激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 BS時代劇『薄桜記』によせて その1
2012年10月09日 (火) | 編集 |

ようやく風邪がよくなったかなと思ったら、6日7日と連休で仕事が忙しく、また咳が
出たり頭痛がひどくなった
思えば最近の暗く殺伐とした出来事に加え、毎週楽しみにいていたBS時代劇『薄桜記』が
終わってしまったことで、急激に免疫力が低下して重い風邪にかかってしまったのだった。
なんちゃって。
んー、でも意外とホントかもしれない。


とはいえ、この『薄桜記』の評判がよかったようで、異例というか、もう今月の18日には
地上波での放送が決まった上に、CDは出るは、DVDは出るはで、04年の大河『新選組!』の
続編『新選組!!』をすぐさま作ってくれたように、今回もNHKの出血大サービスですね
別に無理押しするわけではないけれど^^; 大河『清盛』のスピンオフで、藤原摂関家のドラマも
作ってほしいな。もちろん頼長さまメインで。


とグタグタ言う以前に、『薄桜記』は抑制された静的な中に緊迫感のあるシーンが続き、
近年のただ騒々しいだけのドラマとは一線を画している。
また「忠臣蔵外伝」的な内容ではあるものの、さほど派手な殺陣シーンもなく、主人公の丹下
典膳と堀部安兵衛の二人の男の友情を描いた原作に比べ、典膳と妻・千春のラブストーリーを
中心に描いたドラマになっているので、運命に翻弄される典膳の心情がより強く伝わってくる。
ことに特筆したいのは、出演者たちの立ち居振る舞いや所作、言葉遣いが美しく、近頃はつい
忘れがちになっている日本人としての生き方の潔さや誇りを思い起こさせてくれた点である。

以下は第10回「遠い春」(全11回)で印象に残ったシーンなど。







「薄桜記」というより、典膳の「薄幸記」のように
最終回に向かって、不幸が収斂していく(^^;






浅野内匠頭が起こした殿中刃傷事件によって
丹下典膳と堀部安兵衛は、奇しくも吉良側と浅野側に分かれた。
吉良家への仇討ちは筋違いではないかと安兵衛を詰問する典膳に、
世の人々は御公儀の仕打ちに憤り、浅野家に肩入れしている。
もしも仇討ち後に全員切腹して浅野家が滅亡しても、その武勇は
末代までも語り継がれる。これほど誉れ高い死に場所があるだろうか。
もしもその仇討ちを邪魔する者があれば、世間の怒りを買う。
これほど無様な死に方があるだろうか。まさしく犬死だと安兵衛は答える。






「わしを怒らせたいのか?」と、典膳。
「丹下さんとは敵味方にはなりたくない。
丹下典膳には犬死は不似合いでござる」と強い口調で迫る安兵衛。






安兵衛と別れ、吉良邸へ戻る途中の典膳。
人々が悲鳴をあげて逃げ惑っている。
典膳が橋を渡っていくと、向こうから犬を連れた男が…。






獰猛そうな土佐犬だ。
時あたかも元禄。「お犬様」の時代である。






傍若無人に道をふさぐ男に向かって
典膳は「通せ」と短く言い放つ。
しかし男はせせら笑いを浮かべて、どこうとしない。
「邪魔だと申しておる」と、再び典膳。






仕方なく典膳の方が道を開ける。
その脇を「ざまあ見やがれ」と、肩を怒らせながら
男は通り過ぎていった。






男の笑い声と犬の吠え声が、典膳の耳元に響く。
無言で耐える典膳。
もう彼のプライドはズタボロ状態だ。











という具合に、物語は悲劇の最終章へとなだれ込んでいくわけだが、
最後の番組CMで、思いがけないうれしい展開が…。






おなじみの「BSで会いましょう」の
短い番宣スポットのすぐあとで――。






BSシネマの『レッドクリフ』の番組案内が!
きゃあ、諸葛孔明役の金城武だ。
ヤマコーに続いて金城の2本立てとは、なんて贅沢な
このときは私も、夏の暑さに負けずに元気いっぱいだったんだけど…





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