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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 今なぜ発足? 一院制議連
2008年05月18日 (日) | 編集 |
■国会のどさくさに紛れて、またまた怪しい動きが勃発。
今の二院制議会を一院制にしようという企みで、呼びかけ人は自民党の衛藤元防衛庁長官や中馬党行革推進本部長など。そして顧問には森、小泉、安倍の元首相の面々。
あ、怪しすぎる



     朝日新聞 5月16日
       http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY200805160261.html

         一院制議連が発足 参院自民幹事長は反発

 一院制の国会の創設をめざす、自民党内の議員連盟(代表世話人・衛藤征士郎元防衛庁長官)の設立総会が16日、同党本部で開かれた。ねじれ状態解消の狙いからだが、参院からは「不要論」が強まることへの警戒感も出ている。

 総会には衆参両院の48議員が出席した。呼びかけ人の一人である谷川秀善参院議員は「ねじれ国会でにっちもさっちも行かなくなった。次の総選挙で与党が3分の2を取ることは難しい。法案は1本も通らなくなる」と一院制論議の必要性を強調。参加者からは「一院制なら一気に政権交代となり、有権者が緊張感を持って投票するようになる」という意見も出された。

 一方、参院自民党の山崎正昭幹事長は16日の記者会見で「一院制はいささかどうかなと思う。二院制で十分、国民の負託に応えられている」と反発。別の自民党参院議員は「参院で民主党が第1党になって都合が悪くなったから一院制にするのでは、国民の支持は得られない」と語った。





■ここから透けて見えるのは、きちんとした筋論ではなくて、自分たちの好き勝手に国会運営ができないから邪魔な参院は廃止しちまえという、単なる傲慢さだけだ。
そしてこの背景に控えているのは、「憲法改正」という大きな罠なのだ。
一院制にするために憲法をまず修正して、そこを突破口にして9条を変えようという魂胆だろう。

「ねじれ国会」という政府やメディアのレトリックに、これ以上騙されてはいけない。
「ねじれ」大いにけっこう。「ねじれ」によって、国民はようやく与党政府の長年にわたる悪政のからくりに気がついたのだから。


■一院制是か非かといった議論はずっと以前からあった。
北欧政治が専門のゼミの教授も、スウェーデンと同じく一院制論者だった。

しかしスウェーデンと日本とでは、残念ながら政治家の質も民度にも大きな差があるため、一院制のメリットは、日本では逆にデメリットになってしまう。
国民みんなが政治に高い関心を持って、常に政治家の言動に監視を怠らず、情報公開もきちんとされているような社会でなければ、実際には難しいのではないか。

確かに二院制の意義を疑わざるを得ないような月日も長く重ねてきたが、このたびの野党の参院選勝利によって、久々に二院制によるチェック・アンド・バランスの利点を私たちは知った。
そして長期政権は利権と腐敗の温床であって、政権交代が不可欠であることも身にしみて知ったのだ。


■それでももしも本当に一院制の方がよいというのなら、議員の数も半分にすべきだろう。
国民の公僕足りえない、害だけあって無能な議員は、さっさと辞任に追い込もう。
国会会期中は、NHKですべての国会中継を放送する。カットはいっさいなし。
そして国民は必ず選挙に行くこと。選挙は比例代表制で。
税金も給料天引きではなく、誰もが申告して税金の重さを実感し、使われ方を厳しくチェック。

…と、まあ、要するに他人任せにすることなく、私たち国民こそがこの国の主役であり、自ら関わって変革していくのだといった自覚なしには未来は切り拓けない、ということになるわけだが。






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