FC2ブログ
激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 やっと衆院解散 自民党両院議員懇談会は茶番劇
2009年07月21日 (火) | 編集 |



衆院が解散され、同僚議員と握手する民主党の鳩山由紀夫代表。
(21日午後 時事通信社)



■麻生解散するする詐欺内閣に翻弄し続けられて、すでに1年近くも過ぎ去った。
この間に日本経済はガタガタ、国民は生活苦にあえぎ、国土も人心も荒廃した。
辛抱強く保守好みの国民もさすがにたまりかねて、長年の自公支配にNOをつきつけた。
そして画期的な与野党逆転となった先の都議選で、日本の針路に一条の希望の光が
差し込んだのだ。
米国の属国として強者のための格差社会を拡大してきた官僚主導政治から、国民による
国民全体の幸福追求政治への、まさに歴史的転換点を今迎えたのである。

選挙の結果がどうでるかはまだわからないが、本物の民主政治(デモクラシー)を初めて
日本にもたらすためにも、日本や世界のありうべき理想の姿を思い描きながら、一人ひとりが
賢明な選択をしていかなければならない。







自民党両院議員懇談会での麻生首相ら (21日午前 時事通信)




■さて解散に先立って開かれた自民党両院議員懇談会は、いきなり報道OKとなって
報道各局のカメラマンや記者も右往左往。
会場はわざと狭いところを選んだのか、報道陣は立錐の余地もないといった状態だ。

■上の写真のように、ひな壇に並んだ麻生首相ら幹部連中と向かい合って前の方に並んだ
議員たちは、麻生シンパで固められていた。
冒頭で麻生首相が長々と挨拶。
「私の発言やぶれたと言われる言葉が、国民に政治への不安・不信を与え、結果として
自民党の支持率低下につながったと深く反省している」
反省してお詫びするというなら辞任すればいいのにね

その一方で自分の経済対策を評価して、「済対策一本でやってきた私にとって、景気回復が
確かになるまで総理・総裁の職務を投げ出すわけにはいかない。全治3年と申し上げた。
必ず日本の景気を回復させる」と、懲りずにまだ首相であり続けたいらしい。

さらに、「行き過ぎた市場原理主義から決別する。社会保障予算の無理な削減はやめる。
徹底した行革をする。国会議員や公務員の削減、天下り・わたりの廃止、行政の無駄を根絶
しなければならない。自民党の改革もおろそかにできない。国民から厳しい目を向けられて
いる。国会議員の世襲候補も特別扱いはしない」などと民主党の主張をそのままパクリつつ、

「民主党は自民党に反対するだけで具体的な政策は見えない。財源を伴わない空理空論だ」
などと、自分たちこそマニフェストさえできていないのに、相変わらず民主党たたきばっかり。


■で、報道カメラを入れた中で発言した(手を上げた議員たちの中から指名された)のは
6~7人。
原田令嗣、西川京子、大村秀章、高市早苗、関芳弘、稲田朋美の各氏。
中にはちょこっと批判した議員もいたが、おおむね麻生に同情的であり、ことに大村議員などは
まるごと麻生政権擁護で、興奮して顔を真っ赤にしながら、「戦いの相手は民主党だ!!」
などと叫んだのには、あまりの醜さに思わず引いてしまった

で、最後になんと古賀誠が、
「自民党だから平和を確立できた。さあ、今日から戦場に行きましょう。支持者が待っている
戦場で、酷寒の地ではない。わが自民党しか平和を約束できる党はない」
辞任だなどと抜かしていたのにやる気満々。あきれたもんだ。


■古賀のあとは麻生でシメ、というわけで、中川や加藤の反乱も何もなし。
たった30分で懇談会は終わってしまった。
麻生追及だの激しい応酬が予想されるなどと煽っておきながら、このざまなんだから
結局できレースの茶番劇でしかなかったわけだ。
そう、これが自民党の真の姿なのだ。

なんでも麻生が泣いて詫びたので、反麻生連中も許したという噂も。
かつて田中真紀子が辞任で涙を浮かべたとき、小泉が「涙は女の武器」と皮肉ったが
今じゃ「涙は男の武器」になったわけね
国民を愚弄するのもいい加減にしてほしい。


■と、一連の自民党のゴタゴタ茶番劇場を眺めながら、ジョージ・オーウェルの寓話
『動物農場』を思い浮かべていた。
自民党って、中国や旧ソ連の共産党によく似ているのね。
中国や北朝鮮を声高に非難して仮想敵国にしてきたのは、ようするに「近親憎悪」というか
似たもの同士で憎さ100倍だったからというわけ。






 プーチン首相モスクワのバイク野郎に会う
2009年07月20日 (月) | 編集 |

■いよいよ明日は(何事もなければ(^^;;)麻生首相が衆院を解散する予定だ。
都議選の敗北ショックで自民党内はゴタゴタが続き、支持率も最低に落ち込んだ。
この間の自公与党の民主党への誹謗中傷はすさまじく、御用マスメディアも必死に
民主党攻撃の番組を垂れ流している。
そのあまりの醜さと低次元ぶりに辟易してしまう。
小泉日本全国破壊政権と世襲議員の横行で、自民党の政治家はすっかり小粒で
内向きになってしまった。どの顔をながめても、ひ弱なお子ちゃまばかりである。


■というわけで、気分直しに久々にプーさまの話題など。
モスクワを訪問したオバマ大統領と一緒に朝食会談をしたロシアのプーチン首相は
その後、モスクワの有名なバイク野郎たちのサークルを訪れた(7月8日)。
サングラスなんかしちゃって、相変わらずフットワークの軽いプーさま。
「こないだバイクでウィリー(後輪だけで走行)したらさ、こうやって他の車にぶつかっちまった。
いやあ、失敗失敗」とか何とか言っちゃってるみたいなプーさま(ほんとか?)
「まあ、懲りずに乗り続けてくださいよ。ははは」なんて慰められてるのかな?

かつては日本のオタクの皆さんから、「プーチンに対抗できるのはカッコいいオレたちの太郎」
なんて期待されてた麻生太郎ちゃんだが、同じ首相同士でもずいぶん差がついてしまった。
って、はじめから勝負にならないから。競技用のライフルとミサイルくらいの差があるし。

というわけで、ノーボスチ通信の動画をどうぞ ちょっと短い24秒。











 アナグマ・ベビー登場
2009年07月19日 (日) | 編集 |




夜の8時過ぎごろ、中庭に面した廊下を通りかかったら
2匹の動物のようなものが戯れる姿が…。
な、なんとふかふかのベージュの毛皮をまとったアナグマのベビーたち!
メドちゃんが半月前にうちの地下で産んだベビーに違いない。
ちょうど猫くらいの大きさに育っていた。
仲良くエサを食べに来たのだ。
とっさのことで、あわてて窓ガラス越しに写した。
無事に大きくなってほしいものだ。
メドちゃんは去年もうちで出産したので、数も増えていくだろう。
猫たちも相変わらず横行しているので
そのうち「にゃんこ温泉」とか「アナグマ温泉」とかに
改名しなくちゃいけなくなるかも







 石原都知事が弱気モード? 「築地移転再考も」
2009年07月18日 (土) | 編集 |

■東京都石原王国の君主・石原慎太郎都知事が、都議選で自公が過半数割れをした
結果を受けて、俺さま路線の修正を少しばかり検討することにしたらしい。


    朝日新聞 7月18日

         築地移転再考も

 東京都の石原慎太郎知事は17日、移転の方針を決めていた東京・築地市場について、現地再整備を検討する考えを明らかにした。都議選で第1党に躍進した民主党が強引な市場移転に反対しており、柔軟な姿勢を見せた。専門家を入れた会議を設けるという。
 石原知事は、定数127の都議会で民主党が54議席を確保し、都政与党の自民、公明両党が過半数を維持できなかった都議選を受け、「民主党が第1党になると存在感は違う。それなりの礼を尽くすのは心得ている」と語った。
 そのうえで、築地市場の現地再整備について、「私は今更という感じがするが、必要ならもう1回専門家を入れて検討したらいいと思う」と述べた。(以下略)



■力を誇示する者はより強い力になびく、といったところか。
新銀行東京(石原銀行)の闇についても、新生都議会はがんばって解明し、
石原都知事の責任を徹底的に追及してほしい。





 新党日本・田中康夫代表が衆院兵庫8区出馬で公明・冬柴元幹事長とガチンコ対決へ
2009年07月17日 (金) | 編集 |


      自民党崩壊へのカウントダウンが始まった

■都議選大敗北→麻生首相の解散予告→両院議員総会開催要求…と連日迷走に次ぐ
迷走で大混乱の自民党だが、なんと両院議員総会すらも腰砕け的に「懇談会」という形で
収拾という体たらく。麻生降ろしで振り上げたこぶしもいつの間にかこっそり下げられていた。


■こうした自民党内の混乱に対し、民主党の岡田幹事長は、国民が政治に失望しないよう
しっかり選挙戦を戦っていきたいと語った。

   ロイター通信 7月17日
    http://jp.reuters.com/article/domesticJPNews/idJPJAPAN-10106320090717

      国民の政治不信につながらないよう選挙戦う=岡田民主幹事長

[東京 17日 ロイター] 民主党の岡田克也幹事長は17日午後の定例会見で、都議選の総括をめぐる自民党内の混乱が両院議員懇談会開催という形で収束したことについて、国民が政治に失望してしまわないようしっかり選挙を戦っていきたい、と述べた。
 自民党内の混乱に対して「政府・与党が混乱して大丈夫かと思うのは私だけではないだろう」と指摘、与党に対して「もっとしっかりしろと言いたい」と苦言を呈した。
 そのうえで、「衆院解散・総選挙の日程が固まり、政策論争に入っていきたい」と述べ、次期衆院選への決意を改めて語った。







      実現するか? 野党対公明のガチンコ対決

■混迷の度を増す自民党を尻目に、民主党は着々と総選挙に向けて準備を進めている。
中でも新党日本の田中康夫代表の動向が注目されていたが、ついに兵庫8区から立候補
する決意を固めた。
康夫ちゃんは小沢民主党代表代行についても「小沢氏の(東京12区への)国替えと自分の
院替えがダブルで初めて意味がある」と言っていただけに、もしかしたらこんなスリリングな
ゴールデンバトルが実現するかもしれない。

   時事通信 7月17日
     http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071700423

        田中康夫氏が兵庫8区から出馬へ=民主が推薦、
                    公明冬柴氏と激突-衆院選


 新党日本代表の田中康夫参院議員は17日、次期衆院選で民主党の推薦を得て兵庫8区から立候補する意向を固めた。同区では公明党の冬柴鉄三前幹事長が出馬を予定している。
 田中氏は同日午前、取材に対し「政治を何とかしたいという思いを抱いた原点は、阪神・淡路大震災のボランティア活動だ。(兵庫8区からの出馬に)極めて前向きだ」と語り、来週にも記者会見して正式に表明する考えを示した。
 兵庫8区は民主党の空白区の一つで、同党が田中氏にくら替え出馬を要請していた。田中氏は民主党の小沢一郎代表代行と親しく、参院で同党と統一会派を組んでいる。

















 自民党都議選敗北で一番あわてたのは大手メディアと御用学者・コメンテーター
2009年07月16日 (木) | 編集 |



臨時記者会見で、次期衆院選への不出馬を表明する宮崎県の東国原知事
=16日午後、宮崎県庁(共同通信)



■茶番劇の1つが幕を下ろした。

 共同通信 7月16日  
    http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071601000601.html

       東国原知事が衆院選不出馬表明 国政断念、知事を継続

 宮崎県の東国原英夫知事は16日、県庁で臨時記者会見を行い、自民党から要請されていた次期衆院選出馬に関し、党側に提示した条件が満たされなかったとして、不出馬を表明した。

 今後は国政転身を断念して知事職にとどまり、各党に地方分権の推進を訴えていく考えも明らかにした。だが、知事1期目の任期半ばで国政を目指したことには世論の強い反発があっただけに、影響力の大幅な低下は避けられないとみられる。

 東国原氏は会見で、同日午後に自民党の古賀誠選対委員長から書簡が届いたと説明。地方分権に関する全国知事会の要望をすべて党マニフェスト(政権公約)に記載するとの条件に対し「百パーセントのむことは厳しいという返事があった」と指摘。「自民党からの出馬はお受けできないことになった」と述べた。

 同時に、書簡には知事会の要望に関し「最大限尊重し、マニフェストにできる限り文言を盛り込む」などと記されていたとした上で「地方分権が3歩も4歩も進んだことは私の行動の成果だ」と強調。一方で「私の行動によって県民に心配や迷惑をかけ、おわび申し上げる」と陳謝し、今後について「県政運営にまい進する」と述べた。




■前宣伝だけド派手にあおって、でも中身がスカスカだからアッという間に上映終了。
って映画もつい最近あったような(^^;;
本当は脇役なのに、さも自分が主役でございって言いふらしたあげく、不入りになると
実はたいした出番がなかった作品なもんで…と言い訳する。
東国原シアターも、そんな勘違いものの1つだったわけだ。

でも本人の勘違いと取り繕いは、未練たらしくなおも続く。
「自民党からの出馬はお受けできないことになった」
     ↓
本当は、「自民党から出馬はお受けできないと言われた」んでしょ。

「地方分権が3歩も4歩も進んだことは私の行動の成果だ」
     ↓
本当は、「全国の知事さんたちの長年の地道な行動の成果だ」でしょ。



■こんな勘違い男と茶番劇を生んだ大きな要因は、御用マスメディアにある。
都議選の開票結果にもっともあたふた慌てていたのは、民放テレビのキャスターや
コメンテーターだった。
自公から甘い汁をすすって長年権力と癒着し、野党批判を声高に叫び、国民を愚弄し
続けてきた御用マスメディアとその周辺に群がる人々は、この先政権交代が起きたときに
どのようなスタンスを取るのだろうか。

私たち国民は戦後自民党政治とは何であったのかをきちんと総括しながら、本当の民主政治
を獲得するために、しっかりと自分の頭で考え行動していかなければならない。
この間にも与党やマスメディアは、なおもさまざまなトリックや悪巧みを仕掛けてくるだろう。
そうした罠にはまらないよう、目を見開いて未来を切り開いていこう。





 隠れ家的美食スポット「もだん和食 笑屋(わらや)」
2009年07月15日 (水) | 編集 |

■暑いε-(´o`;A
エアコン工事が無事に終わったので、夕方からお墓参りに。
雑草と格闘すること1時間。海の見える墓地には涼しい風が吹き抜ける。
6時にいきなりお寺の鐘が鳴り出したのでびっくり。
なんと自動で鐘をつく仕組みになっていたので、もう一度びっくり。
将来は住職もロボットに変わっているかもね(^^;;


■夜7時に、首大仏がある福泉寺のそばの「笑屋(わらや)」に行った。
以前は蕎麦と甘味処だったが、経営者が変わって和食処としてリニューアルオープン。
千歳川の向かい岸に位置するので、住所は熱海市になる。
築150年の茅葺(かやぶき)屋根の民家をそのまま使っていて、内装も以前とほぼ同じだ。
畳の席が椅子席に変わったけれど。
場所的にあまり知られていない、隠れ家的な静かで落ち着いた和食処である。






アンティークで落ち着いた雰囲気の内部。





     

左:生ビールとお通し(生イカの塩辛。ワサビとユズの香りがする) 600円。
右:かわいい猫の箸袋。








創作御膳 1800円。
上からグリーンサラダ、珍味三種(真ん中のグラスはモロヘイヤ)
漬物はいぶりがっこ。渋くて上品な味。
メインの皿は、おからベースのホタテ・海老入りコロッケ。
軽くてサクサクして、とってもヘルシー。
その右は、ほんのり甘いトウモロコシ豆腐。
そしてご飯とわかめとネギの味噌汁。
お米の質が高く、炊き具合もちょうどよい。








御膳についているデザート。
落花生ときなこのプリン、黒蜜がけ。
この味で1800円はとってもお得。
特に女性にお薦めだ。





     

左:テーブルの背後の棚には、湯河原焼きの茶碗が並んでいる。
右:アンティークな家具類。






 映画『MW-ムウ-』を観に行った
2009年07月14日 (火) | 編集 |





■昨日から大広間のエアコン替えの工事で、クレーンなども出動の大騒動になっている。
いろんな場所のエアコンだのテレビだの冷蔵庫だのの寿命がきて、この不況の時期だと
いうのに大出費で頭が痛い。
おまけに自民党の高速道路1000円というろくでもない施策で、遠出のメリットのない
東京近隣の観光地は、車客に素通りされて閑古鳥が鳴いている始末だ(`´メ)


■で、都議選で大負けしたその麻生首相は21日解散、8月30日総選挙という日程を
ついにちらつかせた。しかし公明党の希望をくんだ前代未聞の解散予告って…!
まさしく「未曾有(みぞうゆう)の予告解散」である。
これによって自民党内の大混乱は必至だ。
最後まで自分自身の意思を示せなかった太郎ちゃん、哀れ。


■というわけで、夜になってTOHOシネマズにでかけた。
観に行ったのは、手塚治虫原作の『MW-ムウ-』。
久しぶりのプレミア・シートでのゆったり鑑賞だ。

マンガの『MW-ムウ-』はビックコミック連載時にリアルタイムで読んでいたので
賀来(がらい)神父のキャスティングには違和感を覚えた。
また肝心の同性愛描写をカットした点がひどく評判が悪いと聞いていたので、
あまり期待しないで観たのだが、いやいや前評判の悪さなど吹き飛ばすくらい
見事なスピード感とサスペンスにあふれた傑作だった。


■雑誌で読んですぐに、「MW」とは、主人公結城の二面性からManとWomanのこと
ではないかと直感したが、どうやら当たっていたようだ。
またしばらく後に、沖縄で起きた米軍の毒ガス漏洩事件を知り、もしかしてこの事件が
作品の元になったのだろうかと勝手に思ったいたが、どうやらこれも当たっていたらしい。
そして月日が経ち、MWという作品自体の記憶が薄れた頃の実写映画化ということで
ちょうど核持ち込み密約が表ざたになっている昨今、タイミング的にもよい時期の公開と
なった。


■さてストーリーは過去に沖之真船島で起きた米軍の毒ガスによる島民600人死亡事件を
ベースに、美貌と明晰な頭脳、そして冷酷な心の持ち主結城(玉木宏)と生き残りの片割れで
ある神父・賀来のミステリアスな関係の中で毒ガス兵器MWをめぐる攻防が展開されていく。

実際の事件とは、1969年(昭和44年)に起きた沖縄・知花(ちばな)弾薬庫での毒ガス漏れ
事故のことである。
米軍が秘密裏に沖縄に貯蔵していた猛毒ガスのサリン(オウム事件で脚光を浴びた毒物)が
漏れて米兵24人が中毒になり病院に収容された。
その後ウォール・ストリート・ジャーナル紙が事件を報道したのがきっかけで米国防省も事実を
認め、毒ガス兵器の太平洋上のジョンストン島への移送作業が行われた。

当時はベトナム戦争の戦局が膠着していた時期で、米軍は枯葉剤(エージェント・オレンジ)など
の化学兵器を使用するようになっていた。沖縄はこうした米軍が使う化学兵器の貯蔵基地と
なっていたのだ。
そしてベトちゃんドクちゃんの悲劇を生んだダイオキシンを含んだ枯葉剤が、なんと三井東圧
化学大牟田工業所で作られていた事実も、当時の社会党の楢崎弥之助議員の追及で明らか
にされたのである。


■今回映画化された『MW』を観て最も感銘を受けたのは、ストーリーやアクションの面白さ以前
に、米軍が島民を虐殺し、MW疑惑を追及する新聞記者(石田ゆり子)を米軍ヘリが射殺、また
明らかに自民党と思われる代議士が事件の隠蔽工作をし、さらに都内の米軍基地に結城が
侵入…と、大っぴらに米軍と自民党の犯罪を前面に押し出したいさぎよさという点だ。
それゆえに、ことさらこの映画に低い評価をつける評論家や周辺関係者の類が多いのかと疑って
みたくもなる。
あえて手塚作品というヴェールで隠しているからこそ、堂々と上映できているのかも。
手塚=ヒューマニズム・健全という表面的な甘いまやかしをインプットされている多くの日本人は
手塚本来の資質である恐ろしい毒と身の毛のよだつほどの危険な罠に震え上がるとよい。

またピカレスク(悪)を体現する玉木の演技が秀逸。
できれば同じ手塚作品の『バンパイヤ』で、悪の化身ロックを演じてほしい(^^;;











 夢はかなう! 民主党が都議選で圧勝!
2009年07月13日 (月) | 編集 |



都議会新勢力図



■NHKの開票ニュースをずっと見ていたら、予想以上のスピードで民主党候補が次々と
当確になり、54議席を獲得して、初の第一党になった。
ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪


■思えばこの日この時の勝利を夢見て、長い歳月を耐え忍んできたってわけだ。
あ~生きててよかったと、しみじみ感じ入ってしまった
人は希望なしには生きられない。
きょうの勝利で、灰色に重く垂れ込めた雲間から一すじの希望の光がさした思いがした。


■自公への批判票によって民主党が大躍進し、野党が都議会で過半数を制したわけだが
一方で共産党や生活者ネットワークは議席数を減らしてしまった。
しかしながら社会変革の過度期においては、これも仕方のないことかもしれない。
独裁政権を倒すためには、まず2大政党制の実現を確実にしなくてはならない。
その上で将来的には、健全なバランスを持った多党制を目指すべきだと私は思う。
それに今回の共産党は民主党をも与党とみなしての攻撃が目につき、それが議席数の
減少に拍車をかけたのでないか。
同じ野党として共闘する度量を持たなければ、共産党の政権奪取は永久に来ないだろう。


■今回の都議選の投票率は54・49%、前回を10ポイント以上を上回った。
あと少し高ければ公明党の牙城も少し壊せたかもしれないので、ちょっと残念。
とはいえ、今回特に勝敗の逆転が著しかったのが一人区で、全7区のうち島部を除く
6区全部を民主党が制した。
NHKの画面に映った東京の地図では、前回中央の青(民主党)1つを除いて周囲が赤
(自民党)一色の勢力図が、今回は青一色に変わっていた。

というわけで、私はこれを「民主党のレッドクリフ的勝利」と名づけたい(^^;;
これまでレッドクリフ(赤壁)のように立ちはだかってきた圧倒的パワーの自民党(自公政権)を
都民の巻き起こした風に後押しされて、劣勢だった民主党がついに撃破したからだ。





映画『レッドクリフ』より。
三国志の最大のクライマックスである「赤壁の戦い」。
大軍勢を率いる魏の曹操と劉備・孫権の連合軍は赤壁で対峙する。
そして劉備軍の軍師・諸葛孔明は東南の風を呼ぶ。
この風によって劣勢だった連合軍は火攻めで曹操軍を大破した。

実際には曹操にとって赤壁での敗退はそれほど痛手ではなく
孔明も軍師としてより、赤壁後の蜀の丞相(じょうしょう・首相のこと)として
その才能を開花させた。







 舛添の野望と藤原肇氏の新刊本
2009年07月12日 (日) | 編集 |





■いよいよ都議選の投票日。
お天気もよく(ここ湯河原はカラリとした快晴)、気温もさほど高くない絶好の選挙日和。
昔は私も都民の1人だったので、選挙動向がよけい気になる。

NHKのお昼のニュースでは前回より投票率が3ポイント以上高いと報じていた。
期日前投票も前回の1.83倍(有権者の8.2%)にのぼるとか。
投票率が55%を超えると団体票頼みの公明党も危険水域に入るという。
都民の皆さんにはぜひがんばって少しでも投票率を上げてほしいものだ。


■さてポスト麻生として名前があがっている舛添要一厚生労働相は、「自分から手を
挙げたことは1回もない」などと謙遜しながらも、「すべては都議選の結果次第」と野心を
あらわにした。
さすがは政界のねずみ男。ちなみに、もう1人のねずみ男は東国原知事。

さらに舛添大臣は、日本テレビの番組で、
【「私たちの政策の方が、野党の政策よりもはるかに国民を幸せにできる」として、
自民党の政策を有権者に訴えることに力を尽くす考えを強調した。(日刊スポーツ)】
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090711-517059.html


■自民党の方が国民を幸せにできるって? ふうん( ̄о ̄)
そのわりには舛添氏、35歳のときにこんな本を出してるけど(本人は秘匿)。

『1990年 自民党が野党になる日―中道革新政権の科学的根拠』(光文社カッパ・ホームス)

この中で自民党を下野させるために社会党(当時)はがんばれと書いている。
月日は変わって自らが権力の中枢に入り込み、さらなる高みを目指すという。
自分の本心に忠実なのか、はたまた権力志向の変節漢か。
というより、これがこの人の本質なのだろう。




■そんな舛添氏の対極にあるともいえる藤原肇氏の
新刊本が近いうちに出るという情報が。
藤原氏は、左の『小泉純一郎と日本の病理』で有名だ。

新刊のタイトルは、『さらば、暴政 自民党政権・負の遺産』。

以下の藤原氏の掲示板に内容の小タイトルが載っていたので
少し長いが、把握しやすいので転記する。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2491/1128613872/




さらば、暴政 自民党政権・負の遺産

第一章 「狂乱状態を呈した二十一世紀冒頭の日本の政治」
*二十一世紀は石油から気体燃料の時代へ
*果たして資本主義は生き残れるのか
*世襲代議士の多くがこれほど無能とは
*日本ではジャーナリズムが死滅
*テレビをフルに活用した小泉劇場
*ゾンビ内閣に続いたネオコン内閣の狂乱
*エキスパートが誇るパターン認識と直観力
*経験不足による自信のなさと曖昧さ
*議論抜きの議会が罷り通ったネオコン政治
*不信任と破産宣告を無視したネオコン内閣の断末魔
*私利私欲が優先で暴言と嘘で固まったお粗末な政治(特別追加)
*『和をもって貴し』とする精神的な伝統への裏切り
*信用崩壊の前哨戦としての長銀の叩き売り
*不況と閉塞間の中で高まる祖先帰りの妄執
*暴政に対峙する共通善の威力
*ハイポロジックスが示す不気味な共通パターン
*リーダーとしての首相が不在の日本
*国際政治とゲーム感覚
*日本の実力評価の没落と国力の低下
*歴史は繰り返すという教訓
*歴史を見る目と脳を使って考える魅力
*ケース・スタディが構成するジグゾウ・パズル
*フェアープレーの精神と素養としての志
* 「他山の石」としての暴政史


第二章「ネオコン内閣の誕生と日本の満州化」
*安倍首相の誕生と人材の枯渇
*誠意も胆識も不在になった時代
*誰でも総理になれる国
*安倍晋三への世界の厳しい目
*「理想を過去に求める」安倍晋三の執念と因縁
*臨戦国防国家体制への回帰
*祖父の「十四光」で輝く三代目の世襲大臣
*安倍の総裁選挙の宣伝用に作った『美しい国へ』
*ヴィシー政権とビ(美)シイ国家のモットー
*満州がミニアチュア化しているロスで得たヒント
*政治感覚が狂ったネオコン内閣と岸信介の正体
*戦争によって生まれた傀儡国家・満州国
*満州国の誕生と建国の目的
*戦後レジームを否認した安倍の心理的トラウマ
*ネオコンの覇権主義と驕慢な思い上がり
*ネオコンの他国民や異文化への無理解と驕り
*生態史観で見た保守主義の系譜
*ネオコンの拝金主義と世界経済を破綻させる詐欺商法
*FRBの錬金術とバブル経済への驀進
*「理」が「利」に置換し「情」に支配された時代精神
*安倍に取り付いたネオコンという[モノモライ]
*安倍を首相に仕立てたジャパン・ハンドラーの狙い
*日本の核武装を炊きつけたネオコン
*ネオコンのお眼鏡にかなった安倍の売り込み演説
*情報後進国「日本」混迷と脇の甘さ
*幼稚な安倍内閣に失望したアメリカ
*ミサイル防衛計画から核装備への重点の移動


第三章:「批判精神の健在が一国の活力を生む」
*アメリカから伝わった中間選挙の結果の大津波
*言論の威力によるラムズフェルトの更迭
*民主主義の基盤としての報道の自由
*報道のメッセージは活字だけではない
*2008年に拡大した共和党への幻滅感(特別追加)
*大統領選挙を支配する不正投票のメカニズム(特別追加)
*ネオコン体制の破綻と2008年の金融破綻(特別追加)
*信用崩壊による金融破綻のドミノ現象(特別追加)
*ニューディール政策を通じたネオコン体制の復活(特別追加)
*オバマ政権を取り込んで制圧した国際金融マフィア(特別追加)
*真の國際紙としての『トリッブ』の魅力
*情報化時代のネット新聞の醍醐味
*報道におけるニュースと分析の役割
*小泉ゾンビ政治の負の遺産
*ジャーナリスト魂を持つ記者の価値
*社会診断としての批判精神の重要性
*政府による言論弾圧という明治以来の伝統
*戦争協力に続くメディアの自己規制
*破廉恥事件を起こした男でも首相になれる国
*30年間も眠っていた情報の蘇生
*破廉恥事件を知っていたメディアの幹部たち
*活字に出来ないサラリーマン編集長たち
*世界における一流紙の条件
*世界における一流紙の条件と欧米のジャーナリズム
*英国に蔓延したタブロイド旋風
*記者クラブ制の弊害と日本の新聞の病理


第四章「世にもお粗末なデモラル内閣」
*自民党のデモラル党としての汚れた歴史
*岸信介の多重人格の遺伝子と「傀儡肉腫」の肥大
*戦争準備の家系と隔世遺伝子
*御祝儀代わりにバラ撒かれた首相補佐官の肩書き
*お粗末な人選と乱発された補佐官人事
*国家戦略と密着した本来の特別補佐官の役割
*日本の政治を支配した幼稚な閣僚群
*防衛大臣をめぐる魑魅魍魎の相克
*軍隊を警察官僚が支配し国会が幼稚園になった悲劇
*矮小化された国家の安全保障問題の悲劇
*大臣としての指導性とマネージメント能力
*日本の公人の杜撰な責任の取り方
*責任感と誠実さに満ちた将軍たち
*多数派のマルドメと少数派だが誠意と志を貫いた日本人
*近代国家としての日本の問題
*国家権力における警察と軍隊の役割の差
*概念としての国民と人民
*官僚制度の典型としての軍隊モデル
*満月の引力とルナティックな出来事
*戦争のコスト計算
*石油をめぐる侵略戦争と石油による自縄自縛
*イラク戦争の泥沼にはまり込んだ米国の蹉跌
*遂に始まった信用崩壊と世界恐慌(特別追加)


第五章「意味論オンチの醜悪政治の破綻」
*日本批判の海外論調の津波
*政治理念の欠如と裏工作担当の経歴
*場の理論と結ぶエクリチュールの意味論
*「異胎」が取り付いた日本の末路と歴史の教訓
*ヤマトニズメーションを生み出す土壌と時代精神
*病理診断と言論の自由
*構造主義と異常現象の診断
*医療における診断の果たす意味
*石油開発のロギコスと医療制度の相似象
*小泉政権のクーデタの「最後っ屁」
*議会を解散できる政治的な条件
*小泉が犯した憲法違反と独裁趣味
*ゆらぎによるバタフライ効果と予期しない成果の誕生
*ファシスト革命への危惧の継続
*レーガン訪日と軍人支配下の韓国での既視感覚
*鎖国状態の韓国にゆらぎの渦で風穴を開ける仕掛け
*韓国で見つけた情報の金脈
*知恩院で始まったゆらぎの渦
*摂動によるゆらぎが発生するための初期条件
*世相の様変わりとネオコン政治が生んだ閉塞感
*精神病質と嘘をつく無責任政治
*泡沫のように生まれては消える無能内閣の醜態(特別追加)
*麻生内閣という前代未聞のポンコツ政権の醜態と暴政の断末魔(特別追加)
*日本で使用が困難な「暴政」という政治用語
*読者からの嬉しい手紙
*『日本脱藩のすすめ』の誕生の時代からネオコン破綻に至った四半世紀の星霜