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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 新雇用政策
2006年07月28日 (金) | 編集 |



<キーワード> 経済格差 地方 ニート モス爺婆 自己責任 米軍再編 八月十五日      





NHKスペシャル『ワーキングプア』を私も観た!


働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。今、日本では、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。ワーキングプアとは、働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない人たちだ。生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1。400万世帯とも、それ以上とも言われている。  NHKの番組解説より



■写真は秋田県仙北市角館町の仕立屋・鈴木さん。
最盛期には2人の従業員を雇って大忙しだったが、今は裾上げやサイズ直しの注文だけで、1回500円から1000円といった少額料金で糊口をしのいでいる。
1回の食事で使える金はたったの100円だ。
アルツハイマーで寝たきりの妻を抱え、老人医療費が倍になったらもう払えないと語る。
生活保護を受けるためには妻の葬式用に蓄えた100万円を取り崩さなければならず、それだけは譲れない。
現実の非情さに必死で抗っているような無言の横顔が胸を打つ。

■職を失い貯金もすべて使い果たし、路上生活を送る34歳の男性。
しかし求人の面接は住所不定という理由で断られてしまう。
妻を亡くし会社からもリストラされた父親は、2人の子供を抱えながら深夜に3つのバイトをかけもちする。
子供たちの大学進学の夢も叶うかどうかわからない。

■さまざまなケースの中で最も印象に残ったのが、古雑誌を拾い歩いている30代の青年だ。
学校の成績はよかったが、父が死に母も家を出て、結局今のような生活に入ったきり抜け出せないでいる。
もう夢は見ない、ただ目の前の現実だけと淡々と言う。
公園のベンチに一人座り、遊具で遊ぶ子供たちをながめ続ける彼。
その胸に去来する思いは、果たしてどんなものであろうか。





これでは少子化どころか「社会の再生産」すらおぼつかない


■無謀な戦争で他国を侵略し自国民にも多大な犠牲を強いながら、戦後はアメリカの庇護の下で再び他国を経済侵略し続け、自国の自然を破壊し、地域のつながりを断ち切り、固有の地名も文化も捨て去り、大多数の国民の生活を疲弊させて、今またアメリカの命令下、「戦争ができる美しい国へ」と舵取りをしている一握りのエスタブリッシュメントたち。

アメリカのワーキングプア層がイラク戦争に志願して行ったように、日本でも遠からず、こうした「働く貧困層」が出稼ぎの延長として、アメリカの戦争の「盾」の役を負わされることになるのだろうか。

■命の選別はすでに行われている。
天皇を頂点とするピラミッドの底辺は、現代の「新・賤民」としてのワーキングプアや路上生活者、そしてさまざまな棄民だ。
私たちもいつその仲間入りをするかわからない。
リストラや自然災害だけで、簡単に人生が破壊されるからだ。
自己責任が至上命題の国家は、転落した国民を救ってはくれない。

これは悪夢のシナリオか!
まさに『素晴らしい新世界』だ。
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コメント
この記事へのコメント
若者を戦争に行かせたい「再チャレンジ政策」
私も、この番組を見ましたよ。
本当に恐ろしい現実を見てしまった、というのが、一言で言うと印象です。
米どころ秋田で多くの村が廃村になったり、この写真の男性は、腕のよい仕立ての職人なのに、注文がなく、奥さんの葬式代として蓄えてあった100万円に手をつけざるを得ない、と言ってました。地方や農業を軽視した国の政策のせいでもあります。また、若くて健康な男性が、30歳代ということで、臨時や日雇いの仕事もみつからず、あっても貯金0では、面接に行く交通費もなく、断っていたという場面がでてきました。もう見ていて、国は、企業をもうけさせることには熱心なのに、このまじめな人たちをここまで追い詰めたことに、私は腹が立ちました。これらの人たちは、人間らしい生活ができないじゃないですか。
安倍さんが、「再チャレンジ政策」とか言っているらしいけど、
具体的のどう再チャレンジさせるのでしょう?きっと、自衛隊を自衛軍にしたあかつきには、ロキさんが言うように、職のない人はこちらにどうぞ、というのかしら。若者を洗脳して戦争に向かわせ、靖国へ祀るレールを引いたということが、再チャレンジの中身ではないか、と私も確信しています。
国のことは、エリート(お金持ちということも含むと思う。)にまかせておけ、と言った政府の諮問委員会の有名作家、評論家もいるくらいですから。

とにかく今すぐ雇用政策を見直してほしい!
暖かい血のかよった政治をしてほしい!

自分はもうけて金持ちになっても、貧乏人や職なしはどうでもいいという考えが、他国の人はどうでもいいという考え方につながり、戦争を認める雰囲気とは無関係ではないでしょう。
本当に恐ろしい現実を見てしまった、というのが、一言で言うと印象です。
2006/07/28(金) 17:06:58 | URL | 非戦 #-[ 編集]
非戦さま

本当に胸を締めつけられるほど切なく、そして怒りが沸々と湧き起こってくるドキュメンタリーでしたね。
客商売の合い間にポチポチとテレビを観て、また合い間合い間にブログを書いているので、つぎはぎだらけになってしまいました。
ひとつひとつを見ているとあまりわからないのですが、こうして全体をつなげてみると、政府の恐ろしい意図がわかってきますね。

ワーキングプアの拡大は許さないという強い意思を持って、大きな国民運動を起こしていかなければ、この国は本当にダメになってしまうかもしれません。
2006/07/28(金) 21:28:52 | URL | 管理人 #-[ 編集]
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1.大半の知識人とは手品師である!昨日、紹介させていただいたイダヒロユキさんのスピリチャル度という言葉について考えさせられた。(たましい)感受力と呼ばれているが要は他人の魂の痛みをどれだけ自分のもののよ
2006/07/28(金) 17:35:35 | BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」
■自然災害こそ、最大の「有事」! この夏の梅雨で各地で災害が多発している。どうもこれらの天変地異は、世界的な傾向であるらしい。ブログ「人類猫化計画」のロキさんが、「自然災害こそ最大の『有事』である」という記事をアップしているが、ホントにまったく同感!  
2006/07/28(金) 21:08:07 | 権力とマイノリティ
7月23日に放送されたNHKスペシャル『ワーキングプア ~働いても働いても豊かになれない~』は実に衝撃的な内容であった。近年、日本社会の「格差拡大」が重大な問題として捉えられるようになっているが、実情はここまで深刻化しているとは私も知らなかっただけに、そ
2006/07/28(金) 22:11:36 | S氏の時事問題
先日、NHKスペシャルで放映された「ワーキングプア」の問題が大きな反響を呼んでいるようである。この問題については既に多くのブログでも書かれているのだが、その中でも社民党衆院議員・保坂展人氏のブログ『保坂展人のどこどこ日記』(http://blog.goo.ne.jp/hosakano
2006/07/29(土) 01:36:41 | S氏の時事問題
 NHKの番組「働く貧困層」では、切り捨てられた秋田の地方で働く78才の仕立て屋さんが紹介されていた。町はさびれ今や年収24万8000円である。裾あげ500円、サイズ直し1000円、昨年仕立てた服が2着、今年はまだ仕立ての仕事は0ということだ。100-200円の食事を食べながら「
2006/07/29(土) 03:01:57 | dr.stoneflyの戯れ言
 こんなのおかしい、こんな社会はおかしい。と、とむ丸さんが書かれています。私も昨日のNHKスペシャル『ワーキングプア ~働いても働いても豊かになれない~』 をみて、まったく同じ気持ちになりました。そして、とむ丸さんと同じく、胸が痛くなって、辛くなりました。
2006/07/31(月) 11:57:07 | とくらBlog