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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 イスラエルとパレスチナ、ユダヤの正当性って何?
2008年08月26日 (火) | 編集 |





■時事通信 8月26日
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008082600485

    中東和平仲介、正念場に=イスラエル首相らと会談-米国務長官 

【エルサレム26日時事】ライス米国務長官は26日、イスラエルとパレスチナの2国家共存を目指す和平交渉推進のため、エルサレムでオルメルト首相らと会談した。ブッシュ米大統領の任期が終わる来年1月までの妥結を目指す交渉は決裂の恐れもあり、米国の仲介は正念場を迎えている。
 和平交渉は昨年11月、米アナポリスで開かれた国際会議を機に7年ぶりに再開されたが、ユダヤ人入植地の取り扱いや聖地エルサレムの帰属の懸案をめぐって厳しく対立。ライス長官はイスラエル側に対し、粘り強い交渉継続を働き掛けた。この後、パレスチナ自治区ラマラを訪れ、アッバス自治政府議長と意見交換する。




■イギリスの三枚舌外交によってイスラエルが建国され、以後いつ果てるとも知れないユダヤとアラブの対立が始まった。

2000年前ローマ帝国に追放されディアスポラ(離散民)となったユダヤ人。
各国で迫害を受け、国をもたない悲劇の末にようやく「約束の地」に戻ってきた、とこんなふうに一般には認識されているわけだが、どうもいまいちスッキリ理解できないのが、この「ユダヤ人」という存在だ。

ユダヤ人の定義とは「ユダヤ人を母とする者、およびユダヤ教に改宗した者」だそうだが、この定義からもれてしまうユダヤ人も多いという。




■そんな折、5月31日の朝日新聞にこんな記事が掲載された。

       イスラエルで「建国根拠なし」本、ベストセラーに

 【エルサレム=村上伸一】建国から今月60年を迎えたイスラエルで、建国の原動力である「シオニズム運動」の根拠を否定する著書がベストセラーとなっている。題名は「ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか」。
 シオニズム運動は、古代に世界各地へ離散したユダヤ人の子孫が「祖先の地」に帰還するというもの。著者はユダヤ人でテルアビブ大学のシュロモ・サンド教授(61)=歴史学。3月にヘブライ語で出版され、アラビア語やロシア語、英語に訳される予定だ。
 著書では、今のユダヤ人の祖先は別の地域でユダヤ教に改宗した人々であり、古代ユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人だ――との説が記されている。
 サンド教授は「ユダヤ人は民族や人種ではなく、宗教だけが共通点」と指摘。第2次世界大戦中に約600万のユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツが、ユダヤ人は民族や人種との誤解を広めたとする。
 そのため、イスラエル政府が標榜(ひょうぼう)する「ユダヤ人国家」には根拠がないと批判。「パレスチナ人を含むすべての市民に平等な権利を与える民主国家を目指すべきだ」というのが著者の最大の主張だ。
 シオニズム運動は欧州で迫害されたユダヤ人たちが19世紀末に起こし、「ユダヤ人国家の再建」を目指した。運動の根拠になったのは、ユダヤ人が紀元後2世紀までにローマ帝国に征服され、追放されたという「通説」だった。
 これに対し、教授は「追放を記録した信頼できる文献はない。19世紀にユダヤ人の歴史家たちが作った神話だった」との見解だ。パレスチナ人から土地を奪うことを正当化するために、「2千年の離散の苦しみ」という理由が必要だったという。
 教授によると、古代ユダヤ人は大部分が追放されずに農民として残り、キリスト教やイスラム教に改宗して今のパレスチナ人へと連なる。イスラエルの初代首相ベングリオンらが建国前に著した本の中で、パレスチナ人たちをユダヤ人の子孫と指摘していた。ユダヤ人の入植で対立が深まる中で、パレスチナ人を子孫とは言わなくなったという。
 教授は「新説ではなく、建国指導者らが知りながら黙ってきたことをはっきりさせたにすぎない」と語る。




■「今のユダヤ人の祖先は別の地域でユダヤ教に改宗した人々」の、別の地域とはロシア南部にあった「ハザール王国」のことと思われる。

私はこれまで「ハザール」のことを「トンデモ」の類いかと考えてきたが、いろいろな資料を読むにつれ、かなり確かな根拠があるように思われてきた(50%くらい(^^;;)

しかし上の記事が本当ならば、これはまさしく「えらいこっちゃ!」ではないか

実は皆がそうだと信じているユダヤ人は偽者で、パレスチナ人が本当のユダヤ人だったとしたら、これまでの世界史もガラリと書き換える必要が出てくるし、それ以前に今の世界の枠組みから戦略から紛争に至るまで、根拠の正当性を失ってガラガラと瓦解してしまうだろう。

なにしろグルジア紛争だって、突き詰めてみればロシアとユダヤの戦争だと言えなくもないからだ。
ウクライナ問題も同じだし…。
この「ユダヤ人問題」については、またじっくり考えてみたい。






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