激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 バラまいた後に増税
2008年10月31日 (金) | 編集 |



追加経済対策を発表するため、記者会見に臨む麻生太郎首相。
10月30日夜、首相官邸で(時事通信社)





■なぜか「政界一の経済通」を自負する麻生首相が27兆円もの大型追加経済策を発表したが、そのアメの裏には消費税の3年後引き上げという痛いムチが隠されていた。


■なんでも目玉は、全世帯対象の「生活支援定額給付金」とかで、支給額は1人につき一律1万2千円程度。65歳以上の高齢者と15歳以下の子どもはこれに1万円がプラスされるそうだ。
したがって標準世帯(両親+子ども2人)だと約6万円の支給額になる。

ま、当面の生活補助にはなるだろうが、1ヵ月くらいで消えてしまう額だ。
以前も地域振興券とかで2万円もらったことがあるが、スーパーの買い物ですぐに使ってしまった(^^;;


■しかも今回の支給がおかしいのは、所得の多い少ないにかかわらず一律に配るという点だ。
何億もする豪邸に住む金持ちにも同額を支給するというのは悪平等ではないのか?

さらに納得できないのは、現金支給ではなく銀行口座に振り込むという点だ。
本当に困っている人たちは、銀行口座を開けなかったり、住む家を持てずに苦労しているというのに、結局金持ち目線でしか物事を判断できない政治家や官僚が急遽こしらえた案でしかない。
それも民主党の案を片っ端からパクッて矮小化した代物だからたちが悪い。


■この追加経済策の評価について、今朝のワイドショー(番組名は忘れた)に出ていた経済の専門家は、試験の優・良・可にたとえると、ぎりぎり合格の可で、それも不可に近い可だと語っていた。
まったく、どこが「政界一の経済通」やら。
こういうのを、「焼け石に水」という

しかもぎりぎり可でしかない経済策の3年後には、10%といわれる消費税増税が待っている。
こんな時に増税を明言するとはどういう経済センスをしているのかあきれてしまう。
ちょっとした小遣いを配って後でどーんと搾り取ろうというのは、これは詐欺ではないのか?


■一方で医師の数は不足し、国民健康保険料の滞納で「無保険」になっている子どもが全国で3万2903人にも上っている。
医療費抑制になっているとうそぶく役人もひどいが、どうして今まさに苦しんでいる国民に思いを馳せて有効な対策を打てないのか。
一律支給をする金があるなら、まず子どもたちの医療費を無料化する方が先だろう。
教育費の無料化も行うべきだ。これこそ国の未来に対する有効な投資になる。








朝日新聞より







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 タリバンとの対話を模索する動きが加速している
2008年10月29日 (水) | 編集 |

   

毎日新聞より
左:パキスタンとアフガニスタンの国境付近の地図
右:27日、イスラマバードで開かれた「アフガン・パキスタン・ジルガ」の
冒頭であいさつするクレシ・パキスタン外相(右奥)=AP 





《1》パキスタン・アフガニスタンは対話路線へ

■パキスタン軍はこれまでアフガン国境付近でイスラム武装勢力の掃討作戦を行ってきたが、次第に「対話による解決」に方針転換を始めた。
掃討作戦がうまくいかないのは地元住民が武装組織を支援しているため。
パキスタン軍のパシャ中将は、部族支配地域バジョール管区を例にあげて、「政治的対話がもはや不可欠」と議会に説明した。これを受け、国会も対テロ戦見直しを求める決議を採択した。

■この動きの中で、27~28日に「アフガン・パキスタン・ジルガ(大会議)」がイスラマバードで開かれた。アフガニスタンとパキスタンの有力部族長や宗教指導者ら計50人が参加。「地域の平和のためには、両国がそれぞれの国の武装勢力と対話することが重要だ」とする共同宣言を採択した。
http://mainichi.jp/select/world/news/20081029k0000e030047000c.html




《1》米国もタリバンとの対話を模索

■治安が悪化する一方のアフガニスタン。
任期が残り少なくなったブッシュ政権は、タリバンとの直接対話によって和解を模索し始めた。
11月4日の大統領選後に最終方針がまとまる見通しだ。
ただし対話相手は強硬派のオマル師らではなく、穏健派の部族長らになるという。
このためタリバン内部の強硬派と穏健派の分裂をうながすとも見られている。
http://mainichi.jp/select/world/news/20081029dde001030039000c.html






 グルジアの首相解任
2008年10月28日 (火) | 編集 |



NHKニュースより





■フランスなどの仲介で、いったんは収拾したかに見えたグルジア紛争。
ここに来てまたグルジアがアブハジアを挑発する危険な動きがあると伝えられていたが、
やはり26日にアブハジアとグルジアの境界近くの橋で銃撃戦があった。
まったくどうしようもない人物だ、このサーカシビリという大統領は。
これが反米や反西側の国だったら、もっと大々的にボロくそに言われていただろうに。


■そのグルジアのサーカシビリ大統領が、今度は首相を解任し、後任に駐トルコ大使を指名した。
前々からメディアに介入したりイスラエルとの怪しい関係があるサーカシビリの強権政治には批判も多く、今回の無謀な紛争を引き起こした責任も問われており、そうした批判をかわすための首相交代と見られている。またサーカシビリ政権は昨年11月に、治安部隊の手で野党集会を弾圧する事件を起こしていて、1周年にあたる今年の11月に野党は反政府集会を開く予定である。

これに関して毎日新聞に興味深い記述があったので、その部分を抜粋する。


      毎日新聞 10月28日
      http://mainichi.jp/select/world/news/20081029k0000m030098000c.html

        グルジア:首相交代 大統領、開戦批判の鎮静化狙う

(前略)大統領は国会で首相交代の決定を発表し、新首相について「(大使として)トルコから多額の投資を誘致した」と述べ、経済実績を買った人事だと説明。国会は大統領与党「統一国民運動」が多数派で、新内閣の承認は確実視されている。
 一方で、03年の民主化運動「バラ革命」で大統領の同志だった女性のブルジャナゼ前国会議長は27日、野党「民主運動・統一グルジア」の旗揚げを発表、大統領の開戦責任や強権体制を追及していく考えを明らかにした。欧米やロシアのメディアは、前議長をサーカシビリ氏に代わる次期大統領の有力候補と報じている。




■グルジアのバラ革命、そしてウクライナのオレンジ革命。
その背後には米共和党のマケイン議員の存在が見え隠れしていた。
月日は流れ、ウクライナではかつての同志だった大統領と首相が反目し(首相は美人のティモシェンコ)、グルジアもまた革命の同志が対立している。皮肉なものだ。






 麻生首相をめぐる2つの報道
2008年10月27日 (月) | 編集 |


(その1) 麻生首相の家を見に行こうと集まったら
逮捕されてしまったo(;△;)o



  

無届けのデモで3人が逮捕され、騒然とする渋谷駅付近の繁華街
(産経新聞)



報道 その1

     TBSニュース 10月26日
     http://news.tbs.co.jp/20081026/newseye/tbs_newseye3979666.html

          「麻生首相宅を見学」と称し無届けデモ

 26日午後、東京・渋谷で、麻生総理の自宅を見学するツアーと称して無届のデモ行進が行われ、参加者の男3人が警視庁公安部に逮捕されました。
 26日午後4時頃、「渋谷区にある麻生総理の自宅を見よう」という、ネットなどでの呼びかけに集まった市民グループおよそ50人がハチ公前から行進を始めました。
 しかし、事前に集会やデモ行進の申請をしていなかったため、警視庁公安部は市民活動家の男1人を逮捕、さらに、それを妨害しようと警察官に暴行するなどした男2人を公務執行妨害の現行犯で逮捕しました。
 公安部は、再三警告を行ったにもかかわらず、行進などを行ったとしています。




報道 その2

     JanJanニュース 10月27日
     http://www.news.janjan.jp/living/0810/0810270277/1.php

        「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力
              ―関係者に聞いた現場の真実


 26日夕刻に行われた渋谷駅前から麻生太郎首相のお宅見学に行くという、ごく平穏な企画は、警察に「無届けのデモ」と見なされた結果、3名の逮捕者を出すという異常事態に発展してしまいました。しかしこの企画は本当に逮捕に相当するようなものだったのでしょうか?現場の様子を伝える、雨宮処凛さんらの証言を紹介します。(以下略)




■ニュース報道を見ていて、自宅見学なのに「無届のデモ行進」「公務執行妨害」という言葉に強い違和感を覚えた。真相はどうなのだろうと気がかりに思っていたら、やはりJanJanニュースに当日の様子が詳しく記されていた。詳しくはJanJanのサイトでどうぞ。

例の「ロス疑惑」の故・三浦氏のロス移送の際も、さかんに「共謀罪」という言葉が飛び交っていて不快に感じていたが、今回の事件はまさに日本での「共謀罪」適用のの予行演習のような気がしてならない。
これを放置していたら、単なる遊びの待ち合わせで4人5人と集まっただけで逮捕されてしまうような日が近いうちに来るかもしれない。

メディアはこれ以上、警察発表鵜呑みの権力迎合に成り下がってはいけない。
それではもはやメディアとは言えないからだ。









(その2) 麻生首相がアキバで街頭演説した。
そのとき聴衆は?






東京・秋葉原での街頭演説で聴衆に手を振る麻生首相(産経新聞)



報道 その1

     産経新聞 10月26日
     http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081026/plc0810262150005-n1.htm

            麻生“凱旋”演説にアキバ熱狂

 「内閣総理大臣にさせていただき、お礼かたがた伺いました」-。26日午後、東京・秋葉原駅前で行われた麻生太郎首相の街頭演説会。“凱旋(がいせん)”演説に耳を傾けようと、大勢の若者や支援者らが詰めかけ、熱狂的な盛り上がりを見せた。
 首相就任後初の街頭演説となるだけに、会場の駅前広場には、予定時間の1時間以上前から場所取りをする人の姿も。予想される混雑に備え、大勢の警備スタッフが目を光らせるなど、ものものしい雰囲気に包まれた。午後4時半過ぎ、「麻生コール」が巻き起こる中、麻生首相が街宣車上に姿を現すと、無数のカメラ付き携帯が麻生首相に向けられた。
 平成18年の自民党総裁選時に秋葉原で行った演説を振り返り、麻生首相が「おかげさまであれがブレークして、多くの方にご支援いただきました」と礼を述べると、聴衆からは大きな拍手がわき上がった。
「みんなで叫ぼう麻生『総理』!」と書かれた紙をかざして演説会に臨んだ埼玉県飯能市の男性ケアマネジャー(37)は「待ちに待った瞬間。涙が出そうになりました」と“凱旋”に感無量の様子。
 演説では恒例の漫画話も飛びだし、千葉県市原市の高校生、大滝真帆さん(18)は「力強くて貫禄(かんろく)があった。話も面白くて笑ってしまいました」。
 一方、川崎市の会社員、塩谷京一さん(35)は「漫画好きは結構だが、首相がわざわざアキバに来てそれを言うのはどうか。人気取りにしか見えない」と厳しい意見。写真を撮り終えると、演説途中で帰ってしまう人の姿も見られた。




報道 その2

     日刊スポーツ 10月27日
     http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20081027-423154.html

         “ホーム”アキバでも麻生首相離れ

 麻生太郎首相(68)が26日、自身の人気を「ブレークさせてくれた」と自覚する東京・秋葉原で首相就任後、初めての街頭演説を行った。約1万人が集まり、内閣支持率は低くてもアキバでは高い、麻生氏の人気を裏付けた。しかし、一部では「いつまでも秋葉原が味方と思うな」「アキバを利用している」など、批判的な声も。支持率回復、次期総選挙勝利へ向けた“切り札”といえる秋葉原でも、麻生離れは始まっているようだ。(中略)
 ホームグラウンドの気安さからか、日課の朝の散歩を「(警備が多く)暴力団の組長が子分を連れて歩いているよう」と表現したり、週に10冊以上読むコミック誌について「時間が制限され、読みにくくなった。まだ先週のジャンプとモーニングは読めてない」と嘆いたり。「暗い顔をしているともてない。もてたいやつは明るい顔をしろ」とハッパをかけ、最後は「ありがとう」と3度も繰り返し、握手にも応じた。
 ただ本拠地でも、全員が味方とは限らなかった。「とっとと解散しる(しろ)」「アキバはいつまでもてめーの味方ぢ(じ)ゃねーぞ」の紙を掲げた人も。漫画家の男性(42)は「麻生さんはアキバを利用している。支持率が落ちても、ここに来れば盛り上がるから。悪い印象はないが、最近は露骨に思える」。コスプレ姿の男性会社員(31)は「たまたま演説を聞いたが、正直言って期待はずれ。漫画を使った演出が鼻につく。消費税の話もなく、生活に直結した話が聞きたかった」と、苦言を呈した。
 「麻生首相」誕生の原動力となった聖地も、必ずしも一枚岩とはいえない。アキバの人気者から首相の座に上り詰めた麻生氏に注がれる有権者の視線が、厳しさを増していることは確かなようだ。




■産経新聞は「アキバ熱狂」とタイトルをつけ、他の多くの新聞やテレビも麻生人気を印象づけようとの狙いが見え見えだが、それでも最後に批判的な意見もあったことを加えざるを得なかった。
写真だけ見ると大勢の聴衆が熱狂して取り囲んでいるようにも見えるが、実際はそれほどの数ではなかったとする記述も散見した。
しかし熟年の、しかも一国の首相がマンガやアニメの力を借りて支持を取りつけようとする姿は、あまりに情けなくはないか。
私だってかつては少年マンガ誌を毎週4~5冊買っていた時期もあったが(^^;;、それと平行して普通の書籍や新聞もきちんと読んでいたものだ。いやしくもマンガオタクと自称するなら、きちんとマンガ全体について、相対化して批評できるくらいの知識と読解力をつけるべきだ。冊数をたくさん読むくらいだったら誰でもできる。












 グローバル化の下でドストエフスキー人気再び
2008年10月26日 (日) | 編集 |






■『蟹工船』ブームに続いて、ロシアの文豪ドストエフスキーの作品が再び注目されているという。亀山郁夫氏の新しい翻訳本が出版されたことから弾みがついて、静かなブームを呼んでいる。

19日の朝日新聞にも一面を使った、亀山訳の『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』の広告が載っているのが目を引いた。さまざまな識者が賛辞を書いている中で、作家の高橋源一郎氏のものが一番ピンときたので、以下に引用したい。


「引きこもり」、「ニート」、「貧困の拡大」、「格差社会」、「若者の暴発」。これらは現代日本を象徴する一繋がりの出来事だと考えられている。だが、それらはすべて、ドストエフスキーの作品の中に完璧な姿で登場している。ドストエフスキーにはわかっていたのだ。彼の目の前の十九世紀ロシア社会とそこに住む若者たちが、いつの日か必ず、世界中のあらゆる場所に、同じような苦しみを抱えて出現することを。

  


■『罪と罰』を初めて知ったのは手塚治虫の同名のマンガからだった。
『カラマーゾフの兄弟』は中学生のときに読もうと思い立って本屋で買ったのはいいが、あまりに本が厚くて字がびっしりだったので、最初の方のページで脱落した
それ以来ドストエフスキーは読んでいない。おまけに末の娘が小学生の時に読破してしまったので、母の面目が丸つぶれになり、なおさら遠のいてしまった。

亀山新訳本が出ているのを知ったのは、上の写真左の、『ロシア 闇と魂の国家』という本の中でだった。どちらかというとロシア文学よりもロシア政治への興味で買った本だが、亀山氏と外務省を休職中の佐藤優氏の緊迫感あふれる対談が魅力的な1冊でもある。
帯の写真が亀山→プーチン、佐藤→スターリンと対になっていることも興味深い。
ちなみにプーチン首相の愛読書もドストエフスキーである。
この本の中でことに私の心に残った佐藤氏の言葉の一部はこれだ。


 われわれ日本人がロシアから学ばないといけないのは、「魂」の回復です。つまり、個々の「魂」によって世界を構成し、自分の魂に映る世界像についてきちんと話す。同時に、ほかの人が話す世界像について最後まで聞く。この集積が大事なのです。





■写真の右のテキストは、今年のはじめに買ってそのうち読もうと思っていたもの(^^;;
映画監督のエイゼンシテインや詩人のマヤコフスキー目当てだったのだが、改めて見たら、これも亀山氏の手によるテキストだったというわけでビックリ。




■さてそのブームの火つけ役の亀山氏が、このほどモスクワで講演した。


       毎日新聞 10月25日
       http://mainichi.jp/select/world/news/20081025k0000e040014000c.html

         ドストエフスキー:亀山・東京外大学長がモスクワで講演

【モスクワ鈴木英生】亀山郁夫・東京外国語大学長の講演会「現代日本でなぜドストエフスキーは甦(よみがえ)ったのか?」(国際交流基金、在ロシア日本大使館など共催、光文社協賛、毎日新聞社後援)が24日、モスクワのロシア国立外国文献図書館で開かれた。集まった約120人に、亀山学長は「私は学生時代、ドストエフスキーの作品に熱中し、その主人公たちとともに呼吸していました」などと語った。
 亀山学長が新訳したドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」(光文社)は異例のベストセラーになっている。ドストエフスキー「罪と罰」の亀山学長による新訳(同)も9月から発売されている。




       時事通信 10月26日
       http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008102600018

    ドストエフスキー人気、ロシアで関心=「壊れた心」が救い求める-亀山氏

【モスクワ26日時事】日本でミリオンセラーとなったドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の翻訳者である東京外国語大学の亀山郁夫学長は24、25の両日、モスクワで公開対談などを行い、日本におけるドストエフスキー人気の高まりを紹介した。ロシアではドストエフスキーの重厚な小説は若者から敬遠されており、日本でのブームはモスクワ市民の強い関心を呼んだ。
 亀山氏は「資本の暴力」が支配するグローバル化とインターネットに代表されるテクノロジーの影響下で、「人間の心が根本的に壊れ始めているとの予感をぬぐえない」と指摘。自殺率が先進国で1位となっている日本ではこの兆候が顕著だと述べ、「自らつくり出したテクノロジーによって壊れた日本人の心が人間精神の破壊を見詰め、救いをテーマにしたドストエフスキーを発見した」とブームの背景を分析した。





■いつかそのうち、亀山訳のドストエフスキーに再チャレンジしてみたい(^^;;
そう、いつかそのうち…





 グリーンスパン前FRB議長「私はまちがいを犯した」
2008年10月25日 (土) | 編集 |



米下院政府改革委員会で証言する
FRB前議長のグリーンスパン氏。
(NHKニュース)




■これまで「金融の神様」とか「マエストロ(巨匠)」とかさんざん持て囃されたFRB(連邦準備制度理事会)のグリーンスパン前議長が、下院政府改革委員会の公聴会でサブプライム問題から始まった金融危機の責任を厳しく問われ、自らの過ちを認めた。
ことに民主党のワックスマン委員長の追求は厳しく、答えに窮してへどもどしているグリーンスパン氏の様子からは往年の威光も形無しという有様だった。
奢れるなんとかは久しからず…ってことか。


     NHKニュース 10月24日
     http://www3.nhk.or.jp/news/k10014928991000.html

            前FRB議長 規制が不十分

 アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のグリーンスパン前議長が議会で証言し、世界的な金融危機で景気の低迷が長期化するという見通しを示すとともに、危機を防ぐための規制が不十分だったと認めました。
 グリーンスパン前議長は23日、議会下院の公聴会で証言し、今回の金融危機について「100年に一度ともいえる金融市場の信用収縮の津波の真っただ中にいる。深刻な影響にかんがみると、失業率の上昇は避けられず、家計の支出にも制約が出る」と述べ、景気の低迷が長期化するという見通しを示しました。また、金融当局の責任者として規制などを通じて今の金融危機を防ぐことができなかったのかと問われたのに対し、「銀行のほうが株主を守ることにたけていると信じてまちがいを犯した」と述べたうえで、企業の連鎖倒産を招きかねない一部の金融商品への規制が不十分だったと認めました。
 グリーンスパン氏は、FRBの議長としておととし初めまで18年半にわたり金融政策のかじ取りを行い、経済を好況に導いた立役者の1人として、一時は「アメリカ経済の守護神」とまでたたえられました。しかし、長期にわたって低金利政策をとったことや市場への規制の強化に反対したことが結果的に今の金融危機を招いたとも指摘されているだけに、この日の証言では釈明に追われる形となりました。






■一方こちらは中国論壇。
ドルを基軸通貨の座から追放して地域通貨で決済しよう、とついに言い出した。
世界の再編が進んでいる様子を肌でひしひしと感じる内容だ。


      ロイター通信 10月24日
      http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK829748720081024

 アジア・欧州各国は米ドルでなくユーロや人民元など地域通貨で貿易決済を
       人民日報海外版


 [北京 24日 ロイター] 中国共産党機関紙・人民日報海外版は24日付の1面に、アジア、欧州の各国は、両地域間の貿易を米ドルでなく、ユーロ、人民元や日本円など地域通貨で決済するべきだとする論評を掲載した。
 論評を執筆したのは、米国批判の急先鋒として知られる上海の同済大学のShi Jianxun教授。
 同教授は「現在の悲惨な状況に直面して、人々はようやく米国が自国通貨の優位性を利用して世界の富を搾取していたことに気が付いた」と述べ、米国発の金融危機により多くの国が富を失うなか、米国は自国の国益を守ることしか考えていないと批判した。
 そのうえで「米ドルは信頼を失いつつある。世界は早急に、国際機関を通して民主的かつ合法的に、米国一国支配の経済構造と米ドルの優位性の上に立脚している現在の国際金融システムを変えなければならない」と述べ、アジア、欧州各国は地域間の貿易決済に米ドルではなく自国通貨を使うべきだと主張した。ただ具体策については言及しなかった。
 同教授はまた、24日から2日間の日程で北京で始まるアジア欧州会議(ASEM)の首脳会合は、新しい国際金融秩序の構築を始めるのに格好の機会となると述べた。
 ASEM首脳会合には欧州連合(EU)加盟27カ国、日本、中国、インドなどアジア16カ国を含む45の国・機関のトップが出席する。







 日米密約文書発見 日本は未だ主権国家ではないのか
2008年10月24日 (金) | 編集 |



NHKニュース(10月24日)より




■先の大戦で負けてアメリカの進駐を受けたのが、それほど痛手だったのか。
敗戦からすでに60余年も過ぎたのに、日本政府の頭の中には「宗主国アメリカ」のことしかない。
核の傘に入らせてもらうために、これまでずっとアメリカ様の言いなりになってきた日本。
構造改革で日本社会を破壊しながらもアメリカの経済を支え続け、今回の金融危機でさらにボロボロになったアメリカ様を、自らの窮状をかえりみずなおも救おうとしている日本。

そうした自民党政府の度を越したへつらいの陰で、国民は財産も人権も踏みにじられ、大切な命と希望を失ってきたのだ。



■そしてこのほど、日本の米軍基地に駐留しているアメリカ兵の起こした事件で、日本が1次裁判権を放棄するとの密約を記した文書が発見された。
アメリカ兵が犯罪を犯して日本人が被害者になっても、そのアメリカ兵を裁く権利を日本は放棄するというのだ。これでも日本はちゃんとした主権国なのか? 植民地のままではないか!



       毎日新聞 10月24日
       http://mainichi.jp/select/world/news/20081024k0000m010122000c.html

         米兵事件:「1次裁判権を放棄」 研究者が日米密約文発見

 日本に駐留する米兵らによる事件について日米両政府が1953年10月、「日本にとって著しく重要と考えられる事件以外は1次裁判権を行使するつもりがない」との密約を交わしていたことを裏付ける文書が明らかになった。国際問題研究者の新原昭治さん(77)が23日、米国立公文書館で見つけた機密文書を公表した。日本政府は、こうした合意や密約を否定している。

 この文書は米国立公文書館が95年に公開を解禁した在日米大使館秘密外交文書の一部。53年10月28日付の日米合同委員会裁判権分科委員会の議事録で、日本側代表が在日米兵やその家族について「日本に著しく重要と考えられる事件以外については1次裁判権を行使するつもりがない」との見解を提示。米国側代表とともに署名し、合意したことになっている。

 米兵らの日本での法的地位を定めた日米行政協定を53年9月に改定した際、「日本国の当局が、裁判権を行使する第1次の権利を有する」と明記。しかしこれと並行する交渉で1次裁判権の事実上の放棄を密約していたことになる。実際、日本側は53~57年の間に起きた事件の97%の第1次裁判権を放棄している。日米行政協定に代わる現行の日米地位協定も同じ条文を踏襲している。

 新原さんは23日、国会内で記者会見し「米兵による事件の処理に現在もこの密約が影響していると考えている」と述べた。

 これに関連して河村建夫官房長官は同日の記者会見で「日本人による事件と、米軍構成員などによる事件で起訴すべきか否かの判断に差はない。1次裁判権を行使しないとの日米間の合意、密約はない」と述べた。

 日米地位協定に詳しい本間浩・法政大名誉教授は「1次裁判権に関し密約があったとの見方が公文書で確かめられたことは評価される。日本政府は機密文書が情報公開の対象になっても『預かり知らぬ』という態度だが、国民に明らかにすべきだ」と指摘している。【大谷麻由美】









しんぶん赤旗(10月24日)より






 NHKニュース
   米軍人 裁判権制限の密約か
   http://www.nhk.or.jp/news/k10014927731000.html


 共同通信
   裁判権放棄の密約文発見 53年の日米合同委議事録
   http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102301000065.html


 しんぶん赤旗
   米兵犯罪の第1次裁判権放棄
   日米密約の原文判明
   新原氏公表

   http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-24/2008102401_02_0.html








 ガス版OPECへGO!
2008年10月23日 (木) | 編集 |



ロシアのガスプロム社





■以前から「石油輸出国機構(OPEC)」に対抗して、「天然ガス輸出国機構」すなわち「ガス版OPEC」創設の動きがあったが、各国の見解の相違があってなかなか合意には至らなかった。

ところが21日に、イランのノザリ石油相がいよいよ創設に向けて合意が形成されたと述べたのだ。
中心になっているのは天然ガスの埋蔵量が多いロシア、イラン、カタール3国である。
これにベネズエラやナイジェリア、アルジェリア、エジプト、ノルウェーなどが加わっている。

この動きに対して米国やEUは警戒感を強めているが、石油に比べて窒素酸化物や二酸化炭素の排出量が少ない天然ガスの需要は今後増加していくと予想される。
またガスプロムは輸出先のターゲットとして日本を視野に入れている。

エネルギー戦争はますます過熱する様相を見せており、日本も真剣に戦略を立てないと、また無駄な大金を費やしたり大国の政略に翻弄されることになりかねない。





        毎日新聞 10月22日
        http://mainichi.jp/select/biz/news/20081022dde007020015000c.html

        天然ガス:「輸出国機構」創設着手 露、イラン、カタール合意

 【モスクワ大木俊治】テヘラン発タス通信によると、イランのノーザリ石油相は21日、ロシア政府系天然ガス企業「ガスプロム」のミレル社長、カタールのアティーヤ・エネルギー産業相と会談し、「天然ガス輸出国機構」の創設に向けた取り組みの開始で合意したことを明らかにした。

 ノーザリ石油相は、「3者会談で新機構の早期創設と規約の準備に合意した」と述べ、来月モスクワで開かれる3カ国を含む「ガス輸出国フォーラム」(12カ国)の閣僚会合で討議されると表明した。

 新機構は石油輸出国機構(OPEC)のような価格カルテルよりも、共同資源開発などの協力が中心になる可能性もある。ロシア、イラン、カタールは天然ガスの埋蔵量では1~3位で、3カ国で全世界の埋蔵量の約6割を占める。









2月11日、クレムリン宮殿で開かれたガスプロム創立15周年を祝うパーティーの後、
ディープ・パープルのメンバーらと記念撮影に収まったメドベージェフ氏(中央)=AP

この当時まだガスプロムの会長だったメドちゃんは、
5月に大統領に就任後、会長を辞任。
現在はズブコフ第一副首相が会長に就任している。







■さてロックが大好きなメドちゃんに対して、この人はドストエフスキー文学がお好き…





10月17日、ロシアのプーチン首相(奥右から2人目)の愛犬「コニー」(手前)に
GPS対応の首輪が装着された。写真は代表撮影(2008年 ロイター/RIA Novosti)




        ロイター通信 10月19日
   http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34388420081019 

          ロシアのプーチン首相の愛犬、GPS首輪を装着

[モスクワ 17日 ロイター] ロシアのプーチン首相の愛犬「コニー」に17日、同国版全地球測位システム(GPS)「グロナス(GLONASS)」対応の首輪が装着された。

 同首相と親しいイワノフ第1副首相によると、首輪の重量は170グラム。送信機が装備されており、以前からコニー用に準備をしてきたという。

 同副首相は「(コニーは)悲しそうに見えた。(コニーの)自由な生活は終わった」と、飼い主が居場所を把握することが可能な首輪を装着されたコニーを気遣った。

 これに対し、プーチン首相は「彼女はしっぽを振っている。これは彼女が首輪を気に入ったということだ」と語った。



■なんかプーさまとイワちゃん(左から2人目)の掛け合い漫才みたいな話題だが
コニーといえば、今や犬のファースト・レディーみたいな存在で、周りの気遣いも大変だこと。
もしかしたらロシアのVIPの順番はプーさま→コニー→メドちゃん、だったりして(^^;;






 どうなるインド洋給油新法
2008年10月22日 (水) | 編集 |

■海自のインド洋での給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案が、昨日21日に衆院を通過し、本日参院で審議入りした。


      東京新聞 10月22日
      http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102201000025.html

        「日本のため」と官房長官 対テロ新法、参院審議入り

 河村建夫官房長官は22日午前の参院本会議で、インド洋での給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案について趣旨説明を行い、参院で同改正案が審議入りした。河村氏は「給油活動は結果としてわが国の生存と繁栄に重要な輸送路であるインド洋の海上交通の安全にも貢献している」と強調した。
 さらに「『テロとの戦い』は正念場にあり、多くの国が尊い犠牲を出しながら取り組みを強化している。米国はじめ国際社会と協力し、イラクやアフガニスタンの努力を粘り強く支援していく」と述べた。自民党の浅野勝人、民主党の藤田幸久両氏への答弁。
 同改正案は来年1月15日に期限切れを迎える海上自衛隊による給油活動を1年延長する内容。23、28の両日、外交防衛委員会で審議した後、委員会採決し、29日の参院本会議で民主党などの反対多数で否決される見通し。その後、30日に衆院本会議で再可決され、成立する公算が大きい。(共同)

     


■「国際貢献」だの「テロとの戦い」だのといった詭弁は、もういい加減聞き飽きてうんざりだ。
アフガン支援という名目のインド洋給油については、最近までその肝心なアフガンのカルザイ大統領すら知らなかったという代物だからお笑い種である。
最初から継続せずにひっそり止めていれば、アフガン国民やタリバンも給油活動を知ることなく、日本人NGOの尊い犠牲も出さずにすんだかもしれないのだ。

それなのになぜこうまでして政府は給油継続にこだわるのだろうか。

海自がインド洋で米軍などの艦船に洋上給油している燃料は、伊藤忠商事と旭日通産の2社との随意契約であることが明らかになっている。またしても利権が深くからんでいるのだ。
さらに給油を受けた米空母キティホークがイラク攻撃に向かったり、新たにアフリカのソマリア攻撃に向かった米艦船がいた事実も大きな問題になった。









■上の図は、しんぶん赤旗(07年9月6日)に載っていたものである。
インド洋、インド洋というが果たしてインド洋のどこで給油活動をしているのか、その実態はいまだ明らかにされていない。
それにインド洋といっても、ほぼアラビア海周辺といった方がわかりやすい。
普通インド洋と聞けば、インドの南方をイメージしてしまうからだ。


■さてなぜわざわざ海上でテロ活動阻止をするのだろうか?
それはイラクなどのテロリストたちが船で武器をアフガニスタンに運ぶからだという。
ほんとかなあ?
山岳国のアフガンへ行くルートは、地図で見ると陸路を辿る方がどう考えても便利だと思うけど。

それに活動地域であるこの広大な海を守っている艦船の数は15隻程度っていうからお話にならない。たまに捕まるのはテロリストではなく、民間の海賊船くらい。


■最近はだから、日本の石油タンカーを襲う海賊阻止のため、なあんて理屈に変わってきてしまっている。だけど日本の石油タンカー狙いの海賊が出没して危険なのは、ホルムズ海峡の奥のペルシャ湾なのだ。
下の地図をよ~く見ながら、政府の嘘を今一度確認しよう。












 チャチャとネネのビミョーな距離
2008年10月21日 (火) | 編集 |



左手前がチャチャ、右奥がネネ。





■10月12日に、外猫のチャチャとネネの関係について書いた。

      猫だって「路上キス」をするのだ(=^・^=)
      http://tekcat.blog21.fc2.com/blog-date-20081012.html



■さて、その後の顛末だが。

新顔の若いオス猫ネネは縄張り意識が強いらしく、もともとうちの餌場に通っていった他のオス(チビやポンなど)と毎晩喧嘩して、時には取っ組み合いのまま道路の真ん中に飛び出したりと危なくてしかたがなかった。
夜中威嚇の鳴き声をあたりに響かすので、常連の猫たちは餌場に近寄れず、アナグマやタヌキも身を潜めてしまった。

そんなわけで、ついに捕獲作戦を決行!

16日の木曜日に、苦労の末捕獲して、かかりつけの真鶴の動物病院へGO
避妊(去勢)手術とワクチン接種と、ついでにノミ取りと寄生虫駆除もしてもらった。



■問題はその後。
翌日に引き取りに行って裏庭に放すと、まっしぐらに逃走。
その晩は食いしん坊のネネもさすがにおびえて、そのまま姿をあらわさなかった。

チャチャやマル(両方ともメス)も避妊手術後はどこかに隠れてじっとしていたから、まあまたお腹が空いたらそのうち出てくるだろうと楽観視しつつ、ちょっと不安でもあった。
3日間は抗生物質薬を飲ませなくてはならないからだ。
外猫にきちんと薬を飲ませるのは実に難しい。

しかしうれしいことに、翌日18日(土)の夕方、ひょっこりとネネが姿をあらわしたのだ。
あわてて新しい缶詰を開けて、薬をトッピング(^^;;
見事に投薬に成功したε-(;ーωーA フゥ…。


■上の写真はその翌日19日(日)の夕方にやってきたネネ。
ちょうどチャチャもいたのだが、前とは一変してぎこちない関係になってしまった
同じ姿勢のままフリーズしているチャチャ。
このビミョーな距離感がなんとも言い難い。
ちょっと変わって戻ってきたネネを、チャチャはどう思っているのだろうか?



■薬は無事に3日分ネネに与えることができて一安心。
ふう~疲れるなあ。
「おネエマン」になったネネは夕方にひっそりやってくるようになり
勢力バランスが破れて、ほかの猫たちも徐々に戻ってくるようになった。
このまま平和が続くといいなあ。








戻ってきた、尻尾の太いポン(ネーミングがだんだんいい加減に(^^;;)
ネネに攻撃されてお尻を怪我していた。