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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 アブハジアに戦火拡大か、欧米 VS ロシア(非米同盟)の戦争
2008年08月10日 (日) | 編集 |



グルジア軍のミサイル 8月8日(2008年 ロイター/Nodar Tskhvirashvili)




■北京オリンピックの開会式を狙って、親ロの南オセチア自治州にグルジア軍が侵攻。
これに対してロシアが軍事攻撃し、多数の死傷者が出た。
中国政府は、よりによって神聖なオリンピック期間に軍事衝突するとは五輪精神に反すると、ロシア・グルジア両国に停戦を呼びかけた。
またライス米国務長官はロシアに戦闘部隊を撤退させるよう求めた。
米国は南オセチアの分離独立を認めておらず、親米路線のグルジア・サーカシビリ政権を支援しているのだ。
親米のコソボの独立はすぐさま承認したくせに、親ロの南オセチアの独立はダメだという。
おかしな話だね~
とはいえ、欧米は中国と同様経済力を増しているロシアに強硬姿勢をとることもできず、国連安全保障理事会での停戦呼びかけも合意に至らなかった。



■そんな中、本日10日、ロイター通信が南オセチア自治州からグルジア軍部隊が撤退したと伝えた。
これが事実なら停戦に向けた動きが具体化する可能性もあるが、AP通信はグルジア軍部隊はまだ自治州内に残っていると報じている。どっちなんだ?
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081001000432.html




■またAFPBBニュースは、グルジア国内の南オセチア同様分離・独立を目指すアブハジア自治共和国にも軍事衝突が飛び火したと伝えた。
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2503413/3201915

地図の赤い部分がアブハジア。




■しかしながら日本のほとんどのメディアは欧米寄りなので、掲載される写真もグルジアの市民が被害を受けているものが多数で、ロシア側を非難する論調ばかりだ。
そもそもグルジアの「バラ革命」を仕掛けたのは米国で、米国で教育を受けたサーカシビリを大統領に据えてNATO加盟を促し、対ロシア(表向きは対イランだが)のMD配備を押し進めているという事実を忘れてはいけない。
「バラ革命」の内幕も近々書くつもりでいる。



■そんな中で本日10日の毎日新聞が、以下のような記事を載せている。
欧米からの視点だけでなく、こうした当事者の片方のロシアや南オセチア側から見た報道もなければ、ことの真相はいつまでたっても日本には伝わらない。


      南オセチア:露「人道上の大惨事」 避難民受け入れ表明
       http://mainichi.jp/select/world/news/20080810k0000m030079000c.html

【モスクワ大木俊治】ロシアのメドベージェフ大統領は9日、グルジア軍が進攻した南オセチア自治州の現状を「人道上の大惨事」と指摘し、負傷者の手当てや避難民の受け入れなど人道支援に全力を挙げるため隣接するロシア領の北オセチア共和国にショイグ非常事態相を派遣した。北京五輪開会式に参加するため訪中していたプーチン首相も同日帰国し、避難民対策にあたるため急きょ同共和国を訪れた。ロシアはグルジアの行為の非人道性を内外にアピールする作戦に出ているようだ。

 インタファクス通信によると、プーチン首相は9日、帰国の途上でシベリアのクラスノヤルスクにある若者のキャンプ場を訪れる予定だったが、これを変更して北オセチア共和国の首都ウラジカフカスに直行した。

 北オセチアには南オセチアからの避難民がバスなどで次々に到着し、負傷者はウラジカフカスの病院などで手当てを受けている。首相府によると、プーチン首相は地元政府幹部らと避難民や受け入れ先への支援策を協議する予定。すでに非常事態省は移動式病院を同共和国に空輸した。(中略)

  一方、南オセチア独立派政府のメドーエフ駐露代表は8日、モスクワで記者会見し、グルジア軍の進攻を「民族浄化が狙いだ」と非難。独立派支配地域の多数派オセット人を追放し、グルジア人が占有することを狙っていると訴えた。ラブロフ外相も同日、「民族浄化」という言葉を使ってグルジア軍の行為を非難した。







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