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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 プーチン首相、高速列車「サプサン」に乗る
2009年12月21日 (月) | 編集 |



ロシアのサンクトペテルブルク→モスクワを結ぶ
ロシア初の高速列車「サプサン」に乗るプーチン首相。
窓の雪景色を見ながら熱い紅茶をいただく。
優雅だわァ
写真はノーボスチ通信(12月19日)より。







「サプサン(Sapsan)」とは、ロシア語で「ハヤブサ」のこと。
今月17日に運転が始まった。車両はドイツのシーメンス社製。
これまで4時間30分かかっていたところを、3時間45分で走る。
最高時速は250キロ。
写真はプラウダ・ルーより。




■先日、同じ路線を走っていたネフスキー・エクスプレスが爆破テロで多くの死傷者を
出したばかりだ。そのため開業式典も控えめに行われたという。
サンクトペテルブルクはプーさまとメドちゃんの故郷でもある。
要人警護という点からは、列車と車とどっちが安全なのだろうか(・・?


■話は変わるが、自民党は党人気回復のために「みんなで行こうZE!!」という
秘策プランを打ち出して、第1回目は、小泉進次郎と行く「海上自衛隊横須賀基地見学ツアー」
を行った。
ところがこのツアーの中で、「自民党再生のため」という演説を行ったので
これが政治活動を禁じた自衛隊法第61条に抵触するのではないかといったミソがついた。
先週の「パックイン・ジャーナル」で田岡さんが指摘してた。

それはさておき。ほんとは、さておいちゃいけないんだけど(^^;
カレーやラーメンで釣るようなショボいツアーには興味ないけど、
「プーチンと行くサプサン・ツアー」なら参加したいな。
一緒にロシアティーなんか飲みながら…。←単なる妄想








寒いのはロシアだけじゃない。
積雪のため立ち往生した車を修理する運転者ら(仏ブリ近郊)
(AFP=時事)




    日テレニュース24 12月21日
      http://news24.jp/articles/2009/12/21/10150151.html#

        欧州で寒波、ポーランドなどで死者30人超

 記録的な寒波に見舞われているヨーロッパでは、ポーランドとオーストリアでこれまでに30人以上が凍死するなど被害が相次いでいる。
 ポーランドでは、各地でマイナス20℃を記録するなど厳しい寒さが続いている。AP通信などによると、19日夜から20日にかけて、首都・ワルシャワで15人が凍死し、寒波による死者はすでに36人に上っている。オーストリアでは、3人が帰宅途中に凍死した。
 また、大雪のため、各地の空港で飛行機の欠航が相次ぎ、イタリアやベルギーではサッカーの試合が中止になるなど、市民生活にも影響が出ている。




■ヨーロッパといえば、デンマークのコペンハーゲンで開催されていたCOP15
(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が19日に閉幕した。
最初から成功は難しいだろうといわれていたが、オバマ大統領をはじめとした各国首脳も
かけつけたにもかかわらず、途上国と先進国の対立が深まって、例の「コペンハーゲン協定」に
法的拘束力のない「留意」するということでお開きになった。

で、温暖化を話し合っていたヨーロッパがごらんの通りの大寒波ときては洒落にもならない。
帰宅途中で凍死という寒さの方が、温暖化よりよほど怖いのではないか。
そもそもCO2が増えて温暖化するのではなく、温暖化によってCO2が増えるわけで
原因と結果が逆だというのがどうしてわからないのだろうか。


■この寒波の一方で、フィリピンのマヨン山が数日中に大噴火するかもしれないと
警戒されている。
いくらCO2排出抑制とか言い争ってみても、こうした火山の爆発は人為的な排出以上の
大量のCO2を噴き出すのだ。その上過去の火山爆発でもわかるように、灰が太陽の光を
さえぎって冷害をもたらす危険の方が大きい。

それにも増して、最近の一連の地震や噴火が大きな地殻変動の予兆でなければいいが…と
ひたすら思う  この地球は人間が考えているよりワイルドな星でもあるのだ。









 伊豆東方沖群発地震は沈静化へ
2009年12月20日 (日) | 編集 |



ルノワールの絵画のように。
モデルは豊満なエロ猫ハナちゃん。
お、お腹と乳首が…




■毎日毎日、寒い日が続く…
ところであれほど地震を怖がってヒーヒー騒いでいた犬のダイが
昨日のお昼以降、ピタリと騒がなくなった。
安心したように食欲が戻り、夜は熟睡している。

ということは伊豆の群発地震は終焉したわけか?
余震もなくなったし。


■犬猫をはじめとした動物たちは地震の揺れそのものよりも
地震を引き起こす地中の地震波というか電磁波のようなものを敏感に
感じて騒いでいるのかもしれない。
人間が失ってしまったこうした動物たちの持つ能力とか感覚を
もっと地震予知などに役立てられたらいいのに。


■伊豆の伊東市からやってくるリネンサプライの会社の人が昨日、
伊東の旅館やホテルはキャンセルが相次いで大変ですよとこぼしていた。
このまま地震が終焉してまた観光客が戻ってくることを心から願っている。
そしてメディアは、こうした地震などの災害被害状況を流すだけでなく
その後の沈静化や復興についてもきちんと責任を持って報道してほしい。





 米国側から見た普天間
2009年12月19日 (土) | 編集 |

■17日に、米国大使館が日本の普天間基地移設報道に呆れているという『週刊文春』の
記事を紹介したばかりだが、似たような内容の別の記事があったので、こちらも転記する。
書いたのはジャーナリストの堀田佳男氏である。


 プレジデントロイター 12月18日
http://president.jp.reuters.com/article/2009/12/18/9A240836-EB9B-11DE-878D-BD193F99CD51.php

     アメリカにとって普天間は「瑣末な問題」

今週、ワシントンから友人が来日していた。大手シンクタンクの研究員である彼は、日米の安全保障問題から東京の食文化までを縦横無尽に語りつくした後、帰国の途についた。

本場の鮨のうまさに目をつぶりながら静かにうなづいたかと思えば、普天間問題が予想以上に日本のメディアに大きく扱われていることに驚きもした。

「フテンマという名前を口に出せるアメリカ人は知日派だけでしょう。アメリカのTVコメンテーターでさえ『沖縄の米軍基地』と表現するのが一般的です。普通のアメリカ人は興味を示していません。日本にきて、あまりの過大報道に驚いています」

普天間問題にかぎらず、日米間には記事のあつかい方に違いがあることが多い。敢えて言わせていただくと、アメリカにとって普天間は瑣末な問題でしかない。

というのも、オバマ大統領が憂慮している世界の安全保障問題を100とすると、アフガニスタン、イラク、パキスタン、イランといった中東諸国の対応に約80が取られる。イスラエルと北朝鮮に15、残りの数パーセントに普天間が入るという構図である。

ところが、鳩山政権と日本の主要メディアの関心事の9割は、いまや普天間移設に向いているといっても差し支えない。

今月15日、鳩山首相が同問題の年内決着はないと判断すると、翌朝の朝日新聞は「普天間袋小路」、日本経済新聞は「日米関係混迷」という大見出しを打った。読売新聞は「日米亀裂」というコラムを始め、日米関係の危機とあおっている。

日経は記事中に「軍事バランスが崩れかねず、リスクも高まる」と書き、鳩山政権の過失によって同盟関係の危機が深まっているというトーンだ。ほとんどの新聞とテレビが鳩山政権を攻める姿勢で共通しており、悲しいほどに暗い論調である。

そんな時、ある夕刊紙に普天間問題について、
「普天間問題で日米関係に本当にヒビが入ると思いますか。両国関係は本当に危機なのでしょうか」
という内容のインタビューを受けた。私はすぐに「ノー」と答え、次のような趣旨の回答をした。

「外交というものは、小さな問題によって両国政府の関係が冷え込むことがよくあります。けれども、政府間交渉に関係のないところで、日米両国はすでに深い根をおろしています。企業間同士のつき合いや、文化人の連携、さらに科学者同士の共同研究など、緻密な関係が崩れることはないでしょう。現在の報道姿勢をうのみにすると危機感を覚えますが、大局的に日米関係を見ると盤石です。ですから交渉決裂というフレーズに惑わされてはいけません」

普天間問題の悲観報道の起源をたどると、アメリカの知日派、特にブッシュ政権時代に自民党とつながりが深かった共和党の元高官たちが発信源であるように思える。

というのも、彼らこそが何年もかけて「再編実施のための日米のロードマップ」を作成し、普天間飛行場代替施設の合意にこぎつけた立役者だからだ。鳩山政権になって自分たちの合意がないがしろにされているため、
「それはないだろう」
との思いを強くしている。




■普天間移設問題がかくもこじれているのは、米国側ではなく、日本の国内事情によるものだ。
これも以前書いたことだが、辺野古の埋め立てにかかわる土砂や石などの「埋め立て利権」が
その背景にあるのである。
こうした背景を知ることなく、ただメディアの流す一方的な報道を鵜呑みにするのは危険だ。
いま最も求められているのは、私たち国民一人ひとりの政治的覚醒なのだから。






 猫より犬の方が地震に敏感?
2009年12月18日 (金) | 編集 |



だって、地震が怖いんだもん(((=_=)))
猫のギンと犬のダイ。




■昨日のお昼ごろから、時おり「あれっ、地震かな?」と思うような小さな揺れが
何回かあったが、今朝9時前に伊豆半島東方沖を震源とする地震があった。
静岡県伊東市が震度5弱。熱海市や真鶴町は震度3。
ところがその中間地点の湯河原町は震度2。
毎度のことながら、地盤の固い町役場に置いてある地震計は実感震度より弱い値を
出している。
これとは逆に伊東市の役所は地盤の柔らかい海辺にあるので、いつも大きな数字が
出るのかななどと思ってしまう。


■この地震は海底のマグマ活動による群発地震という見方だそうだ。
1989年にも同じ伊豆半島東方沖で群発地震が起き、海底火山が爆発して
小さな島ができた。
風評被害が恐いというのでこの爆発と小島のことは長らく伏せられていた。
ところが今回の地震の報道では過去のこの爆発映像も流されていて、これでは
逆効果になって風評被害がより大きくなってしまうのではないか。

また数年前に大きな台風で箱根の大涌谷と周辺の温泉施設が壊れたと報道されたが
これも実は台風ではなくて、大涌谷が爆発したのであって、地元の人間は
皆知っていることだ。

今回の地震も、箱根から伊豆半島にかけての火山帯のマグマ活動ととらえれば納得がいく
のではないか。


■で、人間より動物の方が地震などの予知や揺れに敏感なのはいうまでもないが
猫と犬とを比べれば、犬の方がより敏感なようだ。
室内で飼っているダルメシアンのダイは地震を感じる7日の朝からそわそわと
落ち着かず、終日ヒーヒー鳴いておびえていた。
猫の場合、大きな揺れには走り回ったりの反応を示すが、小さな揺れには動じることなく
また終日おびえたりすることはない。平気な顔で眠っている。
揺れを感じるたびにヒーヒー鳴きながら人や猫に助けを求めるダイの弱腰ぶりには
いいかげん鬱陶しさを感じてしまうε-(ーдー)
他家の犬たちも怖がっているのか、もしかしたらうちのダイが特別弱虫なのか?
たぶん後者だろうとは思うけど(^^; 早く地震が収まってほしいものだ。





 米大使館が日本の報道に呆れ顔
2009年12月17日 (木) | 編集 |

■最近はますますテレビニュースや新聞に目を通すのが億劫になってきた。
どこもかしこも判を押したように反鳩山政権、反小沢のオンパレードだからだ。
政府が民主党のマニフェストを優先するといえば、この財政危機にマニフェストに
とらわれるのはおかしいと批判し、一部修正するといえば国民に約束したマニフェストを
きちんと守れないのは信頼をそこねると批判する。
最初から批判ありきなんだから、何をやってもやらなくても攻撃の材料になる。
どこがジャーナリズムなんだか、いっそマスメディアも仕分けしたらスッキリするだろう


■そんなわけで週刊誌の類いも民主党政府バッシングの嵐で、たとえば『週刊文春』
12月24日号などは、「小沢と鳩山は天皇に土下座して誤れ」とか「小沢は歴史観
がない。切腹ものだ」(福田和也)などとうわべはいかにも勇ましくぶち上げている(^^;

ところが同じ週刊文春の中にも、目立たないように注目記事が配置してあって
まだ気骨のある記者がわずかながらも存在するのだなと安堵させてくれる。
以下にその記事を転記したい。


   【外交】同盟の危機だって? 米大使館が新聞の普天間報道に呆れ顔

「米大使一変、激怒」(産経)、「米、同盟協議を延期」(読売)、「普天間暗礁 同盟に影」(朝日)など、米軍普天間飛行場の移設問題では左右両派の新聞が、「同盟が危ない」という同じ論陣を張り続けている。
 ところが、これらの報道に、米大使館は呆れ顔という。
「『米大使一変、激怒』と産経は刺激的に書きましたが、そうした事実はまったくありません。われわれは外交官ですから」(米大使館関係者)
 米外交筋によれば、米国では外交官が他国の批判をすることは固く禁じられているので、こういったことはあり得ないという。
「『米、同盟協議を延期』にしても、そもそも協議のスケジュールもまだ出来ていない。出来ていないものを延期するなんてことは無理です。日本の新聞は危機を煽りたいようですが、同盟関係は幅広くかつ深い。普天間問題は同盟に影響しないし、危機でもありません。米側に取材すれば、すぐに分かることばかりなのですが…」(同前)
 日米関係に詳しい米専門家は、こう笑う。
「日本の新聞の米国報道は普天間に限らず誤報だらけ。だから別に驚いていない」
 日本の外務省は何度か事実関係の間違いを会見で新聞側に指摘したという。
「しかし、訂正記事を見たことがありません。結局、間違いが事実として広まってしまう」(外務省関係者)
 では、同盟関係の現状を米国はどう考えているのか。米シンクタンク、新米安保研究所の上級顧問で、著名な国際政治学者のパトリック・クローニン氏は、こう語る。
「政治が大きく変わったときには、つねに悶々とした政策の再検討と不確実な時期がやってくるものです。だが、こうした時期こそ、世論の幅広い支持を得た同盟を強化する好機になる。日本にとって幸いなのはオバマ大統領が日本の事情に理解を示し、『米政府のほうから危機の原因を作ってはならない』『忍耐強くなければならない』と言っていることです」
 オバマ大統領が大好きな日本の新聞だが、ここでは大統領の足を引っ張っている。
 日本の外交専門家はこう心配する。
「このような報道に煽られて、『本当の危機』が来なければいいのですが…」

 


■未だにどこが政権党なのか、頭の切り替えがまったくできていない日本の大手メディアの
惨状こそが日本を滅ぼす大きな要因であり得る、という不幸
いっそ「こども店長」ならぬ、「こども新聞」「こどもテレビ」に任せてみたら?  
こどもの方が真実を見通す力がより勝っているかもしれないから。






 本音はどっち?
2009年12月16日 (水) | 編集 |

■きょう明日と客室の大掃除と障子貼り。
義母のお泊り介護もしているので、あっちこっちと走り回って忙しい。
夕食には好物の本マグロを買いにスーパーをはしご。
誕生日を迎えたばかりの義母のために、新しくできたケーキ店でケーキもチョイス。
最近は食が細くなった義母も、ケーキと昼間義妹が持ってきたお団子を
ペロリと平らげた。



■さて中国の副主席来日をめぐって、またまたマスメディアがかまびすしい。
猫のチャイの死で気分が  になっている私の耳はそんな喧騒も
受け付けなかったが、それでもテレビ画面をザッと眺めているだけで、あれれ(?_?)
と思うような部分があった。





笑顔で握手する自民党の谷垣総裁(左)と習近平中国国家副主席。
(共同通信)




谷垣氏と自民党は、「今回、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が、
これまでの慣行を破る形で設定されたことは、極めて遺憾であり、厳しく非難され
なければなりません」と強く抗議していた。

だから当然、自民党総裁としてそんな習副主席はシカトして会わないし
もし仕方なく会見しても、「1ヶ月ルール」を破ったことへの抗議を直接するのだと
思っていた。

ところが習副主席との会見場におもむく谷垣氏ったら、にこにこと満面の笑みなんだから
テレビ画面を見ているこっちの方が呆気にとられてしまった(゜Д゜)


さらにこんな記事も…

   時事通信 12月15日
     http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009121500883

     軍事力透明化に努力=中国副主席、谷垣氏らと会談

 中国の習近平国家副主席は15日午後、都内のホテルで自民党の谷垣禎一総裁と会談した。谷垣氏は「福田内閣時代に東シナ海のガス田共同開発で合意したが、その後進展していない。中国の軍事力に透明性が出てくると日本国民は安心感を持つことができる」と懸念を表明。習氏は「(共同開発合意など)約束したことは必ず守るし、軍事力の透明化には努力する」と応じた。
 また、習氏は「野党になっても自民党との交流関係は深めていきたい」と強調した。谷垣氏によると、天皇陛下との特例的な会見は話題に上らなかったとしている。(以下略)
 




■なんだいっ
言葉は強気だけど、直接の行動は腰砕けでしょ、これじゃあ。
私が総裁だったら、副主席に面と向かってチクリと釘を刺すところだけど。
米国にも中国にも、大国には文句のひとつも言えないなんて「自虐」政党はどっちかね。




■もう1つ、なかなか面白かったのが「ニューズウィーク日本版」12月23日号に載っていた
このマンガ。
本音はお互い様ということで、日米同盟だけを金科玉条にしてきた自民党や外務省の官僚は
結局その米国からも見捨てられる運命に直面して、現在あたふたと民主党攻撃をしている
構図がここから透けて見えて興味深い。











 猫のチャイ死す
2009年12月15日 (火) | 編集 |



在りし日のチャイ。 09年5月9日写す。







同5月9日。
今や看板猫となっている、これも外猫のチャチャ。
家の中で飼っているキキのママでもある。
チャイに向かってニャーニャーと呼びかけている。





    

チャイ「やあ、チャチャ」
チャチャ「うっふ~ん
 







ふたりは仲良く遊ぶのだった




■病気のチャイを保護して4日目。
本日朝7時過ぎにチャイは逝った。
夫がケージに近づき「チャイ」と呼びかけると、フッと目を開けて、初めて体に触れさせた。
そっとなでた次の瞬間、いきなり手足を痙攣させて息を引き取ったという。

ちょうど同じ時刻、部屋にいた私は、外庭の小鳥とカラスがいっせいに鳴いてバタバタと
飛び立つ騒ぎに驚いた。


■ケージに入れて初めて獣医さんに診てもらったとき、あまりに状態が悪いので
「治療にお金を使っても無駄になるかもしれませんよ」と言われた。
そこを無理に頼んで、2回処置してもらった。

すでに自力では立てなくなっていたが、新しい大きなケージと食器を買ってきて
暖房が効いたロビーの片隅に置いた。

チャイは終日うつらうつらし、時折起きて私たちの顔をじっと眺めた。
もはや何も口にできないようだ。
それでも次第に毛つやはよくなり、必死で立ち上がろうとがんばった。


■だが敷いていたバスタオルや新聞紙を取り替えたとき、タオルには点々と血がついていた。
月曜は病院がお休みだったので、また今朝も診察を受けに連れて行こう。
そうしたら、もう治癒が無理でもケージから出して庭に放してやろうと思っていた矢先だった。

外で暮らしていた誇り高いチャイを、はたして保護したことがよかったのか、
かえってストレスを与えて死を早めているのではないかと自問したからだ。


■自分の死を自覚していたのだろうか。
おととい外で鳴いているチャチャに応えるように、チャイが鳴いた。
こんなに長くチャイが鳴くのを初めて耳にした。

それからこれも初めて昨日の晩に、水のみの水を2口飲んだ。


■そして今朝、まるで夫の来るのを待ってたかのように
チャイは最後の挨拶を交わして、すぐに息を引き取った。
苦しみにじっと耐え、決して弱音を吐かず、誇り高く死んでいった。

遺骸は新しいタオルに包んで、裏庭の、チャイがよく座っていた椿の木の根元に埋めた。
もみじの落ち葉を上にかけて、チャイの墓と記した木の墓標を置いた。


■果たしてチャイにとって、人間に見取られた最後が幸せだったかどうかはわからない。
どんなに苦しくても棲み慣れた外でひっそり死ぬ方が自然だったかもしれない。
どこまで野生に人間が介入してもいいのか、その線引きは常に難しい。
心が通じ合ったかもしれないと思うのは、所詮人間側の都合よい解釈であり
自己弁護に過ぎないからだ。

チャイがいなくなった空のケージを見て、ふと『ブラック・ジャック』の台詞が頭に浮かんだ。
脳梗塞で倒れた恩師本間医師を必死で治療するが、恩師の命を救うことはできなかった。
悲しさと悔しさでうなだれるブラック・ジャックの背後で、本間の霊がやさしく語りかける。
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね…」と。

また手術で蘇生させた患者があっけなく交通事故で死亡し、ドクター・キリコのあざけり笑いを
聞きながら、ブラック・ジャックはキッと強く睨み返す。
「それでもわたしは人を治すんだっ。自分が生きるために!!」


■チャイは死んで、私の記憶の中に刻み込まれた。
元気だったチャイの姿は石の上や隣家のベンチの上や暖かい源泉タンクの上などに
いつでも鮮やかによみがえる。

そしてこれからも自問自答を続けながら、外猫たちを見守り続けるだろう。
第2第3のチャイを救いながら。
そう、自分自身が生きるために。







 高村薫の小説『李歐』を読んだ
2009年12月14日 (月) | 編集 |


■最近は本をあまり読まない人が増えている、とはよくいわれることだが、自分自身を振り返ってみても読書量は確実に減少している。
仕事の拘束時間が長いのと目の調子が悪いのが主な原因だが、かろうじて目を通している本類の中でも、ことに小説の類を近年ほとんど読んでいないことに思い至り、われながらあきれた次第である

で、そのまれな小説の1冊を珍しく(^^;読了した。高村薫の(実は高村の作品も初めて読んだ(;^ω^A )『李歐(りおう)』である。
なぜ初高村作品にこの『李歐』を選んだかも定かではない。というか、その理由も曖昧模糊の霧の中である。わはは。
気がついたらなぜか注文した本が届いたので、なんとなく読んだわけである。そうしたら、これがまた後を引くというか、読み出したらその先が気になってたまらない。そして、この度めでたく読了した。万歳!


■そうそう、もとをただせばスパイ小説を読みたいと思ってググったら、この作品がヒットしたのだった。今ふと思い出した。健忘症だ。やばいなあ
で、李歐っていうのは主人公の一人、美貌の殺し屋というかスパイの名前だ。そして内容的にはスパイものというより、むしろ全編を通して道しるべ的な役割で登場する吉田一彰(よしだかずあき)とのバディ(buddy)ものだったのだ。げげげ。
本の帯にもあるように、「李歐よ君は大陸の覇者になれ。ぼくは君の夢を見るから――」っていう怪しいコピーに、まず目を奪われた。ふ~む、高村薫の作品ってお堅い経済小説が主だとずっと勘違いして思い込んでいたので、その思い込みのギャップを解消させるのにちょっと手間取った。
しかし読んでみれば、緻密で論理的で、私好みの文体だったので満足。ことに旋盤工場や拳銃の部品の過剰とも思えるマニアックな描写には感心させられた。そう、まるで緻密な背景描写と計算されつくしたストーリーを持つ青池保子のマンガ『エロイカより愛をこめて』を読んでいるような気分に浸ってしまった。
確かに両方ともスパイと拳銃、アクション、そして美青年がキーワードだけどね


■本の裏表紙にあった紹介文によると、
【惚れたって言えよ――。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに22歳。しかし、2人が見た大陸の夢は遠く厳しく、15年の月日が2つの魂をひきさいた。
『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。】

作品中に何度も象徴のように現われるのが満開の桜の花で、李歐はまるで妖艶でいて透き通った高貴な桜の精のような青年で、北京語、英語、日本語に堪能。容姿端麗で頭脳明晰、冷徹なプロの殺し屋で、あるときは共産ゲリラのリーダー、あるときは優秀な株トレーダー。さまざまに名前を変えて世界を駆け巡る…という設定には、白土三平の『カムイ伝』を思い浮かべてしまった。あらゆる面で超人的な能力を駆使するカムイは、名前が題名にもなっている主人公なのに中盤からは登場場面が減る一方で、別名『カムイ出ん』と皮肉られている(^^;
李歐もその存在の大部分が他人の噂話や回想の中に登場するので、果たして生い立ちや正体は本当なのか、まるで桜の美しい魔術にかかったかのように真相は花霞の中…という具合だ。


■そしてこれはまた後から知ったことだが、『李歐』はWOWOW開局10周年記念ドラマとして2001年に放送されていたのだった。




高村薫が自ら李歐役に望んだというダニエル・ウー。






■ダニエル・ウー? 
どこかで聞いたような…って、ジャッキー・チェンの新作『新宿インシデント』に出てたあのダニエル(呉彦祖)じゃあ~りませんか。あのかわいそうな役の。
うう、おいたわしい
左はもう少し前の新版『香港国際警察』(2004年)。
左が金持ちの息子で武装強盗グループのリーダー・ジョー役のダニエル・ウー。真ん中はジャッキー・チェン。右はシウホン役のニコラス・ツェー。この作品ではニコラスがとてもよかったので、ダニエルの印象はあまり残ってなかった。ごめん。


■ちなみにニコラス・ツェーとダニエル・ウーは「香港小四天王」と呼ばれる人気男優の中の2人で、共にジャッキーの映画によく出ている。ダニエルはアメリカ育ちのインテリで、ジャッキー作品に抜擢され、広東語と北京語をマスターしたという努力家でもある。
余談だが、「香港四天王」はアンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、レオン・ライ それにアーロン・クォックの4人。「歌神」ジャッキー・チュンは、ジャッキー・チェンに似てるということで「スモール・ジャッキー」と呼ばれていた。ジャッキーもぼくの弟分なのでよろしくと売り込んでいて、ふたりがデュエットしている昔のテープを持っているが、当時からチュンの歌のうまさは際立っていた。
さらに余談だが(^^;、「台湾小四天王」は金城武、ジミー・リン、ニッキー・ウー、アレック・スーである。


■話が横にそれたが、確かにドラマの『李歐』役にダニエル・ウーは適役だと思う。理知的な美貌で長身、演技も巧みだ。だが難を言えばちょっと地味目で、桜の花の持つミステリアスな美しさ、透明感、はかなさの体現という点ではどうかな…と思う。まだニコラス・ツェーの方がミステリアスな危険美を漂わせている。
ま、私的には李歐は金城武に演じてもらいたかった。
北京語、英語、日本語を自在に操るという点、それに目の光の強さという特徴でもね。
『天使の涙』や『パラダイス!』『不夜城』の金城の独特の透明感や存在感は、何者にも変えがたい稀有な才能でもあるからだ。あるいは思い切って、李歐=金城武、吉田一彰=ダニエル・ウーというキャスティングはどうだろう?
ダニエルには日本語の台詞が重荷だろうが、某筋の人気ランキングでは、金城×ダニエルが最も人気の高い組み合わせだそうだから(^ー^* )
というわけで、またまた私の趣味で金城の動画を張っておく(^^;











 猫のチャイただいま療養中
2009年12月13日 (日) | 編集 |



これまで何回か紹介した外猫のチャイ(♂)
忍耐強く寛容で、ボス的な存在。
これは11月ごろの元気だったチャイ。

ところが12月に入ってから足に怪我をしたのがきっかけで
みるみる元気がなくなりゲッソリやせてきた。
食事もほとんど摂らずに水だけで過ごす日が続いたからだろう。

朝夕は寒さも厳しいので心配していたところ
2日ほど姿を見せなくなり
冷たい雨が降り続いた次の朝、すなわち昨日のことだが
ひょっこり姿を現した。
「チャイ」と呼びかけてみたが、どうも様子がおかしい。
泥まみれで毛もバサバサ、今にも倒れそうだ。

急いで猫用のケージを持ってきた。
夫とふたりで逃げようとするチャイを前後からはさんで捕まえ
大慌てでケージに押し込んだ。
だが弱っているといっても、さすがに野生の反撃はあなどれない。
私の両手首にはたちまち鋭い爪がくい込んで、血が噴き出した。

かかりつけの真鶴町の獣医さんの診断によると
口内炎がひどくて食事が摂れず、脱水症にかかっているとのこと。
飼い猫と違って扱いが危険なので、点滴ではなく生理食塩水の皮下注射と
抗生物質の注射をしてもらった。
また数日の入院を希望したのだが
チャイは捕まったら決して人の手からの食事も水も拒む性格なので
(目を見れば猫の性格がわかるという!)
とりあえず連れ帰って、また明日治療に来るようにと言われた。









そんなわけで暖かいロビーの一隅にケージを置き
チャイの面倒をみることになった。
今朝再び病院に連れていき、また生理食塩水と抗生物質の注射。
昨日よりは多少毛つやもよくなったが、まだ脱水症状は重い。
体力が落ちたところに風邪を引いたのかもしれないという。

猫用の携帯ケージでは狭くてかわいそうなので
犬用のケージを新しく買ってきた(これがそのケージで、4倍広くなった)。
少しでも水と食べ物を口にしてくれればよいが…。

玄関先の庭から、外猫のチャチャ(♀)の鳴き声が聞こえた。
するとそれに応えるようにチャイも鳴き声をあげた。
チャイ、がんばって早く元気になって
また外の自由な暮らしに戻ってほしい。







 日米合意を破ったのはどっちだ? 米の都合で「米軍再編」変更
2009年12月12日 (土) | 編集 |

■このところ毎日のようにテレビや新聞は、普天間移設をめぐる鳩山内閣の対応に
さらなる批判を強めている。見ていてうんざりするばかりだ
どのメディアも判を押したように、移設問題の決着が先送りになると日米合意が壊れて
日米安保自体に支障が生じると騒ぎ立てているわけだが、確かインド洋給油延長の是非を
問う場面でも同じように声高に騒いでいたんじゃなかったっけ?


 朝日新聞 12月9日
   http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200912080456.html

      日米普天間協議中断へ 決着先送りなら米「合意壊れる」

 岡田克也外相は8日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を協議する日米閣僚級の作業部会が、当面中断されるとの考えを示した。4日に開かれた前回の作業部会では米側が、このままでは日米首脳が11月に合意した同盟深化のための「協議のプロセス」が進まなくなるとの懸念を表明。普天間問題の影響が日米関係全体に広がり始めた。(中略)
 関係者によると、ルース駐日米国大使ら米側は4日の作業部会で、「普天間がこのままなら、日米合意が壊れる。日米安保改定50周年にも差し障りがある」と表明していた。(後略)



朝日新聞は10月20日にゲーツ米国防長官が来日したときも、
【沖縄県の米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移転する日米合意について、「唯一実現可能な案だ。米軍再編を着実に実施することが必要だ」と述べて、履行を求めた。】と、米国側が日米合意の遵守を求めていると伝えている。
また同時に、
アフガニスタン支援をめぐっては、来年1月に期限が切れる自衛隊のインド洋での補給支援活動について、ゲーツ氏が「極めて有意義だった」と評価。鳩山政権が模索する新たな支援には「日本がいかなる支援を行うかは日本が決定すること。力強い支援を期待している」とした。】と書いているんだから笑ってしまう



 読売新聞 12月10日
   http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091210-OYT1T00448.htm

      日米首脳会談、米側が事実上の拒否

【ワシントン=小川聡】ギブス米大統領報道官は9日の記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、鳩山首相が意欲を示していたオバマ米大統領との首脳会談について、「わずか数週間前にこの問題を議論したばかりで、(両国の閣僚級による)作業部会を継続することが最良の道だ」と述べ、必要性はないとの考えを示した。(中略)
 また、「作業部会で議論するのは、すでに合意した(計画の)実施についてだ」と指摘し、既存の日米合意の範囲を超えた修正協議には否定的な考えを改めて強調した。




 時事通信 12月12日
   http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2009121200217

     普天間で不満頂点に=鳩山政権へ圧力強める米

【ワシントン時事】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、日本政府の方針が固まらないことに、米政府の不満が限界点に達しつつある。キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)らは11日、ワシントンを訪れている国民新党の下地幹郎政調会長に対し、今月18日までに現行の移設計画に同意するよう強く求め、鳩山政権への圧力を強めた。(以下略)




■日本に日米合意を守れと圧力をかけたり恫喝する米国。
それじゃあ、その米国はいったいどうなのさ。
守らなくちゃいけないのは日本だけで、米国は平気で破ってもお咎めなしってわけ?
おかしな話だこと。
それにしても相変わらず鳩山内閣や民主党批判のメディアの情報ソースは、「関係者」だとか
「大統領報道官」のレベルが多いのだが…。


 東京新聞 12月9日
   http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009120902000101.html

   キャンプ座間移転中止 米第一軍団 米都合で『再編』変更

 二〇〇六年五月に日米合意した「米軍再編」に基づき、実施されるとした米陸軍第一軍団(ワシントン州フォートルイス)のキャンプ座間(神奈川県座間市・相模原市)への移転が実現しない見通しとなった。複数の米軍筋が明らかにした。 

 米側は普天間移設問題で、日本側に米軍再編の履行を強く求めているが、米側の事情で実施されない部分もあることが浮かんだ。

 キャンプ座間への米軍移転は、〇七年十二月に本土から移設した第一軍団前方司令部のみで終わることになる。第一軍団が世界規模で展開する大規模司令部であるのに対し、小規模な第一軍団前方司令部は「日本防衛」に特化される見通しだ。

 米軍再編の合意文書に「第一軍団」の名称は出てこないが、日米は第一軍団のキャンプ座間移転を念頭に議論を進め、「(陸海空軍と海兵隊の)統合任務が可能な作戦司令部」(中間報告)が移転するとしていた。

 米軍再編では第一軍団の移転を前提に、陸上自衛隊の海外活動司令部である中央即応集団が朝霞駐屯地(東京都練馬区)からキャンプ座間へ一二年度に移転する計画で、一部工事が始まっている。

 <米軍再編> 米国が世界規模で進める米軍の再配置計画。海外駐留で生じる財政支出を極力抑え、同盟国の物的・人的な協力で「世界一の軍事力」を維持する狙いとされる。日本では2006年5月「ロードマップ」で最終合意した。中身は、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設、在沖縄海兵隊8000人のグアム移転、空母艦載機部隊の厚木基地から岩国基地への移駐など。米側によると、日本側の負担総額は3兆円にのぼる。