
2013年07月28日 (日) | 編集 |

先の参院選の議席数についてコメントしていたので、急いで画面を撮しておいた。


上の図は各党選挙区の落選者の得票数を並べたもので、例えば自民党では立候補者
49名のうち当選47名(グラフの赤の部分)、落選2名(グラフの紺の部分)で、落選した2名に
投票した人が422万人だったことがわかる。
ちなみに公明党の死に票が0だったことにも(組織票が100%)、改めて驚いた次第だ。


である。野党の得票数の方が多いのに、獲得議席数は与党の半分にも満たない。
小選挙区比例代表制の持つ特性に投票率の低さが加わると、いかに少数意見が
駆逐されるかの見本のような結果である。
なお下の図表はツイッターで見つけたもので、参院選後すぐにテレ朝の「報道ステーション」
で放送されたものだそうだ。こちらは自民単独で比較しているので数字が少し異なる。


「今回の参院選も自民党の得票率より野党合計の得票率の方が多かったにもかかわらず、議席数は半分以下にとどまった。小選挙区制はこのように反対勢力を排除する危険な制度であり、政権交代を可能にしても、極めてリスクの高い諸刃の剣だ。多様な意見を反映させるには、大選挙区比例代表制あるいは中選挙区制に変えるべきだ。」
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