FC2ブログ
激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 鳩山「方便」発言よりも、菅「許し難い暴挙」発言の方が桁違いに問題だ
2011年02月16日 (水) | 編集 |

■さてさて巷では、鳩山前首相が普天間移設問題において、県外を断念した理由に
米軍の抑止力をあげたのは「方便」だったと発言したのは問題だと騒いでいるようだ。
そこで新聞に目を通してみたが、なぜこんなに大問題化しているのかよくわからない。
わからないということは、騒いでいる人たちの方の読解力が足りないのだ、たぶん(^o^)

各メディアの見出しはこんなふうだ。


   NHK 2月16日
     http://www.nhk.or.jp/news/html/20110216/t10014102491000.html
     首相 “鳩山氏発言”に不快感  

   読売新聞 2月16日
     http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110216-OYT1T00719.htm
     鳩山発言は「人生で一、二を争う衝撃」…防衛相

   朝日新聞 2月16日
     http://www.asahi.com/paper/editorial20110216.html#Edit1
     鳩山氏の発言―「方便」とは驚きあきれる

   毎日新聞 2月16日
     http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110216k0000m070121000c.html
     社説:「抑止力は方便」 無責任極まる鳩山発言

   J-CASTニュース 2月14日
     http://www.j-cast.com/2011/02/14088000.html?p=2
     鳩山前首相「米軍抑止力は方便」 あきれた発言に「引退しろ」「万死に値する」

(前略) 「沖縄の人たちはどういう思いで(この記事を)読みましたかね」。情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)司会のみのもんたさんは、2011年2月14日の放送で、鳩山発言を伝える沖縄タイムスと琉球新報の13日付1面を怒った様子で紹介した。
「朝ズバ」では、TBS解説委員室長の杉尾秀哉氏が「(抑止力云々は)沖縄の人々を説得するためのウソだったということですよ」と解説し、「もう鳩山さんはしゃべんないで欲しい。安全保障が根本的に分かってない人」と話した。
国際金融アナリストの末吉竹二郎氏は、「彼は政治家を引退すべき」「政治家の資格ない」と続けた。また、学習院大の八塩圭子・特別客員教授は、鳩山氏が首相退陣時にも表明した「次回選挙に立候補しない」方針を撤回したことに触れ、「政権を揺るがすようなことばっかり言ってる」と、かつて鳩山氏本人が批判していた「首相経験者による影響力行使が政治を混乱させる」弊害を今や鳩山氏が体現していることを指摘した。
(中略)
一方、鳩山発言について、その「軽さ」にはあきれつつ、「実態を率直に認めたもの」と肯定的に評価していこうという人もいる。沖縄では以前から「抑止(ヨクシ)力という理由付けはユクシ(ウソの方言)」との見方があった。沖縄の「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の共同代表を務める高里鈴代さんは、鳩山発言について「抑止力に立脚した日米共同声明の虚構性が交渉当事者によってあばかれた」と話す。「よくぞ本当のことを言った」というわけだ。
高里さんは、鳩山発言を逆手にとって、「政府が『沖縄に基地が必要』としていた前提(抑止力)が崩れた」と捉え、菅直人首相に日米共同声明の見直しを迫る機運の追い風にしたい考えだ。
また、鳩山インタビューに出てきた外務・防衛省による県外移設への抵抗などの対官僚問題について、「ただの言い訳」と切り捨てず、注目して改善していくべきだとも高野さんはみている。鳩山氏に対しては「謝罪して終わりで引退するのではなく、いち国会議員として、県外移設に向けてなすべきことがあるはずだ」と注文をつけた。    




■J-CASTニュースは前半はひどくて問題外だが、後半に鳩山発言を肯定的にとらえる
沖縄県民の声も載せているので、この点は評価できる。
そこで前半でみのもんた氏があげている琉球新報の記事を見てみよう。


   琉球新報 2月13日
     http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173438-storytopic-53.html

     「抑止力は方便」断念理由後付け 鳩山前首相、普天間で証言

【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに琉球新報などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設交渉の全容を初めて語った。「県外移設」に具体的な見通しがなかったことを認めた。「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした。在沖海兵隊の「抑止力」の根拠の薄弱さを浮き彫りにした前首相の歴史的証言は、県民の反発と波紋を広げそうだ。
 海兵隊の抑止力については「一朝有事のときに米国人を救出する役割だから、存在自体が直接、戦争の抑止、攻撃の抑止になるわけではない。全体として4軍そろっていることが必要で、全て連関している中での抑止力となる」と説明。
 米側とは「県外移設」に向けた具体的交渉はなく、「最後はオバマ米大統領との間でやるような話だったと今、後悔している」と述べた。「県外」困難視の閣僚や辺野古案支持の官僚を最後まで統率できなかったことを力量不足と振り返った。
 訓練区域の一部解除など2010年5月の日米共同声明に盛り込んだ沖縄の負担軽減策は「ほぼ同じものが既に09年12月には(了解を)取れていた」と説明。09年内に「辺野古」決着に一時傾きかけたとも明かした。
 10年5月の2回目の来県で仲井真弘多知事に日米と沖縄で協議のテーブルに着いてほしいと打診したが、知事選を理由に断られたという。県外移設を実現できなかったことに「県民に申し訳ない」と謝罪した。
 新基地の使用期限設定を事務方に指示したことにも言及した。だが事務方は米側が期限を区切ることに強く難色を示していると説明し実現しなかった。「辺野古」回帰に向かう中、元首相補佐官の岡本行夫氏から何度も辺野古移設に向けた説明を受けたという。
 嘉手納統合案を掲げた岡田克也外相(当時)や「県外」困難視の北沢俊美防衛相など閣内不一致だった状態は「大いに自由闊達(かったつ)に議論し合おうと進めてきた」と政権方針で放任していたと弁明。一方、自らが進める「県外」に集約できなかったことに「統率を取ってできなかったのは悔やまれる」と反省した。決着期限の10年5月は、3月の予算成立後で7月の参院選の争点化を避けたタイミングだったと説明。5月の大型連休にオバマ大統領と直接交渉も検討していたという。
 鳩山氏は、1月下旬と2月上旬の2度、計3時間、東京都内の衆院議員会館でインタビューに応じた。

<用語>抑止力
 軍事・外交戦略上の用語として、一般的に部隊や武器を保有し、いつでも報復できる構えを維持することで、相手国からの攻撃や侵略を未然に抑え込む能力。鳩山前首相は米軍普天間飛行場の沖縄県外移設を断念した理由を「学べば学ぶにつけ、海兵隊のみならず沖縄の米軍が連携して抑止力を維持していると分かった」と説明していた。




■これが青筋立てて怒るほどの問題発言だろうか?
県外・国外移設をしようと試みたが、当時の仲井真知事や防衛省、外務省の閣僚や
官僚に阻止されてしまった自分の力不足を謝罪している内容ではないか。
それにもともと海兵隊が抑止力にならないことは、当のメディア自身もはっきり
知っていた事実である。私だって知ってたし(^^;
だからこそ、その事実を知らんぷりして鳩山バッシングをする態度はよけい許せない。
あまりに醜すぎる。


■この鳩山発言よりもっと大きく問題視すべきは、7日に菅首相がロシアのメドベージェフ
大統領の国後島訪問に対して言った「許し難い暴挙」発言ではないのか?
このあまりに不用意な発言で、北方領土返還がアッという間に遠のいてしまった。
米国にはヘコヘコと頭をさげ、中国・ロシアには居丈高な言動でのぞむ菅内閣は
著しく日本の国益を損ね続けている。

エジプトのメディアは、今まで嘘を書いてきてごめんなさいと国民に謝罪した。
日本の記者クラブメディアとそのお先棒をかついでいる皆さんは、はたして
同じように謝罪する素直な心を持ち合わせているだろうか?






 
スポンサーサイト