
■当ブログはもともと国際政治の話題もけっこう多かったのだが、3.11の大災害を
きっかけに、海外へ目を向ける心のゆとりを失って、どうしても興味の先が内向きへと
傾いてしまった。う~ん、ここはちょっと反省しないとヾ(_ _。)
そんなわけで、本日は久々にロシア政治の話題など…。
■さて2012年のロシア連邦大統領選挙には果たしてプーチン氏は出馬するのか、
その場合、メドベージェフ氏との関係はどうなるのか。
これまでも何度か、そのあたりを推測しながら(というより茶化しながら(^^;)書いてきたが
どうやらうまく決着しそうな雲行きになってきた。
つまり、こんな具合に。

ぼく、24日の「統一ロシア」の党大会で、「来年の大統領選にはプーチン
首相が出馬するよ。だから党員の皆さんも、大統領選の候補者としてプー
にゃんを応援してね」って演説して、大きな拍手をもらったんだ。

メドちゃんが党大会で、ぼくを大統領選の候補者にするという提案を出した。
だからぼくは、「ぼくにとって大きな名誉だ。その提案を受け入れるよ」
って答えたんだ。

党大会は、全員一致でぼくの提案に賛成してくれた。
プーチン人気は健在だね。

だからぼくも提案したんだ。
「12月の下院議会選で、統一ロシアの候補者リストの筆頭をメドちゃん
にする」ってね。メドちゃんもOKしてくれた。

反目してるって世界中で喧伝されてたけど、残念ながらそれは違うよ。
ぼくらの目的は一緒であり、ぼくらはふたりで選挙に勝ちにいくんだ。
ねえみんな、10年前を思い出してくれ。
壊滅状態だった愛すべきロシアを復興させたのは、このぼくたちだったことを。
■てな調子で、プーさまの大統領選出馬に至ったのだった

ほんまかいな?

写真:RIA Novosti

http://japanese.ruvr.ru/2011/09/24/56674830.html
プーチン氏 2012年大統領選に出馬へ
モスクワで開かれた与党「統一ロシア」の党大会で、ロシアのウラジーミル・プーチン首相は2012年3月に行われる大統領選への出馬の意向を明らかにした。プーチン氏は近い将来、年率6%から7%の経済成長を確保する目標を掲げている。
プーチン氏は、今後5年間のうちにロシアを世界でも5本の指に入る経済大国とすると共に、20年以内に2500万以上の雇用を創出するとしている。プーチン氏の大統領選出馬については、メドヴェージェフ大統領が提案したもので、メドヴェージェフ氏自身は「統一ロシア」が再び与党となると予想される新しい政府のなかで協力する準備があることを明らかにしている。
またアメリカ国家安全保障会議のトミー・ヴィトル報道官は、アメリカとロシアの関係のペレザグルースカ(リセット)は、誰がロシアの次期大統領になるかに関わらず継続されるとの声明を発表し、それはロシア、アメリカをはじめとする世界の利益になることだとしている。
またドイツのステッファン・ザイベルト首相報道官も、ロシアの次期大統領がいかなる人物であれ、ドイツのアンゲラ・メルケル首相はロシアとの協力を続けていくことを明らかにしている。ザイベルト報道官は、ドイツとロシアは戦略的パートナーシップで結ばれており、いかなる大統領との協力も成功するだろうと強調した。
