激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 東京新聞「筆洗」~電力会社が原発の再稼働にこだわる本当の理由は電力不足ではない。
2012年08月19日 (日) | 編集 |

昨日の東京新聞のコラム「筆洗」が秀逸だったので、以下に転載する。


   東京新聞 8月18日
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012081802000094.html

江戸の町は、実に多くの物売りが行商に歩いた。夏になると現れたのは冷水(ひやみず)売り。泉でくんだ冷たい水の入った桶(おけ)を天秤棒(てんびんぼう)でかつぎ、「ひゃっこい、ひゃっこい」と声を出しながら売り歩いたという▼冷たい水に砂糖と白玉を入れて一碗(わん)四文。砂糖の量が多くなると値段は高くなる。冷水といっても時間がたつと、ぬるま湯になった(北嶋廣敏著『図説大江戸おもしろ商売』)▼蚊帳は夏の必需品。萌黄(もえぎ)染で赤い縁布を付けた近江産が有名だった。「もえぎのかやー」と長く引き伸ばす美しい呼び声は行商の名物だったという。金魚や朝顔、ところてん、すだれやよしずの行商…。電気のなかった時代、涼しさを演出する庶民の知恵だった▼厳しい残暑の中にも、夏の終わりに鳴き始めるツクツクボウシの声が聞こえてきた。秋の虫たちも、にぎやかな合唱の準備を始め、季節は確実に移ろい始めている▼企業や家庭の節電協力もあり、原発事故が起きてから二度目の夏も、経済界が脅した電力不足は生じていない。大飯原発を再稼働させた関西電力の電力需要の予測は、昨年の東京電力と同様、大きく水増ししたのではないか、という疑念が残る▼電力会社が原発の再稼働にこだわる本当の理由は電力不足ではない。原発が不良債権化し、経営の根幹が揺らぐのを避けたいからだ。頭をひゃっこくし、カラクリを見抜きたい。





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