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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 映画『バグダッド・カフェ』
2009年12月26日 (土) | 編集 |



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■誰でも1つや2つは、心に残る映画の思い出を持っている。
私の場合、『バグダッド・カフェ』がその映画の1つだ。
またいつか観てみたいと思いつつ月日は流れ、
今月初め、実に20年ぶりにニュー・ディレクターズ版が公開された。
残念ながら劇場へは行けないが、DVDが出たら観てみたい。


■映画の舞台はアメリカ西部。
モハベ砂漠にぽつんと建つさびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。
モーテルの住人や宿泊客はまるで砂漠のように乾いた心で日々を過ごしていたが
ある日、ちょっと太目のドイツ人女性客ジャスミンがトランクを引きずってやってくる。
そしてジャスミンが起こす数々の出来事が、次第に人々の心を豊かに潤していくのだった。

■ジャスミン役のマリアンネ・ゼーゲブレヒトがとにかく魅力的で、彼女の他の映画
『ロザリー・ゴーズ・ショッピング』もブラックジョークが効いていて面白かった。

『バグダッド・カフェ』での女同士の友情という点では、やはりアメリカ南部を舞台にした
名作『フライド・グリーン・トマト』を髣髴させる。
この作品でも「ホイッスル・ストップ・カフェ」という場所がメインになっていて
キャシー・ベイツやジェシカ・タンディといった名女優のすばらしい演技で魅了された。

また似たようなシチュエーションでは、もたいまさこや小林聡美といった、『かもめ食堂』の
出演者やスタッフで作られた『めがね』(下の写真)も、同じくハートフルな映画として
あげられるだろう。
トランクを引きずって、南の海辺の宿にやってくるシーンもよく似ている。








■さびれた小さな宿という設定は映画にはもってこいなのだろう(^^;
そこで展開されるさまざまな人間模様。
少し前にどこかのテレビ局から、宿泊客とのほのぼのしたエピソードがあったら
教えてほしいとの電話があったが、面倒くさいので「ない」とすげなく答えた
ただ『バグダッド・カフェ』にやってきた外国人であるジャスミンのように
時おり訪れる外人客には印象に残っている人たちが多い。
国籍もアメリカ、中国、タイ、ロシア、ドイツ、フランス、スペインなどと
まちまちだが、互いに違う国の者同士としてコミュニケーションをとろうと
努力するので、その分気心も通うし記憶にも残る。
逆に同じ日本人客とは関係が希薄というか、どの顔も同じような印象を受ける。
最も近いはずの日本人が、実際は最も遠い存在というのは何かさびしい気がするが…。












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