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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 米国の謀略の罠にはまる日本 菅改造内閣の目玉は「前原外相」だ
2010年09月19日 (日) | 編集 |

■巷では菅改造内閣について、小沢グループはずしと岡田氏の党幹事長就任が
しきりと話題になっているが、私は「前原外相」の人事こそ新内閣の目玉というか、
隠された目的なのだと感じている。

そう考えると、代表選をめぐるメディアの狂気のような小沢叩きや票の不正疑惑、
マイケル・グリーンやアーミテージといった旧政権のネオコンたちの露出、
尖閣諸島沖での日本巡視船と中国漁船の衝突事件と中国の抗議活動などの一連の
動きのつながりがくっきりと見えてくる。


  読売新聞 9月18日
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100918-OYT1T00214.htm?from=os4

    米国務副長官「前原外相を歓迎」

【ワシントン=小川聡】スタインバーグ米国務副長官は17日午前(日本時間17日深夜)、藤崎一郎駐米大使と国務省で会談し、菅改造内閣の発足を歓迎する意向を伝えた。
 藤崎大使が記者会見で明らかにした。
 藤崎氏によると、副長官は「菅首相が(民主党代表に)再選され、引き続き日米関係を重視していくという発言をしていることを喜んでいる。前原外相についてはよく知っており、ワシントンに知己も多く、日米関係へのかかわりも強いので歓迎している」と述べた。さらに、「新しいチームと協力してやっていきたい」と菅改造内閣の下での日米関係強化に期待感を示した。
 一方、副長官は11日のジュネーブでの演説で、アジアの同盟国について「日本、韓国、オーストラリア」という従来通りの順番で言及し、日本を「最も重要な礎石(the cornerstone)」と表現したが、藤崎大使は会談の際、「副長官の演説文を読み、非常にきちっと対応されていると思った」と指摘した。



  時事通信 9月18日
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091800124
 

      内閣改造・識者談話

◇対米関係重視のシグナル
 米有力シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)のマイケル・オースリン日本部長の話 前原誠司外相の人事は菅直人首相が真剣に対米関係を好転させようとしていることを示している。首相が中国に対し、現実的なアプローチを取ることも示している。前原氏は米国に太いパイプを持つが、その期待は大きな重圧になる。普天間飛行場移設問題は懸案として消えないとはいえ、前原氏は米政府と良好な関係を保てるだろう。
◇首相の代表選勝利に意義
 在米の日本政治アナリスト、トバイアス・ハリス氏の話 閣僚の頻繁な交代は望ましいことではない。ただ、政策の継続性は首相の地位にかかっており、その意味で、菅直人首相が民主党代表選で小沢一郎前幹事長を下したことには意義がある。前原誠司氏の外相起用も良い人事だ。聡明(そうめい)で、外交・安保政策が明確だ。前原氏が今後数年間、党内で重要な地位を占めるのは間違いない。(ワシントン時事)










■前原氏の外相就任を、米国側はずいぶんと手放しの歓迎振りではないか。
各国に選挙がらみで介入してくるのは、米国の謀略の習い。
あまりにワンパターンで見え見えだが、哀しいことに簡単に引っかかって
しまう日本政府(外務省はわざと引っかかったふり)もいつものワンパターン。


■私事で仕方なく古いパソコンを使用中のため、大きな容量のサイトやツイッター
などを開けないので詳しい情報はわからないが、国際ニュース解説の田中宇氏も
【米国に操られ、近隣の非米大国に対して好戦的かつ自滅的に挑まされるハンサムな
若手指導者という点で、前原は「日本のサーカシビリ」と呼べるかもしれない。】と
書いているのを読んで、やっぱりねと深く納得した。

米国が介入した東欧諸国の「カラー革命」の経緯と顛末については、私もこれまで
何度も記してきた。
親米派のグルジアの大統領サーカシビリは、米国とイスラエルの力をバックにロシア軍
への攻撃に踏み切りグルジア戦争が始まったが、結果は多数の犠牲者と国土の疲弊を
招き、米国からもはしごをはずされた格好になってしまっている。

このグルジアは「バラ革命」、ウクライナは「オレンジ革命」、キルギスは「チューリップ
革命」といずれも米国の介入でロシアとの対立を深めたが、その後は政治や経済の停滞を
招いて、次々と親ロ政権が誕生しているのは見ての通りである。


■前原外相は旧来の親米路線を貫くつもりで早々と中国を挑発しているが、
これまた旧態依然の中国理解ではかえって墓穴を掘る結果になってしまう。
グルジアのサーカシビリと同様に米国から聡明だのなんだのと持ち上げられて暴走し、
最後にはしごをはずされるのがオチだ。
米国が結局グルジアを捨ててロシアを取ったように、日本は中国の捨て石にされるだろう。
日米同盟強化とおだてられるその先には、米国による日本潰しという陥穽が待ち構えている。

親小沢だの反小沢だのと目先のことで騒ぐ前に、世界情勢を常に視野に入れながら日本の
置かれた状況を見据えて戦略を立てていかなければ、あっという間に反転の憂き目にあって
日本は孤立化してしまう恐れがあるのだ。
50年先、100年先を見通しながら日本の舵取りができる政治家や政策こそ、今の日本には
最も必要なのだ。






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