激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


 天保6年5月5日は土方歳三の生誕日
2013年05月05日 (日) | 編集 |

5月5日はこどもの日でもあり、土方歳ちゃんの誕生日でもある
ま、西暦変換すると1835年5月31日になってしまうのだが、そこはわかりやすく
5月5日と記憶したい。ただ土方家の過去帳には天保7年の正月生まれとあるので
昔の人の正確な誕生日を推定するのはなかなか難しい。


先月東京・恵比寿へ、下記のように北海道・東北に収蔵されている貴重な古写真展
を観に行った。詳しい内容についてはまたいずれ書くことにするが(いずれいずれ…で
かなりの数の旅行記がペンディングのままだが)、写真展のちらしやポスターになって
いるのが、箱館で撮影されたという歳三のあの有名な写真(ゼラチン・シルバー・プリント)
である。実物はかなり小さい。
土方の写真についての考察はこれまでいろいろ発表されてきたので、ここでは繰り返さない。
その代わり、彼の首に巻かれた白い布(マフラーや手ぬぐい説など)の謎について『歴史読本』
で平山晋氏(明治初期軍装研究蒐集家)が明快に解き明かしているので、簡単に紹介したい。









平山氏によると、「マフラーにしてはフカフカさもなく、長い部分を首から胴衣のなかに
入れているようにも見えません。」「ですからこの土方歳三が首に巻いているのは当時
流行のクラバットと考えます。」
クラバット(フランス語・cravate)とは17世紀から19世紀にかけて、西洋の男性が
首に巻いたスカーフ状の装飾で、ネクタイの原形をいう。
また彼が着用している外套は、ベルベットの襟がついた防寒用のチェスターフィールドコート
で、これも流行りの16個の金属球形ボタンがついたクレリカルチョッキタイプの短い胴衣に、
ボタンに引っ掛けた懐中時計の鎖、右の腰には短銃のホルスターと、いかにもオシャレな
歳三流の高級ファッションだと、この写真からも納得できる。








歳三生家仏壇
土方 愛『子孫が語る土方歳三』より。



さて味方のみならず敵からも「美男子」とその容貌を評された歳三だが、
彼の人となりの印象を、共に箱館戦争を戦った榎本武揚が後にこう語っている。
榎本は賊軍の将として刑に服し、その後明治新政府の閣僚となった。
その榎本の元に歳三の甥の土方作助が訪れ、箱館での様子を尋ねた。
すると榎本は、上の写真の仏壇に掲げられている書をしたためたのだった。


  「入室伹清風(にゅうしつしょせいふう)  梁川」

意味はこうだ。
「歳三という男。部屋に入ると清らかな風が吹くような、そんなさわやかな人物であった。」
                     (『子孫が語る土方歳三』より)


いかにも5月生まれにふさわしい、歳さんのステキなエピソードである。




スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。