激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 徐々に爪を出し始めた安倍政権
2006年10月15日 (日) | 編集 |

■井六園の「京かおり茶」を飲んでみた。

最初は透明なミネラルウォーターに見えるのだが、キャップをゆるめると粉末の宇治抹茶が落ちてきて、お手軽に香り高い抹茶ドリンクができるという優れものだ。
なんとなく瓶のラムネ的なコンセプトを感じる。
なかなかに美味しいが、この季節はどちらかというと、
熱いお茶がほしい時期でもある。
ぜいたくかなあ。





■とこんな軽いのりで書き出したくなるほど、このところの社会の動きは、あまりに急テンポで危険な方向へと展開すぎる。
最初はあっけないほどしおらしい態度を見せていた安倍晋政権は、多分に意図的な北朝鮮「核実験」工作の追い風に乗って、次第にそのダークな本性を垣間見せるようになってきた。




  森議員、安倍晋三に「拉致問題食いもの」記事の真偽を質す




■先日11日の参院予算委員会民主党の森ゆうこ議員が、拉致問題解決の具体的な手立てについて質問した。
あいかわらず安倍晋三はのらりくらりと肝心な問題についてははぐらかしたが、森議員の質問の他の部分、つまり『週刊現代』10月21日号の「安倍晋三は拉致問題を食いものにしている」の記事の真偽について問われたのに対しては、「そんなことを言うのは失礼じゃありませんか」と語気強く過剰反応したのであった。


■ちょうどNHKの国会中継がお昼のニュースに切り替わる寸前で行われた質問だったもので、画面も中途半端のままで終了してしまった。
こんなわけで安倍総理の回答もうやむや状態、記事自体にも触れないよう、有無を言わせぬ一件落着ってことになった。

しかし森議員もお昼ぎりぎりを狙って、しかも「よくわからないんですが」とあらかじめ予防線を張りながら質問し、席に戻った後は隣りの男性議員と思わせぶりに笑っていた。
明らかに「仕掛け」だろう。
ともかく安倍の「素」を引き出せたのだから、まあ成功か。


■私はといえば、いつもはコンビニで週刊現代を買っているのだけれど、ちょうど八重洲ブックセンターで本のまとめ買いしたので、替わりに週刊朝日を選んでしまった。失敗失敗。
こっちのコンビニはすでに売り切れで、当該記事だけをオンラインで購入したものの、保存し忘れてパー。疲れるなあ(T^T)


ただし、記事の内容については特に新鮮味はなかった。
以前から週刊誌ネタになっていたものばかりだからだ。


■つまり、ちょうど5人の拉致被害者が日本に帰国し、日朝関係が膠着状態に陥った03年8月、「金正日に一番近い外国人」と言われる北朝鮮の大物ロビースト・崔秀鎮(チェ・スジン)氏が密かに日本にやってきて、当時内閣官房副長官だった安倍と河口湖近くのホテルで秘密会談をしたのだ。
左上の小さな写真が、仲良く握手する崔氏と安倍。


で、安倍はこの席で、
「(拉致被害者をいったん北朝鮮に戻すという)約束を守らず、金総書記の体面をつぶしてしまったことは、本当に申し訳ありませんでした」
「8人の家族さえ帰国させれば、北朝鮮としては、やることはすべてやったということでしょう」
「アメリカが北朝鮮に経済制裁を科しても、日本は同意しません」
「どうか私の良き友達になってください」
などと言った。


そして崔氏は別れ際に、北朝鮮の幹部に宛てに一筆書いてほしいと安倍に頼み、安倍側は次のように書いた


○○先生 
前略 挨拶は後回しいたします。
今般、崔秀鎮氏が来日し、お会いしました。多角的に多くの建設的な話を交わしました。今後の相互の意見交換について、崔氏に伝達しましたので、よろしくご検討のほど、お願い申し上げます。
早々
 日本政府 内閣官房
 副長官 安倍晋三 拝上 
 2003年8月18日



その手紙が下の写真である。



        


■この手紙の写真もずいぶん前から出回っていて、最初に見たときは、安倍はハングル文字が書けるのか? あやしい手紙だなと眉唾に思ったのだが、秘密会談といってもひとりで行くわけではないので、側近が書いたと考えれば、まあこれもありなのかなと。
いずれにしても、一国の総理としての立場の安倍には、国民にことの顛末を明らかにする責任があるといえよう。




 
    他にもいるんじゃないの?
      拉致問題を食いものにする人たち




■今回の「拉致問題」「食いもの」で思い出したのが、
『ザ・ハードコア・ナックルズ』の記事である。
残念ながら廃刊になってしまったが、今年の8月号、つまり「最終号」(+_+)の特集が、そのものずばりの「許すまじ! 拉致問題を食い物にする奴ら」だった。

長くなるので、以下の記事内容を、かいつまんで紹介する。


「よど号帰国妻」をコントロールする者たち
韓国・北朝鮮の情報に振り回された力なき日本政府




■いわゆる「拉致問題」がクローズアップされるきっかけとなったのが、『現代コリア』96年10月号に掲載された石橋健次氏(大阪朝日放送報道プロデューサー)のレポート(石橋レポート)である。

以来マスコミは拉致問題に飛びつきセンセーショナルに報じるようになるが、このとき「めぐみさん拉致事件」で最も注目を浴びたのが、脱北工作員の安明進だった。
ところが安明進は、実は石橋レポートの情報源ではなかったのだ。
彼はめぐみさん事件が発覚する以前の94年にすでに日本のマスコミに登場しているにもかかわらず、めぐみさんについては何も語らず、また石橋も安から聞いた形跡がないからだ。

では本当の情報源はどこか。
それは「安企部」(韓国国家安全企画部。現在の国家情報院。前身はKCIA)以外にない。
当時、韓国の金泳三政権は、日朝国交交渉再開の合意を苦々しく思っていた。
「こうした時期に、衝撃的な『少女拉致情報』が日本のマスコミに提供されたのである。日本に反北世論を醸成するのをねらった、意図的な情報操作と見て間違いはなかろう。」

そして日朝交渉は暗礁に乗り上げる。



■この膠着状態を動かすために、新たな「証言劇」が繰り広げられた。
02年3月12日、各朝刊はいっせいにこう報じたのだ。
「有本さん、北朝鮮に拉致」「よど号メンバー元妻供述」

ところがよど号メンバー元妻・八尾恵の供述はなんら目新しいものではなかった。
すでに91年には「週刊文春」がよど号グループの拉致関与疑惑を報じていたし、01年には支援グループのホームページにも八尾の告白が掲載されていたからだ。
「では、八尾の証言は日朝関係にいかなる影響をもたらしたのか。
実は当時、日朝関係筋では、『拉致問題の突破口は有本さんが本命』ということがささやかれていた。
00年、拉致された日本人が第3国で発見され北朝鮮のメンツを立てるという案を、森前首相が英国のブレア首相にうっかりしゃべって問題になったことがあるが、この案の対象者は有本さんだった。
これは恐らく、森政権時代に中川秀直官房長官(当時)が、日朝首脳会談に向けて北朝鮮の姜錫柱第1外務次官と秘密接触する中で伏線が引かれたもの(略)」



こうして「シナリオ」に沿って事態は進展し、第1次小泉訪朝へと繋がっていった。


■なぜ有本さんなのか。
強度な縦割りになっている北朝鮮の官僚機構では、朝鮮労働党対外情報調査部の管理下にあるめぐみさんよりも、党統一戦線部の管理下の有本さんの方が扱いやすかったのだ。
そこで日本の世論を「めぐみさん」から「有本さん」へシフトする情報操作がなされたのではないか。

そしてめぐみさん情報を韓国に流した工作員とは?
「韓国国防部が逮捕を公表していない大物の対南工作員がいる。今も国防部の監視下にいる彼に韓国語を教え、韓国人化教育をしたのが、金英男氏だというのです」(「週刊文春」6月22日号)


■そしてこの特集は、「これらのケースを検証してみて分かるのは、日本の情報戦能力の、圧倒的な弱さである。」と結論付ける。
韓国の安企部のような強力な工作など思いつくこともできない日本政府に、本気になって独自で拉致問題を解決することなど果たしてできるのだろうか。

「安倍拉致問題特化政府」のお手並みを、ぜひとも拝見したいものである。


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2006.10.14.21:25ころ (2006.10.15.18:30ころ、参
2006/10/15(日) 18:16:45 | 多文化・多民族・多国籍社会で「人として」