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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 政府の予測システム「SPEEDI」が示す被曝危険エリア
2011年04月05日 (火) | 編集 |

■最近はあまりに様々なことが目まぐるしく起きすぎて
日々ツイッターで「つぶやく」、じゃないうるさく「さえずって」いるので
皆さまからの当ブログへのコメントやTBのお返事がずーっと滞ってしまい
ほんとうにごめんなさい<(_ _)>
もう少し気分を落ち着かせてからご返事いたします。


■計画停電の方もしばらく中止が続いてホッとしていますが、ここらへんは毎日防災
無線で「東京電力からお知らせします。本日の計画停電は…」と何度もしつこく放送
されるので、この声を聞くたびに胸のあたりがギュッと締めつけられて息苦しくなる、
などの苦情も聞こえてきます。
そのせいかどうかはわかりませんが、近所のお年寄りが何人か急死しています。
魚屋さんや旅館の大女将などなど。
休業や宿泊のキャンセル、いつ始まるか不透明の停電、暗闇と寒さの不安で、被災者で
ないのにもかかわらず、特にお年寄りにとっては過剰な心労が続いています。
被災地に比べれば、贅沢だといった周囲からの無言の自粛運動や締めつけ、相互監視も
心労に拍車をかけているのです。
いつまでたっても、こうした村社会意識から抜け出しえない日本人とは何なのか…と
歯噛みする毎日でもあります。


■さてこうした村社会の頂点である政府がようやく、気象庁に放射性物質の拡散予測を
公表するよう指示したようです。
遅い! 
ネットの住人はとっくにドイツやスウェーデンが提供してくれている予報図を見てるし。


    毎日新聞 4月5日
      http://mainichi.jp/select/today/news/20110406k0000m040086000c.html

      放射性物質:拡散予測を公表…IAEA仮定条件データに

 気象庁は5日、東京電力福島第1原発の事故を受けて、国際原子力機関(IAEA)に提供している放射性物質の拡散予測を公表した。枝野幸男官房長官の指示を受けた対応だが、より詳細な政府の予測システム「SPEEDI」の情報は、1度公開されて以降は非公表というちぐはぐな対応となっている。
 気象庁は、世界気象機関(WMO)が86年のチェルノブイリ原発事故を受けて作った枠組みに基づき、事故直後から4日までに計23回、IAEAに情報提供した。予測の基になるデータは放射性物質放出の実測値でなく、IAEAが示す仮定の条件を使っている。
 同庁は「予測は周辺国への影響を調べるためのもの。100キロ四方ごとに計算した大ざっぱなもので、国内の原子力防災に利用できるものではないと考えている」と説明する。
 気象庁は今後、予測を不定期に同庁ホームページに掲載するが、「実態を表したものではないので注意してほしい」としている。【飯田和樹】




■実際はパニックが起こるといけないからという理由で、これまで政府が気象庁に
公開してはいけないと圧力をかけていたようです。
まったく国民の命を何だと思っているのか。5年後10年後、20年後に発病しても
こんどは因果関係がわからないといって、医療補償をつっぱねる腹積もりなのでしょう。

で、上の記事に出てきた政府の予測システム「SPEEDI」の情報(非公開)というのがこれ。
2日に放送した朝日ニュースター「ニュースにだまされるな!」で報じられました。








■画面が不鮮明なのでわかりづらくてすみませんが、実際の危険地域はけっして
同心円であらわされるものではなく、このように風向きや地形によって大きく形が
異なります。
内陸部のオレンジの線に注目! 南北に細長くなっています。
これを見ると飯舘村や南相馬市の危険度が一目でわかります。
政府はとうぜんこの情報を知っているわけですから、避難指示をきちんと出さないのは
まさに未必の故意としかいいようがありません。


■「ニュースにだまされるな!」の中では、こう解説していました。
「SPEEDI」の情報がなかなか上がってこなかった理由のひとつは、このシステム
自体の存在が、省庁再編などのゴタゴタで忘れ去られていたせいではないかと。
この部署は文科省の天下り部門がやっているため、緊急時に対処できなかったという
わけです。

また原発の安全審査書については、まずメーカーが文書を作って東電に渡し、次に官僚が
文章のテニヲハを直し、御用学者の集まりである安全審査会がさらにチョロっと直すという
具合で、直す箇所はメディア(最近は機能していない)と反対派につっこまれないためだけと
いったあまりにお寒い安全基準で、こんないい加減な官僚システムに国民はずっと大切な
命を預けてきたのかと思うと、絶望的な気分にさえなってしまいます。






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