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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 クロマグロ禁輸否決でわかった日本の本当の友人たち
2010年03月20日 (土) | 編集 |



上の図は朝日新聞より。



■シーシェパードと仲よしのモナコの提案で始まったクロマグロ禁輸の是非。
ひっくり返すのはは難しいかなと思っていたら、意外な大差で否決された。

 禁輸にはEUのほか米国、スイスなどが賛成を表明。一方、取引継続を求める日本は、野生生物保護のワシントン条約の枠組みではなく、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)など従来の漁業資源管理の国際枠組みで対応するべきだと主張。韓国や豪州が同調し、中国も禁輸反対に回ったとされる。さらに漁業国を中心とするアフリカ、アジアの途上国が反対した。(朝日新聞 3月18日)
http://www.asahi.com/international/update/0318/TKY201003180505.html?ref=recb



■朝日新聞のペーパーの方には、ICCATでの規制などを支持した14カ国名が載っている。
日本、カナダ、インドネシア、チュニジア、アラブ首長国連邦、ベネズエラ、チリ、
グレナダ、韓国、セネガル、トルコ、モロッコ、ナミビア、リビアの各国だ。

またテレビでは日本の地道なロビー活動による勝利と報じていたが、その裏には中国による
アフリカやアラブ諸国への根回しがあった。
というのも、中国にとってはフカヒレ用のサメも規制されることにさらなる危機感を持った
ことで反対票の掘り起こしに走ったわけだ。

皮肉なことにこの事実を、「中国嫌い」(^^; の夕刊フジ(3月19日)が以下のように伝えている。

 日本政府は「日本の根回しがしっかりできていた」(外務省幹部)と満足げだが、禁輸反対票が予想以上に集まったことには驚いた様子。
 実はこの大どんでん返しを演出したのは、ほかでもない中国だ。禁輸反対の立場に回ったのは、アフリカを中心とした途上国。中国は、天然資源獲得や国際舞台での地位向上のため、アフリカ各国への援助を通じて関係を強化しており、影響力は大きい。
 現在、クロマグロの輸入では日本が最大となっているが、所得水準が向上し、富裕層が増えている中国でもマグロの消費量が急拡大している。禁輸となれば中国も大きな影響を受けるため、禁輸への反対をアフリカ各国を中心に働きかけたもようだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100319/dms1003191234002-n2.htm




■世界は米国一極支配から確実に多極化へと向かっている。
これまでのG7はG20に取って代わった。
嫌中国、嫌韓国といくら抵抗しても、時代の趨勢は動かしようもない。
日本が最も頼りにしている米国は、さっさと賛成に回った。
日本が勝手に最大の友好国と位置づけようと、所詮は同じ欧米人仲間である。
それとは反対に、われわれ日本人がこれまでないがしろにしてきた隣人たちこそ
同じ文化、同じ嗜好を共有している者同士であることに、改めて気づかされたのでは
ないだろうか。
これからの日本がどの方向を向いていくべきなのか、米国一辺倒主義を抜け出して
同じアジアやアフリカ、アラブ、中南米の国々へのまなざしを深め、共に手を携えていく
ことこそ21世紀にふさわしい日本の歩むべき姿だと私は信じている。







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