激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 もう一度読みたい昭和のマンガは?
2009年05月30日 (土) | 編集 |



サイボーグ009  石ノ森章太郎



■朝日新聞be(5月30日)に「もう一度読みたい昭和のマンガ」というコーナーがあった。
読者アンケートの回答から50位までを決定。

   1位は、あしたのジョー (高森朝雄・原作 ちばてつや・マンガ)
   2位…サザエさん (長谷川町子)
   3位…いじわるばあさん (長谷川町子)
   4位…巨人の星 (梶原一騎・原作 川崎のぼる・マンガ)
   5位…鉄腕アトム (手塚治虫)

あしたのジョーはどのアンケートでもダントツの1位だ。
原作の高森朝雄は梶原一騎の別名だから、この時代を牽引したマンガ作家の
第一人者でもある。


■私の大好きな「カムイ伝」(白土三平)が7位につけているのにちょっと感激。
「ブラック・ジャック」(手塚治虫)も9位だし。
「8マン」(平井和正・原作 桑田次郎・マンガ)もぎりぎり50位でセーフ。

とはいえ何といっても熱狂的に好きだったのは、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」だった。
「少年マガジン」連載中から毎週欠かさず買って読んでいた。
後に島村ジョー(009)の島村をペンネームにしようかと思ったくらいだ(^^;;
いわゆる当時の009フリークというか、009オタクだった私

アンケート結果では28位。うーん、まあまあかな。

今年2009年は「サイボーグ009イヤー」とかで、記念イベントもいろいろあるらしい。


■009つながりで「0011ナポレオン・ソロ」にもはまったし、名前が同じということで
オダギリ・ジョーにもやはりちょっとはまった。
作品の中に出てくる悪の組織ブラック・ゴーストから、戦争を食いものにする死の商人の
存在も知った。

最近では金城武の映画『リターナー』で未来から来た少女ミリが使う武器ソニックムーバで
009島村ジョーの体に組み込まれた加速装置を思い浮かべた。
加速装置は002のジェット・リンクも使えるけどね。
ちなみに奥歯でカチッと操作するこの加速装置のシステムは、アルフレッド・ベスターの
古典SF『虎よ、虎よ!』の中にも出てくるのだ。
顔に虎の刺青をされたガリヴァー・フォイルという名の主人公が加速装置によって
「ジョウント」と呼ばれるテレポーテーションをするのである。
で、このフォイルの顔の刺青が、005のジェロニモ・ジュニアの顔の刺青と重なるような気が。

ちなみに私が仕事で使っているカギを束ねるキーホルダーには、007グレート・ブリテンの
フィギュアがくっついてるのだ。あはは。まったく頭の中が成長してないわ。

ついでにサイボーグ・メンバーの名は、
  001…イワン・ウイスキー
  002…ジェット・リンク
  003…フランソワーズ・アルヌール
  004…アルベルト・ハインリヒ
  005…ジェロニモ・ジュニア
  006…張々湖(ちゃんちゃんこ)
  007…グレート・ブリテン
  008…ピュンマ
  009…島村ジョー

上の絵の左下から時計回りに、張々湖、グレート、フランソワーズ、ジョー、イワン
ジェロニモ、ジェット、アルベルト、ピュンマ。

連載が進むにつれて文学的で哲学的な内容になっていったのに、最初のギャグ的な
ネーミング、天才ベビーのイワン・ウィスキー(ロシア人)とか張々湖(中国人)などが
だんだんそぐわなくなってきたのが痛かった






  

映画『スペーストラベラーズ』とアニメ『スペーストラベラーズ』




■さて脱線ついでに、009つながりでフト思い浮かんだのが、
映画『スペーストラベラーズ』だ。
アマゾンに載っている解説によると
【『踊る大捜査線』の本広克行監督が、お笑い集団ジョビジョバの舞台
『ジョビジョバ大ピンチ』を原作に作りあげたエンターテイメントムービー。
3人組が銀行強盗に入ったが、素早く逃走する計画が狂い、客や行員を
人質に立てこもるはめに…。
警察に取り囲まれた彼らは、身元が割れてないのをいいことに、自分たちを人気アニメの
『スペーストラベラーズ』のキャラクターに合わせ、本格的な犯罪組織だと宣言する。
人質も彼らの作戦に協力するようになり、銀行の中は奇妙な連帯感に包まれた。
わずか数分の架空のアニメのために本編なみのアニメを製作したり、架空のロックバンドの
ためのCDを作ったり、銀行のマスコットから宅配ピザの設定まで、徹底的に虚構の世界を
作りあげる手法が登場人物のリアリティを支えている。
強盗のリーダーは金城 武。機関銃をぶっ放す深津絵里が儲け役。(堤 昌司) 】


■まあテレビドラマ風の軽いノリの映画なのだが、これがけっこう面白い。
始まってすぐにアニメが流れて、思わず(゜Д゜) ハア??となってしまうが、これが大事な伏線で
だんだんにアニメと出演者たちの演技がシンクロしてきて、画面に引き込まれてしまう。
アニメのキャラになりきって警察と対決する場面は笑いとワクワク感でいっぱい。
そして夢のような時間が過ぎたあとは思わずホロリ。

で、このアニメキャラを共有した登場人物たちの関係が9人のサイボーグ戦士たちを
髣髴させるのだ。こっちも偶然9人だし! こじつけすぎかな(^^;;

映画のキャストならびにアニメキャラは…
  孤児院仲間の銀行強盗
    金城武…ハヤブサジェッター
    安藤政信…ブラックキャット
    池内博之…ドラゴンアタック
  銀行の人質
    深津絵里…アイリーン・ベア
    渡辺謙…クラッシュボンバー
    筧利夫…ホイ
    鈴木砂羽…ゴールドパピヨン
    甲本雅裕…カール・ヘンドリックス
    武野功雄…エレクトリックサニー







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 厚労省分割先送り迷走劇  「無礼だ!」「ぶれてない」「命令してない」
2009年05月29日 (金) | 編集 |

   

左の図は朝日新聞より。 右の写真は日テレニュース24より。





■今月19日に麻生首相が指示した厚生労働省分割案が、28日、自民党の族議員や
官僚の圧力を受けて頓挫。またしてもリーダーシップのなさ露呈した。

森元首相・町村前官房長官(共に文教族のドン):「ちょ、待てよ。河村くん」
河村官房長官:「はあ、何でしょう?」
森・町村:「保育所と幼稚園の件だがな。一元化という言葉で始末をつけるなあっ!」
河村:「うひゃー! は、はい、わかりました。(((=_=)))」

河村:「首相に分割を指示された与謝野さんがあたしに丸投げした件なのに。ひどいワ」
甘利行政改革担当相:「ふん。あんただって私に折衝役を丸投げしたくせに」
舛添厚労相:「ぼくちゃんは、どっちに転んでもいいように日和見だい」

麻生首相「厚労省を分割する方向で検討してくれなんて言ったことはないさ~。
      最初からこだわってないし~。とゆーか、ナベツネさんが最初に言ったんだもんね」
細田幹事長:「『正体見たり枯れ尾花』という感じですな。ふふふん」
某自民党幹部:「ま、砂上の楼閣だったというわけで。はい、これにて落着」


  東京新聞  スコープ 厚労省分割先送り 族議員圧力に首相また白旗
   http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009052902000050.html

  時事通信  厚労省分割、事実上撤回=麻生首相「こだわらず」
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009052800818&j1      

  読売新聞  厚労省分割、麻生首相が「こだわっていない」…議論先送りへ
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090528-OYT1T00947.htm



■厚労省分割が先送りになったとたん、「そんなことは指示していない」「ぶれてない」などと
知らん顔を決め込んだ麻生首相。
鳩山総務相も、【29日午前の記者会見で、麻生太郎首相が自ら指示した厚生労働省の
分割の具体化を当面見送ったことについて「首相は厚労省を分割する方向で検討してくれと
言ったことは一度もない。ぶれていない」と述べ、首相を擁護した。】(産経新聞 5月29日)

って、ほんとかな~? これを見よ!


  日テレニュース24 5月19日
    http://www.news24.jp/135702.html

         麻生首相、厚労省分割の具体案検討を指示

 厚労省を「社会保障省」と「国民生活省」に分割するべきとの考えを麻生首相が示している件で、与謝野財務・金融・経財相は19日、麻生首相から具体的な検討を行うよう指示を受けたことを明らかにした。
 麻生首相は次回の経済財政諮問会議から議論を行い、2011年までに実現に向けた具体的な案をとりまとめるよう求めたという。




  朝日新聞 5月19日
    http://www.asahi.com/politics/update/0519/TKY200905190391.html?ref=recb

      麻生首相、厚労省分割の検討を指示 経済財政諮問会議

 麻生首相は19日の経済財政諮問会議で、与謝野経済財政相に対し、厚生労働省を分割する具体案をまとめるよう指示した。首相は15日の安心社会実現会議で、厚労省を医療・介護・年金などを所管する「社会保障省」と、雇用や少子化対策などを所管する「国民生活省」に再編する考えに前向きな姿勢を示していた。首相としては、総選挙の与党マニフェスト(政権公約)に掲げ、「生活重視」を訴える狙いがありそうだ。

 首相ははまた、文部科学省と厚労省に分かれている幼稚園と保育所の所管の一元化(幼保一元化)の具体案づくりも指示。「今が決断の時期だ」と強調した。(中略)
 
 与謝野氏は会見で、今回の省庁見直しは厚労省だけに絞り、霞が関全体には広げない考えを明言。諮問会議には、舛添厚労相、甘利行革相ら関係閣僚も出席していたが、首相の指示に異論は出ず、「全体は(厚労省分割を)やるべきだという空気だった」という。首相には、年金記録問題などでイメージが失墜した厚労省の解体を世論にアピールする狙いもありそうだ。

 15日の安心社会実現会議では、渡辺恒雄・読売新聞グループ会長が「厚労省は大きすぎる。医療・介護と雇用・年金のそれぞれを所管する2省に分割すべきだ」との持論を展開。首相は内閣府の少子化対策などの担当部局も含めた再編案に言及していた。 (後略)

 


■さて厚労省は大きすぎる、2省に分割すべきだとの言い出しっぺである渡辺恒雄氏は
分割論は党利党略だと薬害肝炎全国原告団の山口代表に批判されて、「無礼だ!」と
怒鳴り声を上げた。痛いところを突かれたからだろう。
しかし事あるごとに政治に口を出して翻弄させるナベツネ氏こそ、国民に対して無礼で
傲慢な人物ではないのか。


  毎日新聞 5月28日
   http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090529k0000m010126000c.html

     渡辺恒雄氏:厚労省分割論「党利党略」批判に無礼だと怒声

 「無礼だ」--。28日の政府の「安心社会実現会議」で、薬害肝炎全国原告団代表の山口美智子氏が「1委員が提案した厚生労働省分割・再編が報道され、衆院選のためのパフォーマンスだとの思惑が広がり残念だ。国民は党利党略に嫌気がさしている」と発言したのに対し、前回、分割論を展開した渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆が声を荒らげて反発する場面があった。

 渡辺氏は「特定の1人、と言われたんで黙ってはいられない」と切り出し、「党利党略に新聞社の主筆たるものが便乗して振り回されているようなことを言われた。取り消していただきたい」と大声で反論した。

 険悪なムードになりかけたが、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相が「発言を党利党略と考えたり、利害に基づいた発言だと考えたことはない」と引き取った。【西田進一郎】








 党首討論で墓穴を掘った麻生発言
2009年05月28日 (木) | 編集 |



党首討論で麻生太郎首相(左)の発言がヤジで聞こえず
耳に手をやる鳩山由紀夫民主党代表(右)
=27日午後、参院第一委員会室(酒巻俊介撮影 産経新聞)

この写真だと民主党など野党側だけがヤジを飛ばして発言を妨害している
ように受け取られかねないが。




■昨日27日、麻生・鳩山の初の党首討論が行われたが、ちょうど外出していて
国会中継を見られなかった。
夜のニュースでダイジェスト的にところどころ見た結果では鳩山代表の発言内容の方が
当然といえば当然だが、はるかに理にかなって説得力があった。
以下の毎日新聞の「党首討論:詳報」に詳しい討論内容が載っている。

   http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090528ddm005010074000c.html   



■そもそも「国民の最大の関心は西松建設の違法献金問題だ」との麻生発言には
今更ながらあきれてしまう。
国民の最大の関心は経済不況による失業や生活苦、国民年金問題などで、西松を
未だに重要視しているのは仕掛けた側の自民党だけだ。
そしてこの西松建設事件に関連して、またまた麻生首相の不適切発言が炸裂した。


    産経新聞 5月28日
    http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090528/stt0905281809006-n1.htm    

       党首討論での首相の「違反」発言に抗議 民主・山岡氏

 民主党の山岡賢次国対委員長は28日、自民党の大島理森国対委員長と国会内で会談し、麻生太郎首相が27日の党首討論の際、西松建設巨額献金事件で起訴された民主党の小沢一郎代表代行の公設秘書の行為を法律「違反」とした発言に抗議した。

 山岡氏は「裁判はこれからなのに、現時点で行政府のトップが『違反』と断じるのは大問題だ。きちんと善処してほしい」と要求。大島氏は「検討する」と答えた。

 首相は、民主党の鳩山由紀夫代表との党首討論で「違法献金の疑いで小沢氏の秘書が逮捕された。違反の話を棚上げにして(企業・団体献金の禁止という)制度変更を言うのは論理のすり替え」「(政治家の)後援会への企業・団体からの寄付は禁止になったが、それを犯した方がそこ(民主党)にいる」と発言した。




■この部分の発言を、上の毎日新聞「党首討論:詳報」より抜粋する。

鳩山 政治改革推進本部が開かれ、(幹事長の)岡田(克也)本部長のもとで、我々は政治とカネの問題に結論を出した。法案を準備するので与党も協力して成立を図ろうではないか。

麻生 やはり国民の最大の関心は西松建設の違法献金問題。十分に説明を果たしたと思っているのか。責任を取った小沢一郎氏が鳩山代表に次ぐ代表代行になるのが責任の取り方か。国民目線から見ると、なかなか理解しがたいというのが正直な実感だ。
 企業・団体献金禁止を打ち出したが、違法献金の疑いで小沢前代表の秘書が逮捕されたことがきっかけではなかったか。現在の法律ですら守られていない疑いがある。少なくとも法改正の前に、現行法ですら守られていないところが問題だ。秘書の違反を契機に、制度が悪いと言うのは論理のすり替えだ。我々としては、きちんと対応がなされないと、この話は空理空論になりかねない。
 世襲問題は、各党がいろいろなルールを作られるのは、いいことだ。私どもは安倍(晋三)幹事長代理のころから公募制度を積極的に採用させた。そこで選ばれた方は立派な支部、党の選択だ。

鳩山 聞き捨てならない発言をした。私どもの側に政治資金規正法を犯した者がいると決まったわけではない。これから裁判で決着がつく話だ。そちらにもたくさんいた。漆間(巌)官房副長官が「自民党には捜査は及ばない」と言った。同じことで一方は秘書が逮捕・起訴され、他方ではなんにもおとがめなし。これが検察官僚のやることか。







 横浜中華街散歩
2009年05月27日 (水) | 編集 |



半日休みを取って、午後から横浜中華街へ行った。
大通りから一歩細い路地に入ると、そこは中国語が飛び交い
たちまちエキゾチックな気分にひたれる。
ここは「香港ロード」。





    

中華街へ行くときはちゃんと下調べして美味しい店で食べよう
と思いつつ、いつも下調べなしで失敗すること数十年(^^;;
今回も結局行き当たりばったりだったが、久々の大ヒット。

左:上海ロードにある翠鳳(スイホー)本店。
中:店内1階。2階にはお座敷と丸テーブル席がある。とても家庭的な雰囲気。
右:お昼時だったので、飲茶(ヤムチャ)セットを注文。
300円プラスでコーンスープをフカヒレスープに変更。
炒飯(または焼きそば)・春巻きとゴマダンゴ・杏仁豆腐
飲茶は5種類(焼売・エビ餃子・フカヒレ餃子・小籠包・桃饅頭)。
すべて手作りで上品な深い味。特に包んでいる皮が絶品だ。
可愛くてふっくら皮の桃饅頭がおすすめ。
炒飯も見事なくらいパラパラの仕上がりで、量・質共に満足。







突然現れてすぐに走り去って行った謎の馬車。






     

左:東の朝陽門。
右:山下公園から朝陽門を俯瞰して見たところ。
ホテルやビルの間、ちょうど真ん中の奥に小さく朝陽門が見える。
近代的なビル群の中にポッカリできた不思議な異界、それが横浜中華街だ。




     

左:山下公園の定番、氷川丸。1930年に建造。
太平洋戦争中は病院船として活躍、その後は外航客船として
248回も太平洋を横断したスゴイ船なのだ。
右:公園内はちょうどバラが咲いていてのんびりムード。




     

左:帰りの東名・海老名SAのトイレで。あれれ?
右:よく見たら赤ランプの上に鳥の巣が!









 今年もやって来ました! アナグマ・メドちゃん
2009年05月26日 (火) | 編集 |



今年も姿を現したアナグマのメドベージェフくん。
エアコンの室外機の下から首を出してご飯(ドッグフード)をムシャムシャ。
ドライフードしか食べないアナグマと缶詰が好きなアナグマと2匹いるみたい。
この子はマダムの方? だったらメドベージェワさんかな
う~ん、なんともキュートなお姿。

この他にタヌキのチャベスくんも出現するもよう。





     

子育て中なのか、ものすごい食欲。
アッという間にドライも缶詰もペロリで、1日に5回は器を空にする。
もしかしたらおなかに詰め込んで子どもたちのところに運んでいるのかもしれない。
器が空になっていると、そばの茂みに隠れてじっと私の給餌を待っている。
外猫たちがそばにいてもまったく動じない。

右の写真はすごいがっつきぶり(^^;;
首が亀みたいね。








 北朝鮮が2度目の核実験
2009年05月25日 (月) | 編集 |

■昨日がいろいろ忙しくて、その疲れでボーっとしているところに
北朝鮮核実験のニュースが飛び込んできた。
やれやれ、また北非難のニュースで騒がしくなるなとため息。

アザラシのタマちゃんや謎の白装束追っかけ騒動あたりから、何か事あれば
その話題で一色に染められてしまう日本のマスメディアの特質にますます拍車が
かかってきた昨今、最近も米国発経済危機に西松事件、小沢追い落とし、新型
インフルエンザと立て続けにニュース報道の大波にもまれ続け疲弊している国民の
前に、またしても怒涛のように投げ込まれた核実験報道だ。

で、反対にこのニュースによって少なからず息を吹き返したのが、誰あろう
近頃いろいろと逆風を受ける形になった麻生政権だろう。
なぜか支持率が下がったときに決まって出てくるのが、この北朝鮮発の出来事なのだ。


■さて北朝鮮は06年10月9日に第1回の核実験を行い、今回で2度目。
以前と同様トンネルを使った実験で今回の方が威力を増しているとのことだが
前回も核ではなくて大量の爆薬を使ったのではという疑惑が残っているので
財政的に困窮している北朝鮮に果たして核実験ができるのだろうかという疑いはある。

4月5日の衛星打ち上げ(長距離ミサイル発射)の際も、日本政府は異常とも思える
過剰反応をして世界の失笑をかった。で現在の新型フルーでも大騒ぎをしたあげく
かえって患者を増やす結果になって、またまた失笑をかってしまった。
そのあげくが、「国民の皆さんは冷静に」だ。
一番冷静でないのは政府自身だってことに気づいていないのが悲しい

そしてまた北朝鮮核実験を知って、待ってましたとヒートアップしているわけだ。


■4月のミサイル発射後には、近いうちに核実験と再ミサイル発射があるといわれてきた。
だから今回の核実験には、ふ~んやっぱりねと特に驚きはなかった。
実験目的は前回のミサイルと同様オバマ政権へのラブコールだから、直接の相手国でない
日本が米国以上にワーワー騒ぐのはみっともないだけだ。

また北朝鮮がこのタイミングを狙ったのは、ノムヒョン前韓国大統領の自殺で批判が
高まっているイミョンバク大統領への揺さぶりがあるのかもしれない。
ただし、あくまでも交渉相手はオバマ政権である。


■北朝鮮が核に固執するのは、米国がイスラエルやインド、パキスタンの核保有は認める
といった二枚舌を使っているからだ。
この二枚舌はコソボの独立は認めるが南オセチアの独立はだめだという政策と同様で
この矛盾点をうまく突かれているため、交渉自体もそのぶん困難になっている。

で今回の実験によって日本は強気で国連安保理に働きかけるのだろうが、米国を頼みに
さらに圧力路線に踏み込むと、ブッシュ政権末期のように、突然日本の頭越しに米朝接近
という事態に陥る可能性もある。

またこの立て続けの核実験やミサイル発射を行う北朝鮮の政権内部にどういうことが
起きているのか、政権争いや軍部の暴走はないのか等の情報をしっかりつかんで
おかなければ、突然政権崩壊して大量の難民が発生でもしたら、日本はお手上げである。
そうした将来を見据えてきちんとシミュレーションをしていないのは日本だけとも聞く。
北朝鮮をやみくもに非難する前に、国際政治の冷静な分析と情報収集が何よりも大切だと
思うのだが。







 定額給付金でDVD‐BOXを買った
2009年05月24日 (日) | 編集 |






■「帯に短し襷(たすき)に長し」的な中途半端感満々の定額給付金。
スニーカーを買おうと思っていたが、地元にはちょうどよい商品がない。
かといって貯めておいても、知らない間に日々の日用品に浪費してしまいそうで
これもまた能がない。

そんなとき、ちょうど取り寄せを頼んでおいたDVD-BOXがあったので
千円札を数枚足して定額給付金で購入することにした。
DVDだったら形として残るし、観るたびに「ああ、あの麻生という自民党のラスト・プライム
ミニスターが選挙目当てにばら撒いた税金で買ったっけ」と思い出すだろうから


■ちなみに上がそのDVD-BOXの『ゴールデンボウル』。
02年に日テレで放送されたドラマで、毎週楽しみに観ていた。
野島伸司原作のドラマで(野島ドラマは他には『ひとつ屋根の下』が好きで、こちらは
ビデオ版全部と関連本も持っている(^^;;)、経営難に陥って閉鎖が決まったボーリング場
「ゴールデンボウル」を救うために、地上げ屋が次々送り込む強豪ボウラー相手に
常連客の独身証券マン・芥川周(金城武)とエリート官僚の妻・佐倉瞳(黒木瞳)が
ボーリング対決するラブコメである。
もう1度観てみたいと常々思っていたが、DVDが出ていたので思い切って購入した次第だ。


■そんな折、今朝のフジテレビ「新報道2001」で米ノーベル賞経済学者のポール・
クルーグマン教授が日本の経済政策について批評している様子が映った。
商店街を歩いて道行く人にたずねたりしている部分をちらり見しただけだが
定額給付金については、米国ではほとんど貯蓄に回って効果はなかった。こうした他国の
失敗を見ているのに支給したので、評価は「0点」!
と言ったのには笑ってしまった。

クルーグマンについてはそれほど優れた経済学者だとは思わないが、この「0点」発言は
とてもグッジョブだった(≧∇≦ )






 島サミットでも500億円ばらまき
2009年05月23日 (土) | 編集 |



湯河原 湯かけまつり



■夜の7時から「湯かけまつり」が始まった。
温泉のお湯を、神輿と担ぎ手たちに掛け合うお祭りだ。
祭りに参加する人たちや祭り目当ての観光客が各旅館に宿泊している。
ちょうど新しい予約が入って客室の準備をしていたので、上の写真は06年のを流用。
みんなビショビショになって戻ってくるので、ロビーに古いタオルを山積みにしておいた。


■今年の3月までは高い部屋から予約が入ったものだが、4月に入ってからは
料金の安い部屋から予約が入るように変わってきた。
いよいよ経済的なダメージが本格的になってきたのだ。
その上に新型インフルエンザの攻撃だ。
観光地はもう青息吐息である。


■そんな中、22日から北海道占冠村のホテルで第5回日本・太平洋諸島フォーラム
首脳会議(太平洋・島サミット)が始まった。参加したのは13カ国・地域首脳。
地球温暖化問題などを話し合うための会議だそうだ。
しかしその裏には、日本の国連安保理事会常任理事国入りのために支持層を獲得する
という意味合いがある。
さらに会議直前に中国が行った「中国版島サミット」に対抗して、麻生首相はなんと
中国の支援額より50億円も多い500億円もの支援を表明
したのだ。
国民が生活苦や減益苦であえいでいるのに、なぜ海外には巨額の金をポンポンと
拠出し続けるのか!  日本人はいつまでこんな政府に唯々諾々と従っているのか!


     時事通信 5月23日
      http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009052300049

      首脳宣言採択し閉幕=首相、500億円の支援表明-島サミット

 北海道占冠村で開かれていた第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(太平洋・島サミット)は23日昼、地球温暖化問題に参加国・地域が対等なパートナーとして取り組むことをうたった首脳宣言を採択し、閉幕した。麻生太郎首相は太平洋の島しょ国・地域の環境対策や人材育成のために、3年間で500億円を支援する方針を表明した。
 「北海道アイランダーズ宣言」と名付けられた首脳宣言は、(1)「太平洋環境共同体」構想(2)疾病や貧困からの脱却を目指す「人間の安全保障」(3)日本と太平洋地域の人的交流-が主な柱。








第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議の
第2セッション冒頭で発言する麻生首相(右)
(23日午前、北海道上川管内占冠村のアルファリゾート・トマム=代表撮影)
 【時事通信社】







 ジャパン・フルー
2009年05月22日 (金) | 編集 |

■新型インフルエンザはついに関東地方まで席巻し、マスク姿の人々が街にあふれた。
京都や奈良はせっかくの修学旅行シーズンというのにキャンセルが相次いで、休業を余儀なく
されている。気の毒というしかないが、いつ私たちも同様の目にあうか不安は尽きない。

薬局にはマスクを求めて、朝から長蛇の列が続いている。
マスクをして登校するようにと学校から通知が来て、保護者が必死の思いでマスクを
捜し求めているのだそうだ。


■朝のワイドショーのコメンテーターが、海外ではこの新型インフルエンザを「ジャパン・フルー
と呼んでいると紹介していた。
異常なほどヒステリックな対応とマスク姿の群れの映像が、海外の人々の注目を浴びて
「メキシコ・フルー」でも「豚フルー」でもない、「ジャパン・フルー」という命名がふさわしいと
思われているのだそうだ。
韓国では、急激に感染者が広がった日本を危険地域とみなしているという。


■それもこれも、麻生政府の危機管理の大失策によるものだ。
今のところ季節性のものと同様それほど毒性が強くないのが幸いしているが
これが強毒性の鳥インフルエンザやサーズだったら、日本はたちまち壊滅状態になってしまう。
というか、すでに戒厳令並みの都市機能マヒで、経済的な壊滅状態になってしまっている。
ジャパンではなくて、「麻生フルー」とか「マスゾエ・フルー」と命名してほしいワ。


■下の図は日経メディカルより。
米国でのパンデミックの被害予想を段階的に評価する「Pandemic Severity Index」という指標
である。感染の「広がり」ではなく、「被害の深刻さ」に応じて1~5に分けられている。
現在は季節性インフルエンザと同等の措置でよいとして、学校の閉鎖などを解除している。
つまり「カテゴリー1」だ。

ところが日本では最悪の事態を想定した行動計画「カテゴリー4」にそって対応しているので、
さまざまな弊害を招き、国民の不安をあおっている。
まさに官僚的で杓子定規的な解釈の悪見本のようだ。
とにかく、すみやかにこの行動計画を見直して適切な対応に切り替えてほしい。













 裁判員制度と改正検察審査会法がスタート
2009年05月21日 (木) | 編集 |

■さまざまな問題点を抱えたまま、ついに裁判員制度がスタートした。
本日21日以降に検察が起訴した重大事件が対象となるため、実際に裁判員が
法廷に立つのは7月以降になる。
初めて裁判員制度について耳にした時は、ごく普通の陪審員制度が施行されるのかと
思い、それならぜひ参加したいと期待したものだが、その後ボロボロと新制度の
インチキ性があらわになるにつれて、とてもじゃないがこのままホイホイ参加するなんて
ことはできないなと考えるようになった。

一番最初にカチンとなったのは裁判員の守秘義務に関して、違反すると懲役刑が
科せられるという点だった。
それも守秘義務は一生続くというビックリもので、言いたいことも言えずに
おなかにモヤモヤしたものを抱えていては、ストレスで病気になってしまう。
あるいは地面に穴を掘って「王様の耳はロバの耳~~っ!!」と叫ぶしかない。
またなぜ刑事事件なのか。
本来なら国民に一番身近で大切な行政訴訟を裁くべきなのではないか。
そうすれば量刑について悩むこともない。

他にも納得できない点がいくつもあるが、長くなるので今は触れない。

これまで閉鎖的だった司法に曲がりなりにも国民が参加できる道が開かれたのは
評価するが、裁判員制度はいったい誰のためのものなのか、もっと多くの議論と
国民のコンセンサスが必要である。
そして同時に取調べの完全可視化や代用監獄の廃止、死刑の是非などについても
議論を深め、国民の意見をしっかり反映していかなければならない。






■さて裁判員制度と同時に、本日21日から改正検察審査会法が施行になった。
これまでは刑事事件の起訴・不起訴を判断できるのは検察官だけだった。それが改正されたことで、市民から選ばれた審査員11人中8人以上が「起訴相当」を2度議決すれば、必ず起訴できるようになったのだ。これは画期的な法改正といえる。

実際にはこの検察官の判断の是非を問う「検察審査会」は以前から存在していたものの肝心な強制力がないために、実質的に機能していなかったわけである。


■そしてこの改正を待って、01年に兵庫県明石市の花火大会で起きた歩道橋事故の
遺族が、本日21日、神戸検察審査会に審査を申し立てた。
右の写真は時事通信より。

     共同通信 5月21日
     http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052101000506.html

     遺族、起訴求め3度目の申し立て 明石市の花火大会事故

 2001年に兵庫県明石市で11人が死亡した花火大会事故の遺族が、当時の明石署副署長(62)の不起訴処分は不当として21日、改正検察審査会法の施行に合わせ、神戸検察審査会に3度目の審査を申し立てた。
 審査会の「起訴相当」の議決は従来は法的拘束力がなかったが、改正法では検察の再捜査で不起訴になっても起訴に持ち込むことができる。
 次男智仁ちゃん=当時(2)=を亡くした下村誠治さん(50)は申し立て後に「この日を待ち望んできた」と話した。
 神戸地検は現場で指揮した明石署の元地域官ら5人を業務上過失致死傷罪で起訴したが、最高責任者だった元署長(07年に死去)と元副署長の立件は見送った。
 2人について遺族の審査申し立てを受けた同審査会は04年と05年の2回、「起訴相当」と議決したが、地検はいずれも不起訴にした。
 審査会は市民から選ばれた11人中8人以上が起訴すべきだと判断すると「起訴相当」を議決。検察官が不起訴にしても、改正法では再び審査会が起訴すべきだとした場合、裁判所が指定した弁護士が起訴することになる。