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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 「情報力」の差が国家の明暗を分ける
2006年10月17日 (火) | 編集 |
■私はもともと、情緒だとか情念とかの非合理的な感情や言動が好きではないのだが、本や映画、俳優などは外見を一目見ただけで、「あ、いいな。これだぁ」と単なる直感だけですぐに購入したり、魅了されてしまったりする傾向がある。
つまり熟慮なしの衝動買いという類いだが、それでも「直感力」を素直に肯定できるような場合も多々あるので、それはそれなりにある意味合理的な選択なのかもしれない。

この原田武夫・著『北朝鮮外交の真実』(筑摩書房)も、そんな衝動買いの1冊である。


■著者の原田氏は、元外務省の北朝鮮担当官。
本の内容はいわゆる暴露ネタというのではなく、外交戦略に必要なのは何か、日本の外務官僚に欠けているのかは何かといった理論書に近い。
中身を見ずに注文したので、一体どんな直感が働いたのかなと思いながらページをめくると、「北の大地に眠る鉱物資源」という章に目が行った。

そうそう。これだ。
以前から北朝鮮と聞くと、私の脳裏にはレア・メタルなどの地下資源が浮かぶのだ。
昨今はすっかり拉致問題を筆頭に、核やミサイルを日本に向けた恐怖の仮想敵国のイメージのみが突出しているが、もともとはこの豊かな地下資源を求めて、日本は植民地化を図ったのである。
これに加えて、豊富な原油も埋蔵されているという。

もしも私が日本のトップだったら、この点にもっと注目して政策を立てているだろう。
第一に守るべきは「日本の国益」だからである。
その国益(一部の者だけでなく広く国民全部の)を守るためなら、二枚舌でも三枚舌でも使って、外交で有利に運ぶよう努力しよう。
石油をはじめとする資源と食糧の確保こそ、日本の最も大事な生命線なのだから。


■次になるほどと思ったのが、「情報(インテリジェンス)」についての考え方だ。
小説といえば「スパイ」「忍者」「ミステリー」ものしか興味のない私にとっては、外交官=スパイというイメージが強烈にある。
ところが日本の場合はこの点がひどく希薄で、先の大戦をはじめとして現在に至るまで、もう諜報戦ではボロボロ状態(T.T)
ハニー・トラップには簡単にひっかかってすぐに機密を漏らすし、現代の情報戦についてほとんど自覚していないんじゃないかと思わざるを得ない。
ここに関しても、私だったら徹底的にインテリジェンスを重視・強化して、優秀なエージェントの育成を図るだろう。

こうした自前の情報システムを駆使した外交戦略に勝利してこそ、本当の意味での平和と自立を手に入れられるのではないだろうか。


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