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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 上海万博テーマソング騒動は終焉するのか?
2010年04月21日 (水) | 編集 |

■パクリ疑惑で問題が国家レベルまで拡大した上海万博のテーマソング。
NHKまでが問題の映像部分を流しているから、ジャッキーファンの私としては
まったくもってアイタタな出来事だ。
おまけにテーマソングだけでなく、キャラクターや建物のパクリ疑惑まで噴出して
この騒ぎははたして鎮火できるのか、はなはだ疑問な展開になってきた。



■「酔拳」や「蛇拳」の頃からのコアなジャッキーファンである私は
このジャッキー・チェンという人物によって、香港という土地の特異性に惹かれた。
それまでは英国の貧しい植民地という印象しかなかったが、ジャッキーを知ることに
よって、その後の香港の急速な発展と香港映画の台頭とを目の当たりにした。
そして香港の返還と中国本土への編入。
返還への不安と葛藤を、この頃の香港映画の中に多数うかがうことができる。
その後ジャッキー映画に中国大陸ロケが徐々に増え出し、山東省出身の父親の回想を
知ることで、自らのルーツを中国本土に見出したジャッキーは事務所も上海に移し
香港に代わって中国の観光大使を務めるようになった。

これを変節と見る人々も少なくないが、新たな土地で新たな映画人生を展開するのも
人生の選択のひとつだ。何よりもこれから発展していく場所を誰よりも早くかぎ分ける
ジャッキーの臭覚はいつもながら秀逸である。
彼の映画を通じて、もう一度中国本土の発展を眺めていくのも悪くはない。



■思えばちょっと前の日本も、パクリだ、著作権無視だ、人権蹂躙だ、公害大国だ…
などと欧米先進国にさんざんイヤミを言われ叩かれてきたものだ。
そんな「遅れた」国がオリンピックや万国博といった世界的なイベントを経て
ようやく先進国の仲間入りを果たしたわけである。
現在中国を同じような言質で非難している若い層は、過去の日本がどうやって這い上がって
きたのか、その過程をきちんと把握していないのだろう。

ここは遅れてやってきた国に対し鷹揚な姿勢で臨み、間違っている点は諭し戒めながら
正しい方向へ指導していくのが、成熟した先進国としての日本の度量だろう。
ただ中国憎しで非難の声を上げているだけでは、5年10年先にその非難の矛先が自らに
向かってこないともかぎらないのだから。












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