激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
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 ずっとコメントの返事もTBもできずにごめんなさい
2010年09月30日 (木) | 編集 |




猫のギンです。
不肖・管理人のロキにかわってお詫び申しあげます。

さきほど、修理に出していたパソコンがようやく戻りました。
長かった~~っ もう月末になってしまったし。
その間、いったん廃棄した古~いパソで時おり更新などしておりましたが
極端なメモリ不足のためすぐにフリーズする上
メールの送受信もストップしていたので
おいでいただいた皆様のコメントやTBへのご返事ができませんでした。
ほんとにごめんなさい<(_ _)>
これから少しずつ、滞っていた作業を再開していきたいと思いますので
今後ともどうかよろしくお願いします。





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 やっぱり日本のサーカシビリだった前原外相
2010年09月26日 (日) | 編集 |







■19日のブログで菅改造内閣の目玉は前原外相であり、彼は日本のサーカシビリ
(サーカシビリはグルジアの大統領)だと書いたばかりだが、米国+イスラエルの
威を借りて(そそのかされて)、勇ましくロシア軍に先制攻撃をかけグルジア戦争を
起こしたはいいが、たった5日で敗北し頼みの米国からもそっぽを向かれてしまった
サーカシビリと同じく、みごとに米中にしてやられて大恥かいたのが、この誠司さん^_^;

ま、本人は米国の意のままに動いたぼくちゃんは優秀なエージェント。
よくやったと褒められちゃったから、次はいよいよポスト菅だな…などと勘違いで
ニンマリしているかもしれないけど。


■誠司君が日本のサーカシビリなら、今回の尖閣諸島沖の衝突事件とその顛末も
グルジア戦争と似ている部分が多分にある。
あの2008年8月の、ちょうど北京オリンピックの開会式のさなかに、グルジア戦争
勃発の報告が開会式で手を振るロシアのプーチン首相にもたらされた。
プーさまはあわてずさわがず(たぶん(^^;)現地へ飛んで自ら陣頭指揮をしながら、最初は
優勢だったグルジア軍を撃退し、フランスのサルコジ大統領の仲介で六項目合意のもと
「五日間戦争」に勝利したのだった。


■ロシア軍が戦地に入るには険しいコーカサス山脈を貫くトンネル(ロキ・トンネルという。
ほんとよ=^_^=)を使うしかなく、兵器も旧式で、戦闘機もグルジア軍に撃墜された。
それでも勝利できた理由が、大野正美・著『グルジア戦争とは何だったのか』に記されている。
とても興味深い指摘なので、その部分を以下に転記する。


    

 しかし、地理的に有利な条件や、開戦当初の圧倒的な兵力の優位を活かすことなくグルジア軍は壊滅的な敗北を喫した。英BBC放送によると、その原因について2008年12月までに米軍の将校と、グルジアの軍事専門家の2つのグループが調査をし、驚くほど似た結論を出した。
 それによると、グルジア軍参謀本部の指導部は正確な情報交換システムの不在により、極限的な状況のなかで決定を下すことも、予備兵力を効果的に利用することもできなかった。グルジアの国防予算は2004年の1億1000万ドルが2008年には9億ドル以上にまで増えたものの、防空システムは1990年代初めのアブハジア紛争当時と同様に4セットしかなく、うち2セットが稼動できる状態になかった。ロシアがグルジアのあらゆる戦略的目標を空軍の攻撃で破壊しようとすることは、戦争前から十分に予想できたのに、グルジア軍の上層部が備えを怠っていたのは明らかだという。
 また、南オセチアで戦争が始まれば、ロシア軍部隊が応援の兵力や兵器を送り込んでくるロキ・トンネルの方向に攻撃を集中するのが当然だったのに、グルジア軍の中心部隊は侵攻したツヒンバリでの陣地構築などの防衛的行動に終始し、ツヒンバリ以外に展開した約2000人の部隊も、森林地帯や集落で南オセチア側の民兵らを掃討することに力を注ぎ過ぎてしまった。
 さらに、米国からの指導を受けて2004年から軍要員の試験選抜制度を導入したことで、1990年代初めの南オセチアやアブハジアとの軍事紛争に参加した経験を持つ古参の要員たちの多くが軍を離れてしまった。その結果、軍の上層部には若くて経験の浅い人々が、専門的な能力よりは人間的なコネで進出するようになった。すでに長期にわたってグルジアとロシアの間には、戦争へとつながりかねない緊張状態が続いていたのに、軍は敵から侵略を受けた場合に備えた軍事行動の統一的な国家計画すらつくっていなかったという。

    



■まったく耳が痛いというか、ことに赤字で強調したところなど、菅政権の弱点そのもので
笑ってしまうくらいだ。あまりに似すぎて怖い。
ようするに海千山千の中国やロシア、そして米国の指導者たちと対等に渡り合うためには、
頭でっかちで経験の浅いサーカシビリもどきの若造には無理だってことなのだ。
グルジアの経験を他山の石として今後の外交戦略に活かしていかなければ、さらに国益を
損なう事態に直面することになるだろう。







 また検察! 中国船船長釈放に那覇地検が外交的判断 日本には三権分立はないのか?
2010年09月24日 (金) | 編集 |







■このところ検察がらみで事態が急展開する場面が増えている。
今夜は、尖閣諸島の日本の領海内で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突して
中国漁船船長が逮捕された事件が、急転直下、船長を処分保留のまま釈放する
ことになった。
釈放を決めたのは、那覇地方検察庁の鈴木亨次席検事である(上の写真)。



■処分保留のまま釈放というニュースにも驚いたが、さらに唖然としたのが
鈴木次席検事が釈放理由で一言つけ加えた部分(赤字)である。
NHKの報道によると、鈴木次席検事はこう述べた。
「衝突された巡視船の損傷の程度が航行ができなくなるほどではなく、けが人も
出ていない。船長は一船員であり、衝突に計画性が認められない」
わが国の国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上、船長の身柄の
拘束を継続して捜査を継続することは相当でないと判断した


「影響を考慮して判断」するのは政治の役割である。
なぜ検事が政治的外交判断を下すのだ? おかしいじゃないか。
まさしく三権分立の精神を踏みにじる越権行為だ。



■では一方の政府側はどう説明しているのだろうか。

仙谷官房長官…「刑事事件として刑事訴訟法の意を体してそういう判断に到達した
   という報告なので、了とした」(検察独自の判断だ。政府の関与はない)

柳田法相…「検察当局が釈放の決定をしたあと、その発表の前に報告を受けた。
   法務大臣として検察庁法第14条に基づく指揮権を行使した事実はない。
   個別の事件における検察当局の処分について、法務大臣として所感を述べること
   は差し控えるが、一般論としては、検察当局が諸般の事情にかんがみ、
   法と証拠に基づいて適切に判断したものと承知している」

馬淵国交相…「検察当局の判断で、口を挟む立場にない。海保は適切に対応した」



■これまで前原外相もタヌキ官房長官も、国内法で粛々と対応するって言ってたんじゃ
なかったの?
政府が判断をしないで検察に丸投げするなら、(実際は政府の判断を検察に言わせたの
だろうけど)、日本に政治家はいらないってことになる。

結局、またしてもヘタレな外交で米国と中国に手玉に取られ、日本の地位がさらに低下
する結果にあいなったというわけだ。
しかし元はといえば、自民党の安倍内閣時代に竹島の対応を誤ったところから今回の結果
につながっているのだから、今は野党でも大きな顔をするのは間違いだ。

ま、そんなわけで、いいかげん「検察官適格審査会」を発動させてほしいとつくづく願う
秋の夜長である(;^_^A







 検察の犯罪はどこまで暴けるのか?
2010年09月23日 (木) | 編集 |



最高検の聴取を受けるため、JR品川駅に到着した
大坪弘道・前大阪地検特捜部長(現・京都地検次席検事)
=23日午後0時29分、東京都港区、高橋雄大撮影
(朝日新聞)




■昨日は、郵便不正事件を担当した大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事が押収した
フロッピーディスクのデータを改竄したとして、証拠隠滅の疑いで即効逮捕された
話題でもちきりだった。
やっぱりというか当然というか、以前から証拠隠滅や捏造の噂が絶えなかった検察の
犯罪の一端がようやく衆目の知るところとなったわけだ。

皮肉なことに郵便不正事件が明るみになるきっかけを作った朝日新聞が、これまた
21日の朝刊で「検事、押収資料改ざんか」の大見出しで一面トップを飾った。
その後すぐに前田検事の逮捕、そして上の写真のように上司の事情聴取へと事態は推移
していったのだ。


   朝日新聞 9月23日
     http://www.asahi.com/national/update/0923/TKY201009230149.html

   大阪地検前特捜部長らを聴取 証拠改ざん事件で最高検

 郵便不正事件をめぐり証拠品のフロッピーディスク(FD)のデータが改ざんされた疑いのある事件で、最高検は23日午後、大阪地検特捜部前部長の大坪弘道・京都地検次席検事と、同部前副部長の佐賀元明・神戸地検特別刑事部長から事情聴取を始めた。
 2人の部下だった大阪地検特捜部検事・前田恒彦容疑者(43)が証拠隠滅容疑で逮捕されたことを受けた捜査の一環。これまでの大阪地検の調査によると、前田検事は今年1月末に佐賀前副部長と同僚検事に電話で「FDのデータを書き換えた可能性がある」と打ち明けたとされる。その後、佐賀前副部長から2月上旬に、大坪前部長へと伝えられたとされる。

 

■新聞記事が出てすぐの前田検事の逮捕のあまりの早さに疑問を感じた人も
少なくなかったが、これに関して昨日のテレビ朝日「スーパーモーニング」で
コメンテーターの元検事・大澤弁護士は、検事という職業の人間はいざ自分が
攻められる場面になると弱いし、しかもプライドが高いので、自殺などの不測の
事態に備えていち早く身柄を確保したのではないかと語っていた。
私はたまたまこのコメントを聞いていたのだが、逆境に弱くプライドが高いという
虫のいい言い訳にはひどく腹が立った。

またこれもネットで多く批判されていたが、最高検が取り調べることについて
鳥越俊太郎氏が第三者による取調べが必要なのではないかと問いただしたところ、
同じ大澤弁護士が「第三者委員会は素人だ。素人のやり方はプロの検事には及ばない」
とむきになって反論したのである。
では大澤弁護士が評価している検察審査会は素人による検察のチェックではないのか?
一般人から選ばれる裁判員は素人ではないのか? 
あまりにご都合主義な言い訳にはあきれるばかりだ。

こうした大澤弁護士や前田検事ら、東大法学部出身で司法試験に受かったわれわれは
特別のエリートなんだといった驕りが、検察の暴走を生んできたのではなかったのか。

今回の事件を契機に過去の事件にまでさかのぼって、徹底的に調査をしてほしい。
そして取調べの可視化を一刻も早く実現することが何よりも急務なのは言うまでもない。
   






 米国の謀略の罠にはまる日本 菅改造内閣の目玉は「前原外相」だ
2010年09月19日 (日) | 編集 |

■巷では菅改造内閣について、小沢グループはずしと岡田氏の党幹事長就任が
しきりと話題になっているが、私は「前原外相」の人事こそ新内閣の目玉というか、
隠された目的なのだと感じている。

そう考えると、代表選をめぐるメディアの狂気のような小沢叩きや票の不正疑惑、
マイケル・グリーンやアーミテージといった旧政権のネオコンたちの露出、
尖閣諸島沖での日本巡視船と中国漁船の衝突事件と中国の抗議活動などの一連の
動きのつながりがくっきりと見えてくる。


  読売新聞 9月18日
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100918-OYT1T00214.htm?from=os4

    米国務副長官「前原外相を歓迎」

【ワシントン=小川聡】スタインバーグ米国務副長官は17日午前(日本時間17日深夜)、藤崎一郎駐米大使と国務省で会談し、菅改造内閣の発足を歓迎する意向を伝えた。
 藤崎大使が記者会見で明らかにした。
 藤崎氏によると、副長官は「菅首相が(民主党代表に)再選され、引き続き日米関係を重視していくという発言をしていることを喜んでいる。前原外相についてはよく知っており、ワシントンに知己も多く、日米関係へのかかわりも強いので歓迎している」と述べた。さらに、「新しいチームと協力してやっていきたい」と菅改造内閣の下での日米関係強化に期待感を示した。
 一方、副長官は11日のジュネーブでの演説で、アジアの同盟国について「日本、韓国、オーストラリア」という従来通りの順番で言及し、日本を「最も重要な礎石(the cornerstone)」と表現したが、藤崎大使は会談の際、「副長官の演説文を読み、非常にきちっと対応されていると思った」と指摘した。



  時事通信 9月18日
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091800124
 

      内閣改造・識者談話

◇対米関係重視のシグナル
 米有力シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)のマイケル・オースリン日本部長の話 前原誠司外相の人事は菅直人首相が真剣に対米関係を好転させようとしていることを示している。首相が中国に対し、現実的なアプローチを取ることも示している。前原氏は米国に太いパイプを持つが、その期待は大きな重圧になる。普天間飛行場移設問題は懸案として消えないとはいえ、前原氏は米政府と良好な関係を保てるだろう。
◇首相の代表選勝利に意義
 在米の日本政治アナリスト、トバイアス・ハリス氏の話 閣僚の頻繁な交代は望ましいことではない。ただ、政策の継続性は首相の地位にかかっており、その意味で、菅直人首相が民主党代表選で小沢一郎前幹事長を下したことには意義がある。前原誠司氏の外相起用も良い人事だ。聡明(そうめい)で、外交・安保政策が明確だ。前原氏が今後数年間、党内で重要な地位を占めるのは間違いない。(ワシントン時事)










■前原氏の外相就任を、米国側はずいぶんと手放しの歓迎振りではないか。
各国に選挙がらみで介入してくるのは、米国の謀略の習い。
あまりにワンパターンで見え見えだが、哀しいことに簡単に引っかかって
しまう日本政府(外務省はわざと引っかかったふり)もいつものワンパターン。


■私事で仕方なく古いパソコンを使用中のため、大きな容量のサイトやツイッター
などを開けないので詳しい情報はわからないが、国際ニュース解説の田中宇氏も
【米国に操られ、近隣の非米大国に対して好戦的かつ自滅的に挑まされるハンサムな
若手指導者という点で、前原は「日本のサーカシビリ」と呼べるかもしれない。】と
書いているのを読んで、やっぱりねと深く納得した。

米国が介入した東欧諸国の「カラー革命」の経緯と顛末については、私もこれまで
何度も記してきた。
親米派のグルジアの大統領サーカシビリは、米国とイスラエルの力をバックにロシア軍
への攻撃に踏み切りグルジア戦争が始まったが、結果は多数の犠牲者と国土の疲弊を
招き、米国からもはしごをはずされた格好になってしまっている。

このグルジアは「バラ革命」、ウクライナは「オレンジ革命」、キルギスは「チューリップ
革命」といずれも米国の介入でロシアとの対立を深めたが、その後は政治や経済の停滞を
招いて、次々と親ロ政権が誕生しているのは見ての通りである。


■前原外相は旧来の親米路線を貫くつもりで早々と中国を挑発しているが、
これまた旧態依然の中国理解ではかえって墓穴を掘る結果になってしまう。
グルジアのサーカシビリと同様に米国から聡明だのなんだのと持ち上げられて暴走し、
最後にはしごをはずされるのがオチだ。
米国が結局グルジアを捨ててロシアを取ったように、日本は中国の捨て石にされるだろう。
日米同盟強化とおだてられるその先には、米国による日本潰しという陥穽が待ち構えている。

親小沢だの反小沢だのと目先のことで騒ぐ前に、世界情勢を常に視野に入れながら日本の
置かれた状況を見据えて戦略を立てていかなければ、あっという間に反転の憂き目にあって
日本は孤立化してしまう恐れがあるのだ。
50年先、100年先を見通しながら日本の舵取りができる政治家や政策こそ、今の日本には
最も必要なのだ。







 なんとも「菅害無聊(かんがいむりょう)」な改造内閣
2010年09月17日 (金) | 編集 |

■「感慨無量」→感慨にひたって何とも言えない状態の様子。

 無聊→「むりょう」または「ぶりょう」。
 何もすることがなくて時間を持て余す様子。
 「菅害無聊内閣」→菅氏が首相に再選されたが、官僚依存の害ばかり多く
 政策の成果が期待できない内閣のこと。「官害」とも書く。
 






菅改造内閣の18人の顔ぶれ。
初閣議を終え、記念撮影する菅直人首相(前列中央)ら改造内閣の閣僚たち。
首相は主要閣僚に小沢一郎元幹事長と距離を置く実力者を据える一方、
小沢氏の議員グループからは一人も起用しなかった(17日、首相官邸)
 【時事通信社】




■1年前の歴史的な政権交代の、あの燃え上がるような情熱と歓喜の声は
いったいどこへ消えてしまったのだろうか
今は疲れきったあきらめの色と、深い怨嗟のため息しか聞こえない。


■菅改造内閣を歓迎しているのは米国と官僚、メディア、そして財界である。
米倉弘昌・日本経団連会長や岡村正・日本商工会議所会頭らは、早々と
菅改造内閣歓迎の声明を出している。
この事実からも菅内閣の立ち位置が明らかだろう。


■その一方で菅続投を強力に援護したメディアは、こんな書き方もしている。


  毎日新聞 9月17日
    http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100918k0000m040089000c.html

     菅改造内閣:国民の視線厳しく 「課題」漂流続け1年

 民主党内が真っ二つに割れた代表選から3日。菅改造内閣が17日、「有言実行」を掲げて船出した。大勢の報道陣に囲まれた新閣僚は抱負を述べたが、民主党を中心とした政権が国民に解決を約束した課題は漂流を続けて1年が過ぎる。米軍普天間飛行場移設や八ッ場(やんば)ダムなどを巡って政治に翻弄(ほんろう)されてきた人たちが新内閣を見つめる視線は厳しい。(以下略)



「視線は厳しい」って言うけど、菅氏を大々的に応援したのはあなたがた
メディアでしょ? 「民意」は圧倒的に菅氏を支持してるって。
そして新内閣の支持率は70~80%もあるわけでしょ?
これだけ多くの国民が支持しているのに、なぜ視線が厳しいのか
私にはわかりましぇ~ん(?.?)








 突如日本に出現した「1984年」の世界
2010年09月16日 (木) | 編集 |

「独裁」という顔は、右でも左でもそっくりなようで…。







戦争は平和である
    自由は屈従である
       無知は力である


  ジョージ・オーウェル『1984年』より









 そして…民主党代表選
2010年09月14日 (火) | 編集 |




■肝心の代表選投開票日だというのに、朝10時過ぎに宅配業者が来て
修理を依頼していたパソコンを引き取って行ってしまった(ToT)
いつ戻ってくるのやら…。
なおこのブログは、捨てるのも忍びないので部屋の隅に転がしておいた
VAIOノート(XPの初期の頃に買ったもの)が電源を入れたら奇跡的に
立ち上がったので、あれこれ手を加え(半日以上もかかってしまった)
ようやくネットにつなげて書いている。
Win7に比べると動きが5~10倍ものろいが、何とか修理が終わって
戻ってくるまで、どうか壊れないで動いてちょーだい(^人^)


■さて手持ち無沙汰で落ち着かない気持ちのまま、午後2時からNHKで
候補者ふたりの最後の演説と投開票の様子を視聴した。
小沢氏は声がかすれてはいたが、政策内容を次々と披露し、命がけで
政治を行うと、大いなる気迫と決意をもって議員たちに呼びかけた。

一方の菅首相はといえば、ほとんどうつむいて原稿を読み続けるばかり。
内容も小沢氏の「僕には夢がある」をパクって「私にも夢がある」だの
命がけとか志半ばで斃れた仲間…云々と、小沢氏と同じことを繰り返した
のにはあきれ返った。
その上、長々と議員たちの職業の種類を読み上げて「417人内閣」を作る
などと、まるで小学校か中学校の朝礼での校長の話かっと突っ込みたくなる
ほど程度の低い演説だった。


■こんなへたくそで恥ずかしい演説しかできない菅氏を見切った議員も少なく
ないのじゃないかと思ったが、ところがどっこい、開票結果は党員・サポーター票
が小沢氏51ポイント、菅氏249ポイントとありえないような大差がついて
結果的に菅再選という運びになった。

思わず目の前がクラクラして、「信じられない!」と声に出してしまった。
そのままロビーをぐるぐる10分くらい歩き回っていたが、党員・サポーター票は
1票でも多い方の総取り方式であること、議員得票はさほど差がないことを確認し、
傷は浅い、まだ十分次のチャンスがあると思い直した。


■実際に総数で比較してみれば、小沢氏4:菅氏6程度で、騒ぐほどの大差ではない。
とくに一般国民を代表しているサポーターは、風向きしだいでどちらにもなびく。
それよりも連日連夜のネガキャンや誹謗中傷の嵐にも負けず、200人の議員や9万人強
の党員・サポーターが小沢氏を支持した重みをしっかり受け止めて欲しい。

辛くも勝ったとはいえ、菅首相の前途もなお一層困難なものになるだろう。
代表選の結果を受けて円高もさらに進んだ。
さらにこれまで小沢氏に吹いていた逆風の一部は、今度は菅首相に向かう。
改造内閣の人事と仕事ぶりを厳しく監視しながら、捲土重来を図ろうではないか。
日本が本当に「未来世紀ブラジル」にならないために。







 これこそ「民意」だ! 沖縄名護市議選で移設反対の与党が圧勝
2010年09月13日 (月) | 編集 |

■明日はいよいよ民主党代表選の決着がつく日だ。
ところがテレビや新聞は、あいかわらず菅有利の一辺倒。
地方議員や党員・サポーターは圧倒的に菅氏に投票したと報じているが
いったい誰がどうやって調べたのやら、激しく疑問 ε-(ーдー)
私のとこなんか、だあれも訊いてこないもんね。ぷんぷん。


■というわけで、メディアが拡散する「民意」だの「世論調査」だのには
すっかり食傷してゲップが出てしまうくらいだが、そんな中、沖縄では
画期的な選挙結果が出た。
名護市議選で稲嶺市長支持の与党が過半数を制したのだ。





  

名護市議選で初当選を決め、万歳をして喜ぶ
与党候補の翁長久美子氏(前列中央)と支持者ら(琉球新報)



   琉球新報 9月13日
     http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167535-storytopic-124.html  

     〈統一地方選〉名護市議選 移設反対 与党が圧勝

【名護】米軍普天間飛行場の辺野古移設を決めた日米合意への影響をめぐり、注目された名護市議会議員選挙(定数27)は12日、投開票され、稲嶺進市長を支持する与党が16議席となり過半数を占めた。改選前は少数与党だったが、11議席にとどまった野党に5議席差をつけて勢力比を逆転する地滑り的圧勝で、安定多数を確保した。

 1月の名護市長選での市政転換に続き、移設容認の地元合意が完全に崩れ、政府が推進する辺野古移設は一層困難となった。日米合意の推進を掲げる菅政権にとって打撃は大きく、日米両政府は移設計画の転換を迫られそうだ。 

 琉球新報の事前調査では、野党側にも辺野古移設に反対する議員がいることから、当選者のうち18人が辺野古移設に反対姿勢を示している。「海にも陸にも基地を造らせない」と主張する稲嶺市政に強い追い風となる。選挙前の議会構成は与野党ともに12議席で、中立が3人だった。稲嶺市長が与党多数に向けて与党候補を支援したのに対し、野党側は移設容認派で、前原誠司沖縄担当相ら政府側と接点をもっていた島袋吉和前市長らが野党候補を全面支援し、激しい選挙戦が展開された。(以下略)




   沖縄タイムス 9月13日   
     http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-13_10187/
      

     [名護・市長派圧勝]敗れたのは日米政府だ

 名護市など25市町村議会議員選挙の投開票が12日あり、開票が1日遅れる竹富町を除く議席がほぼ確定した。米軍普天間飛行場移設問題で注目された名護市議選(定数27)は反対派が圧勝した。

 市議を選ぶことが日米同盟にもかかわる選択になるなんて、市民には迷惑千万なことだろう。しかしこの国の外交・安保はそうなってしまっている。基地問題の全責任を負うべき政府は息をひそめて市議選を注視し、一部本土メディアは告示を受けて「普天間の行方を左右」と書いた。
(中略)
 これまで長く続いた市民投票の結果と市政とのねじれが、1月の稲嶺市長誕生で解消された。そして今回の市長派多数の新議会が市政を後押しする体制が確立した。

 これは普天間をめぐる知事選の基地論争にも大きな影響を及ぼすはずだ。「争点隠し」はもう通用しない。

 理不尽な基地負担はこりごりだ、という地元の素朴な訴えに耳を貸さず、状況を悪化させている政府の責任こそ厳しく問われる。

 新議員は胸を張って名護の未来、地域主権の実現に向けて政策を磨いてほしい。




■民主党議員と民主党に票を投じた国民は、なぜ政権交代後の鳩山内閣に
失望したのか、よーく思い出してほしい。
あれほど全国あげて高まった普天間の県外・国外移設がもろくもついえた
ことへの失望と怒りが、鳩山首相の辞任へつながったのではなかったのか。
それなのに、かぎりなく自民党案へと後退した菅首相を支持するというのは
あまりに矛盾していないだろうか?

ここは原点に立ち戻り、沖縄の人々が突きつけた「民意」を重く受け止めて
明日の代表選に臨んでほしい。







 官僚とメディアが支配する日本は、まるで『未来世紀ブラジル』のようだ
2010年09月12日 (日) | 編集 |

■小沢、鈴木、村木の諸氏に対する検察・メディアの不当で執拗な攻撃を
見ていると、この日本という国が、小説や映画に描かれた近未来のディストピア
世界の悪夢そのものなのではないかといった、やりきれない思いにとらわれてしまう。

今では古典的映画に分類されるかもしれないが、『未来世紀ブラジル』(1985年)
(テリー・ギリアム監督 原題は『BRAZIL』)をちょっと紹介してみたい。
この映画はジョージ・オーウェルの『1984年』のオマージュ的な作品で、
コンピュータが人々を完全管理している近未来の仮想国家「ブラジル」をキッチュな
手法で描いたものだ。ブラジルといっても地理上の現実のブラジルではなく、
映画の中で象徴的に流れる「ブラジル」という曲からとったものである。









「20世紀のどこかの話…」として始まる、近未来の架空国家ブラジル。
クリスマスの飾りつけをした電気店のショウウィンドーにはテレビが並べられ
どの画面にも、家庭用空調設備の「ダクト」のCMが流れている。







突然、電気店が爆破される。
反体制派テロリストの仕業だ。
焼け焦げたテレビには、情報省のヘルプマンの姿が映っている。

テレビキャスター「情報省のヘルプマン次官をお招きしました。
爆弾テロが増加している原因は?」
ヘルプマン「それは君、スポーツマン精神の欠如だよ。
まっとうな価値観を持たぬ少数派が、負け戦の腹いせをしておる。
この世はフェアプレイ。それをわかっていない」




    

キャスター「こういう批判もあります。情報省が巨大組織化したためだと」
ヘルプマン「自由社会は情報社会だよ。情報が社会を動かす」
キャスター「しかし、そのコストはGNPの7%ですよ」
ヘルプマン「納税者がそれに不満を抱くことはよくわかる。
だから情報剥奪の手数料制度を設けたのだ。
告訴された者は、拘留期間の衣食住費に加えて、尋問装置の使用料と償却費を払う」
キャスター「政府はテロを制圧できますか?」
ヘルプマン「我々は彼らより意気軒昂だ。
リングの外へ蹴落とし、KOパンチを食らわせておる。勝利は目に見えとる。
テロリストは善良な市民の敵だ」
キャスター「爆弾テロ撲滅運動は、今年で13年目ですよ」
ヘルプマン「コホン。そんなになるか。ハハハ」
キャスター「今晩はどうも」
ヘルプマン「楽しかったよ。ではメリー・クリスマス」
 






情報省の1階ロビー。
見学の人々でごったがえしている。







巨大なオブジェの台にはこう記されている。
「真実は自由をもたらす」







壁のポスター「情報省は市民の味方」







ここを訪れる者をロボットがしつこく監視する。
情報記録局に勤める主人公のサムも例外ではない。







急がしく働く(働くふりをする)情報記録局の職員たち。
天井に「ダクト」が長く伸びている。
ここで描かれるダクトはコンピュータの端末を象徴していて
国内のすべてのダクトは情報省へ繋がり、一括管理されているのだ。







情報省の管理システムや役人の仕事には、1つとして過ちはない(と信じられている)。
ところが記録局の職員が叩き落した1匹のハエが機械の隙間に落ちてつぶれ
テロ事件の首謀者であるダクト修理工「タトル」の名前が
「バトル」に書き換わってしまった。
このミスから大きな事件へと発展していくのだ。







クリスマスを祝う労働者階級の靴職人「バトル」の家。
頭上には奇怪な形をしたダクトがうねっている。
貧しい家ほど露骨にダクトが侵食し、支配している。
金持ちの家にはダクトはないか、見えないように背後に隠されている。
そしてバトルはこの直後、情報省のミスによってテロリストの「タトル」と
間違えられて強制逮捕され、厳しい尋問で殺されてしまう。







この取り違えミスの後始末を命じられたサムは
靴職人バトル逮捕の異議申し立てに情報省へやってきた労働者階級の美女ジル
(夢の中でいつも出会っている美女とそっくり)の正体を知るために
これまで断ってきた情報剥奪局への昇進を受け入れる。
だがジルや反体制テロリスト・タトルとの出会いによって
情報省から危険人物とされたサムは逮捕され、人格改造の処置を受ける。
ジルとの幸福な逃避行が、結局は処置による夢想にすぎなかったことが
明るく軽快な「ブラジル」の曲に乗って明らかになるラストシーンは
あまりに衝撃的で、映画『ブレードランナー』のラストとも重なり合う。






■タイトルの『未来世紀ブラジル』のブラジルを日本とかアメリカに変えても
なるほどと納得できる部分も多いし、情報局を霞が関に置き換えても違和感はない。
テレビ局、新聞社でもいいだろう。

この映画ができた当時と違って、現在はインターネットの大幅な普及で
個人でもさまざまな情報を知ることが可能になり、これまで正義の象徴だった
検察やメディアの本当の顔が次第に明らかになってきた。
だが依然として、あいまいな「世論」や「民意」に扇動され、真相が隠蔽される
状態が続いていることもまた事実である。
これからもこうした権力組織と個人との間の情報戦は、ますます熾烈になっていく
ことだろう。



■余談だが、金城武の映画『アンナ・マデリーナ』の中でも、このブラジルの曲が
効果的に使われている。その音楽についての解説部分を引用すると…

 第4章、映画は失恋したガーフが気ままに書き綴った空想の世界へと展開する。そこでガーフとマンイーは幼なじみのゼロとバツ(マルとバツ?)として登場するのだが、タイプライターのSEにのって流れてくるのが「セントラル・サーヴィス」である。現在映画音楽界の大御所となりつつあるマイケル・カーメンがまだ若い頃に書き下ろした作品で、オリジナルは「未来世紀ブラジル」(1985年)の中で使われた軽快なナンバー。その映画ではブラジルの主人公サムが働く情報省記録局のオフィスの慌しい様子を演出していたが、「アンナ・マデリーナ」ではゼロとバツが空想の中で行動するシーンを早送り的に描写していく。



また『未来世紀ブラジル』の有名なシーンは、夜毎の夢の中でサムが銀色に輝く中世の
甲冑に身を包み、やはり大きな銀色の翼で羽ばたき天かけながら、天空の檻に囚われている
美女とキスをかわす幻想的な場面だが、やはり金城武の別の映画『ラベンダー』では、
金城自身が天使に扮して天空を羽ばたきながら、地上を走る列車の窓から身を乗り出した
恋人と別れのキスをする哀しく美しいシーンが印象的である。
これもブラジルへのオマージュなのではないかと、私は考えるのだが…(^^;












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