

上が猫のキキ、下がハナ。
両者にらみ合いながら、互いに動けず膠着状態

2つに分裂してにらみ合っている民主党みたい。
それより壁にかかった「道」という実篤の飾り物がすごい。
いにしえの時代の化石みたいですね。
■年の瀬も新年も、ただただ忙しいだけの旅館業。
食事時にテレビをつけたら紅白歌合戦が始まったので、ああ大晦日だったんだと
納得した情けなさ

日々の雑用に追われて、ものごとを深く考える時間もないまま過ごした毎日。
ブログもなんとなく書きなぐるだけで、薄っぺらい内容に終始してしまった。
来年は少しでもまともな文章が書けたらいいな、などと思ってはいるのですが。
本日も真夜中過ぎまで仕事の予定。
眠いわ~っ(・_ゞ) ゴシゴシ。
■そんなわけで、今年一年お付き合いいただき、どうもありがとうございました<(_ _)>
それでは皆さま
よいお年を!

ネットメディアが席巻するきっかけが生まれたことだ。
ゼミの教授に最後にお会いしたときに言われたのが、平和憲法を守ること、そして
記者クラブ制度を解体して新たな市民メディアを立ち上げることの2つだった。
その意味でも画期的な年だったと思う。
■さて、私が時おりロシアのプーチン首相のことを取り上げることについて、独裁的で
非常な人物なのになぜ?とお叱りをちょうだいしたので、ここはへそ曲がりの私ゆえ
本日も懲りずにプーチンねたでいきまっしょい(f^^)
民主党の政権交代によって一度は記者会見のオープン化がなるかと期待したのもつかの間、
似非市民運動家出身の菅首相とその取り巻きによって、たちまちクローズされてしまった。
では似非民主主義を掲げる(^^;ロシアの場合はどうかというと…。

プーチン首相の9回目となる国民直接対話は16日に実施され、
その模様は生中継された。
首相宛に寄せられた質問の数は二百万件を越え、
4時間半の間、90人もの市民の質問に応じた。
(ボイス・オブ・ロシア 12月17日)
■プーチンが大統領に就任してすぐに、NHKが初期の国民対話集会を取材した
ドキュメンタリーを見た。
広い会場には一般人もフリー記者や外国メディアも分け隔てなく入ることができ
事前に質問を提出することも一切なし。
その場で自由に発言してプーチンがそれに答えるという形で、どんなささいな質問にも
丁寧に答える姿に、新大統領の政治手腕の見事さを垣間見た思いがした。
褒めすぎじゃないのとまたお叱りを受けそうだが、たとえ建前であっても、日本のように
記者クラブメディアしか質問ができないなどという馬鹿げたシステムは、少なくとも
ロシアにさえないということをぜひ知るべきである。
プーチンだけでなく、メドベージェフ大統領も自身のブログやツイッターで、国民との
相互コミュニケーションを常に図っている。
小沢氏も市民メディアの可能性をいち早く理解してニコニコ動画などを上手に活用している
ことは多くの日本人も周知している事実である。
■おまけ(^_^;) このふたり、似てる? 似てない?

映画『ロボコップ』のマーフィーを演じるピーター・ウェラー。
一見B級アクション映画のように見えて、実は奥深く
哲学的で哀愁に満ちた『ロボコップ』は、私の好きな映画でもある。
ウェラーは『裸のランチ』などにも出演している個性的な演技派だ。

目つきの鋭いプーチン首相。
少し角度が違うけど、ロボコップによく似てません?
うふふふふ。

■小沢氏が昨日28日、政倫審出席をOKした。
これによって仙谷官房長官らの辞任問題が逆に浮上したわけで
反対に菅首相周辺があたふたする結果になった。
小沢氏はこれまでメディアが誤って報じているように、政倫審出席を
拒否してきたわけではない。
国会の審議がスムースに行くのならいつでも出ますよと言ってきた。
だから今回も「私が出席しなければ国会審議が開始されない場合は通常国会
冒頭にも出席する」
しかし「出席が審議開始の主たる条件でないならば、予算成立後速やかに出席したい」
と明言しているのである。
■現在発売中の「週刊朝日」新年合併号では、茂木健一郎氏との対談
「小沢一郎 すべてに答える」でもこう発言している。
そもそも政倫審は、僕が自民党で議運委員長だったときに作った仕組みです。本来の政治的な趣旨は、捜査対象にはなっていないけれど政治家として問題を指摘されているとき、本人が国会で釈明するための場です。政倫審の規定では「行為規範等の規定に著しく違反している場合」ということになっていますが、いずれにしても、司法の場で取り上げられていることを、さらに国会で論議するということになると、三権分立の趣旨に反することになってしまう。論理的に筋違いだと思います。
■政治の世界にかぎらず日本の社会全体が、論理ではなく情で動く傾向が強い
せいで、論理性をまず第一に考える小沢氏という存在そのものが疎まれるのだろう。
まったく息苦しい社会構造である。
で、ここでまたまたロシアのプーチンを引き合いに出そう(o^-^o)
プーチンがまだ少年の頃、彼は家族と一緒にサンクトペテルブルク(旧レニングラード)
の中心部にある共同アパートで暮らしていた。
両親は戦前には一軒家で暮らしていたが、父が除隊後に機械技師として働いた工場から
与えられたのがこの共同アパートだった。
父はNKVD(内務人民委員部)に所属し、戦場では破壊工作任務についていた。
で、戦後彼らが与えられたアパートは設備の劣ったひどい作りだった。
ロシア大統領になりたてのプーチンが3人のジャーナリストのインタビューに答えた内容を
起こした『プーチン、自らを語る』の中で、プーチンは当時の経験をこう回想している。
あの階段の踊り場で、私は「窮鼠猫を噛む」という言葉の意味をみずから体験し、頭に刻みこんだ。正面通路にはネズミが群れをなして棲んでいた。私はよく友達と一緒に、ネズミを棒で追いまわした。あるとき大きなネズミを見つけ、私は廊下を追いかけて、隅に追いつめた。逃げ場はない。ところが、突然、ネズミはくるりと向きを変えると、私にとびかかってきたのだ。これには驚いたし、恐くなったよ。今度はネズミが私を追いかける番だ。踊場を飛びこえ、階段を駆けおりてくる。幸いにも、私のほうが少し足が速く、やつの鼻先でドアを閉めることができた。
■プーチンはこのエピソードを他のインタビューでも話していて、少年時代の経験から
敵対者に対しても最後まで追いつめることはせずに、必ず逃げ場を作るようにしていると
語っていたことが強く印象に残っている。
プーチンとは違って喧嘩のやり方を知らない菅一味は、小沢氏を追いつめすぎて反撃を
食らったわけだ。碁の腕前でも政治手腕でも人間力でも小沢氏とは雲泥の差にあることを
自覚して、さっさと辞任することこそ、菅直人に残された唯一の賢明な道である。

これについての報道を、ロシアと日本(米国)の両方から見てみたい。
まずは地元ロシアから。

ユコス元社長に2審の判決
モスクワのハモヴニチェスキー裁判所では、巨額の脱税などの疑いがかけられている大手石油会社「ユコス」のホドルコフスキー元社長と「ユコス」の元親会社のレベジェフ元会長の2度目の判決が言い渡される。
検察側は、それぞれの被告に14年の禁固刑を求めている。被告らは2003年から収監されている。
2005年には詐欺と脱税の罪で9年の禁固刑が言い渡されたが、その後減刑され8年の刑期となった。

http://www.nhk.or.jp/news/html/20101228/t10013110232000.html
“前大統領の政敵”再び有罪
ロシアのプーチン前大統領の政敵と見なされ、脱税などの罪で服役中の財閥の元社長が別の裁判でも有罪の判決を言い渡され、獄中での生活がさらに長引く見通しとなりました。
この人物は、ロシア最大の石油会社だった「ユコス」の元社長、ホドルコフスキー受刑者です。ホドルコフスキー元社長は5年前、脱税などの罪で懲役8年の判決を受けて服役中ですが、その後、横領などの罪にも問われ、去年から裁判が行われてきました。27日、モスクワ市内の裁判所で開かれた判決公判で裁判官は「職権を乱用して会社の資産を横領した」と述べ、ホドルコフスキー元社長に有罪の判決を言い渡しました。量刑の言い渡しは、後日行われる見通しです。
「ロシアの石油王」と呼ばれたホドルコフスキー元社長が7年前に逮捕・起訴された際、欧米諸国からは当時のプーチン大統領を批判し、政権の座を争おうとしたことに対する事実上の報復だと批判が相次ぎました。こうしたことから元社長の弁護団は、司法の改革を掲げるメドベージェフ政権の下、今回の裁判でこそ公正な裁きがなされるべきだと訴えてきましたが、有罪判決で刑期が上積みされ、本人の獄中での生活がさらに長引く見通しとなりました。この日、裁判所の周辺にはホドルコフスキー元社長の支持者らが大勢詰めかけて一部が警察官ともみ合いになって身柄を拘束されるなど一時、緊迫した空気に包まれました。
今回のホドルコフスキー元社長の有罪判決について、アメリカのクリントン国務長官は声明を出し、「政治の影響を受けた意図的な判決という重大な疑問を持つ」と述べ、アメリカ政府として強い懸念を示しました。また、クリントン長官は「こうした裁判は、人権問題におけるロシアの評判やロシアへの投資環境を損なうものだ。メドベージェフ大統領の近代化路線は歓迎するが、そのためにも法律の適正な執行や司法の独立が求められる」と述べ、アメリカ政府として、引き続きこの裁判を注意深く見守っていく考えを明らかにしました。
■ロシアのニュースは短く淡々としていて、日本のは米国目線バッチリである。
そもそも石油ロビーであるホドルコフスキーはベレゾフスキーと同様、ロシアの
国富をむさぼった政商(オリガルヒ)の一人であり、米国はその彼を利用して
プーチン政権転覆をしかけたのである。
独裁といわれながらもプーチンが高い支持率を得ているのは、こうした国家の
泥棒(マフィア)退治を断行したからだ。
その後ユコスはメドベージェフの手に渡った。
ホドルコフスキー逮捕によってプーチンは税制改革を行い、ロシア経済は蘇った。
そうした事情を知らないまま、盲目的に米国寄りの報道を受け入れているだけでは
事件の真相を知ることはできないし、自らも罠にはまることになってしまう。


檻の中のホドルコフスキー。
有害人物につき、ずっとこのまま入ってなさい。
日本の老醜を晒している政商もこうなるべきだ。


12月27日、韓国の李明博大統領がラジオ演説で、
北朝鮮の武力挑発に対して国民に団結を呼び掛けた。
写真は非武装地帯の兵士らと話をする李大統領。
23日撮影。大統領府提供(2010年 ロイター)

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18794520101227
「北朝鮮の挑発に今こそ団結を」、韓国大統領がラジオ演説
[ソウル 27日 ロイター] 韓国の李明博大統領は27日、北朝鮮が韓国の分断を狙っていると指摘した上で、北朝鮮の軍事攻撃に対する国民の団結を呼び掛けた。
李大統領はラジオ演説で、「国家の安全に対する危機を前にして、分裂している余裕はない。危険にさらされているのは、われわれの生命であり、国家の存亡だからだ」と強調。「北朝鮮の挑発に今こそ団結するときだ」と訴えた。
韓国海軍哨戒艦沈没事件と延坪島への砲撃を受け、李大統領は北朝鮮に対する姿勢をさらに厳しくしている。
両国の緊張が朝鮮戦争以来で最も高まる中、アナリストの間では、大規模な軍事衝突の可能性がこれまで以上に大きくなっていると指摘する声も出ている。
■好戦的で愚かな指導者を持った国民は不幸だ。
韓国も北朝鮮も、そして日本も…。
李明博(イ・ミョンバク)大統領はラジオで、「戦争を恐れていれば、決して戦争を
防ぐことはできない」と演説した。
戦争を恐れる? 実際に銃を持って戦うのは国民(兵士)だ。
ソウルが火の海になって命を奪われるのも国民だ。
恐れて当然だろう。
日本のメディアも同調して「北朝鮮の挑発」と繰り返しているが、米国との大掛かりな
軍事訓練を行って北を挑発しているのは、どうみても韓国側だろう。
米戦争屋の狙いは東アジア諸国の分断を図って武器で儲けることであり、その戦争屋に
ぶるさがっておいしい思いをしようとするのが日韓の利権屋たちだ。
そして彼らに騙されて痛い思いをするのは、いつだって弱小の庶民なのだ。


クリスマスが終わり、早々とサンタのコスプレを脱いだ山南K助。
今度は怪しげな風邪引きクマ小僧に変身。

右隣は伊東クマ太郎。足が太すぎ(^^;
■夜になると、しんしんと寒さがこたえる。
ヨーロッパやアメリカ東部は大雪で、パリのシャルル・ド・ゴール空港では旅客機が欠航して
数百人もの乗客が空港内でクリスマスイブを明かしたとか。
日本でも記録的な大雪になった福島県で300台の車が立ち往生したなど、寒波の影響で
北半球が麻痺している。
ところがこの寒波は温暖化のせいだとした論説を未だに載せている外国メディアもあって、
民主党が参院選で負けたのも景気が回復しないのも、中国や北朝鮮が恫喝するのも、み~んな
小沢一郎のせいだと言ってはばからない日本のメディアとどっこいどっこいだ。
■さて、そんな中で気になったニュースはこれ。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18784520101224
中国、南アフリカにBRICs加盟を呼びかけ=南ア国際関係相
[ヨハネスブルク 24日 ロイター] 南アフリカのマシャバネ国際関係・協力相は24日、中国が同国に対し新興4カ国BRICsへの加盟を呼びかけたことを明らかにした。
BRICsはブラジル・ロシア・インド・中国の4カ国で構成。同相は声明で、中国の楊潔チ外相が南アフリカに対しBRICs加盟を呼びかけたことを明らかにした。また、南アフリカのズマ大統領が来年のBRICs首脳会議への出席を招待されたことも明らかにした。中国は来年のBRICs首脳会議の開催国。
そのうえで「中国は南アフリカの加盟により、BRICsの発展が促進され、新興国間の協力関係が強化されるとの考えを示している」とした。
南アフリカのBRICs加盟をめぐっては、ロシアのメドベージェフ大統領が、南アフリカが11月の20カ国・地域(G20)首脳会議で加盟を申請したと明らかにしている。
2009年の世界銀行の統計によると、南アフリカの経済規模は世界第31位。BRICs4カ国中最も経済規模が小さいロシアの4分の1に満たない。同国政府による2010年の経済成長率予想は約3.0%。
■今は経済規模が小さくても、将来的には発展していくことは間違いない。
BRICsといい上海協力機構といい、そう遠くない未来に現在のドル通貨体制は壊れ
世界は中露グループが牽引していくことになるのかもしれない。
すでに日本の土地も有力企業も中国に買い占められている状態で、一刻も早くすべてに
無能な菅政権を倒さないことには、冗談抜きで日本の将来は閉ざされてしまうだろう。


サンタのコスプレをしたクマの山南K助(やまなみ・けーすけ)。
手前は黒猫の沖田総司(おきた・そうじ)。
■クリスマスもお正月もただ仕事で忙しいだけの日々を送っている身にとっては
このシーズンが一刻も早く無事に終わってほしいと願うだけだ(^-^;
そんな折、こんな記事が載っていた。

http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122501000102.html
伊誌、日本のクリスマスを特集 「愛の祭」「教徒わずか」
【ローマ共同】カトリックの総本山、バチカンを抱えるイタリアの有力誌ベネルディは24日、日本のクリスマスについて「人口のわずかしかキリスト教徒がいないのに多くの人がプレゼントを交換しあうほか、男女の愛の祭りとなっている」との特集記事を掲載した。
大半がカトリック教徒のイタリアでは24日深夜から25日未明にかけ教会でミサに参加、クリスマスは静かに家族で祝うのが通例。「非キリスト教国」日本の様子は奇妙に映っているようだ。
記事は「クリスマスの東京 愛を祝う」との見出しで、イブに日本人は「家族や友人と外食に出かけ酒を好きなだけ飲む」「安価な人形からダイヤモンドをちりばめた宝石まで、プレゼントを贈り合う」と紹介。
■ラーメンやカレーが日本人の国民食になったように、クリスマスもすっかり
日本のお祝い事として定着してしまった。
寿司が海外ではカリフォルニア・ロールなど新種の食べ物に変化したように
日本のクリスマスでキリストの生誕を意識することは稀だろう。
もっとも史実におけるイエスの誕生日は4月だとされているが。
■私の場合、幼稚園がキリスト教会だったので、年がら年中キリスト教に染まって
過ごしていた。園長先生、牧師先生、シスター先生…。
部屋の壁紙にはすべて聖書の物語が描かれていて、甘い香水の香りが漂っていた。
歌は聖歌、クリスマスには聖書劇とプレゼント交換。
映画はディズニーとか旧約のダビデ王物語、騎士ジークフリート物語など。
外国製の美しいクリスマスカードをもらうのが楽しみだった。
母親たちの間では、劇でどの子がイエスやマリアを演じるかをめぐって争奪戦が起きた
と、のちに母に聞かされた。
私がもらった役はマリアに受胎告知をする大天使ガブリエルだったので、役としては
まあまあだったのだろう。今でもミカエルよりガブリエルの方が好きだ=^-^=
■家でも大々的にクリスマスを祝ったし、朝目覚めると、必ず枕元にプレゼントが置いて
あった。こんな具合に日本の昔話や文学、映画に触れる前に聖書物語や外国の小説、
アニメ、映画にどっぷりつかって洗脳されてしまったため(^^; ここから脱するのには
けっこう苦労した。
私はキリスト教=愛の宗教などといったステレオタイプ的な解釈には組しない。
キリスト教的なものをなんとなくオシャレでカッコイイからと無批判に受け入れることなく
宗教とは何かを徹底的に考え、自らの内面で葛藤し対決するという過程をぜひ経てほしい。
そうすればシモーヌ・ヴェーユが存在しない神に祈る、すなわち「神は存在しない、と思い
つつ祈る」と言った意味がわかるだろう。


去年の写真に、ちょっぴり飾りつけをしてみました。
使いまわしでごめんにゃさい =^∇^*=
世界の片隅の箱の中から
すべての生き物たちに愛を叫ぶ
猫のハナでごにゃいます(=^・^=)


みにゃさん、こんにゃちは。
お庭を散歩中のミラクル・ミラちゃんです(=^・^=)
顔がデカイって?
態度はもっとデカイのよ。
で、夕方ニコ生で「小沢一郎 独占インタビュー生中継」を見たの。
さすがオザワン、そこらの腐った雑魚政治屋どもとはまったく違う
本物の政治家ね。魚でいえば高級クロマグロってとこかしら。
世界の実力政治家ナンバー3に選ばれただけのことはあるわ。
オザワンの前ではオバマもブッシュも胡錦濤も
み~んな叱られた子どもみたいなもんよ。
こんなオザワンを切り捨てようと画策する能無し菅一味なんか
あたしの鋭い猫パンチで四国までぶっ飛ばしてやるから
みんなそろってお遍路旅で修行しておいで。
さてオザワンの言葉でまたまた感動したのは、いつものアレ。
ヴィスコンティの映画『山猫』の中の例のセリフよ。
「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」
We must change to remain the same.
なぜか今夜のこのセリフは、特に胸にじーんときたわ。
自ら変わらなければならないのは、もちろん政治家や官僚、メディアだけど
あたしたち猫族も人族も、進んで自己変革の努力をしなくちゃね。
オザワンがもっとも望んでいるのはこのことなんだから。

「 KAN-FULL BLOG」という、てんでセンスのないタイトルの
首相官邸メルマガが届くようになった。
毎回読む気もしないので削除していたが、本日配信されたブログには
こう書いてあった。
●先を見すえて(新着)
----------------------------------
「小沢さんと政治倫理審査会問題」
私は、9月の民主党代表選で「クリーンでオープンな政治」を約束した。
小沢さんに政治倫理審査会出席を求めた件では、「予算編成の大事な時に
権力闘争をしている場合か」という批判もある。しかし、小沢さんの政治と
金の問題は、1年以上にわたって国民の関心と疑問を集めてきた問題である。
ご本人の約束通り、一度は国会で説明する必要がある。
また、この件に取り組むならば、国会閉会中の方が国民の皆さんに迷惑を
かけないで済む。その上で、次の通常国会では、先を見すえて来年度の財政
や重要法案の審議に専心していきたい。
■どこが「クリーンでオープンな政治」やら。
正しくは「空疎で無防備な政治」だから、米国戦争屋や官僚、財界、そのパシリの
メディアにいいように利用され、つけこまれているだけではないか。
首相としての最高度のリーダーシップが「小沢切り」というのだから情けない。
おまけに「市民運動家」という肩書きがギャグへと貶められてしまったし(ーдー)
■菅内閣を見ていると、140年前に起きた出来事が脳裏に浮かぶ。
1868年、元号が明治に変わり、新政府に反発する旧幕府軍艦隊が蝦夷地へ到着。
入札(いれふだ)という日本で最初の政権選挙で、榎本武揚が総裁(大統領)に選出された。
ちなみに土方歳三(元新選組副長)は陸軍奉行並に選出。
選挙の総得票では、土方は榎本や大鳥圭介、松平太郎ら旧幕臣に続く6位という高得票
を得た。
この選挙の前に榎本と松平は、各国の領事館あてに、任命はユニバーサルな投票法に
よって任命される旨の通知文を送った。
英国人の命名でこの箱館新政府は「蝦夷共和国」と呼ばれるようになった。
すなわちこの時期の日本には、事実上2つの政府が存在していたのである。
残念ながら共和国の旗艦である開陽が座礁沈没したのをきっかけに、軍事力で勝る
明治新政府との戦いで破れ、榎本らの蝦夷共和国は5ヵ月という短い命を終えた。
鳩山政権が9ヵ月だったから、まあ似たようなものか(^_^;)
■で、この蝦夷共和国を鳩山・小沢内閣と見立てると、菅内閣はまさに明治新政府に
よく似ているのである。
実に歴史は繰り返すものなのだなと、感慨にふけってしまう。
好川之範『箱館戦争全史』に、こういう記述がある。
当時は函館を「箱館」と言った。
ライスの回想の、イギリスを米国に入れ替えて読むと、なるほどと納得できよう。
明治政府よりも近代的だった
戊辰戦争とは、
旧勢力(旧幕府)
新勢力(新政府)
による両勢力の対立構図であったと、これまで言われつづけてきた。明治維新とは――、
「維(こ)れ新(あら)たなり」(維新)
というキャッチで旧が悪玉(賊軍)、新が善玉(官軍)という粗放な史観が普及した。
時間の刻みからみれば、倒される側は「旧」、倒す側は「新」であるにはちがいないが、「旧」の蝦夷島(えぞがしま)政権の施策実体には、むしろ「新」と呼ぶべき試みに満ちあふれていたことは否定できない。
――日本初の政権選挙。
――日本初の赤十字精神にもとずく病院経営。
――日本初の近代的な軍法の制定。
アメリカ合衆国の初代箱館領事エリシャ・E・ライスは、榎本武揚の政権を心情として強く支持した。「明治政府よりも、榎本の政府の方が自由で近代的である」とさえ言ったのである。スイス生まれの研究者プルチョウは、ライスが綴った文書によって、蝦夷島政権と明治新政府にたいするライスの印象を、以下のとおりつたえている。
「1870年1月24日、榎本武揚の政府を回想したライスは、以前の幕府や明治政府よりも、榎本の政府の方が自由で近代的であると述べている。
ライスはたびたび代わる明治政府の役人は、通常の業務の仕方も知らないとこぼした。外国人と日本の役人の意思疎通も十分に図れず、『外国人の間にも日本人の間にも、一種の不安感と不穏が共通している』と書いている。さらにライスはイギリスが明治政府を支持していたことを怒り、新政府へのイギリスの影響力を恐れていた。ライスは明治維新を“革命、イギリスの陰謀による、イギリスに扇動された革命”と呼んだ。そして、イギリスは新政府を統制し、日本の支配者となった薩摩を通して貿易の特権を享受するだろうと主張した」(ヘルベルト・プルチョウ『外国人の見た十九世紀の函館』)



蝦夷共和国国旗
