FC2ブログ
激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ウォルフレン氏:小沢氏を潰したいのは「国民ではなく、高級官僚や新聞」
2011年02月18日 (金) | 編集 |

■BS11で放送している「INsideOUT」。
その2月16日(水)の内容がYou Tube にアップされていた。

水曜日のキャスターは小西克哉氏(国際教養大学客員教授)と
金子秀敏氏(毎日新聞論説委員)。

毎日系の地上波TBSテレビは政治的偏向がひどいが、BSデジタルや
ラジオでは、ほんとに同じ系列?といぶかるくらいまともな(^^;解説をするので
面白い。



■で、16日はカレル・ヴァン・ウォルフレン氏の近著『アメリカとともに沈みゆく
自由世界』をそのままタイトルに、ウォルフレン氏へのインタビューを中心に構成。
ウォルフレン氏は、辛辣かつ的確に、日本の社会や官僚主導の政治システム、
日米関係の異常さについて論評を続けている。

  INsideOUT2/16(水)「アメリカとともに沈みゆく自由世界」1/3
    

■全体については直接録画を観ていただきたいが、ウォルフレン氏の話の中で
「日米安保」と「小沢バッシング」の部分を一部書き起こしてみた。
You Tubeでは真ん中2番目の部分である。
なお読みやすいように、私の方で文中に句読点を加えた。


小西:日米安保の変容をどう捉えていますか?

ウォルフレン:これは非常に重要な問題で、長年熟考してきただけに、
質問はありがたいです。
本来の同盟とは両国が対等な主張をし、それに合意したものです。
日米間で同盟が無理なのは、日本が事実上保護国同然で、
真の独立国とは言えないからです。
この点を徐々に理解し始めている日本人もいますが、
大半の日本人には馬耳東風です。
一例として、鳩山前首相がオバマ大統領に会談を申し入れました。
日米、東アジアの懸案を話し合うためでした。
大統領は興味を示さず、国防省OBの取り巻きも冷淡でした。
なぜでしょう?
日本は同盟国とは言えないからです。
日本は米国に基地を提供する属国に過ぎないからです。
日米安保条約の本質は基地提供にあります。
ここで日本に是非申し上げたいのは、米国が安保条約に違反している点です。
海兵隊など米軍が基地を使用できるのは日本を防衛するためという条件があります。
問題の多い沖縄の海兵隊は、日本の防衛について全く無関心でかつ無力です。
海兵隊はイラクやアフガンなどの攻撃に使われるのです。
日本の米軍基地は中国を包囲するためのものになっています。
これは日本の防衛とは言えないし、日本のためにならないのです。
日本人が理解すべき最も重要な点は、日本が真の独立主権国家になる
必要があるということです。
鳩山前首相が訪米しても、主権国家の首相あつかいにはされませんでした。
クリントン国務長官も、主権国家として対応しませんでした。
ゲイツ国防長官もそうです。みんな日本を部下あつかいです。
これを問題だと理解しているのは、小沢一郎氏だけです。
小沢氏はこの点を改める必要があると、再三言及しています。
対米従属的態度を変えない限り、中国は日本を真剣にあつかいません。
しかしその小沢氏が不人気で、彼の失脚を狙う動きがある理由は、
小沢氏が外務省や防衛省の官僚から恐れられているからです。
「日本を主権国家に」という小沢氏の主張の本質は、既得収益の仕組みを
変えるものだからです。


小西:常になんらかのかたちで小沢潰しの報道があります。
なぜ日本人は小沢氏を指導者として認めないのでしょう?

ウォルフレン:国民ではなく、高級官僚や新聞が彼を潰したいのです。
既得権が侵害されると恐れているのです。
世界中を見ても、一人の政治家に対してかくも長期にわたる中傷キャンペーンの
対象になるのは、極めて稀で異例です。
なぜでしょう?
政治資金に汚い? 
ちょっと待ってください。
詳細を見ると、あれくらいの嫌疑で、大新聞が一面で国家反逆罪が起きたごとく
報じるのは愚の骨頂です。
日本政府が下着で裸踊りをしている様な愚行です。
日本の政治やメディアはもっと誇りをもつべきです。
小沢氏のような政治家がいることを誇りにすべきです。





スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
田中角栄の時を思い出す
ウォルフレン氏の露骨な発言ですが、今のマスコミの論調に比べれば何倍も説得力がありますね。
ただ一つだけ文句を言えば『今まで世界に例が無い』とは間違いで田中角栄の先例がある。
田中角栄が金権政治家であることは間違いないし汚い金も勿論集めているのも事実であろうが、民間航空機の選定での賄賂とは・・・
自衛隊軍用機での選定が本命だったのに何時の間にか話がすりかえれれて、しかもこのときはアメリカのロッキード社副社長を日本の法令には無い司法取引で免責との、おきて破り裏技で1976年に逮捕する。
今度の小沢の検察審査会の裏技での強制起訴と良く似た構図ですね。
田中角栄は日本独自のエネルギー源を模索したから嵌められたとの噂も有るし、同じ時期1979年にKCIA長官に暗殺された朴 正煕韓国大統領も核武装計画での韓国軍の自主独立を模索していたら殺されたとの噂もあります。
2011/02/23(水) 12:41:01 | URL | 宗純 #bYNys3XA[ 編集]
Re: 田中角栄の時を思い出す
宗純さま

いつも詳しいコメントをありがとうございます。

> ウォルフレン氏の露骨な発言ですが、今のマスコミの論調に比べれば何倍も説得力がありますね。
> ただ一つだけ文句を言えば『今まで世界に例が無い』とは間違いで田中角栄の先例がある。

確かにそうですね。
自国の米国からの独立を画策した政治家が妨害を受けて
抹殺されたことにも等しいのは明らかです。
そしてその真相を、長い間国民は知らされてきませんでした。
でもようやく真相は暴かれはじめ、私たちも少しずつ目覚めてきました。
世界的な政治覚醒は、日本や韓国にも波及してくるでしょう。

2011/02/23(水) 18:14:12 | URL | ロキ #.7BbZ8jQ[ 編集]
属国
興味深くよませていただきました。
最近は外国人(欧米の)学者などから「属国」とか「保護国」といった発言を聞くことが多くなりました。
海外ではあたりまえなのですね。

日本のマスコミの無関心(故意に?)もさることながら、ウヨさんが騒がないのは「自虐史観」なのでしょうか?。
2011/02/26(土) 09:52:33 | URL | ましま #-[ 編集]
Re: 属国
ましまさま

コメントありがとうございます(=^・^=)

> 最近は外国人(欧米の)学者などから「属国」とか「保護国」といった発言を聞くことが多くなりました。
> 海外ではあたりまえなのですね。

外国人から指摘されるのは、日本人として、やはり複雑な気持ちですね。

> 日本のマスコミの無関心(故意に?)もさることながら、ウヨさんが騒がないのは「自虐史観」なのでしょうか?。

ことさら「愛国」を強調する人に、なぜか新米が多いのが不思議です。
中国や朝鮮・韓国は敵と見なし、米国にはぺこぺこするのは変ですよね。
本当に日本を愛するのなら、日本人としてのまっとうなプライドを持って
どんな国とも偏見なく対等に付き合う心構えが必要だと思います。
また偏見は無知から生じますから、他国の歴史や風習なども積極的に知る
努力を怠らないよう、日々少しずつでも学んでいきたいと思っています。


2011/02/26(土) 18:54:26 | URL | ロキ #.7BbZ8jQ[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
『晴天のとら日和』のとらちゃんが、BS11で2月16日(水)に放送された『InsideOut』のカレル・ヴァン・ウォルフレン教授のインタビュー動画をアップしてくださった。 YouTubeでは、3部に分けてアップ...
2011/02/18(金) 14:27:02 | カナダde日本語
『ロシアの強硬姿勢』第二次世界大戦の結果を承認する以外の方途はない ロシアのラブロフ外相が2月15日、訪問先のロンドンで、日本との平和条約締結問題について、 『日本が他国のように、第二次世界大戦の結果を承認する以外の方途はない』と述べ日本側に『北方領土...
2011/02/19(土) 10:42:07 | 逝きし世の面影
カメラを持っていると、凶器準備罪になるんだってさ。 こんな国がほんとに自由な国だと思う?? 「事実を隠したい国家権力」の無様な姿 「沖縄」に関してはあまり書かないように自戒してきた。 それは「沖縄に集中する基地」の恩恵を受けて暮らしている本土のノンポリという引
2011/02/21(月) 10:33:41 | f-kafkappaの日記~緑と青の風にのって~
二月二十日、TVジャパンで 「NHKスペシャル 北方領土 解決の道はあるのか」 を見た。番組に特筆すべきものはなかったのだが、あらためて日本人は今も昔も国際相場がわかっていない民族だ、日本の外交官は渉外能力が優れていない、これではなんの実績もあげられないだろ...
2011/02/21(月) 17:39:26 | 木霊の宿る町
 日本各地に散在する米軍基地、面積にするとその約75%が沖縄にあります。日本になぜそんな米軍基地が必要なのか、改めて考えてみたいと思います。日本は、日米同盟(日
2011/02/22(火) 11:39:07 | 反戦塾