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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 サミットの温暖化対策に各国が冷たい反応
2008年07月12日 (土) | 編集 |



ピーテル・ブリューゲル(16世紀フランドルの画家)の「雪中の狩人」




■最初から期待されていなかった/(*ε*) アイタタな洞爺湖サミットだったが、日本が主要テーマと位置づけた温室効果ガス削減も、何だか読んでもよくわからない、出来損ないの文章での合意に至った。
ところが国内メディアはこぞって成果ありと大甘の拡大解釈で報じたので、国民は今回もなんとか及第点だったらしいと、先日の北朝鮮へのテロ指定国家解除のときのように、不平を言いつつも納得させられた。

しかし世界の見方はそんなに甘くはなかったのだ。当たり前だけど(^^;;



■毎日新聞 7月12日
  http://mainichi.jp/life/ecology/news/20080712ddm007010205000c.html

         北海道洞爺湖サミット:「数値目標なし」、
               各国紙「辛口」論評--温暖化対策合意


◇福田首相「指導力不足」指摘も/米紙「大統領の変化は花道」

 9日閉幕した北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は、2050年までの温室効果ガス半減の長期目標を各国が共有することで合意した。だが数値目標のない内容には、各国メディアの「辛口」の論評が目立った。

◆米国
 9日付ニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙は、ブッシュ大統領の「SHIFT(変化)」との見出しを掲げた。温室効果ガス削減の長期目標に対し、米国が関与を初めて示したためだ。ポストは大統領の「変化」の理由を、気候変動の科学的な証拠や同盟国、議会多数派の民主党からの圧力と分析。政府高官らが、任期が残り少ない大統領の花道作りに腐心した結果と見ている。【ワシントン草野和彦】

◆ロシア
 各紙は「この数年で最も退屈なサミットだった」(コメルサント)などと酷評。理由については福田康夫首相の指導力不足を挙げる論評が目立った。ブレーミャ・ノボスチェイ紙は「温暖化問題は、食糧危機問題などのため2次的となってしまった」と断じた。【モスクワ杉尾直哉】

◆ドイツ
 独紙の多くは、温室効果ガス削減の長期目標に基準年が明記されていない問題などを詳細に報道。温暖化対策のため、政府が決定済みの脱原発を数年先延ばしすべきだとの問題提起も目立った。【ベルリン小谷守彦】

◆ペルシャ湾岸諸国
 カタールのガルフ・タイムズ紙は「洞爺湖のビジョンは、幻影にすぎない」と指摘。アラブ首長国連邦のガルフ・ニュース紙も「指導者が、問題を先送りしていることは明らか」と批判した。【ベイルート高橋宗男】

◆インド
 インド各紙は、温室効果ガス削減が経済成長を妨げかねないと懸念する論調が目立った。ザ・ヒンドゥ紙は、シン首相が討議の場で「我々は(温室効果ガス排出量の)量的規制を当面考慮できない」と述べたが宣言文に盛り込まれず、インドには不本意な合意だったと報じた。【ニューデリー栗田慎一】




■それにしても辛らつな論評ぞろいで、康夫ちゃんもサミットもボロボロ(T.T)


しかしながら
大変だ大変だ、地球温暖化はまったなし
二酸化炭素を減らさないと氷が融けて都市は水没
人類も死滅すると、さんざん脅かしておきながら
日本以外の各国がかくも削減対策に冷淡だってことは
もしかして皆さん、人為的二酸化炭素犯人説を信じてない?

あ~、なるほどね!












■さて最近はようやく、地球温暖化は人類が初めて迎えた危機だとか、温暖化の犯人はCO2といった説に疑問を持つ人や報道も少しずつ増えてきた。たとえばこの記事もその1つだ。


         朝日新聞 6月20日
          http://www.asahi.com/science/update/0620/TKY200806190310.html

         温暖化、1万年以上前にも グリーンランドの氷を解析

 グリーンランドで1万年以上前、氷期から温暖な現在の間氷期へ移行している期間に2回の急激な温暖化が起きていたことが確認された。国立極地研究所(東京都板橋区)が参加する国際共同研究で、19日付米科学誌サイエンス電子版に発表する。低緯度で何らかの気候変動が起きて、大気循環が変化したためと見られる。同研究所の東久美子准教授は「北極は環境変動の影響を受けやすい。現在の気候変動を予測するカギとなる」という。

 日独仏米とデンマーク、アイスランド、スイス、スウェーデン、ベルギーの9カ国が、96年から03年にかけてグリーンランドの氷床を岩盤まで全長3085メートル掘削。氷床に含まれる酸素や水素の同位体などを解析したところ、約1万4700年前には3年間で約10度、約1万1700年前には約50年間で約10度という温度の上昇が確認された

 氷の解析によって、グリーンランドに雪をもたらす水蒸気の発生海域が、より高緯度になったことも推測でき、当時、短期間に大気の循環が大きく変化したと考えられるという。(中山由美)




■このグリーンランドの氷の解析は有名だ。
また少しでも日本史や世界史を学んだ人なら、日本の中世に当たる平安時代は温暖期で(1000年代~1400年代)、その後は一転して寒冷化して(1400年代~1800年代)、人々が飢饉に苦しんだことを知っているだろう。1800年代から現在に至るまで再び温暖化に転じている。

上のブリューゲルの絵は、中世の温暖期以後の寒冷な世界を描いたものとして有名である。同じころ、ロンドンのテムズ川も凍りついた(1600年頃)。またこの時代以前にも、地球は寒くなったり暑くなったりを何度も繰り返してきたのだ。
今は氷の世界のグリーンランドも、その昔は名前の通り緑豊かな大地だった。

このように暖かかった過去の平安時代や縄文時代も、その温暖化の原因は人為的なCO2の増加によるものなのだろうか?
そろそろ冷静になって、科学的な目でもう一度地球科学について見直す時期にきていると思うのだが。






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