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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ノーベル平和賞授賞式に欠席した17ヵ国
2010年12月11日 (土) | 編集 |
■8日に「ノーベル平和賞授賞式に19ヵ国が欠席」と書いたばかりだが
実際の授賞式に欠席したのは17ヵ国だった。
というわけで、またまたしつこく欠席した国をトレースしてみる(f^^)






10日、中国の民主活動家、劉暁波氏の席(左から2座席目)が
空けられたままオスロで行われたノーベル平和賞の授賞式。
本人・親族とも欠席という異例の授賞式になった 【AFP=時事】




■さて最初欠席予定だった19ヵ国をで、当日新たに欠席に加わった国をで囲んでみた。
逆に欠席といいながら当日出席した国には×をつけた。




    
 



    
 



 
 




■どういう思惑で欠席を取り消したのか、あるいは新たに欠席に加わったのか
いろいろ考えてみると面白い。
欠席した17ヵ国を見ると、旧共産圏だったり反米だったり、あるいはイスラム圏
だったり、いわゆる反民主的な独裁国が多かったりする。

しかし一方で私たち日本人は敗戦後、正確に言えば明治維新後からずっと、欧米的
価値観でものごとを考えることに慣らされ、それに疑問を差し挟むこともないまま
日々を過ごしてきた。

極端なもの言いになるかもしれないが、ナチスといえば悪の権化のような存在であり
映画でも小説でも必ず憎むべき敵として描かれてきたし、これからもそうだろう。
確かにそうなのだが、私は子どもの頃からナチス=絶対的な悪、連合軍=正義といった
紋切り型の描き方にどうにも納得がいかなかった。
ナチスにはナチスなりの考えや生活、苦悩もあったはずだし、連合軍側にだって沖縄戦や
東京大空襲に見るように非道な行いは少なくなかったはずだ。
としつこく言っては友人たちに変な目で見られるのが常だったが(^^;

ものごとは一方の側から見たり考えたりするだけでは本質がつかめないものだ。
たとえば、なぜ平和賞だけスウェーデンでなくノルウェーで選考されるのか。
その政治的な選考方法を考えることで、何か別のものが見えてくるかもしれない。

そして今回欠席した国々は、今は新興国だったり途上国だったりしても、やがては世界を
牽引していく一大勢力になっていく可能性もある。
そのときに備えて、私たちも多様な価値観の存在を認め、対立の代わりに相互理解を
どう築いていくかを、今から真剣に考えていくべきではないだろうか。





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コメント
この記事へのコメント
う~ん・・・
なかなか面白い切り口ですね。

私は・・やっぱりナチスの犯罪は悪魔的だったし、糾弾されたし、実際に反省もしていると思う。今でも重くのしかかる人類史上の汚点ですね。

同じくらい悪魔的な犯罪の原爆投下による無差別殺人・・・しかも人体実験!に対しては・・・国際世論は、いまだ反省の声は主流ではない。

歴史は勝ったものが作る。時の正義とは勝者の思惑か。

ナチも酷ければ、アメリカも残虐この上なかった。

物差しは片方だけを基準に計ってはいけない。

その中心点が、実は様々あることを常に考えておかねばならない。
2010/12/12(日) 19:49:35 | URL | kappa #-[ 編集]
アルジェリアの不参加
アルジェリアは、1990年代の10年間、イスラム原理主義過激派と、それに対抗した軍事政権とが内戦を続け、過激派はどんどん「山賊化」して行って、結局「民間人虐殺」を繰り返す悲惨な時代を経ました。
現大統領の99年当選後、徹底的過激派排除、と宥和政策、そして西欧からの経済制裁解除に成功し、やっと安定したのです。
しかしその後、不満分子が「勝手に」北アフリカ・アル=カイーダを名乗っては、意味の無いテロが散発的に、続いています。
更に、そのアル=カイーダが、国境を接するニジェールとマリとの過激派と連携して、ヨーロッパ人を人質に取ったり、めんどくさい状況に巻き込まれています。
その上、国のインフラ構築に中国ゼネコンが深く参画しており、「反西欧カトリック」の過激派と、「中国」との関係性から、参加出来なかったのだと思います。
イスラム原理主義過激派と中国とは、「イスラエル」と並んで21世紀に於ける、世界の癌の様な存在になっていますね。
世界の平和、と言う観点から「単眼的」「近視眼的」過激行動は、人類に取って、厄介な存在です。
2010/12/14(火) 09:04:14 | URL | 時々パリ(小言コウ兵衛) #-[ 編集]
なんとあのイラクが欠席、民主主義の胡散臭さ
アルジェリアは西欧基準の民主的な選挙をやったら、民主勢力が負けて原理主義が勝ってしまった。
騒動の根本にはこの西欧基準の民主主意の安易な導入があるようです。
招待されたオスロにある58カ国大使館の中で、ブッシュの強制民主主義のイラクですが、アメリカの軍事力と援助が大量に入っているのですが、欠席している。
アフガンはそもそも大使館が無いの問題外だが、もしも招待されていたら『西欧民主主義』の名の下国民をたくさん殺されているのですからイラク共々欠席したかもしれません。
ちなみに利益代表部のある台湾は『中国人が選ばれるのは名誉なことで出席したい』と主張したが招待されなかったので、しぶしぶ欠席している。
2010/12/16(木) 13:52:21 | URL | 宗純 #bYNys3XA[ 編集]
Re: う~ん・・・
kappaさま

ご返事が遅れてごめんなさい<(_ _)>

> 私は・・やっぱりナチスの犯罪は悪魔的だったし

そうですね。ナチスの行ったことは重大な戦争犯罪で
2度とあってはいけないことです。
だけどナチスだけ糾弾すればことがすむかといえば
その後のパレスチナに対するかつての戦争被害者イスラエルが
行っている不法な残虐行為を見れば、決してそうではないことが
わかります。
一方を善、他方を悪と固定化して考えることがどれほど危険か
アフガンやイラク戦争を通して、私たちも実際に目にしてきました。
難しいことではあるけれど、ものごとを多方面から見て相対的に考える
習慣を持ち続けたいと思っています。
2010/12/18(土) 16:22:35 | URL | ロキ #.7BbZ8jQ[ 編集]
Re: アルジェリアの不参加
時々パリさま

的確なご指摘をありがとうございます。
日本に住んでいるとアフリカは遠い国々で、とかくその存在を忘れがちです。
白戸圭一氏は著書『ルポ資源大陸アフリカ』の序章でこのように書いています。
「南アの年間の殺人事件の認知件数は2万件に近いと書いた。米国がベトナム戦争で
失った兵士の数が10年間で約5万8千人だと聞けば、南アの現状は紛争さながらに
深刻なことが分かるだろう。アフリカ社会の広い範囲で今、起きていることは、
犯罪と紛争の各要素が渾然一体となった治安秩序全体の液状化と言えるかもしれない。」

そのアフリカに深く食い込んだ中国マネーによって各国の人権弾圧が助長されているのも
確かです。このことは強く非難しなければなりません。
しかし一方で西側諸国の手がきれいかどうかについては、これまた大いに疑問です。
そして日本自身も中国に次ぐ石油やダイヤモンドの輸入国であったりするわけですから
私たちも意識しないままアフリカの人権抑圧や格差拡大に手を貸していないかどうか
省みる必要があると思います。

2010/12/18(土) 17:23:27 | URL | ロキ #.7BbZ8jQ[ 編集]
Re: なんとあのイラクが欠席、民主主義の胡散臭さ
宗純さま

ご指摘ありがとうございます<(_ _)>
なるほど、さまざまな裏事情があるんですね。
こうした内実こそ、メディアはきちんと取材して伝えるべきだと思います。
2010/12/18(土) 17:27:33 | URL | ロキ #.7BbZ8jQ[ 編集]
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