激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 那覇空港を物流のハブに
2009年10月28日 (水) | 編集 |



NHKニュースより



■基地移転をめぐって揺れる沖縄だが、そんな中で那覇空港をアジアの貨物ハブにという
動きが加速している。
羽田をハブ空港にという国家プロジェクトが検討されているが、これより一足早く沖縄が
動き始めたわけだ。「東アジア共同体」構想実現の際には、地理的にも沖縄や九州が
より重要な拠点となるのは明らかで、こうした形での沖縄の経済発展はポスト米軍基地
へ向けての大きな答えになるのではないだろうか。


     NHK 10月27日
       http://www3.nhk.or.jp/news/k10013378751000.html

           那覇空港 アジア貨物の拠点に

 沖縄の那覇空港を経済成長が見込まれるアジアの貨物のハブ空港、拠点空港にすることを目指してアジアの主要都市や国内と那覇を結ぶ貨物便の運航が、27日未明から始まりました。

 那覇空港では、午前1時すぎから運航に先立って式典が開かれ、貨物便を運航する全日空の殿元清司貨物本部長が「那覇空港をアジアに誇れる貨物ハブとして育てていきたい」とあいさつしました。続いて全日空の貨物便が上海や台湾などから次々と到着しました。貨物便は、成田や羽田のほか、上海やバンコクなどアジアの8つの都市を結び、深夜・未明に那覇を離着陸します。最近は電子部品や生鮮食品などで輸送のスピードが求められているということで、那覇空港では、航空貨物の取扱量が増えても対応できるよう専用ターミナルを建設し、24時間いつでも貨物を取り扱えるように通関手続きの体制を拡充しました。那覇空港をアジアの物流拠点にすることを目指す沖縄県では、今後、航空会社などに働きかけてさらに路線を増やし、韓国のインチョン空港などのようにハブ空港化を進めたいとしています。




■さて沖縄の基地移転と日米密約に関して、06年5月6日に「TVウワサの眞相」
(朝日ニュースター)で「米軍再編の舞台裏と日米新軍事同盟の真相」として
放送された内容を私が文字に起こしてアップしたので、それを再々掲する。
なおその後「TVウワサの眞相」は単行本になったが、私が書き起こしたものは語尾などを
簡略化してあるが、放送内容をほぼ忠実に再現してある。
以下に最初のさわりの部分を転記する。



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朝日ニュースター

      TV ウワサの眞相

5/6(土)夜10:05~11:55、深夜3:05~朝4:55、7(日)午後6:05~7:55、
8(月)午後2:10~4:00、18(木)午後2:10~4:00

   「米軍再編の舞台裏と日米新軍事同盟の真相」

《番組紹介コピー》
米軍再編がついに最終合意をした。
沖縄の米海兵隊員がグアムに移転する内容などが盛り込まれているが
焦点の普天間飛行場は宜野湾市辺野古沖と県内の移設となる見込みだ。
移転費用に関しても不透明のままだ。

≪ゲスト≫佐高信(評論家)、
       西山太吉(元毎日新聞記者)
       下地幹郎(沖縄選出の衆院議員)
       石山永一郎(共同通信編集委員)
≪番組顧問≫岡留安則(元『噂の眞相』編集長)
≪司 会≫小西克哉 
≪アシスタント≫河田京子


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司会者:去年に引き続き沖縄を取り上げる。番組で2回も取り上げるのはそれなりの意味があるからか?

岡留安則:在日米軍再編が決まったので、これから辺野古沖キャンプ・シュワブの建設問題が。地元は圧倒的に反対しているが、それでも日米両政府が勝手に決めて勝手に合意して、強行しようとしている。再び沖縄が―これが75%くらい基地があるのだが―犠牲になろうとしているので、私は沖縄に住んでまだ1年半だが、本土から来た人間としての怒り覚えるというかんじなので、きょうは基地問題の裏側をきちっとやっていきたい。

司会者:沖縄の地元の感情抜きにいきなり政府同士の間で決められたこういうことを、一体現地はどう思っているかを生の声でうかがいたいと思う。普天間基地の移転問題、日本はお金をいくら出せとか、無関心ではいられない問題だ。
沖縄といえばボタンの掛け違いの原点というところが日米の密約で、1回目でこの密約の裏に鋭く突っ込んだが、このほどその後の展開として、外務省のトップの担当官が重い口を開いている。きょうはその点を踏まえてじっくり考えていきたい。


今月2日、日本とアメリカは「2プラス2」(日米安全保障協議委員会)を開き、在日米軍再編について合意した。
最終合意は、厚木基地の空母艦載機を山口県の岩国基地へ移駐することや、沖縄に駐留する海兵隊員8000人をグアムに移転するなどの内容となっている。
また宜野湾市にある普天間飛行場については辺野古沖へ移設、新たな滑走路を建設すると言っているが、地元は強く反発している。その建設にかかる費用などについて、アメリカのローレス副次官補は先月控えめな試算として265億ドル、日本円で3兆円という数字を出した。あまりに巨額な数字に政府間にも大きな波紋を呼んだ。
だが小泉総理は、関連法案の今国会への提出を見送る意向だ。米軍再編が最終合意を迎えても、米国の専用施設が集中する沖縄の負担はいぜん変わらない。いったい重荷を負う地元住民の声はいつになったら届くのだろうか。



 続きはこちらから。
   なお肩書きや数字は当時のままになっている。

        http://tekcat.cool.ne.jp/neko.uwashin1.html   







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 鳩山首相の所信表明演説に思う
2009年10月27日 (火) | 編集 |

■のりピー報道にすっかり食われてしまった鳩山首相の所信表明演説だが
NHKニュースでのダイジェストを見たり新聞紙上の全文を読んで、歴代の自公政権での
おざなりで心のこもらない官製の所信表明と違って、鳩山首相自身の人となりがよく見える
内容に感銘を覚えた。
ようやく政治理念や哲学を持った政権が誕生したという思いだ。


■全文は以下の朝日新聞のサイトで読める。
52分という異例の長文だそうだが、文字ならゆっくり読んでも、その半分で読める。

  鳩山首相の所信表明演説〈全文1〉
    http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260067.html
  鳩山首相の所信表明演説〈全文2〉
    http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260068.html?ref=reca



■この中で、私が特に心を惹かれた部分をあげてみたい。
【】内は鳩山首相の演説の言葉。

一 はじめに

【この新たな体制の下、まず行うべきことは「戦後行政の大掃除」です。
特に二つの面で、大きな変革を断行しなければなりません。】と、まず首相は述べる。
その1つが「組織や事業の大掃除」である。

その中でも特に、
情報面におきましても、行政情報の公開・提供を積極的に進め、
国民と情報を共有するとともに、国民からの政策提案を募り、国民の参加による
オープンな政策決定を推進します。
】という部分に共感した。

私が政権交代で最も期待したのがこの情報公開である。
確かに徐々にオープンにされてきて、国民の目に政策決定過程が見え出してきたのは
喜ばしい。私たち国民も常に監視の目を怠らず、緊張感のある政治を作り出していきたい。


二 いのちを守り、国民生活を第一とした政治

鳩山首相が掲げる「友愛政治の原点」が具体例を引用しながら語られている。
要約すると心のうちが薄められてしまうので、そのまま引用したい。

【青森県に遊説に参った際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうと
しない、一人のおばあさんがいらっしゃいました。
息子さんが職に就けず、自らのいのちを絶つしか道がなかった、その悲しみを、
そのおばあさんは私に対して切々と訴えられたのです。
毎年3万人以上の方々のいのちが、絶望の中で絶たれているのに、私も含め、政治には
その実感が乏しかったのではないか。おばあさんのその手の感触。その目の中の悲しみ。
私には忘れることができませんし、断じて忘れてはならない。
社会の中に自らのささやかな「居場所」すら見つけることができず、いのちを絶つ人が後を
絶たない、しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている、そのことの異常を正し、
支え合いという日本の伝統を現代にふさわしいかたちで立て直すことが、私の第一の
任務です。 】

【かつて、多くの政治家は、「政治は弱者のためにある」と断言してまいりました。
大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、
少数の人々の視点が尊重されなければならない。

そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。
今回の選挙の結果は、このような「もっとも大切なこと」をおろそかにし続けてきた政治と行政
に対する痛烈な批判であり、私どもはその声に謙虚に耳を傾け、真摯に取り組まなければ
ならないと、決意を新たにしております。 】

【生活保護の母子加算を年内に復活させるとともに、障害者自立支援法については早期の
廃止に向け検討を進めます。また、職場や子育てなど、あらゆる面での男女共同参画を進め、
すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、
先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生し、誰もが
尊厳をもって、生き生きと暮らせる社会を実現することが、私の進める友愛政治の目標

となります。 】


三 「居場所と出番」のある社会、「支え合って生きていく日本」

鳩山首相は尊敬するアインシュタインの言葉を引用する。
「人は他人のために存在する。何よりもまず、その人の笑顔や喜びがそのまま自分の
幸せである人たちのために。そして、共感というきずなで結ばれている無数にいる見知らぬ
人たちのために」

しかしながら現代の日本には、
【かつての「誰もが誰もを知っている」という地縁・血縁型の地域共同体は、もはや失われつつ
あります。】
そのためにも、
私が目指したいのは、人と人が支え合い、役に立ち合う「新しい公共」の概念です。
「新しい公共」とは、人を支えるという役割を、「官」と言われる人たちだけが担うのではなく、
教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や福祉などに地域でかかわっておられる方々
一人ひとりにも参加していただき、それを社会全体として応援しようという新しい価値観です。】

新しい価値観のもとでの新しい国づくりは、政治や行政の力だけでなく、国民一人ひとりが
「自立と共生」の理念のもとで力を合わせて初めて実現できるのだと、首相は呼びかける。


四 人間のための経済へ

小泉・竹中主導による新自由主義経済は、瞬く間に日本を貧困と経済格差社会に
作り変えた。「痛みに耐えよ」という言葉を真に受けた国民は、痛みの先に何の希望も
ない弱肉強食の荒野が広がっているさまを見て、絶望と怒りの感情を鬱積させた。

【私は、「人間のための経済」への転換を提唱したいと思います。
それは、経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのをやめようと
いうことです。
経済面での自由な競争は促しつつも、雇用や人材育成といった面での
セーフティーネットを整備し、食品の安全や治安の確保、消費者の視点を重視するといった、
国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済、そして社会へ転換させなければなりません。 】

GDP世界2位というマジックというかトリックの数字に、私たちはあまりにも長い間とらわれ
そして疲弊してしまった。数字よりも実質の、たとえ少々貧しくても心豊かに暮らせる国への
転換を強く望みたい。


五 「架け橋」としての日本

【日本が、地球温暖化や核拡散問題、アフリカをはじめとする貧困の問題など、
地球規模の課題の克服に向けて立ち上がり、東洋と西洋、先進国と途上国、
多様な文明の間の「架け橋」とならなければなりません。
こうした役割を積極的に果たしていくことこそ、すべての国民が日本人であることに
希望と誇りを持てる国になり、そして、世界の「架け橋」として国際社会から信頼される
国になる第一歩となるはずです。


戦後一貫して対米従属一本やりで歩んできた日本は、経済では一流国にまで昇りつめたが
政治的には常に三流と揶揄され、経済も下降した今では他国から無視される場面も多くなった。
国連での鳩山首相の温暖化についての演説が高く評価されたように、日本は積極的に世界に
発信し多角的な外交を試みるべきである。
「対等な日米関係」が米国を怒らせ日本の立場を危うくするとの意見が多いが、対等に渡り合う
のはあまりに当たり前のことであって、これまで米国のイエスマンになってきたからこそ
その米国自身からも軽く見られていたという事実をしっかり自覚しなければいけないのだ。

またロシアとの関係強化や東アジア共同体構想の推進についてもがんばってもらいたい。


六 むすび

【日本は、140年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。
現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。
今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・
現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試みです。


わたし的には明治維新とは薩長のクーデターととらえ評価できないし、明治政府についても
批判的に見ている。
その意味では、「無血の平成維新」ではなく「初めての無血革命」と言ってほしかった
とはいえ明治以来続いた中央集権の終焉と海洋国家への変革については大いに賛同する。

そして最後に鳩山首相は私たち国民に向かってこう呼びかけるのである。
【つまずくこともあるでしょう。頭を打つこともあるやもしれません。
しかし、後世の歴史家から「21世紀の最初の10年が過ぎようとしていたあの時期に、
30年後、50年後の日本を見据えた改革が断行された」と評価されるような、
強く大きな志を持った政権を目指したいと思っています。
国民の皆さま、議員の皆さま、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください。
ぜひとも一緒に、新しい日本をつくっていこうではありませんか。 】





 「臨時国会」より「のりピー初公判」の方が重大ニュース
2009年10月26日 (月) | 編集 |

■昨日の参院補選ではあまりの低投票率(神奈川が28.67%、静岡が35.64%)に
怒りが湧き起こったが、それでも民主党が大差で2勝したのにはちょっと驚いた。
これまでの選挙では低投票率のおかげでずっと自公に負け続けてきた経験から
もしかしたら今回も危ないんじゃないかとヒヤヒヤしたが、これが与党の強みというのか
投票終了時刻の夜8時をほんの少し回った時点で、早々と当確がついた。

とはいえ日曜日のせいでニュース番組を流している局はなく、CSのニュース専門チャンネルと
深夜のNHKニュースで詳しい内容を知った。
それにしては報道も少なく盛り上がらない補選だったが、NHKの出口調査とアンケートでは
鳩山内閣の支持率は75%と高かった。
もちろん民主党や鳩山内閣を是とする人々が真っ先に投票所に足を向けた結果だが
テレビや週刊誌で日々垂れ流されているアンチ鳩山内閣の話題とは異なって
国民が最も健全な判断力を持っていることが追認できたのではないだろうか。


■そして本日は第173臨時国会の召集日。
ところが偶然か恣意的かはわからないが、またまたのりピーの初公判日とバッティング
朝からワイドショーはのりピー一色で、遅い朝食をとりながら見ていたテレ朝の番組
ワイドスクランブルが、初公判中継のため午後3時まで拡大スペシャルにしますと
言ったときは、あまりのことにあきれて即チャンネルを変えてしまった。
11時25分から15時まで、また過去の映像を飽きずにぐだぐだと流しながら中継だなんて
国民を愚弄するのもいい加減にしてほしい。
腹が立ったので、肝心のNHKの国会中継まで見逃してしまった

他の局の報道でも、まずのりピー、そしてようやく臨時国会についてちょっぴり。
でイラクの爆弾テロについて、最後に参院補選の結果をちょろり。

のりピーについては、かつての人気ドラマ「ひとつ屋根の下」での健気な柏木小雪役に
魅了されたし、彼女が主演する別のドラマもわざわざ録画して見るなどしていたが
昨今の異常なほどのメディアの取り上げ方は、誰が考えてもおかしいと言わざるを得ない。
この現象の奥に隠された真のたくらみが一刻も早く白日の下に晒される時を待ち望むものだ。






 統一補欠選挙
2009年10月25日 (日) | 編集 |

■18日頃からPCの調子が悪くなり、20日の日はかろうじて動いたが
翌日から「クラッシャー・ジョウ」じゃないけど 完璧にクラッシュしてしまった。
みごとにきれいさっぱりデータがなくなり、部屋にあった少し古いタイプのPCでしのいでいる。
というわけでしばらくブログもお休みしてた ふう。
書きたいことはいろいろあったんだけど、簡単に下書きを書いたメモ帖はおろか
メルアドまでぜ~んぶチャラになってしまったからお話にならない。
クラッシュしたPCになにかデータが残っているかどうか、少しずつ復元もしているけど。
ま、人生アップダウンの連続ってことで、気軽に行かなくちゃね


■で、本日は参院神奈川、静岡両選挙区の統一補欠選挙の投票日。
お昼過ぎに急いで投票所に出かけたが、先の総選挙のときとは雲泥の差でガラガラ。
補欠選挙でしかも肌寒い雨降りだから投票率が悪いのはわかるけど、
たった1票の権利もきちんと行使できないこの意識の低さはどうにかならないのか。
特に都市部の横浜のあきれた低投票率ってなに?
病気や仕事、急用などのせっぱつまった理由もなしに、ただ面倒だとかで投票しなかった
人たちは、今後大きな顔で政治批判や文句を垂れないでもらいたいものだ





 厚生労働省が「相対的貧困率」を公表
2009年10月20日 (火) | 編集 |

■長妻厚労相は今月4日、格差問題の解決のために、国民の「貧困率」と
貧困状態で生活する子どもの割合を示す「子どもの貧困率」の調査を実施すると明言。
そして本日20日、国民の「相対的貧困率」と「子どもの貧困率」が公表された。
あきれたことに、これまでの自公政権のもとでは公式のデータがなかったため
今回が初めての公式調査発表になる。


    時事通信 10月20日
      http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009102000465

   06年の貧困率、15.7%=97年以降で最高-改善策検討へ・厚労省

 厚生労働省は20日、全国民の中での低所得者の割合や経済格差を示す「相対的貧困率」を初めて公表した。国民生活基礎調査を基に、2006年から3年ごとにさかのぼって4回分を算出した結果、06年は03年比0.8ポイント増の15.7%で、1997年以降最も高い数値だった。また、17歳以下を抽出した「子どもの貧困率」は同0.5ポイント増の14.2%だった。
 長妻昭厚労相は同日の閣議後記者会見で、今後、削減目標を設定する考えを示すとともに、「子ども手当を含めて数値を改善する政策を打ち出したい」と語った。
 相対的貧困率については、経済協力開発機構(OECD)が加盟国について定期的に算出し、公表しているが、日本政府はこれまで、正式な数値を出していなかった。民主党はマニフェスト(政権公約)で貧困の実態調査と対策を掲げていた。





■さて貧困率には、今回発表された「相対的貧困率」と「絶対的貧困率」がある。
また日本の貧困率だけ見ても、それが各国と比べてどれくらいの率なのかわかりづらい。
そこで以下のグラフを転載する。


        

左:相対的貧困率の国際比較
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/koyou/hiseikiroudou/data/01gaikyou_05.html
右:絶対貧困率の国際比較
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4653.html
 



■この点に関しては「しんぶん赤旗」にわかりやすい記事が載っている。

    しんぶん赤旗 06年9月5日        
      http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-05/2006090508_01_0.html

           貧困の国際比較って?

 OECD(経済協力開発機構)が今年七月に発表した報告の中で、日本の「貧困率」が、先進国の中で二位になったといっています。「貧困ってどうやって国際比較するんですか」。読者からの疑問もよせられました。そういえば、最近まで、日本は貧困率で五位だったはずなのに、何で二位になったんだろう。(吉川方人)
(中略)
 貧困を比較する方法には、「絶対的貧困」と「相対的貧困」があるそうです。
 「絶対的貧困率」は、生活に必要な物資をもとにして、「何万円」というような額を貧困基準として決めるもの。OECD報告の国際比較では、ある時点での貧困基準を国ごとに決め、貧困層の増減を見ます。
 OECD報告で使われている「相対的貧困率」の定義は、「中央値の50%未満の等価可処分所得を有する人々の割合」というもの。
 例えば、九人の人口の所得では、小さい方から五番目の人の所得が中央値になります。十人の場合は、五番目と六番目の人の所得の平均が中央値になります。
 可処分所得は税などをひいた自由に使えるお金のこと。「等価」というのは、世帯人数の影響を修正する係数をかけたものです。こうして測った貧困基準以下の所得の人口の大きさを比率として比較するわけです。
(中略)
 こんなに貧困率が高くなったのはなぜか。OECDは低所得の非正規雇用が急増しているからだといっています。加えて、OECDの統計は、貧困層にたいする社会的支出が弱いことも大きな要因であることを示しています。
 日本は、相対的貧困率を税金と所得移転で3ポイントしか改善させていません。フランスでは改善前の相対的貧困率24・1%を税と所得移転で18・1ポイント改善して6・0%に、ドイツでは、20・5%から12・5ポイント改善して8・0%にしています。
 OECD加盟諸国の多くの国では、貧困の改善が政策課題となっていて、相対的貧困に陥っている層の半分を税金と社会給付システムで救済しているのです。










■絶対的貧困率で見ると、日本は食料品や衣類など生活必需品も買えないというような
ものすごい貧困が存在するというわけではない。
ところが同じ日本国内で比較すると、半分以下の所得しかない人の割合、
つまり経済的格差が、米国に次いで2番目に高いという結果になってしまう。
すらわち上のしんぶん赤旗の記事とグラフでわかるように、
日本の相対的貧困率が高い理由は、まさに「税金と社会給付システムで救済」されていない
ためであることが明らかなのである。







 パキスタン軍が大規模攻撃 このままではアフガン化も
2009年10月17日 (土) | 編集 |

■加藤和彦自殺のニュースには驚いた。
加藤は日本の音楽シーンには欠かせない牽引役だった。
若くして成功を収めた反動による虚無感が原因なのか。
年齢や雰囲気が鳩山首相とよく似ていると常々感じていたが。
残念でならない


■さて、パキスタン情勢の悪化も心配の種だ。
このままいったらパキスタン自体もアフガン化して、国内は一気に不安定になってしまう。





朝日新聞の地図。



    NHKニュース 10月17日
      http://www3.nhk.or.jp/news/k10013184121000.html

           大規模軍事作戦 治安悪化も

 パキスタン軍は、イスラム過激派や国際テロ組織アルカイダの拠点に対し大規模な軍事作戦を始め、反発する過激派などによる報復攻撃やテロで国内の治安がさらに悪化するおそれも出ています。
 パキスタン軍によりますと、隣国アフガニスタンと国境を接するパキスタン北西部の南ワジリスタンで17日午前10時ごろ、日本時間の午後1時ごろから戦闘機や地上部隊による過激派などに対する軍事作戦が始まりました。
 作戦は軍の兵士ら8万人以上が参加した大規模なもので、戦車や装甲車などの地上部隊が過激派の複数の拠点に向かっているということです。
 この地域は住民に強い自治権が与えられ、政府の権限が十分に及ばないため、イスラム過激派や国際テロ組織アルカイダの活動拠点となっており、アメリカのオバマ政権の働きかけもあって、パキスタン政府が過激派などの弱体化を目指し、軍事作戦の準備を進めていました。
 今回の軍事作戦を前にパキスタンでは今月10日、イスラマバード近郊の陸軍の総司令部が襲撃されるなど、過激派による治安当局を狙った襲撃や爆弾テロが相次いでおり、この一週間だけで100人以上が死亡しています。
 このため、実際に軍事作戦が始まったことで、過激派による報復攻撃やテロが激しさを増し、国内の治安がさらに悪化することも懸念されています。




■今回はこれまでで最大の軍事作戦で、武装勢力側は周辺国の外人部隊も含めて
2万人が対峙しているという。
この地域は3千メートル級の険しい山並みが連なり、冬は雪で閉ざされる。
ロシアのテレビドラマで、ロシアの情報部隊がアフガンに潜入して闘うシーンがあったが
とにかく想像以上に険しい地形のため、ここでの戦闘はほんとに厳しいなと感じたものだ。

オバマ政権はどうやらアフガンへの増派を決めたらしいが、どうみても勝ち目はない。
少しでも早い時期の撤退を考えないと、米国経済も更なる悪化を招くことになってしまう。










■世界地図を見ていると、特に国境線周辺に変わった地形や土地があることに気づく。
紫色に塗ったアフガニスタンの右端もひょろりと細長くて(実際の地図ではもっと細長い(^^;;)
ちょっとだけ中国(クリーム色)に接している。
このひょろり部分をワハン回廊(またはワハン地区)という。
中国との国境にある峠の標高は、なんと5千メートルに近い高さだ。
アヘンの原料である芥子の栽培もされている。
上の地図でもわかるように、このワハン回廊はタジキスタン、パキスタン、中国の
3つの国と接していて、その筋の人間には便利な場所でもある(^^;
実際にウサマ・ビンラディンがここに隠れているとの噂もあるという。





 公益法人に1兆円の埋蔵金
2009年10月16日 (金) | 編集 |

■かつて自民党の塩爺は日本の二重財政について、
「母屋(一般会計)ではおかゆをすすり、離れ(特別会計)ではすき焼きを食べている」
と表現した。

そしてこれまで長い間その存在の有無を噂されてきた「埋蔵金」の一端が、
政権交代によってようやく明るみに出てきたのである。


   毎日新聞 10月15日
     http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091015k0000m020092000c.html

      公益法人:「埋蔵金」1兆円超…145基金で補助金保有

 国や独立行政法人が補助金を出して公益法人に設置する145基金が、3月末で1兆872億円を保有していることが、会計検査院の検査で分かった。国所管基金については、使用見込みが低ければ国庫へ返納するよう閣議決定しているが、事業実績額の50倍以上の基金を積んだり、実績額がピーク時の30%未満に落ち込んでいる基金もあった。検査院は問題のある基金の早急な見直しと、事業実績を考慮した基金規模の検討を求めた。民主党は特別会計に次ぐ「第2の埋蔵金」として基金の一般会計への繰り入れを検討している。(中略)

 検査院は所管省庁からの天下りと公益法人への国支出額も調査。06~07年度に国から補助金などを受けた1163法人には08年4月現在で省庁OB9900人が在籍し、所管省庁の再就職者が在籍する法人には在籍しない法人に比べ国からの支出額が約7倍になっていた。【長谷川豊】



   朝日新聞 10月15日
     補助金受給の公益法人、3割超に「埋蔵金」 検査院指摘
     http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200910140539.html





図表は毎日新聞より。




■鳩山政権下での初めての予算編成は、一般会計の歳出概算要求額が90~95兆円に
なる見通しだが、09年度の税収見通しも当初の46兆円から40兆円を切るのが確実だ。
この税収の減少は今年の初めにすでに明らかになっていたが、麻生政権がその事実を
覆い隠していたため、このような結果になったものだ。
したがって差額の6兆円を赤字国債で埋めざるを得ない状況になっている。
ところがメディアはいっせいに、赤字国債に頼らないとする方針に反していると攻撃し、
またあきれたことに、この事態の元凶である自民党も民主党を非難しているのだから
開いた口がふさがらないとは、まさにこのことだ


■さて今回1兆円もの埋蔵金が見つかったわけだが、ゴキブリは1匹見つけたら
その何十倍もいるというたとえのとおり、この「公益法人」をはじめ、「独立行政法人」
そして本丸の「特別会計」には、いったいどれ程巨額の埋蔵金が埋まっていることか。
赤字国債に頼る前に、これらの「聖域」に勇気を持って踏み込んで、母屋の財源に
組み込んでほしいものだ。


■かつて民主党の石井紘基議員は、この特別会計の埋蔵金や官僚の天下りの闇に
メスを入れて、無念にも白昼刺殺された。
民主党はこの石井議員の遺志をついで、ぜひとも天下りや特別会計のからくりを明らかに
してほしい。
もしそこまで踏み込めないというのなら、共産党でもいい。
これこそ政権交代を切に望んだ、私たち国民の願いである。






 沖縄・泡瀬干潟埋め立て訴訟 二審も勝訴
2009年10月15日 (木) | 編集 |



沖縄県沖縄市の泡瀬干潟で進められている人工島造成工事
=13日、共同通信社ヘリから



   朝日新聞 10月15日
     http://www.asahi.com/national/update/1015/SEB200910150003.html

        沖縄・泡瀬干潟埋め立て訴訟、高裁も予算差し止め支持

 南西諸島最大の干潟といわれる沖縄県沖縄市の泡瀬(あわせ)干潟(約265ヘクタール)で国、県、市が進めている埋め立て事業をめぐり、県内の住民約500人が、需要見込みのないリゾート開発事業で貴重な自然が失われるとして、県と市に予算の支出差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が15日、福岡高裁那覇支部であった。河辺義典裁判長は「市の土地利用計画の全容が明らかでない現段階では、経済的合理性が認められない」と述べ、住民側の訴えを認めた一審・那覇地裁判決を支持し、県と市に今後の公金支出の差し止めを命じた。

 事業をめぐっては、07年12月、東門(とうもん)美津子・沖縄市長が埋め立て縮小を含めた見直しを表明。市は10年3月末までの完成を目指し、これまでの土地利用計画に代わる新たな計画を策定中だった。しかし、前原誠司沖縄担当相は採算性を疑問視しており、改めて支出を違法と判断した高裁判決により、事業継続の流れに転換が迫られそうだ。 (以下略)



   共同通信 10月15日
     http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101501000477.html





   

写真と図表は朝日新聞より。
右の泡瀬干潟の希少生物リストは、以下の記事を参照のこと。
命のゆりかごに土砂/泡瀬干潟 埋め立て 朝日新聞 2月9日
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000110902090001




■泡瀬干潟の埋め立て工事については、鳥たちが餌をついばむすぐそばで大型トラックが
黒い泥をドサドサと海に投げ入れている様子がテレビでも放送され、本当にどうにかならない
のかと苦々しい思いを抱いていただけに、この度の福岡高裁那覇支部の埋め立て費用の
支出差し止め判決にはホッと安堵した。

こうした埋め立て工事はダム建設と同様、経済的合理性の問題以上に、貴重な自然を
破壊する、子々孫々に対しての大きな犯罪行為でもある。

千葉県でも同様に、谷津干潟の保全に努力している。
一度壊した自然は元に戻せないことは、これまでの数多くの事例で十分わかっている
ことなのに、なぜ同じ過ちを延々と繰り返すのだろうか。



■「噂の眞相」の岡安元編集長は、米軍基地の代わりに沖縄に公営の巨大カジノを作る
べきだと以前から主張しているが、民主党政権になった今こそ、沖縄単体で考えるので
はなく「東アジア共同体」の1地域としてとらえ、香港・マカオ・沖縄を共にカジノで栄える
共同リゾートエリア構想などに組み入れれば、新しい発展の方向が見えてくるかもしれない。
そして世界からの観光客を呼び寄せるためにも、この泡瀬干潟の美しい海と希少生物たちは
必ずや大きな力になるに違いない。







 箱根・仙石原のススキとガラスの森美術館
2009年10月14日 (水) | 編集 |



半日休みが取れたので、お昼過ぎに外出した。
有料の湯河原パークウェイを使って家から10分で箱根へ。
さらに10分で芦ノ湖へ到着。
湯河原の気温は21度だったが、箱根は15度。さすがに肌寒い。
さて秋の箱根といえば、そう仙石原のススキ!
ということで仙石原へ向かったが、誰もが同じ考えのようで(^^;;
仙石原周辺は車の列と人の列。
あいにく紅葉にはまだ早く、写真のように山の木々はまだ緑で
美しい紅葉と銀色に輝くススキの対比をめでるには
11月初旬を待った方がいいようだ。




   

左:仙石原周辺の小径 にはオシャレな店が多い。
観光客で店先がにぎわっていた甘味処に立ち寄ってみた。
「よもぎ屋」と書いてある。
中:朝霧高原特濃牛乳のよもぎオーレ・わらび餅つき 680円。
しいたけの煮つけが美味。摘みたての花もきれい。
右:よもぎソフト 580円。  

箱根は芦ノ湖や仙石原も人出が多くにぎわっているが
ほとんどが日帰り客で、宿泊施設は相変わらず潤っていないようだ








招待状をまだとってあったので、
久しぶりに「ガラスの森美術館」へ足を伸ばした。
11月まで中世ヨーロッパの貴重なヴェネチアン・グラスを展示している。
また美術館の建物や庭園もそれぞれ美しく
いろいろな場所がビューポイントとして楽しめる。




    

左:中央の白いカーテンのようなのが「光の回廊 コッリドイヨ」。
16万粒の小さなクリスタルガラスが
高さ9メートル、幅10メートルにわたって吊り下げられ
まるで光のカーテンかシャワーのようにキラキラと輝いている。
その手前のオブジェは「パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア」。
右:美術館の内部。
暖炉の上に、かつてのヴェネチア共和国のシンボル
聖マルコの「翼の生えたライオン」像が置かれている。
 






1500年頃に作られた「点彩花文蓋付ゴブレット」。
青色が美しい。




    

左:繊細なレース・グラスのゴブレット。
台が鷲の足になっている。
右:いまにも折れそうな細い柄のついたグラス。
 




    

左:コスモスの咲く庭園と美術館。
右:水車小屋をかたどったお店「アチェロ」。
店内で手作りジャムを販売している。
アチェロの左奥の山並みが、白い噴煙が上がる大涌谷だ。
 






美術館や庭園にはかわいくて不思議なオブジェがいっぱい。
これは水飲み、それとも噴水?
小さな4頭のライオンが口を開けて舌をだしているのがユーモラス。






    

左:体験工房「サンドブラスト」の階段に座った道化師人形。
右:小さくてわかりづらいが、口から水が出ている(^^;;
 






 ごろり秋の日
2009年10月13日 (火) | 編集 |




キンモクセイの甘い香りが漂う秋の日の陽だまり。
外猫のチャチャ(部屋で暮らしているキキのママ)も
手足を伸ばしてごろんとリラックス。
源泉タンクのそばなので、この周辺はホカホカ暖かく
外猫たちは場所取りに大わらわ。
たまにアナグマも寝転んだりしているのだ