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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 奥田メディア批判と麻生メディア支配
2008年11月19日 (水) | 編集 |

■元厚生事務次官宅の連続襲撃事件は日本中に衝撃を与えた。
一刻も早い犯人検挙と事件の全容の解明を望みたい。

そしてこの事件に先立つ12日にも、厚労省をめぐって看過できない発言があった。
トヨタ自動車の奥田碩取締役相談役が、メディア、特にテレビの厚労省への批判報道は異常だと苦言を呈したのだ。そして、
「新聞もそうだけど、特にテレビがですね、朝から晩まで、名前言うとまずいから言わないけど、2、3人のやつが出てきて、年金の話とか厚労省に関する問題についてわんわんやっている」
「正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか
などと発言した。
http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY200811120346.html



■これは刃物や武器こそ使わないものの、れっきとした言論封殺であり、メディアに対するテロともいえよう。
気に食わないから攻撃して潰す(殺す)。連続襲撃事件と同じだ。



■一方、『週刊文春』11月27日号の48ページに、こんな記事が載っていた。
麻生首相の親族企業「株式会社麻生」が九州民放局で唯一の上場企業、「RKB毎日放送」の株を大量保有していることが、昨年12月に発覚したというのだ。

RKBの関係者は、「今回の株の買収劇は当社にとって、05年に起きた楽天のTBS買収騒動を髣髴させるようなショッキングな出来事」と述べている。
これに対し麻生側は純粋な投資目的であることを強調。
しかし地元のメディア関係者は、「九州全域で建設、医療などの事業を展開している浅生が、いまだ手に入れていないのが大衆に影響力のあるメディア事業。単なる投資目的なら短期で収益が見込める対象はたくさんあるはず。(株買収は)何らかの思惑があるとしか思えない」という見方をしている。


一大麻生帝国を築くのが目的なのか。
これでは途上国の独裁国家といい勝負だ。

政財界のメディア批判とメディア買収。
その先に待ち受けている社会が恐ろしい。



  
   
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