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激動する社会の波におぼれずに、自分の頭で考え 行動しようじゃないの。 命令されるのなんか 大嫌い。「群れない、媚びない、とんでもない」の猫の精神でがんばっていきまっしょい。
 ライギョダマシと温暖化?
2008年02月03日 (日) | 編集 |




■東京は積雪で、こちらは冷たい雨。
それにしても底冷えがして寒い{{ (>_<) }}
こんな時はさらに寒い話など=^-^=


■朝日新聞 2月2日
http://www.asahi.com/life/update/0202/OSK200802020069.html


     白身魚のメロ、南極海で謎の大漁 温暖化で海流変化?

 煮付けやフライ用の白身魚で、「メロ」の名で市場に出ている「ライギョダマシ」が、南極海のこれまでみられなかった海域で大量に漁獲され始めたことが、東京家政学院大の岩見哲夫教授(魚類学)らの調査で分かった。地球温暖化の影響で海流などに異変が起き、生息域が変わった可能性があるという。
 ライギョダマシは、成長すると全長1.8メートルに達する大型の食用魚。水深500~1500メートルに生息する。本来は、南極大陸に近い高緯度海域を中心に分布している。ところが、06年ごろから、アフリカ大陸と南極大陸にはさまれた、南緯約54度のノルウェー領ブーベ島沖で相次いで漁船に捕獲されるようになった。07年の4~6月だけで500匹以上が、日本漁船のはえ縄にかかった。
 岩見教授は「南極海の中層や深層で海水の流れに変化が起きている可能性がある」と指摘。国立極地研究所の山内恭(たかし)教授(極域気候学)は「南極海の環境変化を示す貴重な情報といえる。温暖化との関連を見極めるには、水温や海流の変化などのデータをさらに蓄積する必要がある」と話している。
 メロと呼ばれる魚には、ライギョダマシのほかにマジェランアイナメがあり、日本や米国などで流通している。




■メロというのは昔「銀ムツ」と呼ばれていた魚だが、ムツとは種類が違うので「メロ」に名前を変えられたのだ。本名の1つがライギョダマシだったとは。ムツでもなくライギョでもないって、かわいそうな魚だね。

上の写真は、南極海のブーベ島沖でとれたライギョダマシの冷凍標本=東京都町田市の東京家政学院大で(朝日新聞)。
寒い南極海に棲み、さらに冷凍に(((=_=)))



  


左はブーベ島の位置(朝日新聞)。そういや『ブーベの恋人』って映画もあったね。
右は「独立行政法人水産総合研究センター」のライギョダマシの剥製写真。トロール(底びき網)で捕獲、体長80~100センチ。生息水深8~1600メートル。


■さてさて寒い話ばかりになってしまったが、問題はその反対の温暖化だった。
地球はこれまで約10万年周期で温暖化と寒冷化を繰り返してきており、現在は氷河期に挟まれた間氷期の終わりにあたる。
この寒暖の変化の原因について、最近は地球の熱循環システムである「高塩分深層海流」いわゆる「海洋コンベアーベルト」が注目されている。つまり蒸発によって塩分濃度が大きくなった海水がグリーンランド沖から海底深く潜り込み、インド洋、太平洋を巡りながら暖められて海面近くに上昇し、その熱を運びながら再びグリーンランドへと戻っていく循環システムである。

ところが温暖化が進むと氷がとけて塩分濃度が薄くなり、また川からも淡水が大量に流れ込むので、コンベアーベルトは機能しなくなってしまう。すると赤道付近の熱が運ばれなくなった北大西洋付近は寒冷化してしまうことになる。
なんと温暖化は地球寒冷化の始まりだったのだ!


結局、最後はやっぱり寒い話になってしまったか彡(-_-;)彡






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