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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 事故米汚染拡大の一方! 総裁選で浮かれている場合ではない
2008年09月12日 (金) | 編集 |

施設給食やコンビニの焼酎まで汚染が拡大



■米販売会社・三笠フーズが工業用に限定した「事故米」を食用と偽って転売していた事件は、日を追うごとに拡大の一方で、医療・福祉施設の給食にも使われ、スーパーやコンビニで販売されている焼酎にも利用されていることが判明した。
テレビの画面で老人施設の関係者が、お年寄りの誕生会に毎月1回出していたお赤飯に事故米が混入していたと、困惑した顔で話していた。
ニュース解説では「体重60キロの成人男子」を基準に安全性を説いているが、危険物を口にするのは健康な大人とは限らない。むしろこうしたお年寄りや病人、幼児の方が多く食べることを想定しなければならない。



■毎日新聞 9月12日
  http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080912ddm003040003000c.html   

       クローズアップ2008:拡散、事故米汚染 
                      焼酎9種65万本、119施設給食にも


 殺虫剤成分を検出し、工業用「のり」になるはずだった中国米とベトナム米が、お年寄りたちの給食に使われ、スーパー、コンビニエンスストアで販売した焼酎に利用されていた。利潤だけを追求し、消費者を無視した業者たち。「公衆衛生は所管じゃない」と説明責任を果たさない農林水産省。「三笠フーズ」(大阪市)による事故米転売問題は11日、「無責任」の連鎖の中で、一気に全国の消費者レベルに広がった。

 ◇農水省、責任転嫁
 「公衆衛生の業務は農水省の仕事ではない」--農水省で11日開かれた会見では、梶島達也・食糧貿易課長らが、メタミドホスに汚染された事故米がどこの医療・福祉施設で給食用に出されたかを明らかにしないまま終わった。給食会社「日清医療食品」(東京都千代田区)が報道陣に対し、「近畿2府4県の119施設」に販売していることを認めているのにもかかわらず、「調査に支障があるから」と公表しなかった。(以下略)





■農林水産省は今頃になって、「輸入時にカビ毒や基準値を超える残留農薬が検出された場合は、原則的に事故米として流通させない方針を固めた。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899579/news/20080912-OYT1T00337.htm




  

図は2つとも朝日新聞。







汚染の元、ミニマムアクセス米って?



■この事故米の元になっているのが「ミニマム・アクセス(MA)米」だ。
5月に私もこのMA米についてブログで書いたばかりだ。
 

     日本の備蓄米を食糧不足に悩む海外へという動き (08年05月29日)
      http://tekcat.blog21.fc2.com/blog-date-20080529.html

日本の倉庫には、1993年のウルグアイ・ラウンドで海外からの輸入が定められた「ミニマムアクセス(最低輸入量)米」が150万トンも備蓄されている。
アメリカやタイ、ベトナムから輸入された米である。
日本国内で減反政策を取りながら、一方では海外から輸入して倉庫に大量に積み上げているのだ。
このミニマムアクセス米は主食には回さずに、米菓や味噌、焼酎の原料、家畜の飼料などに使われている。その上、倉庫の保管料は年間150億円もかかっているのだ。(以下略)



このときはまさかこんなに事故米があって、しかも食用として国内で転売されているとは思わなかった。
本当に怒り心頭である
もう第2のアスベストや肝炎被害と呼んでもいいのではないか。



■用語解説
事故米
【ウルグアイ・ラウンド合意に基づいて輸入されたコメの一部で、倉庫に保管中にカビが生えたり異臭が発生したりして食用に適さないと判断されたコメ。年間2千トン程度あり、最近は17社が購入している。工業用のりの原料のほか、灰にして建設資材に使うために売られることもある。1トンあたり平均で6千円程度。輸入されるコメは現在、年77万トン。国内の主食用の米価に影響しないようにいったん倉庫に保管され、2~3年後に販売される。みそ、焼酎、せんべいへの加工用が最も多く、1トン8万円程度で年間20万~30万トンが売却される。ほかにも飼料用、外食用としても売られ、海外への援助用にも使われる。(9月6日朝日新聞)】

アフラトキシン
【カビ毒の一種。最も強い天然の発がん性物質といわれ、B1など複数の種類がある。1960年に英国で10万羽以上の七面鳥が死亡した事件をきっかけに発見された。人に対する急性中毒の例では、70年代にインドで100人以上が肝炎のため死亡した事件や、ケニアでの急性中毒事件などがある。加熱処理しても毒性は消えない。国内では、これまで輸入されたピーナツなどから検出されたケースがある。(東奥日報) 】







危険なカビ毒アフラトキシン



■アフラトキシンは最強の毒物である。
昔、同人誌のメンバー評で各々を毒物にたとえると…といったコーナーがあって、私は「アフラトキシン」だった(^^;;  「ダイオキシン」と評された人の10倍以上の強毒。恐ろしいですねえ



■このアフラトキシンについて、「東京都健康安全研究センター・くらしの健康」にはこう記されている。
 http://www.tokyo-eiken.go.jp/issue/health/08/1-1.html

アフラトキシンは、加熱調理でも減少しないことが分かりましたので、残念ながら、消費者自身がリスクを減少させることは困難です。従って、汚染された食品は、消費者の手に渡る前に排除する必要があります。

危険とわかっていながら食用に転用するなど、とんでもない大犯罪なのだ。








ミニマムアクセス米の輸入は義務ではない



■さてそのミニマムアクセス米だが、政府はこれまで輸入は義務だと言ってきた。
それは本当なのだろうか?
輸入義務などないと否定する意見もある。

      農民運動全国連合会
        http://www.nouminren.ne.jp/dat/9903/99032201.htm

      「MA(ミニマム・アクセス)米の輸入義務」は大ウソ
      関税化・減反の論拠崩れる
      政府側、しどろもどろ
      共産党中林議員が質問追及に再三答弁不能




      しんぶん赤旗 9月10日
       http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-10/2008091002_01_0.html

         ミニマムアクセス米  破たんした「義務」的輸入

 国民が必要としていないにもかかわらず、政府は毎年、外国米を大量に輸入しています。食の安全と食料自給率引き上げが求められる中、ミニマムアクセス(MA)米と呼ぶ外国米の輸入に、国民の目が一段と厳しくなっています。
 MA米の輸入が始まって十三年、制度の破たんは国内、国際の両面で明らかになっています。政府はMA米の輸入を中止するとともに、輸入を押し付ける世界貿易機関(WTO)協定の抜本改定を追求すべきです。 (以下略)  





■ウルグアイラウンドの経過や内容についての参考に

     提携米ネットワーク
      http://teikeimai.net/main/file/1999/02/post_43.html





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