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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 東京中央郵便局よ、おまえもか!
2009年03月02日 (月) | 編集 |



02年9月30日の東京中央郵便局。雨の日に写す。





■郵政民営化に伴って、東京駅のすぐ前に建つ東京中央郵便局も、去年再開発が決まった。
建物の一部を残して後ろ側に38階建てのビルを建てるということで、そのバランスを欠いた
全体像に、再開発の見直しや建物の全保存があればいいのになと、私もずっと思ってきた。


■そんな折、「かんぽの宿」疑惑に爆弾を投じた鳩山総務相が、再び東京中央郵便局の
建て替えにSTOPをかけたのだ。
同じ爆弾なら、なんで再開発が決まった去年のうちに投げなかったのかとの疑問はあるが
久しぶりにテレビ画面に映った東京中央郵便局は、鳩山総務相が怒りをあらわにしたように
重機によって、すでに無残な姿をさらしていた







写真は朝日新聞のものを拡大。
モダニズム建築の代表作とされる東京中央郵便局。
06年、東京・丸の内。





   

写真は2点とも朝日新聞。
左:正面も工事中になっている。
右:工事の進む東京中央郵便局。この日は鳩山総務相が視察し、
再開発の中止を求める考えを示した=2日、東京・丸の内、越田省吾撮影






■テレビのワイドショーのコメンテーターたちは、かんぽの宿のケースとは違って
東京中央郵便局の再開発工事には、建物が古いから仕方がないとか
重要文化財級の価値があるとは思えないとか、おしなべて冷淡なコメントを寄せていた。
関わりの深さの大小によって、建物の愛着度も人それぞれで仕方がないのだろうけど。


■私の場合は父母が丸の内の銀行に勤めていた関係もあって、幼稚園の頃から
週末は皇居周辺や日本橋のデパートで過ごすことが多かった。
東京駅に降りればいつも目の前に東京中央郵便局が当たり前のようにあったし
出し遅れた郵便物を父に頼んで、この中央郵便局から送ってもらうこともあった。
そんな幼い頃から慣れ親しんだ建物が次々と姿を消していくことは淋しいし、ひどく悲しい。
丸ビルの古い由緒ある建物もなくなってしまった。
石造りのちょっと陰気で暗い、しかしながらどこか東欧のような重厚さを持った
かつての丸の内のビル群は、懐かしい思い出の中へと去っていった。


■日本はいつになったら「経済効率」という呪縛から覚醒できるのだろう。
日本の文化や伝統と声高にしゃべる人々が、率先して文化や歴史、そして豊かな自然を
破壊している愚かしさ。
自国の歴史や文化をこれ程までないがしろにして恥じないのなら、いっそ日本など
瓦解してしまえと思うこともしばしばだ。





       

左:東京中央郵便局正面。
右:建物の脇にあった天使の像のポスト(両方とも02年9月30日)





       

同じく02年9月30日の東京駅。
この日はステーションホテルで著名人取材があったので、終了後に外に出て写した。
左:雨の東京駅。この建物も再開発で姿を消すと以前からいわれている。
中:東京駅の美しい丸天井。
右:総武線快速の地下ホームへ降りる手前にあるポスト。
なんとなく縄文土器っぽい。何度か手紙を投函した。

 






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