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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 インド同時テロ テロリストも多国籍の時代へ
2008年11月30日 (日) | 編集 |



黒煙をあげるタージマハル・ホテルと逃げ惑うハトの群れ
11月27日 ロイター通信




■インドの金融商業都市ムンバイ(旧ボンベイ)で起こった同時多発テロは多くの犠牲者を出して制圧されたが、武装グループの目的や背景、犯行メンバーの国籍についてさまざまに取りざたされている。


■約20名の犯人たちは20代の若者が中心で、Tシャツやジーンズ姿の者もいた。
そのうちの8人はインドのトロール漁船を乗っ取り、ゴムボートで上陸後、駅やレストランなどを襲撃しながら2つのホテルに立てこもったと見られている。
彼らは襲撃のための高度な訓練を受け、周到な準備をしていた。
また特に英米人とユダヤ人を標的にしていたという指摘もある。


■こうした点から背後にアルカイダがいるのではないか。
また米軍がイラクからアフガンへと主戦場を移しつつある中で、オバマ次期政権への牽制の意味で、インド・パキスタン両国の緊張関係を再び作り出す目的ではないかとも見られている。
さらにパレスチナ問題をめぐって、第1次大戦後に三枚舌外交を展開してアラブを貶めたイギリスとユダヤ人を狙った犯行であるとか、ソマリア海賊の復讐であるとかいった推測も飛び交っている。


■そんな中で、中日新聞が犯行グループが国籍や出身地の異なる者たちで構成されていた可能性が大きいと書いていたのが興味深かった。
ネット社会の象徴というわけではないが、同じ目的や思想の元に人種や国籍を超えて人々が集結する新たな時代の局面に入ったのではないかと感じた次第である。


   中日新聞 11月30日
   http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008113002000053.html?ref=rank

           インド同時テロ、多国籍集団の犯行か

【ムンバイ(インド西部)=内田康】ムンバイの同時テロで、インドの治安当局や同国メディアは、犯行声明を出した「デカン・ムジャヒディン」を名乗る武装グループについて、国籍、出身地の異なる人員で構成されていた可能性が高いとの見方を強めている。

 インド各紙によると、メンバーは同国の銀行が発行したクレジットカード7枚を所持。1人がムンバイ周辺で使われるマラティー語を話していたほか犯人の遺留品からはインド洋の島国モーリシャスの身分証も見つかった。事件ではパキスタン国籍の男が拘束されているが、当局は同国を拠点にカシミール地方の分離独立を求めるイスラム過激派「ラシュカレトイバ」が主導的役割を果たしたとの疑いを強めている。

 モーリシャスはインド系住民が約7割を占めているが、ヒンズー、キリスト、イスラム教徒も混住。また英紙は、英国生まれのパキスタン人も犯行に関与したと報じている。

 多国籍からなるグループは、テロ実行前に周到に準備したとみられ、一部は犯行現場の一つ、タージマハルホテルに客として宿泊していた。別のメンバーもマレーシア出身の学生を装い、現場近くに部屋を借りていたという。ホテルのレストランスタッフが関与したとの報道もあるがホテル側は否定している。

 犯人グループは、治安当局との銃撃戦でホテル内の電気を消して応戦したほか、ホテルの監視カメラシステムも十分に作動しておらず、犯人側が細工した可能性がある。制圧作戦に加わった当局者も「犯人はホテル内の部屋の配置を熟知し、戦闘も洗練されていた。元正規兵か、長い期間訓練されている」と語っている。

 犯行グループの人数はインド当局もつかみきれていない。武装集団は14人が死亡、1人が拘束されたが、全体で「20人以上」と報じる地元紙もあり、一部が逃走した可能性は否定できない。








同時多発テロを受けたムンバイ周辺地図 ロイター通信





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