激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
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 さらなる余震、火山噴火、新たな地殻変動に注意を
2011年04月20日 (水) | 編集 |

■非日常的な巨大災害が起きると、そういえば災害の前に前兆ともいえる
おかしな出来事があったなと振り返って納得するものだ。
ところが再び日常の生活が戻ると、そうした前兆は忘れられ、非科学的という
レッテルも貼られてしまう。


■ところが日頃科学的とされてきた地震・津波予報や対策が実はあまり役立って
いないで、かえって非科学的と嘲笑されてきた民間の前兆予測の方が正しかった
ということも少なくない。
各家庭周辺の天候変化、気温の上下動の振幅、雷の発生、雲の形態の異常、
電磁波や地電流の変化による動物たちの行動異常などをふだんからそれぞれが
注意して観察していれば、何らかの前兆ともいえる変化をつかめると思う。


■そういえばと私も改めて感じることは、最近の雷の多さである。
昔からのことわざに「地震・雷・火事・おやじ」というのがあって、おやじは
別にしても(^^;、地震と雷は何らかの相互関係があるのではないだろうか。
雷が電気であるように、地震が起きる前は地中深くにある岩石が動いたり小さく
破壊されたり、また地下水が流動ことによって地電流というか、電磁パルスが
発生して、それを敏感な感覚を持つ動物たちが感じて騒ぎ出すのではないか。

磁場も変化するので、鳥たちの動きも注意すべきだ。
で、これも振り返れば、最近うちのガラス戸にぶつかったり浴室や客室に迷い込む
鳥の数がかなり多かった。
そのたびに救出に向かうのだが、パニック状態になった鳥がフンを撒き散らして、
こちらもひどい目にあってしまう。


■ツイッターやブログにも書いたが、おととい18日にカラスやサル、犬が騒いで
いると注意喚起した。自分でもこれはちょっと意識過剰かなと思ったが、同じ晩に
新燃岳がまた噴火したとかで、やはり何らかの地殻変化があったのではないと
思っている。

相変わらずうちの犬(自然のあらゆる環境変化に過剰反応のビビリ犬)は怯えているし
サルは出没しているし、今朝はかすかな地鳴りを感じた。
私も空気圧とか電磁波に敏感なので、これまた過剰反応かなと思いながらこれを書い
ている。
地鳴りはまだ小さく、聞こえる間隔もだいぶ大きいので、このまま収束してくれる
ことを願いたいし、もし拡大していくようであればすぐにお知らせする。
あと気になるのは、昨日の夕方の雲が異様に赤く染まっていたことだ。
雲にはあまり詳しくないので(すまん)、気のせいかもしれないが。


■とにかくいつどんな新たな地震や噴火が起きるかわからない状態なので、
これまでの常識にとらわれることなく、自分なりに前兆現象を観察していきたい。






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 東日本大震災はなぜ予知できなかったのか?
2011年04月18日 (月) | 編集 |

■テレビをつけている最中も、いきなり緊急地震速報の警戒音が鳴って
驚かされることが多い。
とはいえ、ほとんどの地震が速報と同時か少し前に発生しているので、
本当に役立っているのかは少々怪しい。
それでも速報を流してくれた方がありがたいわけで、ここらへんが悩ましい
ところだ。

しかしながらこれほどの地震国で、しかも予知のためにお金も人手もかけてきた
というのに、なぜ3月11日の超巨大地震を事前に察知できなかったのだろうか。
兆候とかは特になかったのだろうか? この点がどうも不思議でならない。


■本日は私自身は特に体感できなかったのだが、朝からカラスの群れが上空で騒ぎ
犬のダイは怯えたような様子で散歩に行くのを嫌がったり、山かは発信機を首につけた
大き目のニホンザルが降りて来てウロウロするはで、さすがに少し気になってツイッター
に「とりあえず注意を」と書き込んでしまった(^^;
人間にはわからなくても、動物は微妙な変化(電磁波とか地中の動き)を感じ取れるのだろう。
幸い大きな余震は来なかったが(もしどこかで起きていたらごめん)、新燃岳でまた小規模
噴火があったそうだ。
初めて噴火した直前には、ここ箱根近辺でも地鳴りを感じたので、今回も動物たちが警戒
したのかもしれない。



■東日本大震災の前日の3月10日にも、恐怖を覚えるくらいのさらに大きな地鳴りと、
まるで火事場のそばにいるかのような焦げ臭い空気を感じた。
そこで10日のツイッターに「火山の噴火か大きな地殻変動に注意を」と書き込んだと
当ブログでも言及したが、このときなぜ地震ではなく火山の噴火と真っ先に書いたの
だろうと、自分のことながらずっと気になっていた。



■そんなときに、偶然こんな動画を見つけた。
地震は解離した水の爆発現象であり、地震の前兆現象は科学的に説明できるという
見解を持つ石田氏という人物が解説している動画である。
爆発現象といってしまってよいのかは疑問も残るが、こうした今までとは違う見方も
考慮に入れてもいいのではないか。
なるほど、こうした仮説も含めれば、地震と火山噴火の関係もより近いものとして見る
ことが可能になるだろう。








■さらにこんな記事も掲載されていた。
従来の地震のメカニズム以外の考え方を柔軟に取り入れれば、もっと確実な地震の予知へ
つながっていくのではないかと期待している。


   日経ビジネスオンライン 3月22日
     http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110321/219067/?P=1

      プレート説は地震の原因を十分には説明できない
           M6~7の余震に注意せよ!

  
 埼玉大学の角田史雄名誉教授は、地震が起こるメカニズムを「熱移送説」で説明する。「地核で発生し地球の表面へと伝わる熱が、地震や火山の噴火を起こす」というものだ。この説に従えば、東日本では今後もマグニチュード6~7程度の余震が起こる可能性がある。同氏は「警戒を怠ってはならない」と警鐘をならす。
 「熱移送説」はさらに、地震の世界で“常識”と考えられている「プレートテクトニクス説」は、地震の原因を十分に説明することはできないと指摘する。
(まとめは森 永輔=日経ビジネスオンライン副編集長)

 「熱移送説」は、地核で発生する「熱」が地殻に影響して、地震を起こしたり、火山を噴火させたりすると考える。その概要を説明しよう。
 熱移送説は、「熱で膨れた岩盤が割れる」という松澤武雄氏が説く「熱機関説」を理論的な根拠にして、深尾良夫氏らが作成した地球内の温度分布画像を基にして考えた仮説である。地核で発生した高温の熱が、その外側にあるマントル、さらに外側にある地殻などを貫いて、地球表層部に伝わる。この熱が、環太平洋沿いに伝わって、噴火や地震のエネルギーになる。このエネルギーによって、環太平洋ゾーンの地殻の最も外側にある「花崗岩質岩層」と呼ばれる固くもろい層が膨らみ、曲がり、そして割れる。この時に生じる揺れが地震となる。これが、「熱移送説」の概要である。(以下は本文でどうぞ)







 「福島老朽原発を考える会」のサイトに掲載された福島県内の汚染状況
2011年04月11日 (月) | 編集 |

■福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
  http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/post-9b59.html

SPEEDIによる被曝量の地域図も衝撃的だったが、このサイトに掲載された図は
さらに綿密に観測された福島県内の様子を表わしている。
新学期が始まったばかりだが、どうかこの結果を参照にして、子どもたちの健康が
損なわれないよう配慮されることを心から願いたい。

以下に図を掲載する。




    


本文より
左:【福島県から発表のあった「福島県放射線モニタリング小・中学校等実施結果」から、
福島県内の汚染状況の資料を作りました。
「放射線管理区域」と、「放射線業務従事者」基準で作りました。
予想通り、浜通り・中通り一帯が避難すべき区域であることがハッキリしました。】

右:【以下は福島市内
赤 2.2以上 個別の被曝管理が必要
黄 0.6~2.2 放射線管理区域に相当】
 







 朝日新聞がSPEEDIのデータを掲載した
2011年04月10日 (日) | 編集 |

■当ブログでは、5日に、朝日ニュースターの番組「ニュースにだまされるな!」
の中で紹介された、政府の放射性物質の飛散予測システムSPEEDIのデータ図を掲載したが
4月8日の朝日新聞朝刊一面にも、ようやくその図が掲載された。





    


右:従来の同心円ではとらえきれない汚染地域の広がり。
こうしたきちんとした根拠を示さなければ、
避難について納得させることは難しい。
引き続きSPEEDIによる、さらに広範囲のデータを開示してほしい。

左:1986年のチェルノブイリ事故(旧ソ連)でも、
このように広範囲に放射性物質が拡散した。
 






















 (1)東京の男性が福島第一原発を提訴 (2)大震災でも無傷だった洋上風力発電
2011年04月09日 (土) | 編集 |

■そうだ、こういう手もあったと勇気を与えられるようなニュースを。
決してあきらめたり泣き寝入りしたりしないで、どんどん声をあげて闘っていこう。







   NHK 4月9日
     http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110409/k10015194191000.html

        福島第一原発設置許可 無効求め提訴

 放射性物質の流出が続く東京電力・福島第一原子力発電所について、国の安全審査がずさんだったとして、東京の男性が設置許可の無効を求める訴えを裁判所に起こしました。

 福島第一原子力発電所は先月11日の大震災によって水素爆発が起きて施設が損傷し、放射性物質の流出が続いています。この事故を巡って、東京・台東区に住む30歳の男性が「国は、発電所の設置にあたって大地震や大津波を想定せず、安全審査がずさんだった」として、設置許可の無効を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。男性は、将来を担う子どもが安心して暮らすために国の責任を明らかにしたいと話していて、今後、福島県の住民にも裁判への参加を呼びかけたいとしています。今回の原発事故を巡って訴えが起こされたのは初めてで、裁判は原発の設置を巡る国の責任を問うものとして注目されます。






■また震災でダウンした原発と違って、茨城県の風力発電は地震と津波に耐えて
フル稼働を続けているという。素晴らしいじゃないか。
原発なんかなくても、新しい風力発電で、日本の電力はOKだ。


   福井新聞 4月7日
     http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/27405.html

     風力発電フル稼動、被災地支える 三谷商事、地震耐え無傷

 三谷商事(本社福井市、三谷聡社長)が東日本大震災の被災地である茨城県神栖(かみす)市で行っている外海洋上風力発電が、震災後も24時間フル稼働を続けている。ほぼ無傷の状態で、一般家庭約7千世帯分の電力を東京電力に供給している。原発事故で電力不足が深刻化する中、地震と津波に耐えた洋上風力発電への関心が高まりそうだ。

 同社は昨年、鹿島臨海工業地帯の護岸から約50メートル沖合に7基を設置し、6月から本稼働を始めた。風車の羽根の直径は約80メートル、支柱の高さは海面から約70メートルで、海底に直径3・5メートルの鋼管杭(くい)を25メートルの深さまで打ちこんでいる。7基合計の総発電能力は1万4千キロワット。同社によると、外海の洋上風力発電は国内で初めて。

 3月11日の震災時、同市は震度6で、5メートル以上の津波があった。工業地帯にある複数の工場が被災し操業停止に追い込まれた中、風車7基は震災直後も稼働していた。ただ、大きな余震が続いたため自主的に運転を停止。メーカーの技術者が14日現地に駆けつけ、風車や地下送電線、変電所の電気系統など運転に支障がないことを確認し、以降24時間発電し続けている。東電からは「電力不足のため、フル稼働をお願いしたい」との要請があったという。

 洋上風力発電は陸上より安定した風量が得られ、騒音や振動などの周辺への影響が少ないといったメリットがある。政府の「海洋再生可能エネルギー戦略」素案では、海洋の風力発電で、2020年までに原子力発電所約10基分に相当する1千万キロワット以上の発電量を目指すとしている。

 一方、同社は現在の7基と同型の8基を同じ場所に増設する計画で、山本良孝専務は「震災によって原子力発電が停止に追い込まれてしまった。地震、津波の影響がなかった洋上風力など、自然エネルギー発電の注目度はさらに高まり、普及が進むのではないか」と話している。









 菅直人首相をめぐる2つの不安
2011年04月08日 (金) | 編集 |

■東日本大震災と原発事故への対応の悪さで、菅内閣に対する国民の不満は
高まる一方だが、菅直人首相自身の言動にも疑問と不安がいっぱいだ。
特に3月16日の首相の言葉は、決して見過ごしてはならない重大な問題を
はらんでいる。


   時事通信 3月16日
     http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031601176

   「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす-菅首相

最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」。菅直人首相は16日夜、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したとみられる。
 笹森氏によると、首相は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任。東電の対応について「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」と批判し、「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)東電に乗り込んだ」と続けた。




■いくら最悪の事態を想定したとしても、「東日本がつぶれることも想定」と
首相という地位にある人物が軽々しく口にしてよいものなのか、憤怒に耐えない。
実はこの菅直人という人物の性格について分析している文章がある。
心理学者の小倉千加子氏が「週刊朝日」に連載しているコラムの、4月15日号の
ものである。
読み進むうちに背筋がゾッとしてくる。
こんな人物に日本の国土と日本人の命を託していることに。



    


「お代は見てのお帰りに」 小倉千加子
連載157 なんだか変わった家だなあ
「週刊朝日」2011年4月15日号

 大きさの関係で2つに分割。左→右へ読んでね。




 



 駅前の桜
2011年04月07日 (木) | 編集 |




湯河原駅前の桜。
自粛ムードで、いつもより閑散とした商店街の中で
桜は変わらぬ美しさを見せてくれている。

「自粛」「がんばろう」は、もうけっこう。
昨日と同じ「普通の生活が第一」。
by ロキ









 日本人はこれから第2のユダヤ人として生きなければならないのだろうか
2011年04月06日 (水) | 編集 |




玄関脇の小さな桜の花が咲いた。
人間の愚かな営みとは関係なく、自然は淡々と移ろいゆく。





■中学生のとき、私はふと、もしかしたら日本という国の終焉に自分が
立ち会うことになるかもしれないと思った。
なぜそう思ったのかは思い出せないが、この強い不安は結婚観にまで及んだ。
もし将来結婚して子供や孫ができたら、それは彼らをみすみす不幸に導く
犯罪に等しいのではないかと。
しかし結局、そうした不安を心の底に抱きながら結婚した。
そして恐れは現実になった。


■子どもの頃の漠然とした不安は常につきまとい、おととい記したような小説を
書き綴った。
そう、自分は愚かだと常々思う。
時おり不思議なビジョンが浮かんでも、単なるい過ごしだとか、考えすぎだという
自らや周囲の言葉に引きずられ、結局何も回避できずにきてしまったからだ。
もっと自分の内なる言葉に耳を傾け、素直に行動すべきだった。
そうすれば、失わずにすんだ大切なものが、いくつもあったはずだ。
今回も原発事故の一報を聞いた時点で、チェルノブイリに匹敵する災害になるので
日本を捨てる覚悟でいるようにとすぐに娘たちにメールして、大袈裟だと笑われた。
取り急ぎ実家へ戻ろうとしたら、周りのレストランも休業してるので来なくていいと
言われ、それでも気になるので翌日帰ろうとしたら、電車を止められてしまった
とにかく思った瞬間に行動しなければ、このように一生後悔することになってしまう。


■大災害を目の当たりにして、私は少し平静さを失っているのかもしれない。
日本が滅びの淵に立っているというのに、あまりに危機感のない人々に絶望している
のかもしれない。
しかし東電が汚染された水を海に廃棄しはじめた時点で、日本と日本人は世界に対する
明らかな犯罪者となったのだ。
原発をクリーンエネルギーと信じ、記者クラブメディアの報道を信じ、菅内閣を支持し
ひたすら内向きになって贅沢を享受し、異なる意見を言う者を排除し続けてきた日本人は
すでに世界を敵に回したことにすら気づかない。


   地球は、大気も、大地も、水もすべて汚染された。


そして地球を汚染させた日本人は、もしかしたらかつてのユダヤ人のように故郷を追われ
ディアスポラとなって、これからの歴史を迫害の中で過ごすことになるかもしれない。
もし今すぐに目覚めて立ち上がらなければ…。


■と、ぐちぐち書いてしまったが、この懸念が本当にならないよう祈るばかりだ。
それと、さらに心配なのが今回の地震の連鎖である。
もう1週間くらい前になるだろうか、下から突き上げて来るような不気味な余震が3度
あった。急いでテレビをつけたが、どのテレビもまったく報じなかった。
たぶん局地的な揺れなんだろうと思ったが、震源地はこれまで予期したこともないような
芦ノ湖近くのハイウェイの直下だった。
少し以前同じような揺れをやはり3度感じたときは、富士山の近くで地震があった。

日本は1億年のスパンで造山運動が起きている。
またもっと大きな周期で世界の大陸が集まり、再び分離する動きも繰り返されている。
地球の深部のプルームテクトニクスがなせる動きである。
それと連動しているのかどうかはわからないが、太陽の活動や月の引力も重なって
とくに日本を含む周辺諸国は、地震や火山活動が活発化する時期に入っている。
東海・南海大地震はもちろんのこと、北海道周辺の地震や富士山の噴火にも注意を払わなけ
ればいけないだろう。
東日本大地震が起きる前日の10日には、以前にも書いたように、恐怖を感じるほどの地鳴り
と火事のような焦げ臭いにおいを感じた。足元の深い部分でマグマが動いたのだろうか。
地震というより、大きな火山の噴火を予想したくらいだ。
きょうの昼間も1度、下から突き上げるような揺れがあった。
また外部の何らかの異常を感じたら、すぐにツイートするつもりである。








 政府の予測システム「SPEEDI」が示す被曝危険エリア
2011年04月05日 (火) | 編集 |

■最近はあまりに様々なことが目まぐるしく起きすぎて
日々ツイッターで「つぶやく」、じゃないうるさく「さえずって」いるので
皆さまからの当ブログへのコメントやTBのお返事がずーっと滞ってしまい
ほんとうにごめんなさい<(_ _)>
もう少し気分を落ち着かせてからご返事いたします。


■計画停電の方もしばらく中止が続いてホッとしていますが、ここらへんは毎日防災
無線で「東京電力からお知らせします。本日の計画停電は…」と何度もしつこく放送
されるので、この声を聞くたびに胸のあたりがギュッと締めつけられて息苦しくなる、
などの苦情も聞こえてきます。
そのせいかどうかはわかりませんが、近所のお年寄りが何人か急死しています。
魚屋さんや旅館の大女将などなど。
休業や宿泊のキャンセル、いつ始まるか不透明の停電、暗闇と寒さの不安で、被災者で
ないのにもかかわらず、特にお年寄りにとっては過剰な心労が続いています。
被災地に比べれば、贅沢だといった周囲からの無言の自粛運動や締めつけ、相互監視も
心労に拍車をかけているのです。
いつまでたっても、こうした村社会意識から抜け出しえない日本人とは何なのか…と
歯噛みする毎日でもあります。


■さてこうした村社会の頂点である政府がようやく、気象庁に放射性物質の拡散予測を
公表するよう指示したようです。
遅い! 
ネットの住人はとっくにドイツやスウェーデンが提供してくれている予報図を見てるし。


    毎日新聞 4月5日
      http://mainichi.jp/select/today/news/20110406k0000m040086000c.html

      放射性物質:拡散予測を公表…IAEA仮定条件データに

 気象庁は5日、東京電力福島第1原発の事故を受けて、国際原子力機関(IAEA)に提供している放射性物質の拡散予測を公表した。枝野幸男官房長官の指示を受けた対応だが、より詳細な政府の予測システム「SPEEDI」の情報は、1度公開されて以降は非公表というちぐはぐな対応となっている。
 気象庁は、世界気象機関(WMO)が86年のチェルノブイリ原発事故を受けて作った枠組みに基づき、事故直後から4日までに計23回、IAEAに情報提供した。予測の基になるデータは放射性物質放出の実測値でなく、IAEAが示す仮定の条件を使っている。
 同庁は「予測は周辺国への影響を調べるためのもの。100キロ四方ごとに計算した大ざっぱなもので、国内の原子力防災に利用できるものではないと考えている」と説明する。
 気象庁は今後、予測を不定期に同庁ホームページに掲載するが、「実態を表したものではないので注意してほしい」としている。【飯田和樹】




■実際はパニックが起こるといけないからという理由で、これまで政府が気象庁に
公開してはいけないと圧力をかけていたようです。
まったく国民の命を何だと思っているのか。5年後10年後、20年後に発病しても
こんどは因果関係がわからないといって、医療補償をつっぱねる腹積もりなのでしょう。

で、上の記事に出てきた政府の予測システム「SPEEDI」の情報(非公開)というのがこれ。
2日に放送した朝日ニュースター「ニュースにだまされるな!」で報じられました。








■画面が不鮮明なのでわかりづらくてすみませんが、実際の危険地域はけっして
同心円であらわされるものではなく、このように風向きや地形によって大きく形が
異なります。
内陸部のオレンジの線に注目! 南北に細長くなっています。
これを見ると飯舘村や南相馬市の危険度が一目でわかります。
政府はとうぜんこの情報を知っているわけですから、避難指示をきちんと出さないのは
まさに未必の故意としかいいようがありません。


■「ニュースにだまされるな!」の中では、こう解説していました。
「SPEEDI」の情報がなかなか上がってこなかった理由のひとつは、このシステム
自体の存在が、省庁再編などのゴタゴタで忘れ去られていたせいではないかと。
この部署は文科省の天下り部門がやっているため、緊急時に対処できなかったという
わけです。

また原発の安全審査書については、まずメーカーが文書を作って東電に渡し、次に官僚が
文章のテニヲハを直し、御用学者の集まりである安全審査会がさらにチョロっと直すという
具合で、直す箇所はメディア(最近は機能していない)と反対派につっこまれないためだけと
いったあまりにお寒い安全基準で、こんないい加減な官僚システムに国民はずっと大切な
命を預けてきたのかと思うと、絶望的な気分にさえなってしまいます。







 原発事故の悪夢は小説世界を超えた
2011年04月04日 (月) | 編集 |


 地球は、大気も、大地も、水もすべて汚染された。
 地球を、人類は捨てた。自ら自然の摂理を破壊し死に追いやった地球を、人類は見捨てた。
 だが、置き去りにされたのは、地球だけではなかった。人類は、その一部が、他の大部分を置き去りにした。同じ人間でありながら、新しい世界をめざして旅立ったのは、そのごく一部にすぎなかった。
 選別は、密かに進められた。貧しい者、病気にかかっている者、思想的に危険とみなされる者を、真っ先にコンピュータがはじき出した。
 かつてない人類の大移動が、流血の中で開始された。おびただしい犠牲者が出た。選ばれなかった人々は、怒りと絶望と涙とともに、闇のかなたへ葬り去られた。
 そして、人類は旅立った。スペース・コロニーという新天地へ。そこは新世界「パラダイス」と呼ばれた。
 人類は、この新世界で、まったく新しい歴史を創り出そうと決意していた。いまだかつて実現したことのない理想の世界を、今度こそ創り出そうと…。
 だが、その理想の実現のために、あまりにも多くの人々が命を失い、かろうじて生き延びた者たちも、地球とともに希望のない日々を生きていかねばならなかった。
 地球は、旧世界「ピット」と呼ばれた。ピットとは墓穴、または地獄を意味する。










■これは今から25年近くも前に、私が同人誌に載せるために書いた文章だ。 
ちょうどその頃、ある小説の同人に加わり、その後数人の仲間と新しい同人誌を創った。
ほんとうの趣味というか、遊びで書いていたわけだが、私は同じテーマのディストピア
物語を、異なった視点からのバージョンでいくつか文章にした。
上のは『パラダイス』というタイトルのSF小説のプロローグで、ごく最初の部分。
実際には30年程前にノートに書き綴ったものなので、今読み返すと恥ずかしいくらい
へたくそな文章だ(^^; 
今回の大災害と原発事故で、フッとこの古い自分の文章が頭に浮かんだ。


■地球を捨てざるを得なくなったほどの汚染とは、この当時は、核実験とイギリスの
ウインズケール(現在の名前はセラフィールド)核工場事故などの深刻な放射能汚染が頭に
あった。

簡単に解説すると…
スペース・コロニーに建設した新しい地球「パラダイス」に暮らす人間は「パーソン」と
自称し、汚染された旧地球に取り残された人々は「ボディ」と呼ばれた。
恐ろしいほどの差別的な棄民政策なのだが、罪の意識に悩むパーソンたちは、志願者を
募って、ボディたちの生活支援のために、半ば強制的にピットへ送り込んだ。
それが通称「ドクター」と「ポリス」の2つの役職である。
またピットのボディたちも3つのタイプに分けられている。
「クリーンボディ」…まだ汚染によって発病していない健康体。
「ダーティボディ」…発病した汚染体。
「サイレントボディ」…死者。

【ドクターはダーティボディのケアを担当し、彼らが死んでサイレントボディになると、それをポリスに報告する。ポリスはクリーンボディの日常生活の指導と統制を担当するとともに、ドクターから報告を受けたサイレントボディを回収する、というのがその主な任務の内容だった。】

さらにドクターをアシストするために「ヘルパー」と呼ばれるアンドロイド型ロボットが
一方ポリスには、「ガード」と呼ばれるロボットが配されていた。
なんか現在の介護ロボットを髣髴させるようで笑ってしまうが、未来の地球にはさまざまな
ロボットが送り込まれて、さながらロボットの展示場のような様相を呈しているというわけだ。
また書いた当時は、パソコンはおろか携帯電話までまだ出てなかったが、ドクターは超小型
多機能コンピュータ「ミラクルフォン」を、ポリスは「ギガフォン」を携帯していると想定した。
ミラクルフォンなんて安直なネーミングだなと思っていたら、最近はスマートフォンなるものも
出たので、それほどひどいセンスでもなかったなと、妙なところで安堵した(^_^;)


■それからしばらくたって、今から16年前に同じテーマで書いたものも、ついでに掲載する。
タイトルは『スプリング・エフェメラル』。ここでは明確にチェルノブイリ事故を意識した。
ほんとうはこの後も何本か構想していたのだが、同人誌を作るのにお金はかかるし、私の小説
の内容自体もあまりに冷酷かつ残酷すぎると批判が噴出して、この時点で筆を折った。

というわけで、第1章のほんのさわりの部分だけ…。ちょっと長いけど_(^^;)ゞ











 「冬眠(トーパー)」解除の陰気なブザー音が、一向に鳴り終える気配もなく、低く細く続いている。こんな場合P・K・ディックなら、「異様にずきずきする頭をかかえて、バーニィ・メイヤスンは目をさました。そこは見なれぬ集合住宅ビルの見なれぬ一室だった」などと書き始めるところだろうが、この時の私もまさに2週間ぶりに、ディック流の唐突な眠りから目覚めたのだった。
 まだ靄(もや)が薄く張りついたようにぼんやりした意識のまま、「冬眠」ルームの低い天井に視線を移動する。次第に明るさを増していく照明が、いくぶん煤けたようなクリーム色の壁に点在する小さなしみの一つ一つを、鮮やかに浮き上がらしていった。
 血液のドクドクという流れがこめかみに伝わってくる。人は、そう簡単には死ねないものらしい。特に変哲のないごく平凡な目覚めにいささかの失望を覚えながらも、サーヴィス・ロボットから手渡された紙コップ入りの熱い野菜スープを一口すすると、腹立たしいほどの安堵感が、私の全身を透明な膜のように包み込んだ。
 じきにカプセルベッドの周囲が、起きだしてくる人々の動きや会話でざわざわと騒がしくなった。その騒がしさはかなり無秩序ではあったが、どことなく活気を欠いたざわめきでもあった。
 1時間後には、私たちはたいして大きくもない手荷物をかかえて、巡航スペースシップ「ピトスⅣ号」から月基地の一角にあるターミナルドームに移り、各目的地行きのルナ・フェリーを待っていた。総勢約60名。この他にも100体近くのロボットたちが同乗する。
 同じスペースシップの1等キャビンに乗っていた連中(互いに顔は知らないが、30名前後だと思う)は、一足早く「ピット」と呼ばれる旧地球(ガイア)に到着ずみのはずであった。彼らは人工冬眠など必要としない。もちろん長期にわたる航行にはすべて冷凍睡眠(コールド・スリープ)が用いられるが、金銭的な余裕のある者にとって、半月程度の旅はむしろ楽しむために存在するといってよい。冬眠(トーパー)は、食費と部屋代をギリギリまで節約する窮余の方策なのだ。たとえば私のような中下層クラスの短期旅行者や、ボランティアの名目でピット各地へ強制派遣される新人のドクターやポリスたちのような者のための。
 後発メンバーの60名の中に、かつてハイスクールで共に学び合った仲でありながら、今では敏腕ジャーナリストとして人気の高い、『リベルタス』紙の谷内哲郎の姿が当然あるはずのないことを目で確認しつつも、私は一種表現しがたい虚無感におそわれていた。
『リベルタス』紙のような一流どころの記者たちは、すでにピットに渡っている。谷内の名もその中にあった。私があえて今回の派遣取材を承諾した理由の一つに、谷内と同行できるというかすかな期待があったことを正直に認めざるを得ない。だが淡い恋心を抱いたこともある過ぎ去った青春時代の旧友とはいえ、私たちの間には、もはや越えることのできない高い壁があった。売れっ子ジャーナリストと、三流誌の名もない臨時雇いライターという…。私の中には、彼に再会できる密かな喜びと同時に、打ち消しがたい大きな恐れも同居していたのである。
 そうした自らの迷いを覆い隠すかのように、私はターミナルドームの外の風景を凝視し続けた。発進を待っている数機のルナ・フェリーの向こう側で、新たな巨大ドームが建造されている最中だった。何ができ上がるのだろうか。この月基地は、私が以前想像していたよりも、はるかに大規模な開発が行われていた。

 私が7名の同乗者と9体のロボットと共に東京スペースポートへ降り立った頃には、あたりはすっかり暮れなずみ、11月の乾いた埃っぽい風が容赦なく目に飛び込んできた。私たちはあわてて用意したアイグラスをかけ、鼻と口を手で覆った。ピットを訪れる者は全員が、紫外線防止と癌予防のための免疫強化カプセル薬を皮膚内に埋め込むことを義務づけられてはいるものの、さすがにみんな緊張の色を隠せない。
 今をさかのぼること1世紀以上も前、ここピットの北方に位置するロシア・エリアのチェルノブイリ原発4号炉で核爆発事故が起きて以来、フランス、北アメリカ、そして再びロシアと、小規模ながら世界各地で放射能放出事故が多発し、日本でも時代の要請に取り残された形の高速増殖炉や再処理工場の相次ぐ故障で、最悪の放射性毒物プルトニウムが飛散した過去があった。
 プルトニウムの半減期は2万4000年である。現在でもプルトニウム239や240といった放射性物質の微粒子(ホットパーティクル)が、あらゆる土壌の中に点在し、風に乗って舞い上がり、呼吸を通して肺の中に入り込む危険性は十分あったのである。それだけではない。ドラム缶等に入れて処分済みの大量の放射性廃棄物も、地下水や地震などの影響を受けて、じわじわと長期にわたって漏れ続けており、新たな汚染を引き起こしていた。
 
 寒気が足元から昇ってくる。そのまま5分ほど待ったあとで、3台のソーラーカーが迎えにやって来た。1台目には、2名の新人ドクターと2体の医療用ヘルパー・ロボット、それにワークと呼ばれる用途別の形をした作業ロボットが1体乗り込んだ。2台目には、3名の新人ポリスと4体の警護用ガード・ロボット、2体のワーク。そして最後の車に、私たち3名の報道記者(ぽつんと取り残された格好になったので、互いに同業者であることがわかった)が乗り込んだ。3台の車はなめらかに発進すると、それぞれ別の方角に向かって走り出した。
「旅はいかがでしたか?」
 男女どちらともとれるような特徴に乏しい音声で、車が話しかけた。正確にいえば、車に内蔵されたコンピュータが、であるが…。ようするに三流どころの迎客用に、人手どころかロボットの手間さえ省くため、自動運転に切り替えた車を差し向けたというわけだ。












■実はこのあとの本文内で、関東地方の大地震と原発事故の描写を予定していたが、
さすがにこれは不吉すぎると思って、フランスの原発事故に書き換えたという経緯が
ある(ノ_-;) サルコジさん、ごめん。

【広範囲にわたる地域の人々もまた住み慣れた土地を追われ、子々孫々に至るまで痛ましい放射線障害に苦しまなければならなかったのである。
 石油文明による急激な環境破壊によって、それ以前まででも十分に疲弊していた地球は、新たな化学物質や遺伝子組み換え実験、そして原発事故によるほぼ全域の放射能汚染などで自然本来の生態系を狂わされ、もはや末期的な症状を呈していた。加えてエイズ以上の強力な感染症の登場である。世界規模で高まりつつあったエコロジー運動も、恐ろしい勢いで加速する汚染や破壊を食い止めることはできなかった。
 結局人類は、生き延びるために宇宙への移住を選択した。だがその選択と実行がどのようになされたのか、私たちは知らない。歴史としての記述がないからである。ただ事実として、一部の優秀な人類(パーソン)が新地球(テラ)へ移住し、残された人々(ボディ)が今もなお旧地球(ガイア)で細々と生き永らえている、と学んだだけだった。日常的には、新地球のことを「パラダイス」と呼ぶのに対して、旧地球は「ピット」と蔑称される。ピットには、地獄とかゴミ捨て場という意味があるのだ。】


■自分が過去に書いた小説とはいえ、ため息がでるほど暗い内容だわ(-"-;)
これでは嫌がられるはずだ。
しかし、実際の自分自身が同じような世界に生きる羽目になろうとは…。
小説の結末は? ううう、怖くて言えんわ。
でも巡航スペースシップの名前の「ピトス」というのがパンドラがあけた甕(かめ)
(本来は箱ではなく、甕)の名前でもあるように、今回の大災害も、日本や世界の
英知と努力を合わせれば、必ずや希望を見出せると思う。そう思いたい。














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