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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 長~い安倍政権がやっと終焉して
2020年08月29日 (土) | 編集 |

 毎日毎日苛立ちとうんざり感の連続でしかなかった安倍政権が、昨日唐突に終了した。
いつかこういう日が来るだろうとは想像していたが、思ったよりあっさり終了したのであまり安堵感は感じられなかった。
辞任と同時に、次の総裁選びが熾烈に展開し始めたからだ。
あきれたことに、メディアは8年に及ぶ安倍政治の暗部にはあまり触れず、安倍継承次期政権を期待するような報道に終始している。そんな中で安倍政治をきちんと批判・総括している数少ない記事の中で、次の2つを紹介したい。



 論座 8月29日
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082900003.html?page=1

         
「安倍・麻生」vs「二階・菅」 国家権力を私物化する総裁選の行方
 麻生総理、二階総裁、菅幹事長……「総総分離」案も浮上!?


   佐藤章 ジャーナリスト  元朝日新聞記者 
         五月書房新社編集委員会委員長        




記者会見で辞任表明し、質問に答える安倍晋三首相
=2020年8月28日、首相官邸


 8月28日午後5時、安倍晋三首相は珍しくも左右前方のプロンプターなしに記者会見に臨んだ。プロンプターがないためか記者たちの質問に対する答えは短く、質問に立つ記者たちの数もいつになく多かった。

 午後6時ちょっと前、最後から二人目に質問に立った西日本新聞女性記者の質問は、その中で最も意味のある質問だったと私は思う。

 「森友学園、加計学園、桜を見る会の問題など国民から厳しい批判にさらされたこともあったと思います。こういったことに共通するのは、政権の私物化といったことではないか。それについて総理はどう考えますか」

 この指摘の通り、7年8か月にわたる安倍政権を読み解くキーワードは一言で言えば「政権の私物化」だろう。これに対して安倍首相は、話し始める前に1秒足らず目を瞑り、こう答えた。

 「政権の私物化はあってはならないことでありますし、私は政権を私物化したという気持ちはまったくありませんし、私物化もしておりません」

(後略)





 日刊ゲンダイ 8月29日
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277950

   
   安倍政権が7年8カ月で「成し遂げた」のは国家と社会の破壊
    
                      適菜収 作家


 安倍晋三の首相連続在職日数が24日で2799日となり憲政史上最長となった。

 安倍は「政治においては、何日間在職したかでなく、何を成し遂げたかが問われるんだろうと思うが、この7年8カ月、国民の皆さまにお約束した政策を実行するため、結果を出すために一日一日、その積み重ねの上にきょうの日を迎えることができたんだろうと考えている」とコメント。

(中略)

安倍が7年8カ月で日本に与えたダメージは凄まじい。北方領土をロシアに献上し、アメリカからはガラクタの武器を買い、拉致問題を放置。国のかたちを変えてしまう移民政策を嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改ざんをはじめ、防衛省の日報隠蔽、厚生労働省のデータ捏造などで国家の信用を地に落とした。


安倍は、水道事業の民営化や放送局の外資規制の撤廃をもくろみ、「桜を見る会」には悪徳マルチ商法の会長や反社会勢力のメンバー、半グレ組織のトップらを招いていた。

 この悪党を支えてきたのがカルトや政商、「保守」を自称するいかがわしい言論人だった。

 今、安倍がやるべきなのは無理をせずにしっかりと体調を整え、わが国で何が発生したのか、この先の検証に協力することだ。









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 コロナ対策の過剰
2020年08月03日 (月) | 編集 |

 テレビをつけてもネットを見ても、コロナ、コロナで、もううんざり。日々客室をはじめアルコール消毒にいそしんでいるので、何を嗅いでもアルコール臭に思えて不快である。で、この記事に深く共感。


 NEWSポストセブン  7月22日
   https://news.infoseek.co.jp/topics/postseven_1579640/

   メディア招いたコロナ過剰反応 ゼロリスク志向で無意味対策  
 

「机の消毒にも意味はない」という(時事通信フォト)


 国立感染症研究所や米疾病対策センターといった最前線の施設で研鑽を重ねたウイルス研究者で、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一医師の目には、現在の日本のコロナ対策が「おかしなことだらけ」に見えるという。

 感染者の咳でウイルスが1万個飛んだと仮定しても、ほとんどは空気の流れに乗って散らばり、机などに落下するのは1センチ四方あたりわずか数個なのだという。こうしたウイルスの特性から考えると、感染者の出ていない学校で毎日机を消毒したり、呼吸をしないためウイルスを排出しない遺体を扱う葬儀業者が防護服を着たりすることなどに意味はないと同氏は論じる。

 現在の「1億総過剰対策」を招いた要因は主要メディアが呼ぶ専門家たちだと西村氏は指摘する。

「本来、専門家は、『具体的なリスク評価』を世に伝える責務があります。咳で床に落ちたウイルス数、それが手につき、どれだけ体内に入るか。東京にエレベーターが何基あり、一日何人使用するか。そのボタンにウイルスが付着しそこから感染する確率はどの程度か。

 そうしたリスク評価を概算でも見積もり、世に知らしめる必要がある。しかしテレビに登場する専門家は、『感染する可能性がある』と言うばかり。万一のために、ほとんど可能性のないこともふつうに起きているように話している。大昔の天気予報と同じです。晴れと言って雨より、雨と言って晴れた方がいい」

 結果、国民にゼロリスク志向が広がり、無意味な対策に追われている。

「ゼロリスクを求めたら日常生活は送れません。代わりに人と人のつながりが消え、職が失われ、差別まで生まれている。こんなことはもう終わらせるべきです」(同前)

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号