繰り返し。
生まれついての怠けぐせが未だに治らない私(;´ω`*A

さて、これまでシリアの反体制派に対して軍事援助を控えてきた米政府だが、
なぜか一転してアサド政権が化学兵器(サリン)を使用したと断定。
オバマ大統領は6月13日、アサド政権と対立する反体制派に武器を供与する
ことを承認した。これによってEUも反体制派への支援の口実を得たのだった。
そしてアイルランドG8サミットでの米ロ首脳会談へと舞台は移った。






17日、英国北アイルランドで会談するオバマ米大統領(左)と
ロシアのプーチン大統領(AFP=時事)



   時事通信 6月18日    
     http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013061800081

     シリア問題で溝埋まらず
          =国際会議推進では一致-米ロ首脳が会談


【スライゴ(アイルランド)時事】オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は17日、主要国首脳会議(サミット)の開催地、英国北アイルランドで会談し、シリア内戦やイラン情勢などをめぐり協議した。焦点のシリア問題では、アサド大統領の退陣を求めるオバマ大統領と、退陣を前提にした停戦交渉は認めないとするプーチン大統領の溝が埋まらず、議論は平行線をたどった。
 これに関し、ローズ米大統領副補佐官(戦略広報担当)は、米国が認定したアサド政権による化学兵器の使用にロシアは懐疑的だと指摘。この問題でも両首脳の主張は折り合わなかった。
 オバマ大統領は会談後、「シリアをめぐり異なる見解を抱いているが、暴力を減らし、化学兵器の安全を確保するという点でわれわれは利益を共有する」と強調。先延ばしされているアサド政権と反体制派による国際会議の準備を進めるよう事務当局に指示したと明かした。プーチン大統領も「意見が一致しているわけではない」と認めつつ、会議開催を急ぐ姿勢では足並みをそろえた。
 一方、イランの核問題では、両首脳とも、大統領選で保守穏健派のロウハニ師が勝利したことを踏まえ、対話推進の機運が芽生える可能性があるとの認識を共有した。また北朝鮮に関し、挑発は沈静化したとみて、非核化を目指し米ロが緊密に連携していく方針を確認した。




上の記事からもわかるように、米政府の目的はアサド政権の転覆である。
大量破壊兵器の疑いをかけてイラクのフセイン政権を倒したのと同じ構図だ。
これに対して潘基文国連事務総長は米国のシリア反体制派への武器供与に反対、
現地調査の必要性を述べた。
またシリアのアサド大統領も、米政府の決定に強く反駁している。


   ロイター通信 6月18日
     http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE95H00C20130618

[ベルリン 17日 ロイター] - 内戦が続くシリアのアサド大統領が、ドイツ紙のインタビューに応じ、欧州諸国が米国の方針に従い反体制派に武器を供与すれば、「高い代償を支払う」ことになると警告した。
フランクフルター・アルゲマイネ紙が17日、電子版にインタビューの内容を掲載。その中でアサド大統領は、反体制派への武器供与で「欧州の裏庭がテロリストの温床となり、欧州は高い代償を支払うことになる」と主張した。
また大統領は、「テロリストは戦闘で経験を得て、過激思想を身に付けて戻る」とし、武器供与によって結果的に「テロ」が欧州に輸出されることになると強調。「たとえ望まなくても、欧州にはシリア国家と協力する以外の選択肢はない」と述べた。
オバマ米政権は先週、アサド政権が化学兵器を使用したと断定し、シリア反体制派に軍事支援を行うと表明していた。





では本当に化学兵器(サリン)を使用したのは米国が主張するようにシリア政府軍なのか、
それとも反政府勢力なのだろうか。






   NHK 5月6日    
     http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130506/k10014387491000.html

      サリン使用は反政府勢力側の見方も

 内戦が続くシリアで、化学兵器のサリンが使用された疑いが出ている問題で、国連人権理事会の調査団のメンバーは、サリンを使用したのはアサド政権側ではなく、反政府勢力側だった可能性があるという見方を示しました。

 これは国連人権理事会が設置したシリアの人権状況を調査する特別調査委員会のメンバーのカーラ・デルポンテ氏が5日、スイスのテレビ局で放送されたインタビューの中で明らかにしたものです。
この中でデルポンテ氏は、シリア国内で、国際法で禁止されている化学兵器が使われた疑いが出ていることについて、「患者が治療された状況などから、サリンガスが使われた強い疑いがある」と述べました。
そのうえで、シリア周辺国で病院の医師や被害者などに対して行った聞き取り調査に基づく情報として、「化学兵器は、政府側ではなく、反政府勢力によって使用された」とする見方を示しました。
しかし、特別委員会の調査がシリア国内では許可されていないことなどから、デルポンテ氏は、まだ確実なことは言えないとしており、さらに調査を継続することにしています。
この問題を巡っては、アメリカ政府が、先月、情報機関による分析の結果として、アサド政権側がサリンを使用したとの見方を示し、シリア情勢を巡る対応を大きく変える可能性もあると注目されていました。




と、このように国連の調査団が化学兵器を使ったのは反政府派である可能性が
高いとの見解を出している。
またこの見解を裏づけるように、5月27日、シリアに近いトルコ南部の町にある
シリア反政府勢力のアジトでサリンの溶液が発見された。
さらにアサド政権側がサリンを使ったとのデマを流布したのはイスラエルだ、との
元米軍高官の証言もある。
そしてそのイスラエルは、シリアへの空爆を繰り返している。


    AFPBBニュース 5月7日
      http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2942605/10699184

      イスラエルのシリア空爆、少なくとも42人死亡 人権監視団

【5月7日 AFP】シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表は6日、イスラエルによるシリア空爆で「少なくとも42人が死亡し、100人が行方不明になっている」とAFPに語った。
 イスラエルは、シリアからレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ(Hezbollah)にイラン製武器が輸送されるのを阻止するために空爆したとしている。イスラエルと敵対関係にあるイランとヒズボラは、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の盟友だ。(c)AFP





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