2008年03月16日 (日) | 編集 |

朝日新聞より
皆さん、こんにちは。日本国ニャンコ自治区・危機管理室のキキ報道官です。中国西部チベット自治区のラサで14日、僧侶を中心にした大規模な抗議デモが起きましたが、ダライ・ラマ14世の亡命政府は本日16日、ラサ市内で80人の遺体を確認し、負傷者も72人にのぼっていると記者団に発表しました。遺体の中には5人の少女もいるそうです。これは大変な事態になってきましたね。中国政府はどう収拾をつけるのでしょうか?

中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席こと、湯河原のフーです。
ぼくはね、6日の全人代(全国人民代表大会)で、チベットの代表団に、「チベットの安全は全国の安全にかかわる」って言ったばかりなんだよ。そのたった8日後に、この大暴動だ。
ぼくのメンツは丸つぶれですよ。ぷんぷん(`へ´)
やあ、またお会いしましたね。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領こと、船橋生まれのプーチンです。
フーちゃんはああ言ってるけど、この人は昔、チベット自治区の党委書記をやっていてね。89年にダライ・ラマ14世がノーベル平和賞を受賞したのをきっかけにチベット民族が独立の動きを見せたんだが、そのときの鎮圧の先頭に立って活躍して、おお若いのにすごいやつがいるって、中国指導部の目に留まって大出世したというわけさ。

ふん、人のことは言えないんじゃないのかい、プーちゃん。
あんたもチェチェンをはじめ、独立したかつての共和国と国境問題で対立してるじゃん。ウクライナだのグルジアだの…。
中国の少数民族は政府認定だけで56。実際はそれよりも多いけど、ロシア国内にも100以上もの少数民族がいるってゆーじゃない?
まあまあ、お二人とも冷静に(^^;;そもそも社会主義国家としての中国ができてすぐの1951年に、政府は人民解放軍をチベットに侵攻させて中国に併合したのです。チベットはチベット民族、中国は大多数が漢民族。文化も宗教も違うからうまくいくはずがない。59年には大動乱が勃発(チベット動乱)。しかし中国軍に鎮圧されて、ダライ・ラマ14世はインドに亡命して、ダラムサラに亡命政府を樹立しました。中国の自治区となったチベットではその後も独立の動きが絶えず、小さな衝突を繰り返してきたんです。

それをさあ、北京オリンピックにかこつけて世界にアピールしようと、今回の抗議行動を起こしたんだよね。執念深いなあ。
それだけフーちゃんは恨まれてるんだよ、チベット民族にさ。強硬路線過ぎるんだよ。国内の活動家もどんどん逮捕してるって悪い噂も立ってるし。あんまり意地張ってると、オリンピックの開催だって危なくなる。モスクワオリンピックの二の舞になるかもね。こないだの11日に米国務省も、世界の人権状況をまとめた年次報告書で、中国国内の言論の自由とチベットや新疆ウイグル自治区での宗教の自由が規制強化されてるって発表してたよ。

先日のコソボ独立をめぐって、あなたがた中国とロシアは、独立を承認した各国を非難していましたが、杞憂が早くも現実となって、この騒乱に繋がったわけですね。フーちゃんはチベットもそうだけど、新疆ウイグルの独立という強力な難問を抱えてますし、プーちゃんの方もチェチェン問題が泥沼化。
でもどうしてこの地域にそんなに固執するんでしょうか?

そりゃあ、なんといっても新疆ウイグルには石油や天然ガスがいっぱいあるからねえ。

チェチェンにだって石油や天然ガスがたっぷりあるのさ。

にゃ〜るほど。
世界はいつだって、こうした打算で動いているのでした。

写真左は、ラサで14日、自転車などの残骸(ざんがい)に火を放ち、
中国の国旗「五星紅旗」を焼いて抗議するチベット市民ら(ロイター)
写真右は、14日、軍車両に投石する住民(AFP=時事)
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上の写真は、 15日、中国中央テレビが放映した、ラサで起きた暴動の様子(共同)

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