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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 メキシコ湾原油流出事故から2ヵ月 流出阻止は可能か、あるいは絶望的なのか?
2010年06月20日 (日) | 編集 |

NHKニュース画像より 原油流出2ヵ月 汚染拡大に危機感

NHKニュースより
依然として海底から流出し続ける原油。





    原油流出量は発表当初の60倍!


■4月20日に米メキシコ湾で起きたリグ(掘削装置)の爆発による海底油井からの
原油流出事故からすでに2ヵ月がたった。
しかしながら流出を止める措置はこれまでことごとく失敗し、被害は拡大する一方だ。

1日あたりの流出量についても、米政府は15日、最大で950万リットルに上ると
修正した。これは当初BP側が発表した16万リットルの、なんと60倍にも当たる。
これに対して、1日の回収量は390万リットルでしかない。


■さらに夏場のハリケーンの直撃を受ければ15~23メートルの高波が発生し、被害は
メキシコ湾全体と内陸部にまで拡大する恐れがある。
オバマ大統領は流出を完全に止められるのは早くて8月としているが、これはあくまで
希望的観測にすぎない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100620/t10015228531000.html
 NHK
http://www.asahi.com/international/update/0616/TKY201006160157.html?ref=recb
 朝日新聞






ロイター通信の画像より 流出した原油で汚染されたペリカン

写真:ロイター通信
原油で真っ黒に汚れたペリカン





    超深度石油掘削の危険


■今回なぜこのような「人類史上最悪の流出事故」が起こってしまったのか。
その理由の大きな部分を、以下の記事の中に見ることができる。

   ブルームバーグ 4月22日
     http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=asos_Bmp4Sp8 

  高まる深海掘削のリスク-米メキシコ湾リグ爆発事故、依然11人不明

 米メキシコ湾のリグ(掘削装置)で20日発生した爆発事故は、米国のリグ関連事故としては23年ぶりの大規模なものとなる可能性がある。原油や天然ガスの掘削会社はエベレストの標高を超える深度まで掘削を進めており、それにつれて大事故が発生するリスクが急速に高まっている。

 原油やガスの探鉱のため、エネルギー会社は10年前と比較して10倍の深さまで掘削している。ウンダーリヒ・セキュリティーズのアナリスト、ニール・ディングマン氏によると、掘削機による探鉱はこれまでにない深度の岩層に達しており、水圧の急激な上昇や噴出によって鋼鉄製の機器が破壊され火柱が噴き出す恐れが強まっている。

 沖合掘削請負会社の米トランスオーシャンが所有するリグ「ディープウォーター・ホライズン」で20日に発生した爆発火災事故では作業員11人が依然行方不明となっており、米沿岸警備隊が捜索活動を続けている。同社は事故について、噴出によるものとの見方をしている。同社はこのリグを英BPにリース。油井の深さは1万8000フィート(約5486メートル)で、沖合約40マイル(約64キロメートル)で稼働していた。

 ディングマン氏は「沖合掘削は常に高いリスクを伴うが、油井がこれほどの深度に達するとリスクはさらに高まる」と指摘。「1万フィートを超えると突然、水圧と水温への対処がずっと困難になる」との見方を示した。




■つまりあまりに深い部分まで掘り進めたため高い水圧がかかってコントロール不能に
なり、それが事故へとつながったのではないかと推測されるのだ。
BPは90年代にもアフリカのアンゴラに投資して、18の超深度油井(Ultra-deep oil well)
の探索を行っている。
そして現在の原油・天然ガスの掘削は、このように超深度掘削が主流になっている。
しかしこの超深度掘削技術のノウハウと経験を持っているのは唯一ロシアであって、
恐ろしいことに、欧米の技術はまだロシアに及んでいないという。



■少し長くなりそうなので、この続きはまた明日(^^;






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