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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 北朝鮮が2度目の核実験
2009年05月25日 (月) | 編集 |

■昨日がいろいろ忙しくて、その疲れでボーっとしているところに
北朝鮮核実験のニュースが飛び込んできた。
やれやれ、また北非難のニュースで騒がしくなるなとため息。

アザラシのタマちゃんや謎の白装束追っかけ騒動あたりから、何か事あれば
その話題で一色に染められてしまう日本のマスメディアの特質にますます拍車が
かかってきた昨今、最近も米国発経済危機に西松事件、小沢追い落とし、新型
インフルエンザと立て続けにニュース報道の大波にもまれ続け疲弊している国民の
前に、またしても怒涛のように投げ込まれた核実験報道だ。

で、反対にこのニュースによって少なからず息を吹き返したのが、誰あろう
近頃いろいろと逆風を受ける形になった麻生政権だろう。
なぜか支持率が下がったときに決まって出てくるのが、この北朝鮮発の出来事なのだ。


■さて北朝鮮は06年10月9日に第1回の核実験を行い、今回で2度目。
以前と同様トンネルを使った実験で今回の方が威力を増しているとのことだが
前回も核ではなくて大量の爆薬を使ったのではという疑惑が残っているので
財政的に困窮している北朝鮮に果たして核実験ができるのだろうかという疑いはある。

4月5日の衛星打ち上げ(長距離ミサイル発射)の際も、日本政府は異常とも思える
過剰反応をして世界の失笑をかった。で現在の新型フルーでも大騒ぎをしたあげく
かえって患者を増やす結果になって、またまた失笑をかってしまった。
そのあげくが、「国民の皆さんは冷静に」だ。
一番冷静でないのは政府自身だってことに気づいていないのが悲しい

そしてまた北朝鮮核実験を知って、待ってましたとヒートアップしているわけだ。


■4月のミサイル発射後には、近いうちに核実験と再ミサイル発射があるといわれてきた。
だから今回の核実験には、ふ~んやっぱりねと特に驚きはなかった。
実験目的は前回のミサイルと同様オバマ政権へのラブコールだから、直接の相手国でない
日本が米国以上にワーワー騒ぐのはみっともないだけだ。

また北朝鮮がこのタイミングを狙ったのは、ノムヒョン前韓国大統領の自殺で批判が
高まっているイミョンバク大統領への揺さぶりがあるのかもしれない。
ただし、あくまでも交渉相手はオバマ政権である。


■北朝鮮が核に固執するのは、米国がイスラエルやインド、パキスタンの核保有は認める
といった二枚舌を使っているからだ。
この二枚舌はコソボの独立は認めるが南オセチアの独立はだめだという政策と同様で
この矛盾点をうまく突かれているため、交渉自体もそのぶん困難になっている。

で今回の実験によって日本は強気で国連安保理に働きかけるのだろうが、米国を頼みに
さらに圧力路線に踏み込むと、ブッシュ政権末期のように、突然日本の頭越しに米朝接近
という事態に陥る可能性もある。

またこの立て続けの核実験やミサイル発射を行う北朝鮮の政権内部にどういうことが
起きているのか、政権争いや軍部の暴走はないのか等の情報をしっかりつかんで
おかなければ、突然政権崩壊して大量の難民が発生でもしたら、日本はお手上げである。
そうした将来を見据えてきちんとシミュレーションをしていないのは日本だけとも聞く。
北朝鮮をやみくもに非難する前に、国際政治の冷静な分析と情報収集が何よりも大切だと
思うのだが。






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